北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

大飯原発再稼働のスイッチを入れたのは

2012年05月31日 | 日記
野田政権と関西財界の意向を受けて大飯原発再稼働のスイッチを入れたのは、ほかならぬ橋下大阪市長でした。やっぱり…と思いつつ、しかしこの男の果たしてきた役割は最悪のものでした。政府・資本の原発再稼働にかけたねらいは、「限定的」だろうが「恒常的」だろうが、とにかく大飯原発を再び動かすということにありました。いったん動かしてしまえば、安全措置の未整備などいかようにもなる、他の原発すべての再稼働のハードルは下がる。だから動かしていけないのです!橋下大阪市長はそこのところを重々知りつつ、あたかもみずからが“現実主義的反対者”であるかのようなペテンを使っています。いまさら言うのも何なんだけど、ほんとうに許しがたい奴だ!6/17には大飯現地闘争が呼びかけられており、NAZENとしてもできるかぎりの力を集中する方針とのこと。同日には青森の大間闘争も組まれていて、闘いの構図としてはきわめて重要です。

中国大使館一等書記官はスパイ?

2012年05月30日 | 日記
連日のトップニュースになっている中国大使館一等書記官の「スパイ疑惑」。不正にした外国人登録をもとに銀行口座をつくって某企業から入金させた…これが書類送検された“犯罪”の内容です。マスメディアを使ったこの大キャンペーンは、今国会では先送りさせられると言われてはいますが、「秘密保全法案」成立をねらった為にする政治的宣伝と言うべきです。秘密保全法案は、政府に特別秘密の範囲を恣意的に決定させる権限を与え、国家公務員法に規定されている漏洩罪の刑罰を特別法として10倍に引き上げるなどして、国家権力による情報隠蔽-情報管理を徹底させようとするものです。こんな大違憲法案の成立を許してはなりません。それをねらった排外的なキャンペーンを撃ち破ろう!
多様な人間との交流を深め、人脈を築いて情報を集める…これって、国を問わず外交官の普通の職務ではないですかね。そうやって情報収集と分析をするのが外交官だもの。この人物、中国にとってはとても優秀な外交官だったのだろうな。

「生活保護受給=悪事=犯罪」キャンペーンの凶悪さ

2012年05月29日 | 日記
お笑い芸人の親族による生活保護受給問題について、週刊誌ネタとなったりして凄まじいキャンペーンが行なわれています。非難の論点は大きく言ってふたつ。ひとつは「子どもが親の面倒を見ないのはけしからん」、ふたつは「基礎年金額に比べて生活保護受給額は多すぎる」。福祉事務所の窓口で追い返される人たちが急増することになるでしょう。「ご家族がいらっしゃるのなら、まずはそちらで援助してもらってください」と。窓口の自治体労働者は上からそうするように強制される。世界大恐慌による首切り・賃下げ攻撃の全社会化で、家族の相互援助など夢のまた夢にして家族の絆を断ち切ってきたのは、いまの社会のありようそのもの-新自由主義攻撃そのものじゃないですか!成功したお笑い芸人という特異な事例を取りあげて、資本主義がつくり出した矛盾をすべて労働者人民に押しつけています。その事実を認める“識者”も、「不正受給は摘発しなくちゃいかん」と言います。生活保護受給者と正面から向き合い、真摯に対応し、その状況からの脱却をともに進めていくことのできる職場環境を、民営化・非正規化によってズタズタにしたのは誰なのか?このキャンペーンの先頭に立って旗を振っている片山さつき参議院議員のような奴らこそ、この事態を生み出している張本人です。そして、年金の貧困を生み出してきたのも同じ奴らです。

NAZEN杉並事務局会議

2012年05月28日 | 日記
すべての原発を廃炉に6・23杉並集会に向けて、いよいよ具体的な組織化と運営に向けての動きが回り始めました。NAZEN杉並の焦眉の課題であった事務局体制の形成も、新たに参加してくれるようになった青年労働者たちもあり、それなりに歩みを開始しました。NAZEN杉並も1年経って、本格的な大衆運動体として飛躍しようってこと。そして具体的な“手触り”のある運動を提案していくこと。福島の診療所建設運動はその意味で、きわめてわかりやすくて達成を肌で感じられる最適な課題です。そしてNAZEN杉並は、原水禁運動の発祥地・杉並の真の復興を実現するのだ!

反原発高円寺デモ

2012年05月27日 | 日記
少人数だったけど、断固として反原発高円寺デモを打ちぬいたぞ!まずはここからだよ。恒例化するまで打ちぬいていくってことじゃないでしょうか…これでいいのだ。杉並中を反原発デモで席巻するのだ。