北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

東京西部労働学校が第5期開講

2013年04月29日 | 日記
東京西部ユニオンと東京労働組合交流センターの呼びかけで、着実に積み重ねられてきた東京西部労働学校も、もう第5期を迎えることになりました。開講となる今日のテーマは「外注化と偽装請負」。前期でも取りあげたテーマですが、昨年来の国鉄千葉動力車労働組合・国鉄水戸動力車労働組合をはじめとする外注化阻止闘争の展開によって、資本にとっての外注化攻撃のねらいや偽装請負の実態が具体的に暴露されていることから、より深く理解することのできる学習会となりました。


アルバイト先「べるべる」の向かいにあるさつき花壇。

労働法を学ぶⅡ

2013年04月27日 | 日記
不当解雇-解雇撤回-職場復帰というプロセスに関わる労働法学者の見解をみていると、これは労働審判制度や導入が画策されている金銭和解制度(?)とも関係するのですが、「無理に職場復帰するより金銭解決して未来を展望した方がよい」といった考えが根強くあるように思います。すなわち、いくら解雇が不当であると司法的に認められて職場に戻っても、会社との関係や同僚との関係がぎくしゃくしてしまっているだろうから、職場復帰する代わりに会社から金銭を取ってスキルアップのための自己投資をするなどして、新しい人生を展望する方がよいのではないか…等々。確かに、そう考えさせる実例には事欠きません。長い年月にわたって解雇撤回闘争を闘い、ついに勝利して職場復帰を果たしても長続きせず、当該が退職して文字どおり闘争が終息する例も少なからずあります。しかし、労働法学者たちの見解に欠けているのは、労働運動の目的が職場における団結をつくり出すことにあるのだという確信です。職場に勝利した自分の復帰を待ってくれている仲間がいれば、その団結があれば、どうして復帰した職場に居づらいなどということがあるでしょうか?学説は現実によってとうにのりこえられているんですね。

労働法を学ぶ

2013年04月26日 | 日記
東京西部ユニオンでの活動の必要上、労働法を学ぶことを意識的にやるようになりました。私は大学の法学部を卒業している“立派な”法学士なのですが、実は労働法の単位を取っていないのです。必修科目ではなく選択科目だったので…。しかしものは考えようで、労働法は(それに限らないかもしれませんが)実務的に学ぶ方がとてもおもしろく、立体的に法律を学ぶことができるのだと体感しています。学生の頃は判例など読むのが苦痛で、「甲がどうでこうで、乙があれでこれで…」ぐぁ~!今は使用者の顔が見えるし、労働者の顔が見えるっていうか。身についた学習を日々積み重ねよう。


三里塚のネギを使ったレバー煮。弁当のおかずに。

法大正門前で学生6人逮捕

2013年04月25日 | 日記
法政大学正門前で、「法大解放総決起集会」に参加していた学生6人が逮捕されました。「住居不法侵入=許可なく大学構内に立ち入った」ということらしいのですが、歴史学者・羽仁五郎の指摘を待つまでもなく、万人に開かれていない大学キャンパスなど、もはや「大学」の名に値しません。そんなものは「私有物」として、ただただ金もうけの手段になりさがるしかありません。
ほんとうに許しがたい大弾圧ですが、警察権力も全学連運動の展開に相当追いつめられています。それにしても、警察権力も“学習機能”がありません。弾圧すればするほど運動が高揚し、強靱な活動家が生み出されてきたのが、この間の法大闘争の教訓ではなかったのでしょうか?獄中に捕らわれた学生諸君!完全黙秘・非転向で闘おう!


つつじの季節ですなあ、代々木上原にて。

キャサリン団体交渉をドタキャン

2013年04月24日 | 日記
先週金曜日の団体交渉で、今週火曜日に次の団体交渉を開くと約束していたアメリカン・アパレルのキャサリンが、月曜の夜遅くになって約束をドタキャン!判例なども調べて戦闘態勢は万全だったのに、クソッ!キャサリン、こういう“嗅覚”は発達しているのかもしれませんね。次の手をめぐって深夜まで分会会議。年齢はダブルスコアなので、おじさん疲れました!