北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

社民党及びその支持勢力の崩壊

2010年03月30日 | 日記
沖縄基地問題と国鉄1047名闘争動向に規定されて、社民党及びその支持勢力の大動揺-大混迷-大崩壊が顕著になっています。日米安保体制を前提化して、沖縄基地問題の“解決を模索する”などまったくナンセンスです。国家権力・資本と非和解で徹底して闘う階級的労働運動の立場なくして、国鉄闘争に決着をつけきることなどできようはずがありません。したがって社民党勢力が現在の政治情勢のなかで、あちらではああ言いこちらではこう言うといったペテン的な態度に終始しながら、結局政治勢力として大破産することはしごく当然のことなのかもしれません。
杉並区議会には社民党の区議会議員がひとりいます。彼は市民派とでも言うべき2人の議員と統一会派を組んでいましたが、このたびその会派を解消して民主党会派入りを明らかにしました。ただし民主党に入党したのではなく、どうも社民党の党籍はそのまま維持しているようです…民主党から統一会派を組むことを拒絶されたらしい。政治党派としては崩壊的状況と言わざるをえないし、これが杉並だけの特殊な状況とも思えません。かくも社民党及びその支持勢力の崩壊は進んでいるのか!

三里塚現地全国集会

2010年03月28日 | 日記
寒い!真冬のような三里塚闘争になりました。前段独自集会では、私が反戦共同行動委員会の事務局長に就いたもので、司会を務めました。ちょっと声を張り過ぎ?今日の闘争で最も重要なことは、安保・沖縄闘争への突入が具体的に確認されたことです。4~5月過程で、沖縄現地―本土を貫く闘いを大爆発させて、民主党政権を断固として打倒する闘争にまで前進させようということです。しかし、安保・沖縄闘争の爆発をかちとるうえでとりわけ注視しなければならないのは、民主党政権の一角を形成している社民党との対決です。いまだにこの後ろにくっついて何らかの“政治”を打とうなどと考えている勢力がいるのですから、本当にどうしようもありません。

議会でのあれこれ

2010年03月24日 | 日記
先の予算議会の途中で、以下の内容の警告文書を議長より受け取りました。
「(前略)本会議及び委員会に正当な理由がなく欠席することは、区民の負託に応える立場の議員として、職責放棄のそしりを免れないばかりでなく、区議会に対する区民からの信頼を損なうことになりかねません。さらに、北島議員には、本会議場における服装についても、再三にわたり注意をしてきましたが、いまだにご理解をいただけておりません。こうした北島議員の一連の行為は、議会秩序維持の観点から、問題ある行為といわざるを得ず、議長として、看過することはできません。(後略)」
誤解なきように書いておきますが、「服装」の問題とはノーネクタイと議員バッジの不着用です。「職責放棄」とか、「信頼を損なう」とか、「議会秩序」とか、問題は中味で勝負っていうことでしょう!
写真は三里塚のネギを使った鶏レバー甘辛煮。

3・20闘争から3-4-5月闘争へ

2010年03月23日 | 日記
3・20イラク反戦7周年労働者集会&デモは1880人の結集で、人数こそ“圧倒的結集”とまでは言えませんでしたが、内容的には絶大な意義をもつ記念すべき集会&デモとなりました。23日にもなって総括しているようでは、ネット時代には大きく遅れてしまっているのかもしれませんが。
世界大恐慌という情勢下であるからこそ求められる反戦闘争の復権、それを階級的労働運動がしっかりと中軸に座って担っていく…。とりわけ沖縄現地からの青年労働者の訴えは、日米安保粉砕-改憲阻止闘争としての沖縄米軍基地撤去・新基地建設阻止闘争の新たな爆発を導く路線の存在を印象づけました。また、全学連訪米団の3・4米100万人教育ゼネストの報告は、国際連帯の圧倒的な前進とその格闘的深化を確信させるものでしたし、3・20イラク反戦世界一斉行動の核心をなす報告だったのかもしれません。
これらの集会をその企画・進行について、青年労働者・学生が責任をとりきって実現したことの意義です。やはりエネルギーが違います!さらに、国鉄千葉動力車労働組合・田中委員長から危機に立つ国鉄1047名闘争について、新たな大全国運動構築の宣言がなされたことも決定的で、いよいよ勝負の時が来たことを鮮明にさせました。
3・28三里塚闘争、4・25尼崎闘争、4・28沖縄デー闘争、5・9入管集会、5・15沖縄現地闘争、5・18裁判員闘争…と続く闘いにおいて、その心棒を形成するものとして勝利した集会&デモでした。

3・20イラク反戦7周年全世界一斉行動の課題

2010年03月19日 | 日記
3・20イラク反戦7周年全世界一斉行動の課題は、「国鉄1047名解雇撤回闘争の勝利」「JRの検修全面外注化をはじめとする民営化・外注化阻止」「沖縄米軍基地全面撤去-安保体制粉砕」「ギリシア労働者を先頭とする労働者の国際連帯闘争の爆発」「青年労働者を階級的労働運動=動労千葉派に獲得しよう」…などなど、全面的な“革命勝利”をめざす広範なものになりました。とりわけ1047名解雇撤回闘争の動向について、政府和解案なるものが発表されるという事態のなかで、労働者の階級性そのものが問われています。1047名闘争をいかに普遍的な階級闘争としてすえることができるのかどうか、きわめて鮮明な態度が求められざるをえません。大党派闘争です!
写真は区役所前昼休み情宣活動。新たな1047名闘争の創造を区役所の労働者に訴えています。