北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

在日本大韓民国民団東京杉並支部の新年会

2010年01月30日 | 日記
今年は小春日和のなかの民団新年会となりました。団長・顧問の方々の発言は、やはり外国人参政権問題が中心になりましたが、もうひとつは「韓国併合」100年です。「日韓併合」という用語も使われたりするなかで、「併呑」と表現された発言もありました。日本帝国主義を延命させているなかでの周年を、もうこれ以上迎えてはならないとの想いを強くしました。また、参政権問題についても同様で、参政権が事改めて問題にされることもないような入管体制の撤廃・打破こそ、私たち日本労働者階級に問われている課題だということです。
写真は、民団婦人会による祝賀の餅菓子。

資本主義の「安全」は崩壊している

2010年01月29日 | 日記
トヨタ自動車の北米における大規模リコールの衝撃のなか、日本では東海道新幹線が架線トラブルで3時間もストップする事故が起きました。これでもJR東日本は検修の全面外注化をするつもりかい…と突っ込みを入れながら議会事務局と区広報課の新聞切り抜きをまとめて見ていたら、シャープだかどこだかの冷蔵庫が90万台もリコールされるという記事がありました。扉が脱落してしまうおそれがあるんだとか。こうした報道に接していると、いよいよ資本主義はその最期の時を迎えているんだなあといった感慨が湧いてきます。人間の命を危うくする商品を平然と製造してしまって、それで資本主義社会が成り立っていくはずがありません。1万6千人の労働者の首を切った日本航空の旅客機も、そのうちまた墜落してしまうんじゃないかと心配せざるをえません。

小学校の統廃合計画案

2010年01月28日 | 日記
区議会文教委員会が開かれました。永福南小学校を13年には永福小学校に統合する計画案が報告されました(教育委員会はこの統廃合計画を、「適正配置計画」という名称で呼ぶんですけどね)。学校の統廃合には反対!これが私の不動の立場です。昨年は神明中学校の宮前中学校への統廃合問題で大きな騒ぎになり、結果は計画案の白紙撤回で決着したのでしたが、区当局はどんな権謀術数をもって突破を図ってこようとしているのでしょうか。
永福南小学校の児童数は87人、永福小学校は465人。永福南小学校は全学年1クラス編成になっているそうです。そこで永福小学校に吸収しようというのです。1学年1クラスの小規模校になってしまうと、学校行事に支障が出て活気が失われる、集団生活を学ぶ基盤が失われる…などのデメリットが主張されます。しかし本当にそうなのか?1クラスの児童数を少なくしていくうえに、学校規模自体を小さくしていくのは世界の趨勢ですが、それに敢えて逆行していくのでしょうか?本音を言ってしまえば、要するに受験に不可欠な“競争心”が失われるということでしょう。
そもそも、きわめて狭い範囲にある2つの公立小学校でありながら、87人:465人というような偏差が生じている事態こそが問題です。文教委員会の質疑では、校長のリーダーシップの下での特色ある学校づくりで遅れをとった学校への通学希望者が少なくなるのは仕方がない…といった答弁もありました。もともとの永福南小学校の通学区に住んでいる子どもたちの中で、永福南小学校に通学している子どもは65人、永福小学校66人、高井戸三小35人、和泉小12人、その他私立小学校などとなっています。学校希望選択制の導入によって永福南小学校の小規模校化はつくられたのであって、それを教育委員会が誘導したことは明らかではないでしょうか。子どもや保護者にとって便利であるはずの一番近い学校に行くことが、他の学校に行くこととなんら遜色ないといった状況をつくることこそ、義務教育である公教育に責任をもつ教育行政のあり方だと思います。

日本経団連経営労働政策委員会報告

2010年01月26日 | 日記
資本の側の「春闘方針」であるこの報告、例年は12月中旬頃出されていますが、今回は年を越して1月19日の発表となっています。ここらあたりにも、日本帝国主義プルジョアジーの危機がよく表現されているのではないかと思います。一言で言ってしまえば「8・30」の衝撃は彼らを激しく揺さぶっており、民主党政権とどのような位置どりをとっていくのか、いまだにその混乱は沈静化されるどころかさらに深く激しくなっている、それが経営労働政策委員会報告にもよく表われています。
情勢分析においては、やはり「中国」イシューです。したがって日本経団連的分析によっても、中国経済のバブル崩壊のもつ破壊力を裏書きしています。また、今年も「雇用問題」「雇用確保」と言葉だけは並べていますが、その答えが「定期昇給凍結」とは許しがたい!しかも、派遣労働者をはじめとした非正規労働者の急増の原因が徹底した規制緩和にあるのではなく、労働者がそうした雇用形態を希望しているからだ…などと書くに至っては、盗人猛々しいとはこのことです。「…経営環境が激変するなか、企業の存続をかけて、望むと望まざるとにかかわらず弾力的な生産体制の構築を迫られ、『非正規労働者』の活用をせざるを得ない側面があった」と書いており、読みながら怒りに震えます。そして、非正規労働者という言葉にわざわざ「」をつけてるんですよね。本当に今すぐにでも打倒してやらなければならない奴らです。
実はまだここらあたりまでしか読んでいないので、続きは後日。

部落解放同盟全国連合会杉並支部旗開き―ちょっと遅くなった書き込み

2010年01月24日 | 日記
去る1月21日、解放同盟全国連合会杉並支部の旗開きに品川支部の仲間たちとともに参加しました。書き込みがちょっと遅くなってしまいましたが。
杉並支部からは、全国連中央本部による「3支部承認取り消し・役員除名処分」に対する怒りの弾劾が表明されました。すでに3支部声明として根底的弾劾がなされていますが、私も改めてその怒りを共有した想いです。この「統制処分」の理由は何か?中央本部はあれこれ難癖をつけているようですが、要するに「国鉄千葉動力車労働組合=11月労働者集会派とともに闘うことが許せない」ということでしかありません。全国連中央本部は、まさしく“革命の隊列”から脱落した惨めな姿をさらしているというのが、事の本質ではないでしょうか。しかも全国連中央本部は、3月には「広島差別事件真相報告会」とか何とかいう集会を社民党本部で開催するというのです。この集会はいわば「革命的共産主義者同盟批判集会=反革共同集会」となるわけですが、さらに言えば、これは「民主党政権バンザイ・支持集会」になっていくということです。路線的決着は誰の目にも鮮明ですね。
杉並支部の仲間から当日の写真データを送信してもらったのですが、なぜか私のPCでファイルを開くことができず、掲載できなくてすみません!