北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

4・28沖縄デー闘争

2010年04月28日 | 日記
沖縄県民大会10万人の大勝利を引き継いで、日比谷野音で4・28沖縄デー集会&銀座デモが闘われました。800人を超える結集で、沖縄の労働者人民に返すことのできる闘いになったと思います。「県内」「県外」に問題の本質があるのではなく、それこそ沖縄―本土の分断攻撃であることを見抜き、米軍基地全面撤去―日米安保粉砕、民主党・鳩山政権打倒の闘いこそ、沖縄10万人の心からの声であることがますます鮮明になってきました。私自身は仲間の集会組織化にあまり成功できず、日常的な路線的獲得の課題が浮き彫りにされてしまった…というところでしょうか。

国鉄労働組合臨時大会

2010年04月26日 | 日記
国鉄1047名解雇撤回闘争の大義をドブに投げ捨てる「政治解決案」の承認を、国鉄労働組合はたった1時間半の大会で決定しました。戦後労働運動の歴史の中でも、大きな転機となる出来事のひとつとなるでしょう。89年の総評解散=連合発足にも比すべき事態かもしれません。しかもこの承認が、出席した代議員や被解雇者である闘争団員、一般組合員の誰一人として心から賛同しているものではないことがハッキリしているところに、この事態の許すべからざる焦点があります。だからこそ国労本部の警察機動隊の導入の様は、写真に明らかなようにこれまでの枠組みを大きく逸脱するものでもありました。だからこそ、これからが勝負なのです。国労の“ランク&ファイル”をその底の底から路線的に獲得する組織戦が、ここから本格的に始まります。

沖縄県民大会で闘ってきました

2010年04月25日 | 日記
沖縄県民大会は主催者発表で9万人を超える大集会となり、集会が始まっても延々と続く参加者の波に圧倒されました(今回は主催者発表が警察発表なのかな?)。やっぱり“数”っていうのは、それ自身で力を有していますね。昨年11月の県民大会と比較すると、ビラの受け取りやアジテーションに対する反応がまるで違います。集会で挨拶した県知事の思惑などはるかに越えて、沖縄労働者人民の米軍基地撤去の闘いは前に進んでいます。
そう感じれば感じるほど、沖縄と本土とを貫く労働者の団結した闘いが求められ、それは必然的に日米安保体制粉砕の闘いになります。4・28は決定的だな!
写真は県民大会参加者に横断幕でアピール。反戦共同行動委員会ののぼりを持ってます。

法政大学解放4・23集会

2010年04月23日 | 日記
労学共闘の真価を発揮するものとして、法政大学解放4・23集会とデモに参加してきました。法政大学の正門前にはずらりと警察機動隊が並んで、道をはさんで外濠公園でデモに出発しようと準備している学生たちを威嚇しています。大学キャンパス内に向かって阻止線を張っている警察部隊という情景は、闘う学生運動を弾圧する国家権力のありようとして世界中でよく見られる映像です。しかし、大学キャンパスを背にして阻止線を張っている警察権力という図は、世界中でここ法政大学にしかないかもしれません。それだけ法政大学当局は世界最低の存在だというこです!
しかしこうした大学当局に対して、新入生から抗議行動が沸き起こり、学生証チェックを強行する大学当局に抗議するクラス決議があがっているそうです。また今日の集会へのメッセージが、ドイツの複数の大学の学生団体から送られてきていました。ちょっと聴き取れなかった部分はあるのですが、ハイデルベルク大学とかハレ大学とか、ヨーロッパでもきわめて歴史のある大学で学ぶ学生からのメッセージです。学生の国際連帯は断然進んでいます。

にしおぎ館での星野文昭絵画展

2010年04月22日 | 日記
安保・沖縄決戦を日本革命運動の歴史の流れのうえに実践的に闘おうとすればするほど、星野文昭さんの闘いに想いをはせることになります。作業所・にしおぎ館でも、星野文昭さんの新作をふくむ絵画展が開かれています。星野さんの絵画を観ていると、獄中35年の怒りを階級的に昇華している星野さんの闘いの凄まじさを痛感します。その静かさと穏やかさと優しさ、その底にある愛…。写真は、絵画展を企画・実行しているS君と会場で。