北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

区議会決算特別委員会が始まる

2009年09月30日 | 日記
08年度決算を審議する特別委員会が始まり、来週末までイスに縛りつけられる毎日です。
「8・30総選挙情勢」ですね。各党派の構え・雰囲気が、以前とは相当な変わりようです。自民党議員からは、民主党への“憎悪”が感じとれる「…たとえ民主党が政権に居座り続けても…」といった発言がありました。民主党議員席から爆笑されていましたが、少しはみずからを省みたら…っていうつぶやきが洩れますよね。また、民主党議員の質問は政権政党になったにもかかわらず、なんだかこれまで同様に自民党の質問内容とまったく同じままで、逆に情勢の激動のなかで“陥没”しているようにも思えます。さらに日本共産党の議員に対する区当局の態度は、これまで以上に“見下している”感じが露骨で、「…もっと勉強してください…」などと平然と答弁しています。議会という場は党派闘争がエキセントリックあるいはデフォルメされて現われてくるのでしょうが、しかし激しいです!

区議会医療問題調査特別委員会

2009年09月29日 | 日記
区議会議員はひとつの常任委員会とひとつの特別委員会に所属することが義務づけられています。1年で構成委員の編制替えが行なわれます。
今日はそのひとつ、医療問題調査特別委員会の会議です。いくつか報告事項があり、それについての質疑があります。私は、後期高齢者医療保険の保険料と区民健康診査について質疑しました。民主党新政権によって後期高齢者医療制度の廃止が打ち出され、発足後わずか1年半にして廃止→新制度移行という大変な事務をこなさなければならない現場責任者の“苦渋”が表われていると思ったのは、私だけでしょうか?自治体現場の実感としては、「いいかげん振りまわされたくないよ!」というのが率直なところではないでしょうかね。後期高齢者医療制度廃止は当然です。区当局は現場管理職(?)の声を汲みあげて、人員増で事態に対処せよ!?

街頭での出会い

2009年09月28日 | 日記
定例の荻窪夕街宣に立っていると、以前からなじみの自治体関係ではたらくYさんに出会いました。高円寺地域区民センターでの民営化の破綻を紹介したところ、民営化に向けて建築された学校給食設備の種々のトラブルについて教えてくれました。最近こうした事例が増えているようで、「エコスクール」などと言って新たな設計思想が出てきたことによって、本来あるべき学校設備の設計が「机上の(文字どおり!)仕事」になっているのではないかとのことでした。しかし、そうしたトラブルの存在が民営化された場合にはなかなか表面化しにくく、それは受託企業が区に対して苦情を上げにくい現状があるからだというのです。労働環境のトラブルが現場労働者に「事故」という形でシワ寄せされ、さらにその「事故」が隠蔽されていく体質が、こうして形成されていくのですね。
Yさんは11・1労働者集会のチケットを買ってくれました。参加の確認とまではいかなかったのですが、すぐに職場を訪問して、職場の同僚にも合わせて11・1労働者集会への参加オルグをしてみましょう。

『前進』原稿依頼

2009年09月27日 | 日記
『前進』編集局から原稿依頼がありました。「杉並まるごと民営化」政策の破綻や、「8・30総選挙情勢」に“大打撃”を受けている山田区政の現状など、大阪の八尾や泉佐野のレポートに続く報告を求められています。原稿の素材はすでにブログにアップしてある内容ですが、“それらしい”文章にまとめなければね。

高円寺地域区民センターの受付ではたらいている女性労働者から電話がありました。名のることはされなかったのでお名前はわかりませんが、議会で質問するのなら傍聴したいということでした。区当局はこの間の措置で事態は収まったと思っているのかもしれませんが、現場ではたらく労働者にとっては憤懣やるかたない、今後はどうなるんだ…などの怒りがあるはずです。しっかりと決算特別委員会で追及しましょう!

10・11三里塚全国集会と11・1労働者集会に向けて千葉三里塚集会

2009年09月26日 | 日記
千葉県三里塚集会に参加してきました。10・11三里塚全国集会と11・1労働者集会の組織化のステップとするための地域集会のひとつで、きわめて重要な集会でした。三里塚闘争がもつ普遍性=正義性、その勝利性を、あらためて確信することができました。しかし、世界大恐慌情勢にのたうちまわる日本帝国主義―大資本にとって、いまや航空インフラの整備の遅延は国家生命の深刻な危機をもたらしています。その突破をかけて、国土交通副大臣として辻元清美衆議院議員が三里塚闘争つぶしの先頭に立とうというのですから、きわめて事態はわかりやすくなっているのではないでしょうか?
動労千葉の10・1ストライキ方針も発表されました。青年労働者獲得の大党派闘争もいよいよ本番です。