北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

9・2「ケンカの仕方教えます!」講演集会

2011年07月31日 | 日記
元安芸労働基準監督署長・大野義文さんをメイン・スピーカーに招いて、「ケンカの仕方教えます!」と銘打った講演集会を開催する計画が進んでいます。9月2日(金)午後7時~ 座・高円寺阿波踊りホールにて。既に実行委員会が始動しています。この講演集会は、この間取り組まれている吉祥寺デモが掲げてきた「反原発★反失業」をさらに推し進めるものとして企画されています。原発絶対反対を基底のテーマとしつつ、非正規労働者・青年労働者の怒りの方向性を明らかにしようとするもの。宣伝活動も従来の反戦集会・労働者集会の枠を超えて展開しようとしています。大野義文さんの定評のある講演と、「バラッドショット」によるライブもあります。乞う大結集!

部落解放同盟全国連合会杉並支部第10回定期大会

2011年07月30日 | 日記
全国連杉並支部の定期大会に参加して、反原発1千万人署名運転・東京西部として発言させていただきました。大会では「新自由主義と対決する解放闘争」構築への闘いが、真っ向から打ち出されました。全国連本部とは何か?口先の政治主張としては帝国主義批判はするけれども、現場における資本との闘い=新自由主義の具体的な現われとの対決からは徹底して逃げ回ってきた存在だったということです。わかりやすい!そうした路線的課題とともに、今年の定期大会のハイライトは新同盟員の紹介でした。若い力も続々結集しているぞ!

国労=国鉄労働組合による「再雇用要求の断念」

2011年07月28日 | 日記
国鉄労働組合(国労)は静岡県伊東で定期大会を開催し、四半世紀に及ぶ1047名解雇撤回闘争の終結を確認しました。闘いを継続しようという被解雇組合員が存在するにもかかわず、国労執行部は闘いを放棄する方針をゴリ押ししました。「再雇用要求の断念」の言葉によく表わされているように、政府・国鉄当局によって解雇された仲間の首切りを許さないという「怒り」がまったく消え失せています。労働組合の闘いですから、闘争を集約するという局面は確かに間々あることです。しかしこの1047名解雇撤回闘争において、国労執行部はこの四半世紀をいかに闘ってきたのか?解雇された組合員とJRに採用された本務組合員を常に分断し、JRの職場で闘うことからとことん逃げてきました。だから1047名解雇撤回闘争が、国労組合員全体のものとなることは遂になかったのです。このような指導にもならない“指導”に終始していながら、執行部方針を批判する国労組合員は警察権力に売り渡すわ(5・27国労臨時大会闘争弾圧)、あくまで闘いを継続しようとする被解雇者の闘いは妨害するわ…本当に許しがたい悪行の数々です。国労による1047名解雇撤回闘争の放棄は、いったん労働運動全体に大打撃を与えるように見えるかもしれません。しかし、私たちには国鉄闘争全国運動があり、それはすなわち新自由主義の原点であった国鉄分割民営化と徹底して闘おうとする運動です。そして、新自由主義がもたらした労働者、とりわけ青年労働者の非正規化と対決する郵政非正規ユニオンをはじめとする合同一般全国協議会の闘いがあります。まったく“まにあって”います!

教科書決戦過熱

2011年07月27日 | 日記
暑さがもどってきたところですが、教育委員会の定例会開催に合わせて、朝―昼―夕と全1日の教科書区役所街宣をやりました。他の団体も横断幕を掲げての宣伝活動をやっており、“ようやく”教科書決戦らしくなってきたのではないでしょうか。日本共産党の区議会議員たちは宣伝活動に参加していましたが、他の議員たちの動きは鈍いようです。ここにも国鉄闘争同様の「4・9」現象が現われているということでしょう。まずは情勢を切り開く先鋭な闘いが必要です。「つくる会」勢力も杉並での宣伝活動を始めていますので、文字どおり“激突”する闘いをやりきることです。杉並の教科書採択は8/10(水)13:00-。結集しましょう!

雇い止めを撤回せよ!7・26総決起集会

2011年07月26日 | 日記
郵政非正規ユニオンの結成から1ヵ月半。労働委員会への提訴を受けた総決起集会が国分寺で開催され、130人の労働者の結集がかちとられました。郵政非正規ユニオンがめざす地平は、労働法制の面から見ても画期的なものを切り開こうとしています。3ヶ月の雇用契約にもとづく雇い止めが正当か否かを争うのではなく、それを越えて「有期雇用契約」そのものの是非を質そうとしている闘いだからです。それに加えて、全国の郵政非正規労働者16万人に限りない勇気を与え、したがって郵政当局にとてつもない衝撃を強制する闘いでもあるからです。組合員のほとんどが雇い止めによる被解雇者であるという現実は、今後の非正規ユニオンに苦難に満ちた闘いを強いることになるでしょう。だからこそ正規―非正規をのりこえた労働者の団結、産別・地域を問わぬ労働者の団結が問われています。