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かりんジャム&シロップの作り方  レシピ

2009-12-15 00:20:15 | レシピ

今回はかりんジャムとシロップ

まだジャム作り初心者の私がレシピをアップするなんて、100年早いと思うけれど、いろいろな人のレシピから、たくさんの知恵をいただいたので、もし参考になることがあればと思って、アップすることにした。

12月24日(木)改訂版

かりんジャム色の文字のところは、今回加筆修正したところ。

前回のレシピアップののち、あと5種類の方法で、ジャム&シロップを作ったので、
それらをまとめながら、レシピを改訂する。


レシピもいろいろ。
今回紹介するのは
いくつかのレシピを試してみて、納得がいったものに+αしたもの。
後半は、かりんを1つずつ、違う方法でジャムにして、食べ比べをした。

*材料
・かりん:完熟のもの 自分の作ろうと思うかりんの重さをはかる。
だいたい500グラムのかりんで、シロップ200cc程度できる。

・グラニューム糖: 30%~40%

*準備したもの
・厚手のなべ・木じゃくし・あく取り・ざる、ボール・ふきんまたはうす手のハンカチ、ガーゼなど・計量カップ(500cc用が便利)・料理用はかり・保存瓶または保存容器

*作り方

 1 かりんをよく洗う。         

2 へたの部分を落とし、縦において、2つに切る。

      

3 たてに4~8にきって種を出す。
  種を取る時は、切ってから、果物ナイフの先ではずすと、すぐとれる。
  種も捨てない。

       

4 実を使ったジャムを 作る時は、大きく皮をむいて、あとでとりだしやすいようにす
 る。皮を入れて加熱しないと、なかなか固まらない。(皮だけを不織布の袋やガー
 ゼに包んで実と一緒に煮込んだら、取り出しやすい。
 1回目に作ったジャムがざらざらした感じなのは、皮と中の芯の部分、芯のまわり
 の繊維質の部分が、長時間加熱しても、かたいままだということがわかった。

 なので、リンゴの皮をむくような感じで皮をむき、芯の部分はザクッと切り落とす。

 実を捨てる場合は、皮をむかないでそのまま使う。

4 2~5ミリ程度のイチョウ切りにする
  

5 厚手の鍋に入れ、ひたひたの水を入れる
  最初に計ったかりんの重量程度
  (1.9キロのかりんで1900CCの水をいれた)

    
6 沸騰するまでは中火から強火の間ぐらい。かりんの実が沈むので
  かき混ぜながら加熱する。
7 あくをとる
8 沸騰したら、中火くらいで(強火よりちょっと弱め)30分ぐらい加熱する
9 加熱が終わったら、ザルでこして煮汁をとる。
  ザルに残った実はまだ捨てない。
10 ボールにふきんまたはガーゼをかぶせる。
11 実をこす。水分を10のボールで受ける。

    

 かりんの実をジャムに使う場合は、水分を残したまま置いておく。
      
12 こした水分は1300CC(かりん2キロの場合)だった。
   このときは実は使わなかったので、水分をしっかり絞った。

     

13 だいたい30%のグラニューム糖(今回は300グラムにした)をいれて加熱する
14 火加減 沸騰するまでは中~強

15 沸騰したら中~弱 だいたい30分~40分でシロップになる。
16 シロップの分を保存瓶にとる。
   ジャムをたくさん作りたい人は、シロップの量は少なめでいい。

     
        ↑ ↑  ↑
        ① ②  ③③
     ①シロップ(40分加熱)②ジャム1(43分)③ジャム2(46分)

ここからはジャムにするための方法

実を使わない場合

17 残った液をちょっと強めの火で煮詰めて水分をとばす。
   (なべ底がこげないように注意!)
   色がだんだん濃くなり赤みがかってくる。
   かたさと色を見ながら底を混ぜる。
   かりんはペクチンが多いらしいので、
   あまり煮詰めすぎると、ゼリーのようなかたいジャムになる。

     量はあまりとれない。
  シロップ:140ccの瓶3~4本  ジャム:50ccの瓶 4本

   下の写真は2回めのもの

      
         ↑   ↑
シロップ(30分加熱) ジャム(40分加熱)
鍋の厚さ・火加減・ガスか電気かでも、微妙に加熱時間は変わる。

      
実を使う場合
(皮を入れていても、パンにつけたりする場合は、ちょっと口に当たる程度なのであまり気にはならない。お湯割りにしようと思うと、皮がないほうがなめらかな感じ。)


①上記11で、かたくしぼらない。
②このままでは水分が足りないので、お湯を足す。(量は実がひたひたになる程度)
 同時に砂糖も実の30%ぐらい入れる。
③けっこう重い感じになるので、あまり強火にすると焦げつく。
 また沸騰した時に、熱い実がふつふつと飛ぶのでやけどしそうになる。
④最初の黄色い色が、濃くなり始めたら、だいたいできあがり。
(およそ30分から40分)
  茜色のジャムにしたい人は、もう少し煮込む。

   1回目に作ったかりんの実をすりおろして作る方法も色はきれいなんだけど、
   舌にざらざらあたる。お湯を入れて飲んだらおいしいけど、
   沈殿させてうわずみを飲む感じだった。

   火加減はお鍋の厚さやガスかIHかでも違うし、
   ガラスの瓶にとりながら色をみてかたさを確認するかしかないと思う。
   

       ①実をすりおろして作ったジャム(1回め)
        ①  ② ③    ②実は入れないでこして、40分加熱のジャム(2回目)
                   ③実は入れないでこして、30分加熱で作ったシロップ
                   (2回目)
                  ②と③は同じ液で煮詰め方が違うだけ。
                  お湯割りにして飲むには、③がいい。

   同じレシピでも出来上がりはいろいろ。
   できたてと次の日と冷蔵庫に入れてからとも違う。
   だんだんかたくなるので、できあがりはゆるいめくらいでいいと思う。

   ただ1回目は、実を使ったけど、
   2.3回目は実はこして捨ててしまったので、
   実を使って、舌触りのいいジャムを作るには、どうしたらいいかと思う。
   40分は加熱したけど、もっと長く加熱したらいいのか、圧力をかけてみたら
   いいのか、まだ納得がいかない。
   来年への課題。

   来年いろいろ試してみようと思っていたけれど、またまたかりんをいただいた
   ので、この謎を解きたいので、いろいろ試してみた。 

   理科の実験をしているみたいだったけど、その都度、新しい発見があって、
   本当におもしろかった。

   電子レンジ・圧力がま・砂糖をまぶして2日おく方法(浸出液を出す方法)の実
   験
結果は、またアップする。 

 かりんの種をそのまま水につけて置いておくと、かたくりでとろみをつけたようにな
 る。 その液に水と砂糖を入れて煮だして、種をこすとかりんの種シロップの出来
 上がり。半透明でとろりとして、飲んでみると、味も香りもピュアな感じ。次はかりんの種化粧水を作ってみようと思う。あれだけとろみがでたら、十分保湿液になると思う。

     いろいろちがうから、面白い。
    


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