道東の旅 4日めは、羅臼岳登山。
ずっとはっきりしなかった空が、ようやく青を取り戻した。
一番晴れてほしかった日に照準を合わせてくれて、ありがとう! >お天気の神様
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/90/32d1fd78fcc43e65ede86287683d8f9e.jpg)
羅臼岳は、標高1,661m、標高差1,461m。コースタイム約8時間。
久しぶりのロングコースだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/6f/f4f5eb140dcc584338edf90dc49c3995.jpg)
なのに、雌阿寒岳登山の筋肉痛で、歩く前からすでに太ももがバリバリ。
同じく筋肉痛だというperikoさんは、
「歩いてるうちに慣れるよ。迎え酒みたいなもの」と言うけれど。
階段を下りるだけでもぎくしゃくしてるのに、下り、大丈夫かしら…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/ae/c2cfe2210752b73fc07a9db05ce2f452.jpg)
それより、もっと心配なのが、ヒグマ。
ヒグマのすみかにこちらがお邪魔しているわけだから、
会っちゃっても仕方ないんだけど、なるべくなら会いたくない。
リュックに鈴を下げておくだけでは、音が足りないのでは…と、
鈴を手で振り、じゃんじゃん鳴らして歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/2a/d7ca2347ed876af0f3a64fc09f50d156.jpg)
紅葉は、ナナカマドがちらほら色づいている程度。
数年前、この時期にトムラウシに行ったときは紅葉がきれいだったんだけどな。
今年は遅いのかな。紅葉する前に雪が降っちゃいそうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/dd/79f7ed31c8aa9d8d288bff3a5599765b.jpg)
高度をあげていくと、眼下に知床五湖が見えてきた。
空気は澄み、オホーツク海はどこまでも青い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/16/19c34e50ed5c846d6e139466e4644a94.jpg)
樹林帯をすぎると、岩場になってきた。
けど、このあたりはまだまだ楽なもの。
歩きやすいように、道がだいぶ整備されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/d9/53b243919e997c55dd193434061a0b86.jpg)
羅臼平付近にさしかかると、左手に立派な山が見えてきた。
これが、羅臼!? いえ、こちらはサシルイ岳でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/c6/8db427bc378ab0deeff96a964117e7e7.jpg)
さらに登ると、羅臼岳が右手に登場!
さすが「知床富士」。きれいな円錐型してるなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/f2/a80cb67d43348ffe03203df2e58962a0.jpg)
羅臼平からは、山頂を正面に見ながら、ハイマツの中を登っていく。
海の向こうに、国後島が見えてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/02/b76f3c2853b32dbc38d826fbe1954de1.jpg)
ひときわ高く見えるのが、羅臼山でしょうか。
国後島って、意外に大きいんだなぁと思っていたら、
なんと! 沖縄本島より大きいんだそうだ。(同行者 asaちゃん情報)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/eb/ee77cd60621ba6096a8cd7b4da1dd241.jpg)
ハイマツの道はけっこう狭い。 そして足元には、こんな紅葉した葉っぱも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ea/e6d157b1c696f2b7aa9957f7635e1c1c.jpg)
ハイマツ帯が終わると、いよいよ本格的な岩場の始まりだ。
山頂付近は、見るからにゴツゴツだったので、ある程度は予想していたけど…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/71/0ad821fef715aa57af3b61752ea1bd9e.jpg)
けっこうハードな岩場でした。
足場を探すのがむずかしかったし、
高さがあって、よじ登るのもたいへんだったし、
しかも、岩間から下が見えて、けっこう高度感もあり…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/70/2b7a1c43e2c9eef92c63e10e8a3d343f.jpg)
高所恐怖症の私には、ギリギリな感じ。
山頂に着いたときは、緊張で震えが止まらなかった。
ふだんは、山頂についたら「ヤッター!」って声に出すけれど、
この日は緊張で声が出なかったもんなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/9b/989b8f2f1837ea7e26cf8513adb96525.jpg)
少し落ち着いてみれば、オホーツク海と知床連山の絶景。
すばらしい眺めを堪能させていただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ad/87e660d760c92ff47daec1b1fbee6139.jpg)
さて、下り。
岩場の下りは怖いなぁと心配してたけど、登りほどではなく。
難所を終えてホッとしたとたん、なんでもないところで転んでしまったけど(^^;
下りで筋肉痛が悪化することもなく、コースタイムどおり、順調に下山。
私たちは幸いヒグマに会わなかったけど、
私たちの後、数分後に山頂に登ってきたグループはヒグマとすれ違ったそう。
もしかしたら、私たちも気づかなかっただけで、ニアミスしてたのかも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/94/77759349d919b4aaa9a5966d7f06130b.jpg)
いずれにしても、羅臼岳はとってもいいお山でした。
羅臼平からのオホーツク海の眺め、最高でした。
今年の夏は、木曽駒ケ岳でも、立山でも、眺望がまったくなかったので、
久しぶりに、スカッと晴れやかな気分。
ご一緒いただいた皆さま、ありがとうございました~!
●コース概要
所要時間 8時間30分
岩尾別温泉登山口 5時45分-オホーツク展望台(朝食)-極楽平-羅臼平-羅臼岳山頂10:00-羅臼平(昼食)11:30-極楽平-オホーツク展望台13:45-岩尾別登山口14:15
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ずっとはっきりしなかった空が、ようやく青を取り戻した。
一番晴れてほしかった日に照準を合わせてくれて、ありがとう! >お天気の神様
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羅臼岳は、標高1,661m、標高差1,461m。コースタイム約8時間。
久しぶりのロングコースだ。
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なのに、雌阿寒岳登山の筋肉痛で、歩く前からすでに太ももがバリバリ。
同じく筋肉痛だというperikoさんは、
「歩いてるうちに慣れるよ。迎え酒みたいなもの」と言うけれど。
階段を下りるだけでもぎくしゃくしてるのに、下り、大丈夫かしら…。
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それより、もっと心配なのが、ヒグマ。
ヒグマのすみかにこちらがお邪魔しているわけだから、
会っちゃっても仕方ないんだけど、なるべくなら会いたくない。
リュックに鈴を下げておくだけでは、音が足りないのでは…と、
鈴を手で振り、じゃんじゃん鳴らして歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/2a/d7ca2347ed876af0f3a64fc09f50d156.jpg)
紅葉は、ナナカマドがちらほら色づいている程度。
数年前、この時期にトムラウシに行ったときは紅葉がきれいだったんだけどな。
今年は遅いのかな。紅葉する前に雪が降っちゃいそうね。
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高度をあげていくと、眼下に知床五湖が見えてきた。
空気は澄み、オホーツク海はどこまでも青い。
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樹林帯をすぎると、岩場になってきた。
けど、このあたりはまだまだ楽なもの。
歩きやすいように、道がだいぶ整備されている。
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羅臼平付近にさしかかると、左手に立派な山が見えてきた。
これが、羅臼!? いえ、こちらはサシルイ岳でした。
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さらに登ると、羅臼岳が右手に登場!
さすが「知床富士」。きれいな円錐型してるなぁ。
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羅臼平からは、山頂を正面に見ながら、ハイマツの中を登っていく。
海の向こうに、国後島が見えてきた。
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ひときわ高く見えるのが、羅臼山でしょうか。
国後島って、意外に大きいんだなぁと思っていたら、
なんと! 沖縄本島より大きいんだそうだ。(同行者 asaちゃん情報)
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ハイマツの道はけっこう狭い。 そして足元には、こんな紅葉した葉っぱも。
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ハイマツ帯が終わると、いよいよ本格的な岩場の始まりだ。
山頂付近は、見るからにゴツゴツだったので、ある程度は予想していたけど…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/71/0ad821fef715aa57af3b61752ea1bd9e.jpg)
けっこうハードな岩場でした。
足場を探すのがむずかしかったし、
高さがあって、よじ登るのもたいへんだったし、
しかも、岩間から下が見えて、けっこう高度感もあり…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/70/2b7a1c43e2c9eef92c63e10e8a3d343f.jpg)
高所恐怖症の私には、ギリギリな感じ。
山頂に着いたときは、緊張で震えが止まらなかった。
ふだんは、山頂についたら「ヤッター!」って声に出すけれど、
この日は緊張で声が出なかったもんなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/9b/989b8f2f1837ea7e26cf8513adb96525.jpg)
少し落ち着いてみれば、オホーツク海と知床連山の絶景。
すばらしい眺めを堪能させていただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ad/87e660d760c92ff47daec1b1fbee6139.jpg)
さて、下り。
岩場の下りは怖いなぁと心配してたけど、登りほどではなく。
難所を終えてホッとしたとたん、なんでもないところで転んでしまったけど(^^;
下りで筋肉痛が悪化することもなく、コースタイムどおり、順調に下山。
私たちは幸いヒグマに会わなかったけど、
私たちの後、数分後に山頂に登ってきたグループはヒグマとすれ違ったそう。
もしかしたら、私たちも気づかなかっただけで、ニアミスしてたのかも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/94/77759349d919b4aaa9a5966d7f06130b.jpg)
いずれにしても、羅臼岳はとってもいいお山でした。
羅臼平からのオホーツク海の眺め、最高でした。
今年の夏は、木曽駒ケ岳でも、立山でも、眺望がまったくなかったので、
久しぶりに、スカッと晴れやかな気分。
ご一緒いただいた皆さま、ありがとうございました~!
●コース概要
所要時間 8時間30分
岩尾別温泉登山口 5時45分-オホーツク展望台(朝食)-極楽平-羅臼平-羅臼岳山頂10:00-羅臼平(昼食)11:30-極楽平-オホーツク展望台13:45-岩尾別登山口14:15
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すごいですね~~!
樹林帯あり、ハイマツあり、岩場ありと
なかなかバラエティに富んでいて、登り甲斐がありそうです。
景色もすんばらしいですね~。
山から海が見えるのって、良いですね!
クマさんとバッタリもなくて良かった、良かった。
ロングコースでしたけど、筋肉痛を抱えて、
そろりそろり歩いたせいか、あまり疲れませんでした。
筋肉痛も、羅臼ではあまりなくて、
慎重に歩くのっていいんだなと改めて思いました~。
羅臼、山頂から両側に海が見えて、ホントに感動的なお山でした。
こういう景色を見ると、ますます山に行きたくなっちゃう。
またぜひご一緒くださいね!
iPadのsafariがなんだかgooブログをうまく表示しないので、コメントできずにいました。
たいしたコメントはないです。ただいいなーと。
コメントありがとうございます。
羅臼、いい山でした。道東も満喫させていただき。
函館の近くには、後方羊蹄山があるんですよね。
私が持っている本には、上級向きと書いてあるので、
なかなかトライする気になれずにおりますが。
北海道の山はいいですね。また登りに行きたいと思っています。