「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナの武器・大増産計画とヨーロッパの戦争リスクとは❓<ウクライナ紛争2024.3.2

2024-03-02 22:10:52 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ウクライナ兵器生産、昨年3倍増 今年は弾薬拡大方針=戦略産業相
ロイター編集
2024年2月26日午前 9:07 GMT+94日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/NX2YYMDAYBJQZK4G7EYXQJIDI4-2024-02-26/

『ウクライナのカミシン戦略産業相は25日、昨年の兵器生産が3倍に拡大し、現在では国内防衛産業に国営・民間企業500社が携わっていると明らかにした。』

この多くは、ヨーロッパの巨大武器メーカーとの合弁企業です。ニュースに出ていたのは、ドイツのラインメタル、イギリスのBAEシステムズです。他にも沢山の主にヨーロッパの武器メーカーが参加していると思います。

EU各国が「ロシアに勝たせてはならない=戦争を継続する」と断固主張する大きな理由です。
アメリカが最近、余りやる気が見られないのはアメリカ企業の参加が少ないからだと思います。

相次いでヨーロッパの主要国(金持ち国)がウクライナと二国間協定を締結してウクライナを資金的に支えることを決定しました。

その理由がウクライナの武器・大増産計画です。とにかく自国では増産はしにくいです。だからウクライナに合弁工場を建設して、ガンガン!ウクライナ政府に武器弾薬を納品しようと言うことだろうと思います。
自分の国でやれば戦争が終わった後、生産を縮小するのは難しいですし、うっかりすると倒産します。ウクライナに工場を建設すれば、そのリスクを回避できます。
あるいは、ウクライナ工場での生産分を第三国に輸出することもできます。

早い話がウクライナをヨーロッパの武器メーカーの下請け工場にしようと言う話です。もちろん原資は、EU政府のウクライナへの援助資金です。
こういう話をEUの金持ち国が、作り上げました。
だからEU各国の「ロシアに絶対勝たせてはならない!」の大合唱は、声が大きくなる一方です。

ロシアは負けそうもないですから、ウクライナにテコ入れし続ければ戦争は当分続くと言う読みです。

ひたすらヨーロッパの金儲けのための戦争に変化した気配があります。

ウクライナの方は民需を犠牲にして軍需工場ばかり建設して戦争が終わったらどうなるんだろう❓
と言う懸念はありますが、EU諸国にしてみればそれは自分の国の話でないからどうでもいいのだろうと思います。
投下した資本を回収して出来るだけ大きな利益が上がればそれでいいという考えだと思います。

戦争がどのような終わり方をするか不明ですが、ウクライナは戦争が終わった後には軍需工場がたくさん残るのは確かなようです。
その後、工場の稼働を維持するにはどこかに輸出するしかありません。しかし、そう簡単に戦争で使っているほどの量を輸出するのは難しいでしょう❓
では、どうするか❓
自家消費を考えると思います。
つまり❓
どこかと又戦争を始めるだろうと思います。

軍国主義国家を支援して軍需工場を膨大に作れば、どうなるか・は、それほど難しく考えなくても分かると思います。

そうでなければロシアと戦争しながら、消費先を増やすとかね❓

これで恐ろしくないヨーロッパは、頭が「マヒ!」していると思います。目先の大金に目が眩んだのか❓
ヨーロッパは、当分危ないと思います。

ロシアとの勝ち負けは、どうでもよくなって・・・
ひたすら戦争を長引かせるのが目的のように見えます。

それを軍国主義ウクライナが美化してくれます。
救いようが、ないですね❓
それを止めさせることが出来るのは、皮肉にも嫌われ者のトランプしかいません。
究極の皮肉です。
あるいは❓
ロシアが、サッサとウクライナを攻め潰すとかね❓
やっぱり、究極の皮肉ですね❓

※以上の何が、おかしいか❓
2021年11月のアメリカやEUのウクライナに対する認識と2022年2月24日以降の認識の激変です。
背に腹は代えられない・と言うことでウクライナを「ホワイトウオッシュ」したのが、良く分かると思います。

2021.11.1
欧州、ウクライナは我々を守るための盾ではなく緩衝地帯としての役割を自認すべき
https://grandfleet.info/european-region/europe-and-ukraine-should-admit-their-role-as-a-buffer-zone-rather-than-a-shield-to-protect-us/

つまり❓
2021年11月ごろまでは、まったく相手にされないホラ話をゼレンスキーは吹聴していたわけです。
しかし、ロシア軍事侵攻後はホラ話が独り歩きし始めました。
『Modern Diplomacyは「なぜロシアが欧州全土を侵略するだろうと考えるのか?パイプラインを利用した天然ガスの供給で欧州に脅すという発想もプロパガンダに過ぎない」と疑問を投げかけている。』
これと関連して考えると2022年9月に起きた「ノルドストリーム」爆破事件も相当怪しくなるでしょう❓
CNN
オランダ諜報機関、ウクライナがパイプライン攻撃を計画とCIAに警告 蘭公共放送
2023.06.14 Wed posted at 13:31 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35205178.html
ロイター
ノルドストリーム爆破背後に親ウクライナ派、米情報示唆=NYT
Reuters
2023年3月8日午前 5:01 GMT+91年前更新
https://jp.reuters.com/article/idUSKBN2V91RP/

ウクライナは、目的のためなら何をやるか分からない危険な謀略国家です。ついにはヨーロッパを戦争に巻き込みつつあります。ヨーロッパとアメリカは、ウクライナへの関与を止めてロシアに任せるべきだと思います。
アメリカは、止めるかもしれません。
ヨーロッパは、徐々にウクライナが戦争に引き込みつつあるように見えます。ウクライナの意図していることは・・・
ヨーロッパ+ウクライナVSロシアの戦争にすることだと思います。
ロシアの軍事侵攻も敢えてウクライナが招き寄せた可能性が高いと思います。
アメリカの謀略がウクライナを謀略国家にしたのかもしれません。結局のところ現在のウクライナ政府はアメリカが2014年の謀略で作った政府です。その流れが今、また出てきているのでしょうね❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


3月2日 東部戦線の各戦場の戦況(アウデイーイウカ、バフムト)<ウクライナ紛争2024.3.2

2024-03-02 22:06:38 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2024.03.2
アウディーイウカ方面の戦い、ベルディチに対するロシア軍の攻撃は失敗
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/battle-of-audiiuka-russian-attack-on-berdici-fails/

アウディーイウカ西の戦闘は、ロシア人軍事ブロガーの進軍ラッパが鳴っていたようで現在は、ウクライナ軍が予定してた防衛ラインが機能してもみ合いのようです。
北から順にベルディチ、セメニフカ、オルリフカ、トネネキーです。
一応急造だとは思いますが防衛ラインは準備していたようです。
ただし従来の補給ラインは、ほぼ使えませんので迂回して補給する必要があります。その点を考えても後方の陣地を強化して防衛ラインを整備する時間稼ぎのように思います。
既に書いた北西方向~湖西側に防衛ラインを準備出来れば、そこで取り敢えずの防衛戦は可能だと思います。

航空万能論GFは、記事も役に立ちますがコメント欄に時々詳しいコメントがある場合があります。管理人もカバーできる部分は限界がありますから、それを補足してくれます。
それによると・・・
『ただロシア側の情報で現状真偽は不明ですが、ノボバフムティフカ近郊の線路合流地点にロシア軍が到達したという話も出てきているため、低地での不利な反撃にかまかけている間にオケレタイン方向から回り込まれるのではないかという懸念が…』

現在の戦闘地域に北側線路沿いの拠点のノボバフムテイフカNovobakhmutivkaの事を言っています。この付近に北から回り込まれると、現在の戦闘地域は北から大きく包囲されます。

仮にそうなっても西のソロヴィオーヴェSolovioveやウマンスキーUmans'keに撤退できますからそれほどウクライナ軍が困るわけではありませんが、現在の戦闘地域での抵抗は短くなるかもしれません。

他の戦場でも戦闘は続いていますが今、かなり緊迫してきているのがバフムト西の戦場です。
これまでチャシブ・ヤールChasiv Yarの南東側の補助拠点だったイワニフスキーの市街全域が戦闘地域になり、かなりロシア軍に押し込まれています。
ここから完全にウクライナ軍が駆逐されると、いよいよチャシブ・ヤールChasiv Yar攻撃が本格化すると思います。
チャシブ・ヤールChasiv Yarの北東方向にある軍事拠点のボタニフカを攻めながらルートO-0506沿いを西に攻撃します。
徐々にチャシブ・ヤールChasiv Yarの激戦が近付いてきました。

クピャンスク方面では、それほど大きな動きはないようですからチャシブ・ヤールChasiv Yarが、ロシア軍の次の優先目標ではないか・と思います。

南部ザポリージャ戦線では、ロボティネ村Robotyne付近で互角の攻防が続いています。ウクライナ軍は一時期その南のノボプロコピウカ村Novoprokopivkaまで押し込んでいましたから、やや北に押し返されています。

今のところ各戦場では、互角かロシア軍押し気味の戦いが続いています。

しかし、総司令官がシルスキー総司令官に交代してからは援軍の派遣も行われるようになりましたし、各戦線とも落ち着きを取り戻している気配があります。
ロシア軍の都合を言えば大統領選挙に向けて大きな戦果を挙げたので、目先一服しているのかもしれません。
前任のザルジニーは、ほぼ何もしていなかったことが分かります。そんな人間がウクライナでは英雄です。誰が何の目的で作り出したのか❓
(推測は出来ます。スペアの確保です。)

CNN
四輪駆動バイク攻撃・3Dプリントドローン・弾薬不足――ウクライナ南部前線の内側
2024.03.02 Sat posted at 18:30 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35215982.html



※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
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ウクライナ特殊軍事用語「積極防衛」とは❓<ウクライナ紛争2024.3.1

2024-03-02 19:17:37 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

軍事アナリスト、ニコライ・ベレスコフ氏「今年前半は戦線守れる、問題は後半」
2024/3/1 14:56
https://www.sankei.com/article/20240301-37MJ7WXSTZMLRBDRUU3ZWU4MCU/

ウクライナ大統領府は、相変わらず強気一点張りですが軍事アナリストは、ウクライナ的見通しを示しています。今年前半は、「積極防衛」で大丈夫だそうです。

「積極防衛」とは❓
『防御に注力し、露軍を消耗させること』
要は攻撃してくるロシア軍に打撃を与えつつ防御するという意味のようです。
もう少し分かりやすく書くと❓
攻撃は無理だから防御に専念する・と言う意味だと思います。
やはりやや負け戦の気配がありますので、言葉は大切なようです。言葉では負けない!と言うことでしょう。

色々ロシアの戦闘機を10機撃墜したとか軍艦を何隻撃沈したとか戦果を誇ってはいますが、地上の戦闘ではウクライナ領を削られています。全部、大勝利とは言いにくい部分があります。
戦闘機をどれだけ撃墜しようと軍艦を何隻撃沈しようとロシア兵を何人殺そうと、領土がなくなれば戦争は負けです。

2023年の反撃作戦の失敗の理由も述べていますが、あくまで悪いのはウクライナ以外です。ウクライナ軍の戦術の間違いには、一言も触れていません。

さすがに今年の反撃作戦には触れていません。
今年は「積極防衛」をしつつロシア軍に損害を与え、同時に来年の反撃作戦の準備をするようです。
もっとも、そうできたら上出来だ・とも言っています。
余り確信は、持てないのでしょうね❓

今年の前半は、「積極防衛」が可能だと言っています。
後半は、アメリカの援助次第だと言っています。
なければどうなるか分からない(負けるかもしれない)から「アメリカの援助が必要だ=早く援助してくれ」と言うのが、要は結論のようです。

流石にアナリストは、大統領府のように楽観的な見通しは持っていないようです。

ウクライナの場合は、大本営発表とプロパガンダばかりなので実際のところどうなっているのかが、良く分かりません。
まあ❓
それは負けている方の常で2022年9月ごろは、ロシア国防省も大本営発表のオンパレードでした。
ロシアとウクライナの違いは❓
ロシアの場合は国防相がロシア国会に呼び出されて、毎日つるし上げを食っていました。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
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MLB2024>オープン戦翔平君1打数1安打2四球と山本由伸<2024.3.2

2024-03-02 15:15:51 | MBL & プロ野球

大谷翔平は「スキャンダルとは無縁」 2人で外出せず…米老舗誌も驚愕の“極秘交際”
https://full-count.jp/2024/03/01/post1520609/
大谷翔平の“溺愛識者”に同情の声 結婚に勘違いも絶妙反応「皆さん、私は大丈夫」
https://full-count.jp/2024/03/01/post1520292/
米メディア驚愕…大谷翔平の「スパイ技術」 バレなかった“隠密愛”を称賛
https://full-count.jp/2024/03/01/post1520635/
大谷翔平を隣で見つめた“美女”「失恋した人はたくさん」 結婚発表時は「寝ていたわ」
https://full-count.jp/2024/03/01/post1520621/


翔平君が、ステルス結婚。アメリカの女性ファン、がっかり!お相手は日本の「普通の」女性でした。日本の勝利!

https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202403020000318.html
<オープン戦:ドジャース-ガーディアンズ>
「第1打席は四球。第2打席で右前へ先制適時打を放った。5回の第3打席は四球。代走を送られベンチへ下がった。1打点。

去年の後半も四球攻めが凄かったですが、オープン戦2試合目にして3打数2四球です。
でも去年からボールを振らなくなりました。だから結果として出塁率も上がりOPSも上がります。その意味で今年も去年の好調を維持していると思います。
レギュラーシーズンが始まれば投手も逃げてばかりは、居られなくなります。
1番ベッツ2番翔平3番フリーマンの強力打線の威力が発揮されると思います。
去年までは1番⇒出塁率が悪い 3番⇒貧打
そのため相手チームは、歩かせ放題でした。最下位のチームまで歩かせるんですから❓あれはひどいと思います。お客さんをバカにしてますよね!
お客さんは最下位チームの勝ち負けなんか気にしません。
見たいのは、翔平君のホームランです。
今年は、そういうケースは少なくなります。
行くか❓ボンズ超え!(73+1)


※翔平ネタに霞みますが・・・
王者圧倒…“大谷キラー”も3球三振 山本由伸に米記者驚嘆「本当にえげつない」
2024.02.29
https://full-count.jp/2024/02/29/post1520006/

オープン戦初登板で2イニングの投球でしたが、ほぼ完ぺきな仕上がりで、開幕戦を待つばかりです。
個人記録の注目は、サイヤング賞受賞なるか❓
でしょうね❓
数字的な目途はすでに書いた通りです。


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


アメリカとロシアのパワーゲームの行方は❓<ウクライナ紛争2024.3.2

2024-03-02 15:13:50 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ロシア弱しと見てロシア潰しを仕掛けたアメリカでしたがウクライナ紛争が2年経過して、ウクライナがロシアに勝つ目は出てきません。

経済封鎖でロシア経済を潰し、ロシアの政変を誘発してロシアを潰す予定でしたが、プーチン・ロシアは潰れる気配がありません。

ヨーロッパ経済の方が不調になり、どっちが経済制裁しているのか意味不明な状況です。経済制裁ブーメランが威力を増してヨーロッパに戻ってきてしまいました。
それでもヨーロッパの方は、やる気満々のようです。

普通に見るとウクライナは弱体化しつつあり、ロシアは好調です。戦争を続ければ、自然にロシア有利になりそうな流れです。
こんなことは、誰が見ても分かります。

アメリカのウクライナ支援予算が下院で止まったままです。トランプが悪いことになっていますが、トランプは口実だと思います。
アメリカは、停戦に持ち込む流れを作りたいのであろうと思います。ここでいうアメリカはアメリカ政府です。大統領府ではありません。
バイデンさんが、どう笛を吹いて太鼓を鳴らそうと無視されています。
それどころか今年度の連邦政府予算さえ、これからです。

アメリカ政府としては、もうウクライナ紛争は終わりにしたいと考えていると思います。
しかし、ゼレンスキーはそんなことは無視して戦争一直線です。
アメリカも飛んでもない戦争屋をスカウトしてしまいました。

で結論アメリカ政府はどうするのか❓
11月の大統領選挙までは、だらだらとやると思います。
ウクライナ関連予算は、大幅に減額して可決でしょうね。減額しないと共和党が応じないと思います。

バイデンさんはウクライナ紛争を止める気配はありませんから、トランプ当選の方に流れが行くと思います。バイデンさんが当選したければ、ウクライナ紛争終結の道筋を見せなければ無理だと思います。

アメリカ軍にとっても相当重荷になってきていると思います。

パワーゲームを仕掛けたのはアメリカですから、止めるならアメリカの方から行動しなければなりません。
ロシアの方は、ちんたら戦争を続ければ有利になるだけですからロシアの方から戦争を止めることはないと思います。

戦争を煽りまくるゼレンスキーは邪魔になってきました。
ゼレンスキーは、アメリカとの武器使用の約束も破りました。ハイマースをロシア領に使いました。段々アメリカのコントロールも効かなくなりつつあります。うっかりするとNATOまで戦争に引き込みそうです。ゼレンスキーは、ほぼヨーロッパの危険物になりました。フランスのマクロンは戦争を拡大したいようです。理由⇒相当フランスの軍需産業と「つるんでいる」疑いがあります。中国とも「つるんで」います。バイデンさんが気軽に始めたパワーゲームは、相当危ないことになってきました。

2019年のウクライナの大統領選挙を見ても、アメリカの影響は大きいと思います。スポンサーのアメリカに逆らえば❓
ゼレンスキーは、どうなるんでしょうね❓
パワーゲームが終わって用事のなくなったピエロは❓
(もっとも❓アメリカが間違えれば、パワーゲームは更にヒートアップする可能性もあります・・・「祭りだ!わっしょい!」・・・は、止めて欲しいですが❓バイデンさんの場合、そっちに行きそうなのが怖いところです。「クレージーのくそったれ野郎」と言っていましたね❓相当、「も◎ろく」していると思いますよ❓)


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
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「沿ドニエストル・モルドバ共和国」の議会が「保護」をロシア議会に求める決議案を採択<ウクライナ紛争2024.3.2

2024-03-02 12:48:33 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

モルドバ親ロ派、ロシアに「保護」要請へ
「沿ドニエストル・モルドバ共和国」
2024年2月29日 9:32 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア モルドバ ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3507323?cx_part=top_topstory&cx_position=1

そもそも、こんな国があることすら知らない人が多いと思います。私も去年知りました。
パターンは、ウクライナの東部独立派と同じです。
モルドバがロシアから独立した時、親ロシア派住民が蜂起してモルドバと戦争になりました。この時ロシアが介入して親ロシア派住民が勝利して出来たのが、「沿ドニエストル・モルドバ共和国」です。
トランスニストリア戦争
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%88%A6%E4%BA%89

なにしろ人口約47万人のちっぽけな国ですから独立後もモルドバから圧力を受けて細々とやっています。ロシアも放置するとすぐ負けてしまいますから今は1500人規模の部隊を駐留させています。そんな経緯ですからロシア以外からは、国として認知されていません。しかし1992年から独立国ですからね❓もうそろそろ何らかの地位を求めるべきだと思います。

ロシア系住民の多い国は、反ロシア的な政権が出来るとロシア系住民が武装蜂起するケースがあります。
モルドバも人口400万人くらいのちっぽけな国です。
元々ルーマニア領で第2次世界大戦後、スターリンがルーマニアに割譲させてロシア領になりました。
だから旧ソ連崩壊後、独立するのは分かります。
ルーマニアに帰属すればいいと思いますが、独立路線を取りました。ヨーロッパには、こんな国が沢山あります。ちっぽけな国が乱立してゴタゴタの素になります。
ルーマニアに帰属していればNATOに加盟していますからロシアは手出しは出来ません。
独立国でいるから国内は不安定で時々ロシアが介入します。

※それは脇に置いて・・・
「沿ドニエストル・モルドバ共和国」の議会の決議は、当然❓

『ウクライナへの西側部隊派遣「排除せず」 マクロン仏大統領』
2024年2月27日 9:26 
https://www.afpbb.com/articles/-/3506894

この「とんでも発言」に対するロシアのリアクションです。議会から議会への要請ですから正式なものではありません。正式にやるなら政府から政府への要請になります。

「モルドバで、ゴタゴタ起こそうかな❓」

と、やんわり牽制しています。
もちろん、辛口の口撃も忘れません。

『仏大統領は「ナポレオン気取り」、プーチン氏側近が派兵発言非難』
2024年2月29日午前 9:41
https://jp.reuters.com/world/ukraine/NKUJMBXCOZIP3DDCNVXE2PZR6Q-2024-02-29/

これは西側が・・
「プーチン氏はピョートル大帝を気取っている」
と言うフェイクに対するお返しです。
中々面白いので引用・・・
『 プーチン・ロシア大統領の側近は28日、ウクライナ派兵の可能性に触れたマクロン仏大統領に対し、派兵すればナポレオンの大軍が1812年のロシア侵攻で敗北したのと同じ結末を迎えることになると警告した。
ウォロジン下院議長は、マクロン氏は自らをナポレオンと見なしているようだと指摘。自身の公式ソーシャルメディアアカウントで「個人的な権力を維持するため、マクロンは第3次世界大戦を引き起こすこと以外に考えられなかったのだろう。フランス市民にとって彼の構想は危険なものになっている」と述べた。
メドベージェフ安全保障会議副議長(前大統領)はマクロン氏の発言について、西側の政治的思考がいかに欠陥に満ちたものになっているかを示しているとし「200年前に引きちぎられた黄金の肩章をつけようとする(ナポレオン・)ボナパルトの小心で悲劇的な後継者たちはナポレオン並みの復讐を熱望し、狂暴で極めて危険なたわ言を吐いている」と述べた。』

まあ、何というのか❓
ヨーロッパは、結局戦争好きな民族が多いと言うことだと思います。大体戦争はヨーロッパでやっていることが多いです。ちっぽけな国が、どこかで戦争を始めてしまうんですね❓
大きな国まで参加すると「◎◎大戦」になります。

だから、基本的にヨーロッパ以外の国はヨーロッパの戦争には関与するべきではありません。運が悪ければ、「◎◎大戦」に巻き込まれてしまいます。
だから、今の日本政府は「本当にバカだ!」と思います。
わざわざ巻き込まれに行っています。
「馬鹿につける薬」は、ない状態ですね❓
それに賛成する日本人も、相当◎◎です。

戦争は、こんな具合にして段々拡大していきます。
スタンドプレーに走ったマクロン仏大統領は、そのきっかけを作ったと言えます。

これがロシアの戦争計画を変えたかもしれません。
「沿ドニエストル・モルドバ共和国」をロシアが支援しようとしても今は、外からの連絡路がありません。
つまり❓
ウクライナ南部の一番西の飛び出たあたりを占領すると「沿ドニエストル・モルドバ共和国」は、黒海への出口が出来ます。

多分、ロシアはウクライナ南部を占領するのは止めていたと思います。だから東部を攻撃しています。
「やっぱり、南部も必要でないか❓」
と、考えが変わるかもしれません。
ロシア軍に余裕が出来たらドニプロ川の西岸(ヘルソン市)を攻撃し始めるかもしれません。

マクロン仏大統領のお気軽な一言が、戦争の性質と規模を変えてしまったのかもしれません。
何より悪いのは❓
「NATOがロシアを攻めてくる!」
と言うロシア政府の主張に根拠を与えました。ロシア政府はロシア国民に簡単に説明できるでしょう❓
賢くないな・と思いました。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


新旧ウクライナ軍最高司令官>ザルジニーとシルスキー<ウクライナ紛争2024.3.1

2024-03-02 09:16:27 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ゼレンスキー大統領就任 2019年5月20日~

ヴァレリー・ザルジニー(50歳)
1997年にオデッサ陸軍士官学校を卒業
2007年に国立国防アカデミーを卒業
第24独立機械化旅団参謀長兼副司令官
2009年から2012年まで第51独立機械化旅団長
2014年にウクライナ国防大学を卒業
2017年に西部作戦管区参謀長兼副司令官
2018年にウクライナ統合軍事作戦司令部副司令官
2019年に北部作戦管区司令官
2021年7月27日ウクライナ軍総司令官
2024年2月8日解任

オレクサンドル・シルスキー(58歳)
モスクワ高等軍事学校を卒業
1980年にウクライナに移住
1991年までソ連軍人
チェコスロバキア、アフガニスタン、タジキスタンに駐留
アフガニスタン紛争 (1978年-1989年)
2019年8月5日から第10代ウクライナ陸軍司令官
2020年8月23日上級大将
2024年2月8日ウクライナ軍総司令官

ザルジニーとシルスキーは、ゼレンスキーが大統領就任後抜擢されたと言えます。特にザルジニーの抜擢は異例です。そして、ロシア軍の侵攻の前年にさらに異例の抜擢人事でウクライナ軍総司令官に就任しています。ほぼ実戦経験はなくペーパー将軍です。

※以下は私の推測です。
アメリカ人事だと思います。アメリカ軍と太いパイプを持っているようです。アメリカの国防長官の発言だと思いますが、とにかくウクライナの内情を全部話していたようです。話すぎだと言っていました。ロシアの軍事侵攻を予測してアメリカとのパイプ役を期待されたと言うのが私の推測です。アメリカ筋から強引に押し付けられた可能性もあります。何もしない軍人が英雄になってしましました。

※ここからは本文に戻ります。
ゼレンスキー後、古い旧ソ連タイプの将軍はかなり更迭されたのではないかと思います。
現在の軍管区司令官は、全部少将です。
東部作戦管区オレグ・ミカッツ少将2021年8月9日~
西部作戦管区 セルギー・リトビノフ少将2021年8月~                                               
北部作戦管区ヴィクトル・ニコリウク少将2021年~
南部作戦管区アンドリー・コワルチュク少将2021年~

単にウクライナ軍内部の定期的な人事異動かもしれません。しかし、ロシアの軍事侵攻の前年に全部交代しています。

何か意図的なものを感じます。

こうしてみると古いソ連タイプの将軍は、シルスキーだけです。シルスキーは軍歴を見るとアフガン戦争にも参加した実務履歴の長い将軍です。古い将軍の代表とも言えます。

※以下も私の推測です。
ウクライナ軍内部に親米派の若手の軍人と古い民族派の二つの派閥があるとします。民族派軍人派閥の引退の条件がシルスキーをNo2として残すことでなかったのか・と思います。
当然、民族派軍人派閥がなくなったわけではなく今も残っていると思います。

アメリカ頼りのゼレンスキーは、アメリカ軍人派閥に頼りたいのだろうと思います。
しかしザルジニーは、あえてゼレンスキーに反旗を翻して更迭されるように仕向けました。
アメリカ軍筋が(大統領ではありません)ゼレンスキーを見限った可能性を示しています。

アメリカ派閥に見放されたゼレンスキーは、やむを得ず民族派軍人派閥に乗り換えたのではないか・と思います。

もちろん、これは私の推測にすぎません。
しかし2021年のウクライナ軍の幹部人事を見ると、何か外部からの影響があった可能性もあります。その影響を考えると、一番可能性のあるのはアメリカ軍筋です。政治ど素人のゼレンスキーの知恵ではないでしょう❓

仮にアメリカ軍筋がウクライナ軍の幹部を入れ替えたとするなら、相当怪しいですね❓
何のためかと言うとロシア軍の侵攻に備えたのであろうと思います。

仮にウクライナ軍内部に二つの派閥があるとするとアメリカ派閥の代表のザルジニーを逃がした(泥をかぶらないようにした)事には、また理由があるような気がします。

シルスキーが敗戦か劣勢の責任を問われたとき、何が起きるか❓
(トカゲのしっぽ切り・用に見えなくもないです❓切られるシッポが2本だったりして❓)

※某ア◎リカ軍筋が、なぜこうするか❓
トランプ大統領誕生に備えた保険だと思います。
そう考えるとザルジニーが後方に大きな部隊を残している理由も分かります。70万人のウクライナ軍が残っていればロシアとの停戦交渉の時、降伏よりは強い交渉が出来ます。東部軍管区は捨て殺しと言う残酷な計算です。某ア◎リカ軍筋にとって停戦になるのならウクライナ領が残っていればよく、多い少ないは関係ないと言うことです。ドニプロ川の西半分なら上出来と言うことでしょう。

フランスのマクロンが、モルドバで火を付けようとしてる理由は❓
アメリカ!逃がさないぞ!!!

『※以上は、あくまで私の推測にすぎません。こんなことに関してニュースや資料があるはずは、ありませんから。』


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27