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「北の山・じろう」時事日記

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トランプ氏のウクライナ紛争に関する認識を、BBCが報道<2025・04・17

2025-04-18 11:43:25 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

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BBC
トランプ氏、ウクライナでの戦争開始はゼレンスキー氏の責任と 多くの死傷者についても
2025年4月15日
https://www.bbc.com/japanese/articles/c7vnlj00262o

ウクライナ紛争勃発後、それを待ち構えていたアメリカ(と西側)のプロパガンダが一気に西側世界を覆いつくしました。
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ウクライナ⇒侵略された側=正義
ロシア⇒侵略した側=極悪
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しかし、実際にはアメリカ(バイデン)のウクライナのNATO引き込みとロシア圏の侵略の意図が、招き寄せた結果です。
しかも、ウクライナが「ミンスク2合意」を破棄して東部独立派を軍事力で潰そうとしたことが、東部独立派を守るためのロシアの軍事力行使を、あえて引き寄せたと言えます。普通に見るならロシアを戦争に引き込むための罠と言えます。
これは、中立的な立場から見る国際政治学者の通説と言っていいと思います。
そんなことは、西側の政府やメデイアからは、消え去りました。ロシア潰しのためのプロパガンダ一色になりました。
しかし、アメリカ限定で言えば米共和党は、ウクライナ紛争に反対する立場に変化しました。トランプ氏の影響が大きかっただろうと思います。共和党の反トランプ派はウクライナ支援賛成の立場です。

共和党の現在の主流派であるトランプ氏とその支持者が大統領府を形成すれば、当然にトランプ氏の見解が政策になります。共和党の過半数も、とめどもないウクライナ支援には反対です。ウクライナより国境問題や不法移民問題の方が、アメリカにとって重要だという立場です。日本の政府もマスコミも、これまでは黙殺してきました。
今でもバイデン・アメリカの立場でしょう。

イギリスのマスコミは、イギリス政府の政策には忠実です。
従来のバイデン・アメリカの主張を変えていません。

しかし、今回のBBCの報道の仕方は従来とは全然違います。
まず、記事タイトルで『戦争開始はゼレンスキー氏の責任・・・』と書いています。これまでなら、あり得ないことです。イギリスにとってゼレンスキーは、絶対正義ですからゼレンスキーに戦争の責任があるような言葉をタイトルに使うことは、絶対にしなかったと思います。

もっとも記事は、トランプ氏の主張をそのまま伝えているだけです。
それすら、これまでは無視してきたことです。
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<記事から引用>
 トランプ氏は、「自国より20倍大きい相手と戦争を始め、他国からミサイルをもらおうと望むなんてありえない」と述べた。同時に、ジョー・バイデン前米大統領にも、戦争の責任があるとした。
 トランプ氏はまた、ゼレンスキー氏の能力を疑問視し、同氏が「いつもミサイルの購入を考えている」と発言。「戦争を始めるなら、勝てると分かっていなくてはならない」と述べた。
 トランプ氏はさらに、「数百万人が死んだのは3人のせいだ」と発言。「1人目はプーチン、2人目は自分が何をしているか全く分かっていなかったバイデン、そしてゼレンスキーだ」と続けた。
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これは、中立的な立場からウクライナ紛争を見る学者や識者の多数意見だろうと思います。
もっと強く、アメリカのNATO東方拡大政策が原因だ・と主張する有名な国際政治が学者もいます。
このような「まともな」見解は無視され、ひたすらロシア極悪のプロパガンダを叫んで、戦争を煽り立ててきたのが、バイデン・アメリカとヨーロッパです。

BBCが報道したのは、単なる事実にすぎません。しかし、それすらこれまでは西側の米民主党よりアメリカ・マスコミとヨーロッパの左派寄りマスコミは、黙殺してきました。
このような普通の見解を、西側のマスコミが報道していたらウクライナ紛争は、ここまで激化はしなかったと思います。
BBCは、今回なぜかトランプ氏の発言を引用して本当のことを報道しました。
トランプ氏とイギリス政府に何らかの合意が成立した可能性があります。

従来、イギリス政府はバイデン・アメリカの忠実で積極的な協力者でした。
米民主党からトランプ政権に乗り換えた可能性があります。
もし、これまでウクライナ絶対支持で凝り固まっていたイギリス政府が、トランプ政権と何らかの水面下の合意が出来たとするなら、ウクライナ紛争に、どっぷり関与してきたイギリス政府の政策が変更される可能性があります。
イギリス政府が従来の政策を変更するなら、他のヨーロッパ諸国も政策を変更する可能性があります。
トランプ政権がウクライナ支援を止めても、ヨーロッパが止めなければ、中々ウクライナに停戦を受諾させることは難しいと思います。

そのような、これまでの流れが変化するかもしれません。
非常に興味深い今回のBBCの報道です。しかも日本語版でも記事にしています。
少々どうあろうと、もう戦争は止めさせるべきです。

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死傷者数は、今通説的に言われているより、ずっと多いと思います。
私の推測は、ウクライナの2024年の死亡者数から「個人的に」推測した数字です。
それ以外の根拠はありません。
(戦死者数のごく大雑把な推測)
ウクライナ側 40万人~50万人
ロシア側 25万人~35万人
★ロシア側は、ウクライナの戦死者数からの推測で実際には不明です。
ウクライナ側の方は、数字的な一応の根拠があります。
過去日記で書きました。
大雑把に負傷者数は、戦死者数の3~4倍はいると思います。
死傷者数は、最大何人になりますか❓
最大で行くと、(50+35)×3~4倍+85万人です。
★私が見たのは、ウクライナ法務省が公表した2024年のウクライナの死亡者数です。(戦死の数ではありません)
と言う事は、2022年と2023年の数字もあるはずです。
ロシア側にも同じ数字があるでしょう。
そこから自然減の死亡者数を差し引いた数字の合計が、ウクライナ紛争での双方の戦死者数の概算です。
つまり、双方の戦死者数を概算できる数字はあります。私が思うくらいですから少なくともアメリカ政府は概算の数字を持っているはずです。そこから、「3から4倍の数字=負傷者」数が概算できます。合計したのが双方の死傷者数です。

もう、十分死傷しました。戦争は速やかに止めさせるべきです。


1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (SNSの集合知)
2025-04-19 00:51:10
SNSで面白い取り組みがあったようで、ウクライナの戦死者は55〜65万人だそうです。
戦死者について報じた記事の中で、オリジナルのもの(一次報道)だけを特定して総和した数字とのこと。
ブログ主さんの概算と近い規模感ですね。

ロシアは国防省が普通に死傷者を発表してるので、戦死を1/3くらいとすると20万人弱ほどの規模だと思います。
囚人込みだと20万人を超えるかも知れません。
砲火力にせよ航空優勢にせよ上回ってるのはロシア側なので、まあこんなもんだよな〜という数字です。
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