「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナの武器・大増産計画とヨーロッパの戦争リスクとは❓<ウクライナ紛争2024.3.2

2024-03-02 22:10:52 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ウクライナ兵器生産、昨年3倍増 今年は弾薬拡大方針=戦略産業相
ロイター編集
2024年2月26日午前 9:07 GMT+94日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/NX2YYMDAYBJQZK4G7EYXQJIDI4-2024-02-26/

『ウクライナのカミシン戦略産業相は25日、昨年の兵器生産が3倍に拡大し、現在では国内防衛産業に国営・民間企業500社が携わっていると明らかにした。』

この多くは、ヨーロッパの巨大武器メーカーとの合弁企業です。ニュースに出ていたのは、ドイツのラインメタル、イギリスのBAEシステムズです。他にも沢山の主にヨーロッパの武器メーカーが参加していると思います。

EU各国が「ロシアに勝たせてはならない=戦争を継続する」と断固主張する大きな理由です。
アメリカが最近、余りやる気が見られないのはアメリカ企業の参加が少ないからだと思います。

相次いでヨーロッパの主要国(金持ち国)がウクライナと二国間協定を締結してウクライナを資金的に支えることを決定しました。

その理由がウクライナの武器・大増産計画です。とにかく自国では増産はしにくいです。だからウクライナに合弁工場を建設して、ガンガン!ウクライナ政府に武器弾薬を納品しようと言うことだろうと思います。
自分の国でやれば戦争が終わった後、生産を縮小するのは難しいですし、うっかりすると倒産します。ウクライナに工場を建設すれば、そのリスクを回避できます。
あるいは、ウクライナ工場での生産分を第三国に輸出することもできます。

早い話がウクライナをヨーロッパの武器メーカーの下請け工場にしようと言う話です。もちろん原資は、EU政府のウクライナへの援助資金です。
こういう話をEUの金持ち国が、作り上げました。
だからEU各国の「ロシアに絶対勝たせてはならない!」の大合唱は、声が大きくなる一方です。

ロシアは負けそうもないですから、ウクライナにテコ入れし続ければ戦争は当分続くと言う読みです。

ひたすらヨーロッパの金儲けのための戦争に変化した気配があります。

ウクライナの方は民需を犠牲にして軍需工場ばかり建設して戦争が終わったらどうなるんだろう❓
と言う懸念はありますが、EU諸国にしてみればそれは自分の国の話でないからどうでもいいのだろうと思います。
投下した資本を回収して出来るだけ大きな利益が上がればそれでいいという考えだと思います。

戦争がどのような終わり方をするか不明ですが、ウクライナは戦争が終わった後には軍需工場がたくさん残るのは確かなようです。
その後、工場の稼働を維持するにはどこかに輸出するしかありません。しかし、そう簡単に戦争で使っているほどの量を輸出するのは難しいでしょう❓
では、どうするか❓
自家消費を考えると思います。
つまり❓
どこかと又戦争を始めるだろうと思います。

軍国主義国家を支援して軍需工場を膨大に作れば、どうなるか・は、それほど難しく考えなくても分かると思います。

そうでなければロシアと戦争しながら、消費先を増やすとかね❓

これで恐ろしくないヨーロッパは、頭が「マヒ!」していると思います。目先の大金に目が眩んだのか❓
ヨーロッパは、当分危ないと思います。

ロシアとの勝ち負けは、どうでもよくなって・・・
ひたすら戦争を長引かせるのが目的のように見えます。

それを軍国主義ウクライナが美化してくれます。
救いようが、ないですね❓
それを止めさせることが出来るのは、皮肉にも嫌われ者のトランプしかいません。
究極の皮肉です。
あるいは❓
ロシアが、サッサとウクライナを攻め潰すとかね❓
やっぱり、究極の皮肉ですね❓

※以上の何が、おかしいか❓
2021年11月のアメリカやEUのウクライナに対する認識と2022年2月24日以降の認識の激変です。
背に腹は代えられない・と言うことでウクライナを「ホワイトウオッシュ」したのが、良く分かると思います。

2021.11.1
欧州、ウクライナは我々を守るための盾ではなく緩衝地帯としての役割を自認すべき
https://grandfleet.info/european-region/europe-and-ukraine-should-admit-their-role-as-a-buffer-zone-rather-than-a-shield-to-protect-us/

つまり❓
2021年11月ごろまでは、まったく相手にされないホラ話をゼレンスキーは吹聴していたわけです。
しかし、ロシア軍事侵攻後はホラ話が独り歩きし始めました。
『Modern Diplomacyは「なぜロシアが欧州全土を侵略するだろうと考えるのか?パイプラインを利用した天然ガスの供給で欧州に脅すという発想もプロパガンダに過ぎない」と疑問を投げかけている。』
これと関連して考えると2022年9月に起きた「ノルドストリーム」爆破事件も相当怪しくなるでしょう❓
CNN
オランダ諜報機関、ウクライナがパイプライン攻撃を計画とCIAに警告 蘭公共放送
2023.06.14 Wed posted at 13:31 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35205178.html
ロイター
ノルドストリーム爆破背後に親ウクライナ派、米情報示唆=NYT
Reuters
2023年3月8日午前 5:01 GMT+91年前更新
https://jp.reuters.com/article/idUSKBN2V91RP/

ウクライナは、目的のためなら何をやるか分からない危険な謀略国家です。ついにはヨーロッパを戦争に巻き込みつつあります。ヨーロッパとアメリカは、ウクライナへの関与を止めてロシアに任せるべきだと思います。
アメリカは、止めるかもしれません。
ヨーロッパは、徐々にウクライナが戦争に引き込みつつあるように見えます。ウクライナの意図していることは・・・
ヨーロッパ+ウクライナVSロシアの戦争にすることだと思います。
ロシアの軍事侵攻も敢えてウクライナが招き寄せた可能性が高いと思います。
アメリカの謀略がウクライナを謀略国家にしたのかもしれません。結局のところ現在のウクライナ政府はアメリカが2014年の謀略で作った政府です。その流れが今、また出てきているのでしょうね❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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