「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

トランプ氏初公判が2024年3月4日に決定<2023年8月

2023-08-30 17:51:56 | アメリカ合衆国

トランプ氏初公判、来年3月4日 「スーパーチューズデー」前日 米地裁
2023年8月29日 9:14 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3478924?cx_part=top_topstory&cx_position=1

共和党の指名候補を選ぶ予備選や党員集会が集中する「スーパーチューズデー(Super Tuesday)」の前日当たるとのことです。

地裁のタニヤ・チャットカン(Tanya Chutkan)判事は、「公判の期日設定については、被告の職業上の義務が顧慮されることはない」と明言した。とのことです。

要は裁判所が決めた日程の通りに裁判手続きは、進行すると言うことです。大統領選挙がありますの、大統領指名候補争いのは、裁判手続きの日程を変更する理由には、ならないという意味です。

これで共和党の党内予備選とは無関係にトランプ氏の刑事裁判が進行することが決定しました。

トランプ氏は、例によって自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に怒りのコメントを連発です。
「(特別検察官は)正気の沙汰ではない」
「選挙妨害だ」
「(日程につき)上訴する!」
等です。
しかし、通常公判日程については上訴できないそうです。

トランプ氏初公判、スーパーチューズデー前日に 選挙結果覆す画策巡る裁判
2023.08.29 Tue posted at 08:09 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35208355.html

日程が早まった理由は・・
検察はトランプ氏のSNS上の投稿などを理由に早急に公判に進む必要があると主張
トランプ氏がほぼ毎日本件に言及する投稿をして
「証人を公にけなし、裁判所や(陪審となる)市民の完全性を攻撃している」と訴えた

まあ、自ら墓穴を掘ったというべきでしょうね。
裁判と大統領予備選の同時進行と言う、前代未聞の事態が発生する事が決定しました。

仮にそれで共和党内の予備選を勝ち抜いたところで、大統領本選でどれだけの支持が得られるかには、大きな疑問があります。

そして大統領選挙の年は、連邦議会から地方議会、知事選などてんこ盛りの選挙イヤーです。
トランプ氏に加担していると有権者から見なされれば、共和党の各候補者は、どうなるのか?

トランプ氏と一緒に土左衛門か?
トランプ氏を土左衛門にして自分たちは生き延びるか?

かなりシビアな二者択一が待っています。

※前回の中間選挙では、トランプ人気に便乗して党内予備選を勝った候補者は、軒並み苦戦して議席が増えなかった実績があります。共和党圧倒的有利の中間選挙ですら、そんな有様でした。アメリカの有権者には、大雑把に見積もってトランプ支持ではない有権者が、3分の2はいます。今回は、アメリカの民主主義制度と司法制度の危機ですからアメリカの有権者は、冗談みたいな投票行動はしないと思います。

今となっては、まともなアメリカ人で「トランプ氏が大統領になって良かった」と思っている人は、(ごく)少ないのではないかと思います。トランプ主義者に国を乗っ取られるところだった!と考える人も少なからずいると思います。


ロシアの立場を代弁する人々とメデイア<ウクライナ紛争2023年8月

2023-08-30 17:48:46 | ウクライナ紛争

ワールド
2023年8月28日6:23 午後Updated 17分前
ウクライナ、南東部ロボティネ奪還 反攻で南部戦線打開か
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-fighting-robotyne-idJPL4N3A93PO?il=0

この記事の中に、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が出てきます。ニューヨーク・タイムズは、これまでも度々ロシアを代弁したりロシアに有利な報道をしています。それどころか、「ウクライナ停戦」を求める一面意見広告さえ掲載しました。

アメリカで元軍高官や元大使らが、NYT紙に「ウクライナ停戦」求める一面意見広告 岸田外交は大丈夫か?
2023.05.24
https://the-liberty.com/article/20646/

ウクライナ戦争の停戦急げ――戦局拡大と泥沼化の前に 和田春樹、伊勢崎賢治、羽場久美子ら学者・専門家グループがシンポジウム開催
2023年7月2日
https://www.chosyu-journal.jp/heiwa/26992


ウクライナに兵器を供与し続けることが正義なのか 「停戦」を呼びかけた意見広告から考える
2023年6月4日 12時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/254504

はっきり言えることは、単に核戦争が怖いから早く停戦するべきだと主張しているだけです。
もう少し進めると、「停戦交渉のためにはロシアの占領地をウクライナは認めろ」という話になります。

要は現状を認めたうえで「双方が停戦交渉をするべきだ」ということになります。

日本では、大体出てくる人も同じです。広島のG7サミットに即時停戦を求める意見書を提出した約30人の学者や知識人に含まれる人たちです。アメリカも、大体似たようなグループだと思います。
「米国はジャック・マトロック元駐ソ連大使、デニス・ライヒ退役陸軍少将といった外交官や軍の元高官ら14人が名を連ねる。」

アメリカ全体の意見をこの14人が代弁しているのか?少なくとも日本全体の意見を、ここに出てくる約30人の有識者と言う人々が代弁しているのでは、ないことは確かです。

むしろ、ロシアに有利な条件で停戦交渉をするべきだと主張しています。「ロシアが侵略したウクライナ領に居座ったままでは、停戦交渉に応じられない」と言うのが欧米とウクライナの主張です。

ロシア・ロビーと言うべきでしょうね。
日本だとほぼ左翼系と言えると思います。
護憲や安保反対の立場とも重なるのでは、ないでしょうか?
少なくともニューヨーク・タイムズの論調には、明らかに反ウクライナ的な部分とアメリカ政府に不利な記事を報道する傾向が見られます。
ニューヨーク・タイムズの論調は、東京新聞の論調と同じなのであろうと思います。
「ニューヨーク・タイムズが◎◎と報道している」
アメリカの左翼新聞が、どう報道しようとロシアのためにする報道であり、何らかの根拠になるわけではありません。

「ウクライナ戦争即時、停戦」を主張する人々は、ほぼ同じです。ウクライナの主権や領土を侵略された事実、あるいはロシアの戦争犯罪を、軽々と無視します。
和平のためには、ウクライナは全部泣け!と言うわけです。それは、ロシアの不法または違法行為を全部、認めるのと同じことです。

無責任の極みと言うべきです。そのメデイアがどの立場に立ち、誰を代弁しているのかを見極める必要があると思います。

ニューヨーク・タイムズと聞けば、正しいメデイアだとの印象がありませんか?
その主張や広告を見ると、かなり偏ったメデイアだと思います。特にウクライナ戦争が始まった後は、そのようなロシアを利する記事を度々、見てきました。
全面広告に至っては、正体をはっきり現したと言えます。


(アメリカ)大ピンチの子熊、通りかかった女性が救助<2023年8月

2023-08-30 17:48:46 | 動物と植物と自然

動画あり
プラ容器に頭がすっぽり、路肩の子グマをドライバーが救助 米
2023.08.28 Mon posted at 14:30 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35208329.html

ペンシルベニア州の公園管理部門に勤務するサラ・リンドグレンさんが、車で通りかかると路肩で子熊がグッタリしていました。

ところが、この子熊?どうやって、頭を突っ込んだのかプラスチックと思われる容器にすっぽり頭が入り込み、自分ではどうしようもなくなっていました。

結構、弱っていたと思います。サラさんは、即座に救助開始。と言っても、強引に子熊の反対側から容器を引っ張っただけですが?
約10秒後、スッポリと容器が抜けて子熊は自由の身になりました。

子熊は、「ああ、良かった!」という感じでしばらくそこにいましたが、やがて木の上に登って行ったそうです。

子グマは生後8カ月前後だったとみられ、もう一人立ちした後のようでしたが、大丈夫だろうと言うことで一同解散して一件落着しました。

「アメリカ・クロクマの子熊は生後7カ月までには母親から独立する。」のだそうです。まだ、母熊から独立したばかりだったんでしょうね?

路肩の脇は急斜面で下は川ですから、うっかり転げ落ちたら子熊は、死んでいたでしょうね。暑いから脱水にもなりますし。

子熊が無事で何よりでした。


高齢者の熱中症の発症の一番多い場所<2023年8月

2023-08-30 17:47:29 | 健康と医療

7月の熱中症搬送、2番目の多さ 3万6549人―総務省消防庁
2023年08月28日15時21分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023082800698&g=soc

『搬送された人のうち、65歳以上の高齢者が2万671人と全体の半数を超えた。発生場所別では自宅などの「住居」が1万5492人と最も多く、4割以上を占めた。』

住居の中での発症が4割を超えています。自宅にいても冷房を付けない、あるいは水分補給を適切にしないなどの理由により発症するケースが後を絶ちません。特に多いのが冷房を付けないケースだろうと思います。

知らない人がいたら、教えてあげてください。

※水分補給も水分だけではダメです。
水分+塩分でないと効果がありません。
これも知らない人が多いと思います。


MLB新人比べ:コービン・キャロル、エリー・デラクルーズ、ノーラン・シャヌエル<2023年8月

2023-08-30 17:45:47 | MBL & プロ野球

※最近、時事ネタも少なく野球ネタばかりです。好みでない方は、パスしてください。

毎年、ルーキーが出てきますが今年のルーキーは結構すごいです。

①コービン・キャロル外野手 23歳178cm75kg左投左打
2019年のMLBドラフト1巡目(全体16位)
OPS:0884 出塁率0364 長打率0520 打率0281 打点64 HR22(2塁打25、3塁打8) 四球51 死球9 盗塁40 試合数126打席516
2012年のマイク・トラウト次ぐルーキーの「シーズン20本塁打40盗塁」

②エリー・デラクルーズ遊撃手 21歳196cm91kg右投げ両打
2018年にアマチュア・フリーエージェントでシンシナティ・レッズと契約
2023年6月6日にメジャー契約を結び、アクティブロースター入り同日メジャーデビュー
OPS:0741 出塁率0300 長打率0441 打率0245 打点33 HR11(2塁打11、3塁打6) 四球22 死球1 盗塁22 試合数70打席310

③ノーラン・シャヌエル1塁手 21歳193cm100kg右投げ左打ち
大学では今季、59試合出場して打率.447、19本塁打、64打点
2023年7月9日のMLBドラフト1巡目(全体11位)
8月19日にプロ入りからわずか1ヶ月でメジャー昇格 
OPS:0864 出塁率0516 長打率0348 打率0348 打点2 HR0(2塁打0、3塁打0) 四球7 死球1 盗塁0 試合数7打席31

①コービン・キャロル外野手は、マイク・トラウト型の万能型選手です。しかし、本家より長打率が高いかもしれません。ルーキーでこの長打力は、かなりのものだと思います。40盗塁が光ります。ロナルド・アクーニャ(ナ・リーグ盗塁1位58)に長打力をパワーアップしたような印象です。まちがいなく、「凄い!」です。

②エリー・デラクルーズ遊撃手は、まだ打者としてはこれからです。もし、打撃技術が向上すればアレックス・ロドリゲス型の選手になる可能性を秘めています。こちらも盗塁の多いのも魅力です。ホームラン打者としては、こちらの方が将来性が高いかもしれません。6月6日にメジャーデビューしたばかりです。

③ノーラン・シャヌエル1塁手は、今年のドラフトでプロ入りして選手のいないエンゼルスの事情があり8月19日にメジャー昇格、即デビューになりました。
プロとしては、試合数が少なく何とも言えません。しかし打率と出塁率を見ると大物であることは、間違いありません。
今シーズンの大学での成績を見ると、完全に打撃を評価されての1巡目指名です。全体11位指名ですから期待度は、トリプルAだと思います。一塁手ですから打撃を期待されての指名です。
ホームラン+高打率が期待される選手です。将来のホームラン王候補でしょうね?
プロでどれだけホームランを打てるかです。
今年2か月ですけれど、翔平君のバッテイングを見られるのは勉強になると思います。(来シーズンは、翔平君はエンゼルスにいないと思います)

※プロ野球のルーキーとは、レベルが違うでしょう?
ついついメジャーを見てしまう理由です。これに比べると言っては失礼ながら?
中日の某とか巨人の某2は、3Aでもどうかな?と思います。余程、努力しないとメジャーのここで上げた3人のルーキーには到底かなわないでしょうね?

※一応、同じルーキーではありますが、吉田正尚選手
OPS:0800 出塁率0346 長打率0454 打率0293 打点62 HR13(2塁打27、3塁打3) 四球30 死球7 盗塁8 試合数115打席486

①コービン・キャロル外野手の数字と比較すれば違いは明らかです。もちろん悪くはありませんが、打率以外では全部劣っています。打率で打撃成績を評価するのは間違いであることが、良く分かる例です。


(MLB)レンジャーズ急失速とアストロズ急低迷&ヤンキース没落の理由を考える<2023年8月

2023-08-30 17:43:54 | MBL & プロ野球

7月まで快調に西地区の首位を走っていたレンジャーズ。同じく春先の不調を徐々にカバーして地区2位まで順位を上げていたアストロズ。この2チームが8月に入り急に勢いを失いました。
そこに何か、理由があるのか?
共通点は、あります。
アストロズは、出戻りの大物バーランダーをメッツから獲得しました。レンジャーズは、やはりメッツから大物のマックス・シューザーを獲得しました。7月の後半のトレード期限前の駆け込み補強です。それ以降、両チームともチーム状態が下降しました。

そこで選手の心理を考えてみます。どちらもバーランダーがいなく、マックス・シューザーがいない中で好調をキープして西地区の1・2位を争っていました。
フロントは、そこに大物投手を加えれば更にチーム力がアップされると考えて補強したのだと思います。

でも、それ以前にチームのためにチーム一丸となって戦ってきた他の選手は、どう思うでしょう?
普通に不愉快でしょう。
「俺たちを信用できないのか!」
「大物ばっかりに大金を払って!(もっと、その分分配しろ!)」
とか、思うでしょう?

特にレンジャーズは、その意味が大きいです。
サイ・ヤング賞を2度受賞しているジェイコブ・デグロム投手を約50億円の給料で獲得しました。
今シーズンは、2勝しただけで故障してトミージョン手術を受けて来期も、ほぼ絶望です。
デグロム抜きでレンジャーズは、首位を走っていました。メンバーにすれば、今更マックス・シューザーを補強されても全然、嬉しくないでしょう。
「その分、オフにボーナスでも奮発しろよな!」
と、このような気分になると思います。
「シューザー1人で野球をやって見せてくれ!」
こうも考えるかもしれません。
つまり、それまであったチーム一丸となって勝利のために頑張る気持ちが萎えてしまったのかもしれません。

一方で、アストロズ。
バーランダーは2022年シリーズ優勝してサイヤング賞を受賞したのにアストロズを見限ってメッツに出て行った裏切者です。
「そいつをまた、チームに呼び戻すってか?」
普通に不愉快だと思います。やっぱり?
「バランダー1人で野球をやってろ!」
と、こんな気分になっても不思議はありませんね?
バランダーの場合は、おいしいところを独り占めにしてアストロズを見捨てた訳ですから、アストロズ・ナインの心情は、なおさら複雑だと思います。
「バーランダー、良く帰ってきたな・・」
とは、ならないでしょうね?

つまり、両チームとも大物投手の補強の逆効果が出て、チームの団結力が弱まっているのではないかと、推測できます。バーランダーもシューザーも移籍後の登板では、全部勝っています。(バーランダーは1敗)勝ち星がチームの順位に反映されていないのは、事実です。
その理由は、何か?

※ヤンキースがどつぼに嵌っている理由。
これは、余りにも固定観念化した技術指導のようです。
『 2023年8月28日10時48分
「帝国」ヤンキースがまさかの大低迷、その裏にある「行き過ぎたデータ信奉」』
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/column/mizutsugi/news/202308280000345.html

「打者に必要なものは球を95マイル(約153キロ)以上の速度で角度をつけて打つこと、そうでなければ四球を選べ」
こればっかり指導して、それ以外に何も教えないようです。
「この指標は、三振しても何の影響もない。選手の三振が多くなっているのはこのせい。ヤンキースではマイナーでもこの指標を使い、FA選手の獲得やトレードでもこの指標を重視して戦力補強をしている。同じタイプの選手ばかりになる」
「ヤンキースではもう野球の基本も教えていない」

その理論を体現したのは、アーロン・ジャッジと言えるかもしれません。しかしジャッジと同じ選手は、翔平君しかいません。どっちも、めったにいない選手です。

ヤンキースの指導理論は、めったにない偶然を当てにした机上の空論と言えます。誰がこんなことを考えたのかは不明ですが、球団幹部からコーチ陣まで全部、総入れ替えしないと改善は、困難だと思います。
アーロン・ジャッジが1試合3ホーマーを打たなければ、ヤンキースは10連敗していたと思います。

時間をかけてダメにしたものを修復しようと思えば、3年や5年はかかります。ヤンキースは、当分ドツボの底を這いずり回る運命のようです。


メジャーの地区優勝とワイルドカード争い<2023・8・28

2023-08-30 17:42:43 | MBL & プロ野球

流石にこの時期になると消化した試合数は、130試合前後になり地区優勝の行方も見えてきます。そうなってくると、話題はワイルドカード(プレーオフ出場権)争いになります。

今年は、ナ・リーグはほぼ地区優勝は見えてきました。
東地区は、ブレーブスが2位に13・0ゲーム差をつけて独走中。中地区は、ブルワーズが2位に4・0ゲーム差をつけて、これも決まりのように見えます。西地区は、ドジャースが例年の通り2位に12・0ゲーム差をつけて独走中。

ア・リーグは早くもワイルドカード(プレーオフ出場権)争いに突入です。
1番手が、東地区2位のフィリーズで勝率0554
2番手が、中地区2位のカブスで勝率0531
3番手が、西地区2位のダイヤモンドバックスで0527
4番手が、中地区3位のレッズで0515
5番手が、西地区3位のジャイアンツで0512
フィリーズはやや抜けていますが、2~5位はダンゴでまだ、どのチームにもチャンスがあります。

カブスは、8月になって調子が上がってきて順位を上げてきました。そのカギを握るのが、意外にも鈴木誠也です。
7月までは絶不調でしたが?
8月の成績
60打数21安打で月間打率.350、5本塁打、9打点と復調
HR13本のうち5本を8月に固め打ちです。
カブスの打線のキーマンが鈴木誠也です。
鈴木誠也が、このまま好調を保つとカブスはポストシーズンに進出できるかもしれません。
6月のように月間打率1割台と低迷するとカブスは、沈むと思います。選手層が薄いから、鈴木誠也の9月の出来がカブスの鍵を握っていると言うわけです。鈴木誠也も広島時代は、日本の4番ですからね?実力は無理かもしれませんが?意地を示して欲しいところです。カープ3連覇の主力ですから、カブスのポストシーズンくらいやる気になれば何とかなると思います。それこそ?「気合いだ!」

※一方で、ア・リーグ
かなり混戦になっていて
東地区
首位オリオールズ
2位:レイズ 2ゲーム差
中地区:パス
西地区は、激戦!
首位マリナーズ
2位:レンジャーズ 1・0ゲーム差
3位:アストロズ ゲーム差なし
大混戦です。7月は首位にいたレンジャーズが突如、負け始めて、アストロズが最近不調なので大逆転が起きました。まだ、途中経過ですけれど。

ワイルドカード
1位レイズ:0606
2位レンジャーズ:0562
3位アストロズ:0561
4位ブルージェイズ:0542
5位レッドソックス:0527(4位まで2・0ゲーム差)

かなりの大混戦です。やや安泰なのは1位のレイズです。それ以外は、9月の成績次第でどうにでも転ぶと思います。

こうしてみると藤浪晋太郎は、かなりラッキーでしたね?
オリオールズに移籍しましたから、ほぼプレーオフ確定です。
カブスの鈴木誠也とブルージェイズの菊池雄星とレッドソックスの吉田正尚は、自分たちの活躍次第でプレーオフもあり得ます。一番、近いのはカブスの鈴木誠也ですね。鈴木誠也のバット次第でカブスは、プレーオフに進出できると思います。以外にも、一番大したことがない鈴木誠也がキーマンになっていました。

人間の運命って?分からないものですね❓
(翔平君がどこにもいないのが、やや寂しいですね・・)


メデイアの記事では分からないインド・マニプール州の民族紛争<2023年8月

2023-08-30 17:41:32 | 東南アジア~西アジア

復讐の悪循環、長期戦覚悟の民兵 印北東部マニプール
2023年8月27日 9:00 発信地:チュラチャンプール/インド [ インド アジア・オセアニア ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3477407

マニプール(Manipur)州の多数派民族のメイテイ族が自分たちの支配を拡大しようとしたのが事件の発端だとする報道もあります。
少数派のクキ族は約16%の人口です。他にもいくつか少数民族がいます。

この地方の民族紛争は、昔からのようです。今に始まったことではなくて、たまたまキッカケがあって激化したと言うことのようです。

『インド北東部州の分離独立派、英国で亡命政府樹立 一方的に独立宣言』
2019年11月3日 20:38 発信地:ロンドン/英国 [ 英国 ヨーロッパ インド アジア・オセアニア ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3252846

数十年にわたって暴力沙汰が日常と化しており、メイテイ、ナガ、クキ、パンガルと言った民族がいることが分かります。
「マニプール国家評議会」と言う亡命政府が2019年に組織されました。本来、この地域はインドではなく独立した地域と言うべきです。インド政府は、最大勢力であるメイテイ族を利用して、それ以外の民族を(地方の)政権から排除しようとしたのが、紛争が激化した理由であろうと思います。

(インド・マニプール州)
部族衝突3カ月、収束見えず 「法も秩序もない」、北東部で150人死亡―インド
2023年08月04日07時08分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023080300733&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

ワールド
2023年7月30日8:36 午前5日前更新
アングル:頻繁なインドのネット遮断、女性の人権侵害を助長
https://jp.reuters.com/article/india-internet-women-idJPKBN2Z8085

インド政府軍を送って鎮圧することも難しい部分があります。どちらかに加担すれば、もう一方を武力で弾圧することになります。更に難しい事情があります。

公安調査庁
ナガランド民族社会主義評議会(NSCN)
https://www.moj.go.jp/psia/ITH/organizations/SW_S-asia/NSCN.html

1980年1月、ナガ人による独立国家樹立を目的として設立された武装組織があります。離合集散を繰り返しながらインド政府と武装闘争を断続的に繰り返しながら、現在は停戦合意が続いていて停戦状態にあります。

もし、今回インド政府がメイテイ族に加担すれば停戦条件に違反するかもしれません。そうなると、現在はクキ族とメイテイ族の武装民兵同士の抗争ですが、ここにナガ族の武装組織まで介入してくる危険性があります。

そのためインド政府は、インド軍を送り込んでクキ族を武力弾圧することが、出来ない事情があります。

インド・マニプール州の民族紛争には、このような歴史と背景があり、簡単に収束できるようなものではありません。1949年インドがイギリスから独立を勝ち取った当時から続いている紛争です。暴力と憎悪と復讐の積み重ねがあります。それが簡単に解決するはずが無い事は、理解できます。


昨日のメッツのシティフィールド(球場)での出来事<2023年8月

2023-08-30 17:39:49 | MBL & プロ野球

MLB
写真ニュース
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/photonews/photonews_nsInc_202308280000131-4.html
無安打の大谷翔平に代わって主役の座を奪ったのはハト「メッツに引き寄せようとしてくれている」
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202308280000131.html

「メッツのシティフィールド(球場)での出来事・色々」
鳩がやってきて、全然逃げません。しかも内野の危ないところをうろうろしています。審判とエンゼルスの選手が追い払おうとするのですが、鳩は無視。よく見るとスズメの家族までいます。

何か鳩やスズメの餌があったんでしょうか?
最後は、係員が二人がかりで強制排除。

メッツファンは、翔平君のユニホームやTシャツを着てホームランを期待しましたが、あいにくこの日は無安打。
「このハトが、オオタニをメッツに引き寄せようとしてくれている」
などの声もあったようです。

メッツも地区最下位が、ほぼ決定でエンゼルスも指定席の地区4位でファンの興味は、翔平君のホームランと移籍先しかありません。

この日の人気者は?
リン・シャンが大谷翔平の前でキュートな姿でダンス披露 楽天ガールズがエンゼルス戦に登場
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202308280000058.html
「楽天ガールズ」のリン・シャン。
可愛いからどこの球場でも人気者です。

メッツが2日連続で大谷翔平いじり「もう他に何も壊さないでね、ショウヘイ」新たなメッセージ
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202308280000117.html

野球がつまらないから、いろいろネタを探して楽しんでいたようです。翔平君の行く球場では、毎日こんな調子でしょうね?
(最下位メッツが偉そうに!申告敬遠を2回もやるんじゃない!勝っても負けても同じなんだから!翔平君のホームラン!サービスしろ!=メッツ・ファンの気持ち・・・)


2024欧州サッカー>2023年8月28日

2023-08-30 17:38:23 | サッカー

フランス
Sランスの伊東純也は好調です。Wカップ後、一皮むけたようで右のウイングとして安定したプレーをしています。今年もチームに貢献できそうですね。
FW中村敬斗は先発で起用されましたが、無得点で後半20分で交代しました。


南野拓実、リーグ戦4年ぶり2戦連続ゴール 浮き球パスを頭で合わせる 移籍2季目の初フル出場
[2023年8月26日14時35分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202308260000464.html

南野拓実は去年はフランスのサッカーに適応できず全く結果を出せず出番もほとんどありませんでした。今年は、その反省もあるでしょうし、監督がヒュッター監督に代わりましたので好結果を出しています。ヒュッター監督は南野が最初にオーストリアに移籍した時に指導を受けた監督です。ヒュッター監督の戦術で南野は、欧州のサッカーを覚え上達しました。やりやすい部分は当然あります。2試合連続の3ゴール目。チームも2勝1分けと好調。今年は、期待できます。


リバプール遠藤航がプレミア初先発 チームは退場者を出しながらもヌニェスの2発で逆転勝ち
[2023年8月28日4時52分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202308280000115.html
遠藤航は、アンカーとして期待されていると言うより戦力として組み込まれているようで、2試合目は先発起用されました。2試合とも無難にプレーしています。まだコンデイションは整っていないと思いますし、チーム練習はこれからですから、ぶっつけ本番で無難にプレーできるのは能力の高さだと思います。30歳でプレミアの名門にスカウトされる選手は、ほとんどいないと思います。結果を出してほしいですね。クロップ監督は先発メンバーを固定する監督ですからメンバーに入れば、常時先発だと思います。

シュツットガルトの伊藤洋輝は、今年は遠藤とギリシャ代表DFマブロパノスが移籍しましたから、もうチームの主力のセンターバックです。サイドバック、ボランチと幅広くプレーできますから、シュツットガルトの守備のかなめになりました。今シーズン良いパフォーマンスを示せば、来シーズンはスカウトされると思います。シュツットガルトには、もったいなさすぎる選手です。

久保建英と三笘薫は、今シーズンも好調です。
特に三笘薫は、4人抜きのスーパーゴールを決めましたから、期待度と注目度は高いですね。今シーズンのパフォーマンス次第では来シーズンは、プレミアのビッグクラブだと思います。

アーセナルの富安選手は、意味不明なイエロー2枚で出ていませんが、今シーズンは体も治り出場機会が増えると思います。仮に出場できなくても他のリーグ上位のクラブからオファーが来ると思います。

今シーズンは、けが人や故障者もいなくて日本人の有力選手は活躍が期待できると思います。次のワールドカップが楽しみです。ベスト8の上を狙えるメンバーになると思います。

※森保一監督は勉強して進歩しなければなりません。
メンバーで最弱は、監督です。
しつこいようですが、前回大会の決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦は、監督の能力が「並」なら勝てたと思います。その点を、大いに反省してほしいと思います。ベスト8以上と言っていたのだから、普通は引責辞任すると思います。おめおめと続投する以上は、覚悟はあるのでしょうね?

次は、2026年アメリカ合衆国、メキシコ、カナダの北米3ヶ国の共催ですから?ベスト8以上になれなければ?
監督は責任を取って?太平洋に、ドボンかな?
(負けたら監督は、帰ってこなくて?いいよ!)


南部ザポリージャ戦線での激戦(ノボプロコピウカ)<ウクライナ紛争2023年8月

2023-08-27 14:17:15 | ウクライナ紛争

ウクライナ軍、南部前線で突破口拡大か 要衝トクマク接近をうかがう
2023.08.26 Sat posted at 11:10 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35208287.html

南部ザポリージャ戦線とは、オレホボОріхів(オリヒウ)を攻撃開始地点として、途中のトクマクТокмакからアゾフ海側の拠点都市のメリトポリМелітопольを目指す攻撃ルートです。

先週、トクマクТокмакを中心とする防御網の外郭防衛ラインのロボティネ村Robotyneを攻略した模様です。その後、イギリスが供与したチャレンジャー2戦車を含む新規の旅団を投入して更に攻勢をかける見通しを書きました。

ロボティネ村Robotyneの更に南側にトクマクТокмакの外側(北側)の強固な第1次防衛ラインが形成されています。今回の記事にあるノボプロコピウカ村Novoprokopivkaは南4km位の位置にあり、完全に第1次防衛ラインにあると思います。その東10km位にあるベルボベVerboveも同時に攻撃中のようですから、複数個所から第1次防衛ラインを攻撃中だと思います。

前にも書きましたが、この外側(北側)の第1次防衛ラインの突破に成功すると、トクマクТокмакを守るのは北側5kmくらいの位置にある第2次防御ラインとトクマクТокмакの周囲を囲む防御ラインしかなくなります。

外郭防衛ライン、第1次防衛ライン、第2次防衛ラインと三層に構成されている防御網のうちの二層目を攻撃中である事になります。

イギリスが供与したチャレンジャー2戦車はウクライナ軍は14両しか保有しない虎の子の戦車です。その戦車を保有する旅団を投入したと言うことは、ウクライナ軍は勝負をかけています。虎の子の戦車を犠牲にしてでも第1次防衛ラインを突破する覚悟だと思います。

ここを突破してしまえば、第2次防衛ラインとトクマクТокмакは、155ミリ榴弾砲で砲撃されます。砲の数も砲弾の数も多いですから、こうなるとロシア軍はかなり苦しくなると思います。
トクマクТокмакは、このエリアの広域の防御網の中心ですからトクマクТокмакまで破壊され突破されると、このエリアの防御網は機能しなくなります。

これまでは遅々としてウクライナ軍の攻撃は進みませんでしたが、ここまで進出するとスピードは徐々に速まると思います。雪が降る前にトクマクТокмакを攻略することは可能だと思います。

尚、この方面の攻撃は幹線道路のルートTー0408を南に下りながら行われていますので、地図上でザポリージャ州のトクマクТокмакかオレホボОріхівを探してルートTー0408沿いを探すと地図上で位置が確認できます。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


最近、絶好調のオリオールズ・藤浪晋太郎の剛速球伝説<2023年8月

2023-08-27 14:15:40 | MBL & プロ野球

今年8月6日のメッツ戦で軽く102・6マイル(約165・1キロ)を出して、日本人メジャー歴代最速を更新しました。しかし?

藤浪晋太郎165キロ計測で思い出した「幻の札幌168キロ事件」裏話「実はトラックマンで…」
[2023年8月7日20時18分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202308070001142.html

藤浪は阪神在籍時の札幌ドーム21年6月8日の日本ハム戦で?
同点の7回裏に登板した回の先頭近藤(現ソフトバンク)への4球目でファウルを奪った直球が球場スピードガンで168キロを計測しました。
この時は、他の19球の最速が158キロであったため「打球速度の表示とみられる」と考えられました。この回に投げた20球のうちで、余りにも跳びぬけて速かったからです。
ところが?阪神の球団スタッフのトラックマンでも168キロと計測されていたことが、後で判明しました。藤浪も自信がなかったので、何も言わなかったようです。

メジャーのスピードランキング
【野球】最高球速ランキング一覧|NPB・MLB
2023.02.01
https://sposuru.com/contents/sports-trivia/baseball-maximum-ball-speed/
①アロルディス・チャップマン選手169.1キロ(105.1マイル)2010
非公認記録2011年4月18日球場の表示で106mph(約170.6km/h)
②ジョーダン・ヒックス  169.08(105.1マイル)2018
③ライアン・ヘルズリー  167.7キロ(ーマイル)2022
④ネフタリ・フェリス  167.5キロ(ーマイル)2009
⑤タイロン・ゲレーロ  167.4キロ(ーマイル)2018
他に167km台4人

藤浪が2021年に記録した168キロは、今でも3位にランキングされる速球でした。
だから、今年の102・6マイル(約165・1キロ)は藤浪の過去の記録からすると、特別に速いわけではありません。
2021年は、まだ藤浪が不調に苦しんでいた時期のことです。だから2番目の球速は最高158kmで、球速が極端にばらけています。たまたま肩から力が抜けてベストのフォームで投げたら、168キロだったと言うことだと思います。

藤浪はオリオールズに移籍してから更に状態が良くなって来ていて、段々ベストになっていくと思います。まだ今は、コントロールに気を付けて70%~80%くらいで投げていると思います。フォームが固まってベストに近くなったら?「お楽しみ🎵」の球速を計測すると思います。

藤浪晋太郎の151キロ激落ち“魔球”は「打てません」 バットかすらぬ軌道が「えぐすぎて」
2023.08.26
https://full-count.jp/2023/08/26/post1433957/

※もっとも今でも、こんな調子でバッターは打てないようです。94マイル(約151キロ)のスプリットと100マイル(約161キロ)のフォーシームでは、普通の打者は無理でしょうね?
これに168kmのストレートが加わったらどうなるか?

※本当に、藤浪晋太郎はメジャーに行って良かったですね?

☆今日の翔平君
メッツ3-5エンゼルス
3打数2安打1打点2四球2盗塁
2ベース1、3ベース1の大当たりでした。
大ファールで右翼スタンドのスクリーンを破壊してしまいました。申告四球ばかりの相手は、次からこうするのがいいですね?
ファン、がっかり!スクリーン(球場)、痛いよ!

大谷翔平がスクリーンの一部破壊「ショウヘイ、請求書送ります」バックスクリーンに珍メッセージ
[2023年8月27日12時15分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202308270000452.html


日本サッカー協会と日本野球連盟(ないです)の歴史<2023年8月

2023-08-27 14:14:02 | サッカー

サッカーと野球は、どちらも外国から入ってきたスポーツです。スポーツとしては、普及度で双璧でしょうね?

その後の流れは、大きく違います。

(1)野球の方は、早いうちからプロ化が進みました。
1920年:「合資会社日本運動協会」設立が最初のプロ野球です。
現在のような現在のようなペナントレース(公式戦)が始まったのが、1936年:日本初のプロ野球リーグとして「日本職業野球連盟」設立されてからです。
その後、あまり形態が変わらず現在の日本野球機構(NPB)が誕生(1949年)し2リーグ制になり現在に至っています。
2004年には、プロ野球再編問題が起き経営側はチーム数を減らして、1リーグにしようとしました。
選手会による史上初のストライキが発生し、それに賛成する関係者が多かったので、経営側が折れて近鉄と阪急が合併して1球団減り、「東北楽天ゴールデンイーグルス」の新規参入を認めて、かろうじて2リーグ制と12チームが維持されました。
つまり、収益が伸び悩み保有企業からの要請で規模を縮小して球団の経営の存続を図りました。それが失敗したのでやむを得ず、12球団を維持したうえで収益拡大を図る方向に経営が変化しました。その後は、企業努力の結果各球団の経営は安定しました。
見えるのは現状維持であり、拡大ではありません。それが今の日本のプロ野球を、つまらないものにしている根本的な問題だと思います。

(2)サッカーの方は、1921年「大日本蹴球協会」が設立されましたが、プロ化の方向には行きませんでした。あくまでアマチュアとして活動し、その流れは現在の「公益財団法人日本サッカー協会」でも同じです。
アマチュアの最高峰として1965年から日本サッカーリーグ(JSL)が始まります。しかし、野球とは正反対で全く人気はありませんでした。要は実業団サッカーですから人気が出て宣伝にならなければ、スポンサー企業も困ります。経費がかかるだけですもんね?

※しかし、この流れがサッカーと野球のその後を、大きく分けました。サッカーの方は、営利目的ではなかったので長いアマチュア・スポーツの中で「公益財団法人日本サッカー協会」を頂点とするピラミッド型の全国組織が形成されました。これが、「日本サッカー協会」の大きな財産ですし強みです。
トップが意思決定すれば、それは全国的に実行されます。

プロと各アマチュアの団体に分かれてばらばらの野球界とは、意思決定の速さとそれを実行させる強制力が、全然違います。野球は、今でもばらばらのままです。各団体に既得権益がありまとまりません。

そして不人気の改善を考えた「日本サッカー協会」は、大きな決断をします。

1991年11月1日「日本プロサッカーリーグ」を設立しました。ここでやっとサッカーは、プロ化の道を歩み始めました。そして、その手本にヨーロッパのプロ・リーグ運営方法を導入しました。企業名を排して地域名をクラブの名称に取り入れました。実業団チームが参加して最初のクラブになるのですから、プロ野球的な視点で見るとあり得ないと思います。

1993年に開幕し、最初の参加クラブは10チームでした。
1998年には、18クラブに増えました。
1999年から「Jリーグ ディビジョン1」(現J1リーグ)と
「Jリーグ ディビジョン2」(現J2リーグ)の2部制に変更になりました。
2014年には「J3リーグ」(J3)が創設され3部制になりました。これで、やっと今のプロ・クラブの制度が完成しました。設立から24年目です。
トップ・ダウンの意思決定システムがなければ、無理だったでしょうね。日本サッカー協会を頂点とするピラミッド型組織構造だったから、このような歴史的な大改革が断行でき、また成功したと思います。

そして今?
J1(18クラブ)
J2(22クラブ)
J3(18クラブ)
JFL 日本フットボールリーグ(15クラブ)リーグレベル第4部

地域リーグ (サッカー)リーグレベル第5〜6部 参加クラブ135
元々は実業団とノンプロのクラブチーム
大学サッカー部セカンドチーム
Jリーグ加盟を目指すクラブ(プロもしくはセミプロ)

都道府県リーグ (サッカー)リーグレベル第5〜6以下(6〜7以下)部~最下位のカテゴリー

6~7層の大組織が出来上がりました。このうちプロは、J1~J3までです。しかし、ヨーロッパの国と比べても遜色のない組織構造です。

※野球とサッカーは、ウサギと亀に見えます。
プロ化の早かった野球は、戦後の興隆期がありその後停滞しています。

まずアマチュアで全国組織を形成したサッカーは、プロ化後、わずか30年くらいでヨーロッパのサッカー先進国並みの大組織に変貌しました。

その後の流れは、既に今から見えています。野球は競技人口が徐々に減りスポーツとして衰退していくと思います。サッカーは、少子高齢化の流れの中でも競技人口を増やしつつ発展していくと思います。

その理由は、サッカーは日本サッカー界として一つにまとまって行動します。

野球は、旧態依然としてプロと各アマチュア団体がばらばらです。その状態の中でまとまって一つの行動は取れないからです。野球の特に打者のメジャーとの差が拡大しつつあるのに、プロ野球界として何ら対策を考えられないのがその証明です。問題はおおありなのに、現状を認識しようともしません。認識しないのだから改革も改善も出てきません。結果としてメジャーとの差が拡大するばかりです。

サッカーは、ヨーロッパのサッカー強豪国に追いつくために、日々努力しています。長い目で見れば、どちらが勝つかは、一目瞭然です。


(オーストリア・スイス)放牧牛が観光客の女性を襲って殺した事件とカウベル問題<2023年8月

2023-08-27 14:12:24 | 動物と植物と自然

①放牧牛に襲われ女性が死亡、農家側に6150万円の賠償命令 オーストリア
2019年2月24日 14:29 発信地:ウィーン/オーストリア [ オーストリア ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3212617?cx_part=related_yahoo

②ハイキング中に牛に襲われ女性死亡 オーストリア・アルプス
2017年6月8日 9:07 発信地:ウィーン/オーストリア [ ヨーロッパ オーストリア ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3131237?cx_part=related_yahoo

①のケースでは、犬を連れて散歩中に突然牛の群れに囲まれて踏みつけられて死亡したようです。

裁判所は、放牧地を囲っていなかったのが農家の過失だとしています。

しかし、これは少しおかしいと思います。牛の放牧地に犬を連れて入り込んだのは、入り込んだ方にもかなり過失があると思います。観光客がいるのですから、当然宿泊施設があります。宿泊施設の関係者は、放牧地に入り込まないよう注意したのかどうか?

群れで囲んだのは、雌の乳牛だと思います。人を襲うようなことは、ありません。見知らぬ人間が犬を連れて入り込み、多分犬が吠えたので攻撃されると思ったのでしょう。

どちらかと言うと、柵で囲わなければならないのは観光客と宿泊施設だと思います。だから、損害賠償の責任があるとすれば、宿泊施設であり旅行を斡旋した旅行会社ではないかと思います。

これで農家が悪ければ、牧畜業など出来ないと思います。

②のケースは、突進してきたのは雄牛だと思います。雄牛は狂暴ですから地元の人なら誰も近寄りません。犬を連れて近くを歩くのは、自殺行為です。犬が吠えれば牛は怒りますからね?

犬を連れて牛の放牧地をハイキングするのは、非常識に過ぎると思います。一番問題なのは、そんな旅行を企画した旅行会社だと思います。宿泊施設の関係者もハイキングをする上での注意をきちんとしたのかどうか?これも問題です。責任を問う方角が間違えていると思います。

※カウベル(牛の首につける大きな鈴)の話
カウベルの音がうるさい!牛の首にGPS 裁判で和解 オーストリア
2016年12月21日 15:47 発信地:ウィーン/オーストリア [ ヨーロッパ オーストリア ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3112047?cx_part=related_yahoo

カウベルは騒音、牧場主に取り外し命じる スイス裁判所
2015年8月13日 14:36 発信地:ジュネーブ/スイス [ ヨーロッパ スイス ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3057255?cx_part=related_yahoo

アルプス名物「カウベル」は騒音、農家に罰金
2012年7月20日 11:59 発信地:ウィーン/オーストリア [ ヨーロッパ オーストリア ]
https://www.afpbb.com/articles/-/2890689?cx_part=related_yahoo

カウベル(牛の首につける大きな鈴)の大きさに驚きます。牛だって重たいと思います。日本でも付けることがありますが、ずっと小型で軽いです。
昔は、近隣に人が住んでいなかったから問題はなかったのでしょうけれど、放牧地の近くに人が住むようになるとかなりの騒音だと思います。

牛は昔からだから慣れていると思いますが、結構重いし草を食べるときに不便だと思います。これは牛のためにも止めるべきですね。牛も迷惑だし、人間も迷惑です。

スイス国境に近いオーストリアのフォアアールベルク州の絵のように美しい景観が広がるツビッシェンバッサーでの訴訟では和解が成立し、リゾートマンションの所有者が「3000ユーロ(約37万円)を負担して音の出ないGPSを牛の首につけることで最終的には友好的な和解に至った。」と言うことです。

これなら、どちらも納得できますね。常識的な解決だと思います。牛の放牧地の中を犬を連れてハイキングするのは、どう考えても非常識に思えます。

やっぱりアルプスの山奥に行こうと、常識は必要だと思います。雄牛が放牧されている処は危険地帯だとの認識があれば、普通ハイキングには行かないと思います。


ブルージェイズの菊池雄星がブレイクした理由を考える<2023年8月

2023-08-27 14:10:54 | MBL & プロ野球

ブルージェイズ菊池雄星が今季「期待以上の活躍した8選手」に公式サイト選出
[2023年8月26日19時15分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202308260001111.html

菊池雄星がブレイクしたのは、今年です。
マリナーズで3年、さっぱりで去年ブルージェイズに移籍しました。マリナーズも諦めたんでしょうね。去年は、6勝7敗、防御率5.19で並以下の選手でした。
今年は、ここまで9勝4敗:防御率3.52。
エース級に大変身!32歳ですからね?

そこでMLB公式も「期待以上の活躍した8選手」に選出しました。今年32歳の選手が、去年まで並以下で今年、急に良くなることは普通はないです。

藤浪晋太郎の事を思い出すと、何となく分かります。藤浪晋太郎は阪神で全然ダメでアスレチックスに移籍しました。アスレチックスの投手コーチは、藤浪のイップスを見抜いてそれを直すべく配置転換して藤浪を中継ぎとして再生しました。それが成功して大体、良くなったところで東地区首位のオリオールズが目を付けて、藤浪を獲得しました。オリオールズの投手コーチは、ノーコン投手の再生人です。ノーコンを直す名人です。そのコーチの指導が良いのか藤浪は、更に良くなって今、絶好調です。

分かってきましたね?

そこで、「メジャーリーグ・チーム投手成績2023」
2023年 8月 25日
https://www.tsp21.com/sports/mlb/stats/teamp.html

ここにチーム別防御率ランキングが出ています。
1番チーム防御率がいいのが?
ブルージェイズです。
ブルージェイズの投手コーチが、ピート・ウォーカーです。日本でもプレーしたことがあります。投手としては成功しませんでした。現役引退後、ブルペン・コーチを経て2012年からブルージェイズの投手コーチです。

全然、知られていませんが投手コーチが優秀だから、ブルージェイズのチーム防御率がメジャーNo1であると考えられます。
ピート・ウォーカーが、菊池雄星に良い指導をしたのだと思います。
マリナーズの投手コーチは3年かかっても菊池雄星を一人前にすることが出来ませんでした。
ピート・ウォーカーは、2年目の今年・菊池雄星をブレイクさせたことになります。

色々技術的なこともあるでしょうけれども、今年の菊池雄星は力で抑え込もうとせず、打たせてアウトを取るピッチングに変わっているように思います。それがピッチングの安定につながっているように見えます。

どちらにしてもピート・ウォーカーと菊池雄星は成功しつつあります。毎年10勝以上コンスタントに勝てて防御率が良ければ、立派なメジャーのエースです。32歳の菊池雄星のいい意味での大変身には、驚きました。

※勝ち星は運不運がありますが、菊池雄星の防御率は今の時点で、「3.52」でア・リーグのランキング9位です。去年の防御率が5.19の選手とは、とても思えません。ア・リーグに15チームありますから9位の順位は、ほぼエース級の防御率です。