「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

世界で続く熱波と山火事と干ばつと環境破壊<2023年7月

2023-07-22 07:07:05 | 環境問題

欧州で熱波続く 記録的な高気温、今後も
2023年7月15日
https://www.bbc.com/japanese/66209328

世界の平均気温、観測史上最高を記録 今月3日に17.01度
2023年7月5日
https://www.bbc.com/japanese/66105928

北京で41.1度を記録、6月の最高気温更新 中国各地で熱波の影響続く
2023年6月23日
https://www.bbc.com/japanese/65995182

地球の気温上昇、2027年までに1.5度超える見込み=世界気象機関
2023年5月24日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-65645190

欧州の一部で1月の最高気温を更新 雪不足や水の使用制限も
2023年1月4日
https://www.bbc.com/japanese/64159433

ヴェトナムで史上最高気温を記録 44.1度
2023年5月8日
https://www.bbc.com/japanese/65523123

「気温49度の中で働くか、飢えるか」 インドで猛烈な熱波にさらされる建設作業員
https://www.bbc.com/japanese/video-61489289

オーストラリアで気温50.7度、最高記録に並ぶ 14日にも更新の可能性
2022年1月14日
https://www.bbc.com/japanese/59990775

欧州の約6割で干ばつの危険、過去500年で最悪の状態=EU調査
2022年8月24日
https://www.bbc.com/japanese/62655406

ワールド
2023年6月30日12:08 午前Updated 16日前
カナダ山火事の煙、米国民1億人超に影響 健康被害の可能性も
https://jp.reuters.com/article/usa-weather-canada-idJPKBN2YF164
猛暑のカナダ西部、山火事が170件以上発生 避難支援で軍が待機
2021年7月5日
https://www.bbc.com/japanese/57717031
ワールド
2023年6月30日11:18 午前16日前更新
メキシコで熱波3週間、熱中症などで少なくとも100人死亡
https://jp.reuters.com/article/mexico-weather-heat-idJPKBN2YG03E

実際には、これはごく一部の例示です。
数が多すぎて書ききれません。もはや異常気象は世界的に起きており常態化しつつあります。異常ではなくなり、普通になりつつあります。

地球温暖化対策が言われていますが、ほぼ何もしていないのと同じ状況が、相変わらず続いています。

記事やニュースを見ると、努力しているように見えるでしょう?
ところが、やっている振りだけで実際には、放置状態です。

例えば、自動車の排ガス規制の話。
先進国で不要になる古い車。
今、これをアフリカに中古車として輸出するビジネスが活況を呈しています。規制で走れなくなった車、古い車がアフリカに中古車として輸出されています。全然、温暖化ガスの削減にはなっていません。むしろ劣悪な車が規制の緩いアフリカで走れば、もっと酷くなります。先進国で電気自動車をいくら増やしても、全然対策になっていません。

温暖化ガス排出国ランキング上位の中国、アメリカとインド、ロシア。
中国は国家として取り組んでいますが、それでも分量が膨大です。取り組んでいるけれど、効果が出ているとは言えません。
もっと酷いのがアメリカ・インド・ロシア。
ほぼ何もやっていません。インドとロシアは、せっせと拡大していると言えます。
インドは、化石燃料の使用を増やしています。
ロシアは、戦争で膨大な量の温暖化ガスを巻き散らかしています。ロシアの場合は、更に毎年起こるシベリアの山火事があります。ほぼ消火しないで放置状態です。

軍隊や戦争。
世界中で起きています。これも膨大な温暖化ガスを排出します。規制のしようがないですね?

世界中で毎年起こる大規模山火事。
これも国によっては、消火の努力をしますがどうにもならないケースも多いです。
オーストラリアで巨大な山火事が発生して、消火のしようがなくて大雨が降ってやっと消えました。
今年のカナダの山火事も巨大化しすぎて、どうにもなりません。大雨の降るのを待つしかない状況です。

そして、特にブラジルなどでは経済成長のために熱帯雨林の破壊が進んでいます。経済成長が大規模な環境破壊を引き起こすのは、どこの国でも同じです。

つまり?
地球温暖化ガスの削減対策は、実際には現状を放置し拡大している事に対する言い訳にすぎません。

「これだけ削減を、頑張りました!」
(実際には、膨大に増やしました!)

このようなケースが、多いのでほぼ減りません。
全部、減らないのだからトータル膨大に増えていきます。
全員で取り組まないと温暖化ガスの削減は、出来ません。
ズルする国ばかりだから、無理なんです。

本当にやるなら、石炭の使用は即座に止めなければなりません⇒無理です

軍隊と戦争を止める⇒無理です

中古車の転売を世界的にやめる⇒無理です

経済発展を止める⇒無理です

世界で起きる大規模山火事を即座に消火する⇒無理です

温暖化ガスを巻き散らかす飛行機を禁止する⇒無理です

同じく海運を止める⇒無理です

建設機械や重機の使用を禁止する⇒無理です

大規模排出国に分量に応じて環境税を払わせる⇒無理です

★地峡温暖化対策が、土台無理な訳が理解できましたか?

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2023・3・9>洪水を防ぐためのダムが、自然を破壊する

2023-04-06 18:00:00 | 環境問題

これは、世界全ての国と地域で見られる現象です。
日本全国、津々浦々ダムばかり。
ダム建設に巨額の税金が投入されてきました。
中には、ひどいのもありダムの底が抜けて水が貯まらないというケースもあります。北海道の農業用水ダムでそんなのもあります。しかも、ダムがなくても農業用水には困らないという、「おまけ」付の話です。

ダムは、河川を寸断し豊かな自然の恵みを失います。
道路で考えるなら、簡単でしょう。
道路を寸断して、交通を阻害すれば物流は滞ります。
ダムは、それと同じことを河川にもたらします。

ナイル川、水量激減の恐れ 気候変動、開発の余波で流域諸国は死活問題に(1)
2023年1月21日 12:00 発信地:アルティー/スーダン [ スーダン エジプト 中東・北アフリカ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3447437

☆この問題は、ナイル川だけではありません。

チグリス・ユーフラテス川が干上がる? 上流のダム建設で流量激減
2020年9月21日 8:00 発信地:ディワニヤ/イラク [ イラク イラン トルコ 中東・北アフリカ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3304516

つまり、ダムで自然の川の流れを遮断することが結果として、どのような環境破壊をもたらすのか?
あまり、これまで考えられたことはないと思います。

毎年、春に起きる洪水。
それが、実は下流の地域の人々の生活を支えているのです。洪水は、大量の土砂を下流に流します。それが、陸地を形成しています。少なくなれば、海岸線が後退し海辺の土地が少なくなるという簡単な理屈です。

だから、砂防ダムなどと言うのは、この観点からは自然破壊の最たるものです。砂防ダムは、すぐダメになります。満杯になると、土砂があふれ出します。だから、作るだけ無駄です。

私が子供のころに聞いた話では、北海道の山奥まで鮭が遡上していたそうです。ダムが流域に多数建設され、鮭は遡上できなくなりました。川魚も激減しました。河川の水中の交通を妨げると、そうなるのです。

例えば都市部の水源としてのダムは、必要かもしれません。それ以外のダムは、極力建設するべきではないことになります。

こんなことは、実際に見て経験しないと分からないでしょう。東京の河川の護岸工事など、ひどいものです。コンクリートや鉄です。川岸にはそれに向いた植物が生えます。それが、様々な生物の営みを可能にします。コンクリートや鉄で覆ってしまえば、それを全部殺してしまいます。

自然破壊を続ければ、やがては自分たちにその報いが来ます。来てから気が付いても遅いでしょう。自然環境を守ると言うことは、自分たちを守ることでもあります。

こう書いても、都会でしか生活したことのない人には、理解不能だとは、思いますが・・・

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