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『「北の山・じろう」日記(旧goo blog) 』
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(過去日記)
ロシアのウクライナ軍事侵略前のロシアとアメリカ&NATOの交渉についての記事<2023年10月
2023-11-15 00:04:13 | 中立の視点で見るウクライナ紛争
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/f9aeafbab9b2fcc8744ea6cfed58f35b
この日記は、このブログにも移転して過去日記にあります。私が、ウクライナ紛争についての西側のプロパガンダに疑問を持ったのが、丁度この日記を書いたころです。それからウクライナ紛争について中立の立場から(=ダブル・スタンダードの立場に立たず)調べてきました。
そして、欧米のメデイアが非常に米民主党と欧州左派に偏った視点を持っていることをハッキリ知ったのが2024年米大統領選の過程を見ていた時です。全部、バイデン(ハリス)支持でした。アメリカのマスコミには、米民主党支持か共和党支持しかありません。日本のマスコミは、この米民主党支持のアメリカ・マスコミと欧州左派支持の欧州マスコミの記事や報道しか伝えません。だから、日本のマスコミが報道する、特に欧米発の情報は、ほぼプロパガンダか捏造情報になってしまいます。中立の意見や反対の意見は、完全に排除されています。ウクライナ紛争に関する欧米と日本のマスコミの報道は、ほぼキエフ政府のプロパガンダと言えます。
一方で、日本では主に経済系週刊誌系メデイアに投稿する学者や研究者、識者は比較的中立の立場から実態に近い事を投稿記事に書いている場合が、結構あります。アメリカの有名な国際政治学者にも同じ見解を公表している学者もいます。フランスでもそんな学者がいます。
そのような中立で上質な情報や見解は、欧米のプロパガンダと事実捏造に「不都合」ですから、主要なマスコミからはは無視されるか黙殺されます。だから、特に外国語が分からない日本人は、「まともな!情報や識者の見解」から隔離されます。日本のマスコミが、そのような情報操作(誘導)をしようと思えば、簡単にできることを証明したのが、ウクライナ紛争に関する一連の日本のマスコミの報道です。しかも、まだ続けているという悪質さです。
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そのような記事の中から大和総研金融調査部の菅野泰夫さんが2022年2月16日に日経ビジネスに寄稿した投稿記事を、再度取り上げてみます。
日経ビジネス電子版
【ロシアとの緊張を高めたウクライナ大統領の危険な「挑発」行為】
『2022.2.16』
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00216/021500024/?P=3
この記事が書かれたのは、ロシアがウクライナ軍事侵攻を開始する直前の時期です。だから、中立の立場から普通のことを書いています。ロシアが軍事侵攻を開始する前は、このような意見が多かったのだろうと思います。
故・安倍元総理も内容は違いますが同じような見地から見解を述べていました。これは、また別の日記で書きます。
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<記事から一部引用>
元コメディー俳優で国政経験のないゼレンスキー大統領は、ドンバス戦争の終結とオリガルヒ(ロシアの新興財閥)の汚職・腐敗によるウクライナ国家への影響を阻止することを公約に掲げて当選した。24年の大統領選再選の鍵は、分離独立派が支配する東部停戦地域であるルガンスク州・ドネツク州でどのようなパフォーマンスを示せるかだといわれていた。これには、クリミア併合時にロシア軍との戦闘で大敗を喫したウクライナは、不利な条件でミンスク合意を結ばされたとの強い思いがある。
ミンスク合意がある限り、ドンバス地方で選挙を実施し、高度な自治権を認めざるを得ず、分離独立に法的根拠が生じてしまう。これを嫌うゼレンスキー政権は21年にかけてミンスク合意を反故にすべく、尽力してきた。米国を中心とした西側諸国の支持を得るため、国政の汚職一掃など、西側の要求を満たそうとしてきた。
ただ、プーチン大統領と個人的にも親しい議員への制裁や逮捕などの汚職一掃や、「クリミア・プラットフォーム」開催など一連のクリミア半島返還の国際的なアピールも実を結んでいない。ゼレンスキー大統領の8月末の訪米では、バイデン大統領からミンスク合意反故への支持やクリミア半島を奪還することへの支援は得られなかった。
そのため、ゼレンスキー大統領はドンバス地方奪還に向けて、軍事力による解決を試みている。21年4月にトルコから購入した軍事用ドローンをドンバス地方での偵察飛行に利用した。さらに、10月末にこのドローンによって、ドネツク州の都市近郊で分離独立派武装組織の榴(りゅう)弾砲を爆破した。
分離独立派はウクライナがミンスク合意に反する攻撃を行ったと非難しているが、ウクライナはドローンがコンタクトライン(ドンバス地方の政府管理地域と武装勢力による被占領地域の間に敷かれた国境線)を越えておらず、そもそもコンタクトラインに非常に近い場所に榴弾砲を設置すべきではなかったと反論している。ウクライナがトルコからさらに軍事用ドローンを購入する計画を進めていることから、ロシアはドンバスの独立派組織に対する軍事的な「挑発」行為は、同地域の緊張を再燃させ、ウクライナ国家全体に深刻な結果をもたらすとの見方を強めていた。
そのためドローン偵察・攻撃から数日後には、ロシア陸軍の戦車がウクライナ国境付近に配備され、2021年11月7日には少なくとも一個大隊分の戦車が集結した(2021年4月に集結して一旦撤収したものの、最終的に10万人を超える軍隊が集結している)。米国はこれをウクライナに対する攻撃的態度と騒ぎ立て、ロシアに(ウクライナ)侵略のレッテルを貼った。プーチン大統領はそもそもウクライナからのドローン攻撃に対抗すべく、けん制の意味を込めて軍隊を集結させただけである。
米国が騒ぎ立てたので、プーチン大統領もそれに便乗して、かねて要求していたNATOの東方拡大停止を米国に突き付けたというのが実情であろう(プーチン大統領も2024年のロシアの大統領選挙に向けて外交的成果を求めていたといわれている)。2021年12月にロシアは「NATOを東に拡張しないと書面に残せば(国際条約とすれば)軍隊を撤退する」という条件を出した。
以下、有料記事
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※記事のミンスク合意は、2015年ミンスク2合意を指しています。
これと同じ見解を持つ人は他にもいると思います。
アメリカの側から見解を述べたのは、シカゴ大学の教授です。
これも別の日記で再度、取り上げます。
ウクライナ(=ゼレンスキー)が、2021年に何故、あえてロシアとの軍事緊張を高めるような馬鹿げたことをしたのかは、これが主な理由です。
2024年のウクライナ大統領選で再選の可能性が薄かったゼレンスキーの選挙対策である・と言う説は有力です。
当時から、やたらクリミア奪還に拘っているのも同じです。
現実に東部独立派を軍事力で潰そうとしたのが、2021年10月26日のウクライナ軍のドローン攻撃です。これで事実上ミンスク2合意をウクライナ側から破棄しました。ウクライナ内戦の和平の枠組みを壊したのは、ゼレンスキーです。そして、これが最終的にロシア側に軍事力行使やむなし」の意思を決定させたと思います。筆者の見解は、やや甘いと思います。
ロシアは、2021年12月にアメリカ(バイデン)に最後通牒を通告して交渉します。バイデン氏は、これを拒否しました。これでロシアは軍事力行使を決断しました。
これが、2021年の部分だけを取り上げたウクライナ紛争が勃発した原因です。
しかし、ウクライナ紛争の本当の原因は、アメリカが主導して行った2014年ウクライナ暴力クーデターです。西ウクライナの過激民族主義者や暴力極右グループを組織してクーデターを実行させました。その後、暴力的に成立して現在のキエフ政府が反ロシア政策を取りウクライナ国内で親ロシア派の迫害と弾圧を始めます。こうしてウクライナ内戦が勃発して、これが継続して激化したのがウクライナ紛争です。歴史や物事の経緯には連続性があり、どこかから切り取るのは大抵の場合、事実を捏造するためです。
ロシア・ウクライナ危機 (2021年-2022年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E5%8D%B1%E6%A9%9F_(2021%E5%B9%B4-2022%E5%B9%B4)
尊厳の革命
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8A%E5%8E%B3%E3%81%AE%E9%9D%A9%E5%91%BD
※そもそも、「尊厳の革命」と言葉を誤魔化すところが嘘の始まりです。
アメリカの謀略による薄汚い暴力クーデターにすぎません。
ここから事実の捏造が、西側社会では始まっています。
※関連過去日記
ウクライナ(キエフ)政府の実質⇒バイデン氏の傀儡政権<ウクライナ紛争2025・03・07
https://point-site-play.hatenadiary.jp/entry/2025/03/07/210956
(ドネツク市)「天使の並木道」、ロシア政府の調査<ウクライナ紛争2025・03・06
https://point-site-play.hatenadiary.jp/entry/2025/03/06/203212
ウクライナ紛争についてのウラジーミル・プーチン大統領の主張<2025・02・15
https://point-site-play.hatenadiary.jp/entry/2025/02/15/093311
21世紀に東ヨーロッパをNATO化しようとしたアメリカとUSAIDとジョージ・ソロス<ウクライナ紛争2025・02・11
https://point-site-play.hatenadiary.jp/entry/2025/02/11/192845
過去日記から興味深い日記を再度、考えてみます(アメリカのNATO東方拡大政策)<2025・02・08
https://point-site-play.hatenadiary.jp/entry/2025/02/08/221846
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