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「北の山・じろう」時事日記

内容は主に海外時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2021年、何故ゼレンスキーはロシアとの緊張を高めるような行動を取ったのか❓(菅野泰夫氏の投稿記事から)<2025・04・20

2025-04-20 14:26:10 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

※このブログ(gooblog)は、Hatena・ブログに移転しました。
10月までは、継続予定ですがその後はHatena・ブログをご覧ください。
『「北の山・じろう」日記(旧goo blog) 』
https://point-site-play.hatenadiary.jp/

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(過去日記)
ロシアのウクライナ軍事侵略前のロシアとアメリカ&NATOの交渉についての記事<2023年10月
2023-11-15 00:04:13 | 中立の視点で見るウクライナ紛争
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/f9aeafbab9b2fcc8744ea6cfed58f35b

この日記は、このブログにも移転して過去日記にあります。私が、ウクライナ紛争についての西側のプロパガンダに疑問を持ったのが、丁度この日記を書いたころです。それからウクライナ紛争について中立の立場から(=ダブル・スタンダードの立場に立たず)調べてきました。


そして、欧米のメデイアが非常に米民主党と欧州左派に偏った視点を持っていることをハッキリ知ったのが2024年米大統領選の過程を見ていた時です。全部、バイデン(ハリス)支持でした。アメリカのマスコミには、米民主党支持か共和党支持しかありません。日本のマスコミは、この米民主党支持のアメリカ・マスコミと欧州左派支持の欧州マスコミの記事や報道しか伝えません。だから、日本のマスコミが報道する、特に欧米発の情報は、ほぼプロパガンダか捏造情報になってしまいます。中立の意見や反対の意見は、完全に排除されています。ウクライナ紛争に関する欧米と日本のマスコミの報道は、ほぼキエフ政府のプロパガンダと言えます。

一方で、日本では主に経済系週刊誌系メデイアに投稿する学者や研究者、識者は比較的中立の立場から実態に近い事を投稿記事に書いている場合が、結構あります。アメリカの有名な国際政治学者にも同じ見解を公表している学者もいます。フランスでもそんな学者がいます。
そのような中立で上質な情報や見解は、欧米のプロパガンダと事実捏造に「不都合」ですから、主要なマスコミからはは無視されるか黙殺されます。だから、特に外国語が分からない日本人は、「まともな!情報や識者の見解」から隔離されます。日本のマスコミが、そのような情報操作(誘導)をしようと思えば、簡単にできることを証明したのが、ウクライナ紛争に関する一連の日本のマスコミの報道です。しかも、まだ続けているという悪質さです。
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そのような記事の中から大和総研金融調査部の菅野泰夫さんが2022年2月16日に日経ビジネスに寄稿した投稿記事を、再度取り上げてみます。
日経ビジネス電子版
【ロシアとの緊張を高めたウクライナ大統領の危険な「挑発」行為】
『2022.2.16』
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00216/021500024/?P=3

この記事が書かれたのは、ロシアがウクライナ軍事侵攻を開始する直前の時期です。だから、中立の立場から普通のことを書いています。ロシアが軍事侵攻を開始する前は、このような意見が多かったのだろうと思います。

故・安倍元総理も内容は違いますが同じような見地から見解を述べていました。これは、また別の日記で書きます。


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<記事から一部引用>
 元コメディー俳優で国政経験のないゼレンスキー大統領は、ドンバス戦争の終結とオリガルヒ(ロシアの新興財閥)の汚職・腐敗によるウクライナ国家への影響を阻止することを公約に掲げて当選した。24年の大統領選再選の鍵は、分離独立派が支配する東部停戦地域であるルガンスク州・ドネツク州でどのようなパフォーマンスを示せるかだといわれていた。これには、クリミア併合時にロシア軍との戦闘で大敗を喫したウクライナは、不利な条件でミンスク合意を結ばされたとの強い思いがある。

 ミンスク合意がある限り、ドンバス地方で選挙を実施し、高度な自治権を認めざるを得ず、分離独立に法的根拠が生じてしまう。これを嫌うゼレンスキー政権は21年にかけてミンスク合意を反故にすべく、尽力してきた。米国を中心とした西側諸国の支持を得るため、国政の汚職一掃など、西側の要求を満たそうとしてきた。

 ただ、プーチン大統領と個人的にも親しい議員への制裁や逮捕などの汚職一掃や、「クリミア・プラットフォーム」開催など一連のクリミア半島返還の国際的なアピールも実を結んでいない。ゼレンスキー大統領の8月末の訪米では、バイデン大統領からミンスク合意反故への支持やクリミア半島を奪還することへの支援は得られなかった。

 そのため、ゼレンスキー大統領はドンバス地方奪還に向けて、軍事力による解決を試みている。21年4月にトルコから購入した軍事用ドローンをドンバス地方での偵察飛行に利用した。さらに、10月末にこのドローンによって、ドネツク州の都市近郊で分離独立派武装組織の榴(りゅう)弾砲を爆破した。

 分離独立派はウクライナがミンスク合意に反する攻撃を行ったと非難しているが、ウクライナはドローンがコンタクトライン(ドンバス地方の政府管理地域と武装勢力による被占領地域の間に敷かれた国境線)を越えておらず、そもそもコンタクトラインに非常に近い場所に榴弾砲を設置すべきではなかったと反論している。ウクライナがトルコからさらに軍事用ドローンを購入する計画を進めていることから、ロシアはドンバスの独立派組織に対する軍事的な「挑発」行為は、同地域の緊張を再燃させ、ウクライナ国家全体に深刻な結果をもたらすとの見方を強めていた。

 そのためドローン偵察・攻撃から数日後には、ロシア陸軍の戦車がウクライナ国境付近に配備され、2021年11月7日には少なくとも一個大隊分の戦車が集結した(2021年4月に集結して一旦撤収したものの、最終的に10万人を超える軍隊が集結している)。米国はこれをウクライナに対する攻撃的態度と騒ぎ立て、ロシアに(ウクライナ)侵略のレッテルを貼った。プーチン大統領はそもそもウクライナからのドローン攻撃に対抗すべく、けん制の意味を込めて軍隊を集結させただけである。

 米国が騒ぎ立てたので、プーチン大統領もそれに便乗して、かねて要求していたNATOの東方拡大停止を米国に突き付けたというのが実情であろう(プーチン大統領も2024年のロシアの大統領選挙に向けて外交的成果を求めていたといわれている)。2021年12月にロシアは「NATOを東に拡張しないと書面に残せば(国際条約とすれば)軍隊を撤退する」という条件を出した。
以下、有料記事
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※記事のミンスク合意は、2015年ミンスク2合意を指しています。
これと同じ見解を持つ人は他にもいると思います。
アメリカの側から見解を述べたのは、シカゴ大学の教授です。
これも別の日記で再度、取り上げます。

ウクライナ(=ゼレンスキー)が、2021年に何故、あえてロシアとの軍事緊張を高めるような馬鹿げたことをしたのかは、これが主な理由です。
2024年のウクライナ大統領選で再選の可能性が薄かったゼレンスキーの選挙対策である・と言う説は有力です。
当時から、やたらクリミア奪還に拘っているのも同じです。
現実に東部独立派を軍事力で潰そうとしたのが、2021年10月26日のウクライナ軍のドローン攻撃です。これで事実上ミンスク2合意をウクライナ側から破棄しました。ウクライナ内戦の和平の枠組みを壊したのは、ゼレンスキーです。そして、これが最終的にロシア側に軍事力行使やむなし」の意思を決定させたと思います。筆者の見解は、やや甘いと思います。


ロシアは、2021年12月にアメリカ(バイデン)に最後通牒を通告して交渉します。バイデン氏は、これを拒否しました。これでロシアは軍事力行使を決断しました。
これが、2021年の部分だけを取り上げたウクライナ紛争が勃発した原因です。
しかし、ウクライナ紛争の本当の原因は、アメリカが主導して行った2014年ウクライナ暴力クーデターです。西ウクライナの過激民族主義者や暴力極右グループを組織してクーデターを実行させました。その後、暴力的に成立して現在のキエフ政府が反ロシア政策を取りウクライナ国内で親ロシア派の迫害と弾圧を始めます。こうしてウクライナ内戦が勃発して、これが継続して激化したのがウクライナ紛争です。歴史や物事の経緯には連続性があり、どこかから切り取るのは大抵の場合、事実を捏造するためです。


ロシア・ウクライナ危機 (2021年-2022年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E5%8D%B1%E6%A9%9F_(2021%E5%B9%B4-2022%E5%B9%B4)
尊厳の革命
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8A%E5%8E%B3%E3%81%AE%E9%9D%A9%E5%91%BD
※そもそも、「尊厳の革命」と言葉を誤魔化すところが嘘の始まりです。
アメリカの謀略による薄汚い暴力クーデターにすぎません。
ここから事実の捏造が、西側社会では始まっています。

 

※関連過去日記

ウクライナ(キエフ)政府の実質⇒バイデン氏の傀儡政権<ウクライナ紛争2025・03・07
https://point-site-play.hatenadiary.jp/entry/2025/03/07/210956
(ドネツク市)「天使の並木道」、ロシア政府の調査<ウクライナ紛争2025・03・06
https://point-site-play.hatenadiary.jp/entry/2025/03/06/203212
ウクライナ紛争についてのウラジーミル・プーチン大統領の主張<2025・02・15
https://point-site-play.hatenadiary.jp/entry/2025/02/15/093311
21世紀に東ヨーロッパをNATO化しようとしたアメリカとUSAIDとジョージ・ソロス<ウクライナ紛争2025・02・11
https://point-site-play.hatenadiary.jp/entry/2025/02/11/192845
過去日記から興味深い日記を再度、考えてみます(アメリカのNATO東方拡大政策)<2025・02・08
https://point-site-play.hatenadiary.jp/entry/2025/02/08/221846

 

 

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トランプ政権のウクライナ和平仲介が進まない理由⇒足して2で割る式は通用しない<ウクライナ紛争2025・04・19

2025-04-19 10:28:33 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

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トランプ政権の和平仲介を見ていると、基本的な認識を間違えているように見えます。そもそもウクライナ紛争が起きた理由は、バイデン政権が主導してウクライナを戦争代理人にしたロシア潰しが理由です。実質は、米ロの代理戦争です。これはトランプ政権も認めています。バイデン氏に戦争の責任があることも認めています。

ロシアにとっては、アメリカにとっての「キューバ危機・1962年」と全く同じ構図です。
【キューバ危機】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E5%8D%B1%E6%A9%9F

つまりロシアにとっては、自国の生存をかけた祖国防衛戦争と言っていい性質があります。西側の通説である「ロシアがウクライナを侵略した」という認識では、到底ロシアが納得するはずがありません。

アメリカの「NATO東方拡大=ウクライナのNATO」引き入れ政策の行き着いた先は、ロシアにとってはアメリカ(NATO)によるロシア侵略の危機でしかありません。だからロシアが軍事力を行使した理由は、ロシア防衛でありウクライナの無害化です。ロシアにとって最も重要なのは、ロシアの安全保障の確保です。

ウクライナやヨーロッパが考えているような朝鮮半島38度線方式の停戦をロシアが受け入れるはずは、ありません。それでは、戦争が永遠に続くことになります。今の朝鮮半島を見れば分かることです。

こう考えるならロシアが和平を受け入れる条件は、ロシアが提示している政治的条件を認めるしかありません。

更に問題なのは、アメリカは武器と資金をウクライナに提供する限り戦争の当事者です。戦争の当事者が、戦争の和平仲介をするのは非常におかしな話です。もし仲介しようとするなら当事者の立場を止めるべきです。ウクライナへの武器と資金の供与を止めなければなりません。

トランプ政権を見ていると和平仲介の理由は「きれいごと」です。しかし、現実はバイデン氏の始めた無意味な戦争にこれ以上、アメリカが関与して武器や資金の供与を続けることは「御免だ!」と言う理由だろうと思います。アメリカが起こした戦争だという認識があれば、今のようにトランプ政権が正義の味方のような振る舞いは出来ないはずです。

どうもトランプ政権の考えていた和平の道筋は、「足して2で割る式」のものであるように見えます。「どっちも同じように泣きなさい」式でしょう。戦争が互角なら、それも通用するかもしれません。しかし、現在戦況はロシアに圧倒的に有利です。圧倒的に有利な立場のロシアが、「足して2で割る式」を受け入れるのは、損をしろと言うのと同じです。「イヤです!」と断るに決まっています。

現在の戦況でロシアに停戦を受け入れさせるには、ロシアにとって7割~8割有利な話でなければ受け入れるはずがありません。「足して2で割る式」や「朝鮮半島方式」は通用しないと言う事です。

アメリカに一方的に有利なトランプ政権の和平仲介は、最初から上手くいかないと言う事です。上手くいかないから手を引くと言い出しました。バイデンさんの戦争道楽と言い、トランプ氏の和平道楽と言い、アメリカのやることは常に身勝手であることを証明しているように見えます。

ウクライナ紛争を終わらせる一番簡単な方法は、アメリカがウクライナへの武器と資金の供与を止めて、すっきり関与を止めることです。そうすればウクライナが敗北して戦争は終わります。

国家としては、既に死亡状態にあるウクライナに輸血してカンフル剤を打って生かしているに過ぎません。戦争が終わったらウクライナは、どうなります❓
即時、財政破綻します。戦争以前の話として、国家として破綻しています。

 

※関連記事
トランプ氏、ウクライナ和平仲介撤退の可能性明言 進展なく不満
Bart H. Meijer, Gabriel Stargardter, Andrea Shalal
2025年4月19日午前 4:25 GMT+94時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/MOXQH57AVRJPTBXONGOA2A2Q2Q-2025-04-18/
ウクライナ戦争終結が不可能なら、米国は「前へ進む」べき ルビオ国務長官
2025.04.18 Fri posted at 17:56 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35232016.html

ウクライナ北東部攻撃、民間人標的をロシア否定 トランプ氏はゼレンスキー氏非難
2025年4月15日 9:42 発信地:スムイ/ウクライナ [ ウクライナ ロシア・CIS ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3573000
ゼレンスキー氏、ウィトコフ米特使が「ロシアの言い分を広めている」と批判
2025年4月18日
https://www.bbc.com/japanese/articles/cvgq7e86njyo
ロシア、エネルギー施設攻撃停止合意の失効を示唆 攻撃再開ならトランプ政権に打撃
2025/4/19 09:14
https://www.sankei.com/article/20250419-ELUUBCDFJJJJBH2SR3UOPVFCBI/

 

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(カテゴリー)「アフリカと中東」
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(カテゴリー)「ロシアと周辺国」
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(カテゴリー)「中国と東アジア」
https://point-site-play.hatenadiary.jp/archive/category/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%A8%E6%9D%B1%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2

 


クルスク州ではロシア軍がほとんどの領土を奪還、東部戦線では各方面でロシア軍が前進<ウクライナ紛争2025・04・18

2025-04-19 09:17:43 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

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航空万能論
2025.04.18
ウクライナ人はリマン方面の危機を警告、ロシア人はシヴェルシク方面の偽報告を批判
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainians-warn-of-danger-in-liman-direction-russians-criticize-false-reports-in-siversk-direction/

 

※3月からこれまでは雪解けの泥濘のシーズンでロシア軍の活動は小休止状態でした。そのため戦場での大きな前線の移動はありませんでした。もうそろそろ地面が固まり始めたのか、ここに来てロシア軍が活発な動きを見せています。

(1)クルスク州
ロシア軍が、ほとんどの領土を奪還して国境付近のわずかな土地にウクライナ軍がしがみ付いている状況です。キエフ政府得意の言い訳です。
「クルスク州の占領地を失ったわけでは無い!」
どちらかと言うとロシア軍が、ウクライナ領のスームイ州側に緩衝地帯を作りつつあります。国境線をフラット化して防御しやすくする狙いです。略図を見ると、この付近はウクライナ領がロシア領に食い込んでいます。この部分を、ウクライナ側に押し戻してフラットにする目的だろうと思います。

(2)リマンЛиман方面
去年から今年の初めにかけてロシア軍が、ゼレベツ川の渡河作戦を実行してきましたが、西側に根拠地を確保して支配地を拡大してきました。ウクライナ軍の防御の固いトルスケ~ザリチネを迂回してゼレベツ川を北側で渡って、北側からリマンЛиманに迫ろうという作戦です。今のところロシア軍の作戦は順調に推移しているように見えます。

(3)トレツクТорецьк方面
トレツク市街地でウクライナ軍が反撃作戦を行って市街地の戦闘は錯綜していましたが、ロシア軍が大分押し戻しています。
トレツクの南のニューヨルクNiu-Yorkの西側の広いエリアでロシア軍が進撃しています。幹線道路H-20沿いを北上しています。トレツク方面にはウクライナ軍の守備部隊がいますが、この方面は手薄だろうと思います。ウクライナ軍の弱いところを食い破って占領地を拡大するロシア軍の、いつもの作戦行動です。兵力不足のウクライナ軍は、全部を守ることは出来ません。トレツク方面のウクライナ軍が、かなり手ごわく抵抗しているので、その西側から北上して三方向包囲の態勢を作ろうとしているのだろうと思います。これまでロシア軍がそうしなかったのは、トレツク方面ではロシア軍も十分な兵力が不足していたためだろうと思います。

(4)ポクロフスク(Pokrovsk)方面
このエリアではウクライナ軍が、かなり広範囲に反撃作戦を展開していますが、十分な兵力がいないようであまり上手くいっているとは言えません。多少、押し戻した部分がある程度です。
逆にロシア軍は、その南の方でセリダブSelydoveの西側に大きく前進しています。もう少し西に進撃するとドニプロペトロウシク州との州境です。そこでロシア軍が進撃を停止するとは限りません。

(5)クラホべ(Kurakhove)西方面
クラホべ(Kurakhove)から西に進撃しているロシア軍と南のヴェリカ・ノボルシカ(Velyka Novosilka)から北上中のロシア軍が合流しつつあります。
クラホベ西に残っているウクライナ軍の防衛拠点であるバハテイルBahatyrとオクレシーウカ(Oleksiivka)もそれほど遠くはありません。
この東にあったウクライナ軍の拠点のアンドリイフカ(Andriivka)、ウラクリ(Ulakly)、コンステイアンテイノピル(Kostyantynopil')は、ロシア軍が制圧しました。
ヴェリカ・ノボルシカ(Velyka Novosilka)の北西方面にもロシア軍が進撃しつつあります。

(6)以上は、航空万能論が記事の中で取り上げている戦場です。
泥濘の季節が終わりつつあり、ロシア軍は2月まで進撃していた戦場で再び、前進を始めました。
※(2)リマンЛиман方面での進撃は、新しく始まりました。
記事にはありませんが、クピャンスクКуп'янськ方面でもロシア軍は占領地を広げています。
と言う具合で、ウクライナ軍の不利は変わりません。むしろロシア軍の活発な戦場が増えていますからウクライナ軍の劣勢は続くでしょう。時間の経過とともにウクライナ領が削られる流れは、今後も同じだろうと思います。


(7)だからトランプ政権は、もう戦争を止めろと言っています。⇒これ以上、ムダ金を使いたくない
やるだけ無駄になりつつあるからです。ウクライナの継戦能力の問題もあります。
夏場を過ぎると難しいのではないか・と言う識者の意見も聞きます。
ゼレンスキーを排除しなければ、もうどうにもならないように見えます。ゼレンスキーは、今となってはウクライナを滅ぼすガンのような人間です。ウクライナが滅亡するまで戦争を止めないだろうと思います。
ウクライナが国家として存続したいなら、ウクライナ人自身が政治的改革を行う必要があると思います。

 

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バイデン氏は、なぜ核戦争のリスクを冒してまでウクライナ紛争を引き起こしたのか❓<2025・04・18

2025-04-18 21:53:47 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

※このブログ(gooblog)は、Hatena・ブログに移転しました。
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全部、転載の方のブログ
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今、振り返ると本当に不思議です。ロシアに軍事圧力を加えてウクライナとロシアの戦争を引き起こせば、当然ながら米ソの軍事緊張が高まります。バイデン氏は、戦争をけしかけながら戦争の拡大は避けていました。戦争の拡大とは、二国間戦争が多国間戦争=ヨーロッパ紛争に拡大することです。

あくまでアメリカ(バイデン)の傀儡(手先)であるウクライナを使ってロシア潰しを図りました。アメリカの計画では、経済制裁と金融制裁でロシア経済が崩壊してロシアで欧米寄りの政権を作るつもりだったのだろうと思います。
しかし、この目論見は失敗しました。ロシアは、西側の仕掛けた経済制裁と金融制裁に耐えてロシア経済は崩壊せず、ロシアで政変は起きませんでした。むしろ、今はロシアではプーチン氏の支持基盤は強化されたと思います。つまりバイデン氏の目論見は完全に失敗し、戦争は長期化してロシア軍優勢で戦況が推移しています。ウクライナに勝ち目はなく、このまま戦争を継続すればウクライナ政府は、やがて崩壊するでしょう。

トランプ政権は、最初からウクライナ紛争に反対であり和平を主張しています。それは、米ロ軍事緊張が孕んでいる核戦争とヨーロッパ規模の戦争への規模の拡大のリスクを考えれば、ごく普通の考え方です。むしろ正常な人間なら、そう考えると思います。
今回のバイデン氏の仕掛けたウクライナを手先に使ったウクライナ紛争の本質は、ロシアにとっての【キューバ危機】です。だから、ロシアが軍事力を使ってアメリカ(バイデン)のロシア圏への勢力拡大の動きを阻止しようとするのは、ごく普通の反応です。立場が反対なら、西側もそうするでしょう。
【キューバ危機】 (1962年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E5%8D%B1%E6%A9%9F

こう考えるとウクライナ紛争は、バイデン氏が仕掛けなければ起きるはずのない戦争です。これは、誰が考えても中立の立場で考えるなら、同じ結論に至ると思います。ヨーロッパ規模の紛争や核戦争のリスクを冒してまで2021年当時、ロシア潰しを実行しなければならない理由は、何一つありません。
だからトランプ氏は、以下のような発言をしています。トランプ政権の共通認識でしょう。
(参考日記)
トランプ氏のウクライナ紛争に関する認識を、BBCが報道<2025・04・17
https://point-site-play.hatenadiary.jp/entry/2025/04/18/120014
トランプ政権のウクライナ紛争に関する認識を報道しない欧米左派マスコミ(日本も)<2025・03・19

https://point-site-play.hatenadiary.jp/entry/2025/03/20/193325

今では、ヨーロッパは戦争熱が高まりロシアと軍事対決するような流れで、軍拡に励んでいます。こんなことを続けていれば近い将来、ロシアとヨーロッパの軍事紛争が起きるリスクは当然にあります。このような流れをバイデン氏は、敢えて作り出してしまいました。欧米が、ウクライナ紛争に注ぎ込んだ資金は、トランプ政権の主張通りだと軽く50兆円を超えます。これだけの巨額の資金を使い(終わっていません)双方で莫大な人数の死傷者を生み出している戦争を、なぜ作り出して、しかもヨーロッパと米民主党は止めようとしません。
【ロシア極悪】のプロパガンダを叫んで戦争を煽り続けてきましたから、今更「あれは嘘でした」とは言えないのだろうと思います。

そこで本題に入りますが、「何故バイデン氏はこんな戦争を主導したのか❓」と言う疑問です。
バイデン氏を巡っては、ある疑問が提示されています。

(参考日記)
バイデン氏の深刻な頭脳機能低下疑惑、オートペン疑惑<2025・03・16
https://point-site-play.hatenadiary.jp/entry/2025/03/16/202551
バイデン氏の「深刻な(頭脳の)衰えの隠蔽」を告発する本が5月に出版<2025・02・28
https://point-site-play.hatenadiary.jp/entry/2025/02/28/164700

 

これは、共和党が主導しているのではありません。中立の立場と米民主党支持の立場のマスコミ関係者の告発です。詳しくは、過去日記を読んでください。2024年大統領選の民主党予備選への出馬を決めた時点で、既に大幅な頭脳機能の低下があったのにそれを隠して出馬したのではないか❓、と言う疑惑の告発本です。
2024年のトランプ氏とのテレビ討論会で司会を務めたのが、CNNアンカーのジェイク・タッパー氏です。
そのタッパー氏は、その時の印象を以下のように語っています。
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タッパー氏は昨年6月、バイデン氏撤退のきっかけとなった候補者討論会の司会を務めた人物でもある。同書は討論会でのバイデン氏について、かぜをひいていたわけでも準備不足や準備し過ぎでもなく、「何年も前から機能低下が進んでいた、81歳男性の当たり前の姿」だったと指摘している。 
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バイデン氏には、既に2023年頃から認知症疑惑があります。認知症でなければ頭脳の機能の著しい低下です。これは、急に発症するものではありません。もっと早い段階から始まっているのが、普通です。2023年でそうであるなら、2021年に正常な現状認識や判断が出来たのかどうか❓
これも、相当疑問が湧いてくるところです。

バイデン氏は、普通ならあり得ない大失敗を2021年に仕出かしています。

BBC
米軍のアフガニスタン撤退は「惨劇」、米議会公聴会で海兵隊員が涙の証言
2023年3月9日
https://www.bbc.com/japanese/64898705

簡単に言うとアメリカ軍には事前の準備がないのに、また他のNATO諸国にも事前連絡なしに、アメリカ政府が一方的に撤退期限を区切り撤退を命令しました。事前の準備も他国への連絡もなしに勝手に米軍が撤退を始めました。だから撤退作戦は大混乱に陥り、悲惨な結果を生じました。多くのアフガン人の協力者もアフガン国外に取り残しました。

このように見ていくと、果たしてバイデン氏は2021年の段階で正常な判断が出来る能力があったのかは疑わしい部分があります。その後、バイデン氏が主導して引き起こしたのが、ウクライナ紛争です。
もし、この疑いが事実であるとするなら❓
恐ろしいことだと思いませんか❓
(正常な判断力や思考力を失った老人が、自分の妄想の世界の実現を図ったとしたなら❓)

 


トランプ氏のウクライナ紛争に関する認識を、BBCが報道<2025・04・17

2025-04-18 11:43:25 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

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BBC
トランプ氏、ウクライナでの戦争開始はゼレンスキー氏の責任と 多くの死傷者についても
2025年4月15日
https://www.bbc.com/japanese/articles/c7vnlj00262o

ウクライナ紛争勃発後、それを待ち構えていたアメリカ(と西側)のプロパガンダが一気に西側世界を覆いつくしました。
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ウクライナ⇒侵略された側=正義
ロシア⇒侵略した側=極悪
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しかし、実際にはアメリカ(バイデン)のウクライナのNATO引き込みとロシア圏の侵略の意図が、招き寄せた結果です。
しかも、ウクライナが「ミンスク2合意」を破棄して東部独立派を軍事力で潰そうとしたことが、東部独立派を守るためのロシアの軍事力行使を、あえて引き寄せたと言えます。普通に見るならロシアを戦争に引き込むための罠と言えます。
これは、中立的な立場から見る国際政治学者の通説と言っていいと思います。
そんなことは、西側の政府やメデイアからは、消え去りました。ロシア潰しのためのプロパガンダ一色になりました。
しかし、アメリカ限定で言えば米共和党は、ウクライナ紛争に反対する立場に変化しました。トランプ氏の影響が大きかっただろうと思います。共和党の反トランプ派はウクライナ支援賛成の立場です。

共和党の現在の主流派であるトランプ氏とその支持者が大統領府を形成すれば、当然にトランプ氏の見解が政策になります。共和党の過半数も、とめどもないウクライナ支援には反対です。ウクライナより国境問題や不法移民問題の方が、アメリカにとって重要だという立場です。日本の政府もマスコミも、これまでは黙殺してきました。
今でもバイデン・アメリカの立場でしょう。

イギリスのマスコミは、イギリス政府の政策には忠実です。
従来のバイデン・アメリカの主張を変えていません。

しかし、今回のBBCの報道の仕方は従来とは全然違います。
まず、記事タイトルで『戦争開始はゼレンスキー氏の責任・・・』と書いています。これまでなら、あり得ないことです。イギリスにとってゼレンスキーは、絶対正義ですからゼレンスキーに戦争の責任があるような言葉をタイトルに使うことは、絶対にしなかったと思います。

もっとも記事は、トランプ氏の主張をそのまま伝えているだけです。
それすら、これまでは無視してきたことです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<記事から引用>
 トランプ氏は、「自国より20倍大きい相手と戦争を始め、他国からミサイルをもらおうと望むなんてありえない」と述べた。同時に、ジョー・バイデン前米大統領にも、戦争の責任があるとした。
 トランプ氏はまた、ゼレンスキー氏の能力を疑問視し、同氏が「いつもミサイルの購入を考えている」と発言。「戦争を始めるなら、勝てると分かっていなくてはならない」と述べた。
 トランプ氏はさらに、「数百万人が死んだのは3人のせいだ」と発言。「1人目はプーチン、2人目は自分が何をしているか全く分かっていなかったバイデン、そしてゼレンスキーだ」と続けた。
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これは、中立的な立場からウクライナ紛争を見る学者や識者の多数意見だろうと思います。
もっと強く、アメリカのNATO東方拡大政策が原因だ・と主張する有名な国際政治が学者もいます。
このような「まともな」見解は無視され、ひたすらロシア極悪のプロパガンダを叫んで、戦争を煽り立ててきたのが、バイデン・アメリカとヨーロッパです。

BBCが報道したのは、単なる事実にすぎません。しかし、それすらこれまでは西側の米民主党よりアメリカ・マスコミとヨーロッパの左派寄りマスコミは、黙殺してきました。
このような普通の見解を、西側のマスコミが報道していたらウクライナ紛争は、ここまで激化はしなかったと思います。
BBCは、今回なぜかトランプ氏の発言を引用して本当のことを報道しました。
トランプ氏とイギリス政府に何らかの合意が成立した可能性があります。

従来、イギリス政府はバイデン・アメリカの忠実で積極的な協力者でした。
米民主党からトランプ政権に乗り換えた可能性があります。
もし、これまでウクライナ絶対支持で凝り固まっていたイギリス政府が、トランプ政権と何らかの水面下の合意が出来たとするなら、ウクライナ紛争に、どっぷり関与してきたイギリス政府の政策が変更される可能性があります。
イギリス政府が従来の政策を変更するなら、他のヨーロッパ諸国も政策を変更する可能性があります。
トランプ政権がウクライナ支援を止めても、ヨーロッパが止めなければ、中々ウクライナに停戦を受諾させることは難しいと思います。

そのような、これまでの流れが変化するかもしれません。
非常に興味深い今回のBBCの報道です。しかも日本語版でも記事にしています。
少々どうあろうと、もう戦争は止めさせるべきです。

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死傷者数は、今通説的に言われているより、ずっと多いと思います。
私の推測は、ウクライナの2024年の死亡者数から「個人的に」推測した数字です。
それ以外の根拠はありません。
(戦死者数のごく大雑把な推測)
ウクライナ側 40万人~50万人
ロシア側 25万人~35万人
★ロシア側は、ウクライナの戦死者数からの推測で実際には不明です。
ウクライナ側の方は、数字的な一応の根拠があります。
過去日記で書きました。
大雑把に負傷者数は、戦死者数の3~4倍はいると思います。
死傷者数は、最大何人になりますか❓
最大で行くと、(50+35)×3~4倍+85万人です。
★私が見たのは、ウクライナ法務省が公表した2024年のウクライナの死亡者数です。(戦死の数ではありません)
と言う事は、2022年と2023年の数字もあるはずです。
ロシア側にも同じ数字があるでしょう。
そこから自然減の死亡者数を差し引いた数字の合計が、ウクライナ紛争での双方の戦死者数の概算です。
つまり、双方の戦死者数を概算できる数字はあります。私が思うくらいですから少なくともアメリカ政府は概算の数字を持っているはずです。そこから、「3から4倍の数字=負傷者」数が概算できます。合計したのが双方の死傷者数です。

もう、十分死傷しました。戦争は速やかに止めさせるべきです。


2025・04・16(水)東京株式市場

2025-04-16 18:30:08 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

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N225 33,920.40 -347.14 ▼1.01% 安値33658・47
トピックス 2,498.03 -15.32 ▼0.61% 安値2477・56

円チャート
https://fx.minkabu.jp/pair/USDJPY
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4月15日(火)NY市場
ダウ 40,368.96 -155.83 ▼0.38%
ナスダック 16,823.17 -8.32 ▼0.05%
S&P500 5,396.63 -9.34 ▼0.17%
半導体指数 4,021.89 +18.67 △0.47%
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

NYは、比較的小動きでしたが東京は、やや大きく反落しました。
安値では、押し目買いが入りN225で260円ほど値を戻しています。
円高が142円台まで進んで、それをネタに売られているよ思います。
NY市場と円相場と、どちらも東京市場への影響は大きいです。

値段的には、N225が34000円付近。
トピックスが、2500付近に値段があります。
どちらも25日線は、かなり上にあります。N225は下落が大きい分、25日線が36000を割り込んできました。
やがては、25日線までは戻ると思います。戻って、どうなるか❓

NYの方が、25日線には近いです。その後、どうなるか❓

25日線との離れ具合を見ると、東京市場の売られ方はNYに比べて大きいと言えます。
大きいけれど底入れ感は出てきません。
レンジが、どの程度落ちて落ち着くかを見たいところです。
4月7日安値が目先の底なのか、もう一段の下落があるのかは今のところ不明です。
期間が経過しないと分かりません。
そろそろ、超売られすぎの銘柄も出てきているのではないか・と思います。
大体、大底まで落ち切った銘柄は、それ以上は下落しません。
そんな銘柄を探して打診買いするのもいいかもしれません。
しかし、株数を少なくして買い増しの余地は大きめに残しておいた方が、いいと思います。
今年は、来年に向けての安値拾いと割り切った方が無難なような気がします。

※チャートの形状は、反落を示しています。しかし、今チャートもあまり当てになりません。


ウクライナ和平は当分、難しい<2025・04・02

2025-04-02 22:08:46 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

産経新聞
ウクライナへの欧州部隊派遣、4日に会合 ゼレンスキー氏が表明
2025/4/2 08:25
https://www.sankei.com/article/20250402-CR4FQP4XW5ISDLQWSE47EICX5M/

結局、ゼレンスキーの考えていることは朝鮮半島38度線方式の戦争状態の固定化です。

戦争状態を永続化したいのでしょうね。ヨーロッパも同じ考えです。
ロシアやアメリカは、完全な和平を考えています。
特にロシアは、ウクライナに軍事介入した理由がウクライナの中立化とNATO加盟放棄、そして反ロシア政策を取るキエフ政権の中立化です。
要は、2014年ウクライナ暴力クーデター以前の状態に戻せ・と言う事です。
ロシアの安全保障を考えて、もうこれ以上放置できないと決断しての軍事介入ですから、ロシアの安全保障を実現するまでは戦争は止めないと思います。

そうなるとアメリカとウクライナは、2014年ウクライナ暴力クーデターの非を認める必要があります。
トランプ政権は、明確には言いませんが事実上それを認めたうえで和平仲介をしています。
ゼレンスキーには、自分の非を認める気はありません。
あくまで悪いのはロシアだという主張です。

そもそもウクライナ紛争は、ロシアの勢力圏を脅かそうとしてウクライナを手先(手段)にした米ロの戦争です。
親分のアメリカの方は戦争を止めたいのに子分のウクライナがそれを拒否している構図です。
悪いことにヨーロッパがウクライナにテコ入れするからゼレンスキーには、妥協しようという気がありません。

見ていると本当に嫌気がさして来ます。
結局、戦争を続けることはウクライナ人が死に続けると言う事です。
負け戦でこれ以上、死人を出すことに何の意味もありません。
更には、欧米の支援がなくなれば即座にウクライナは敗北します。
こんな、「いびつ」な戦争は聞いたこともありません。
ヨーロッパは、ウクライナが擦り切れるまで戦争をやらせようとしています。
ウクライナ人がどれほど死のうとヨーロッパには、痛くもかゆくもないからです。
そして、それはゼレンスキーも同じです。国家も国民も考えていません。
戦争が終わればゼレンスキーは戦争の責任を追及されて戦犯にされるでしょう。
戦争にぶら下がって利益を得ているウクライナの既得権益擁護とゼレンスキーの独裁者としての地位を守るための戦争になり果てました。

アメリカは、完全に手を引いて支援を打ち切るべきでしょう。
その上でタイミングを見て再度、和平仲介をするしかないように見えます。
もうすぐ雪解けの季節が終わり地面が固まります。
そうなれば再び、ロシア軍の進撃が始まるでしょう。

ナチスドイツや戦時中の日本の陸軍独裁内閣と同じで、ゼレンスキー政権は国家が破滅するまで戦争を止めないかもしれません。
見ていると本当に情けないですね。ここまで馬鹿かと呆れます。
ヨーロッパは、バイデン政権時代のプロパガンダを強硬に主張しています。
ロシアと戦争したいのではないか・と疑ってしまいます。
結局、ウクライナは去年まではバイデン・アメリカに利用され、今度はヨーロッパに利用されているだけです。


※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑨
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


クルスクはロシア軍がほぼ奪還、東部戦線は小康状態<ウクライナ紛争2025・03・28

2025-03-28 19:46:37 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

航空万能論
2025.03.28
ロシア軍がスジャ検問所を占領、ゼレベツ川西岸でも大きく前進
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-forces-occupy-suzha-checkpoint-make-major-advances-on-west-bank-of-zherebets-river/

この記事の戦況略図が最新です。
図は、ロシア側軍事サイトRYBARの報告を示しています。今更、ロシア側が嘘を言う必要もありませんから大体、この通りなのだろうと思います。ウクライナ側の占領地は、国境付近に少し残っているだけでほぼ意味はありません。
むしろ緩衝地帯を作るためにロシア側が、どれだけウクライナ領のスームイ側に越境するかの方が、問題だろうと思います。
国境線がロシア領の方に食い込んでいますので、南に越境して国境線のフラット化を目指すのではないかと思います。

ウクライナ軍がまだ保持しているロシア領は、補給が大変で維持する意味はないと思います。おそらく車両での補給は無理で兵士が担いで徒歩で、かろうじて補給を維持しているだろうと思います。結局、補給が困難になり占領地をほとんどロシア側に奪還される結果になりました。補給を軽視するのは、ウクライナ軍の治らない欠陥です。

(2)東部戦線
今は雪解けの泥濘の季節で、そもそも軍事活動が低下する時期です。
アメリカの和平調停が行われていますから、ロシア軍の軍事行動は小康状態にあります。
1月ごろまでのように積極的に占領地を拡大する動きは、控えているように見えます。
その分、クルスク州奪還作戦に全力投球したような印象があります。

ウクライナ軍は、劣勢を胡麻化すために4方面くらいで反撃作戦を行いましたが、徐々にロシア軍が押し返しているようです。継続性のない反撃作戦は、支援国とウクライナ国内向けの言い訳の意味しかありません。ほぼ、大勢には影響がありません。
クルスク州での大敗北を糊塗するために今度は、ベルゴロド州で攻勢をかけています。
2025.03.26
DEEP STATEがベルゴロド西部に初めて言及、スームィ州侵入への対抗策
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/deep-state-mentions-western-belgorod-for-the-first-time-measures-to-counter-sumy-incursions/
しかし、単に攻めています!と言うだけで、国境付近を荒らしている程度の話で、やるだけ犠牲や武器装備の損害が出て無駄なだけです。それでもクルスク州の大敗北を胡麻化すためにやらざるを得ないのだろうと思います。
クルスク侵攻作戦も政治的な意味しかない作戦でした。
キエフ政府は戦争をどうする・と言う考えは無く、政権維持と支援を確保する目的だけで作戦を決定して行います。
結局、そのような態度がドネツク州での決定的な敗北を招き寄せました。
本当にゼレンスキー・一派の権力維持とそれにぶら下がっている有象無象の利益しか考えていません。
ウクライナの国益は、完全に無視しています。
ウクライナの国益を最優先すれば、とっくに戦争を終わらせて国土再建を考えているでしょう。
本当にゼレンスキーは、亡国の大統領だと思います。


(3)ウクライナ国内でゼレンスキーを追放する動きが出てこないのが不思議です。
今のウクライナに国益を考えるような政治家も勢力も無いと言う事でしょうね。

もう今となっては、戦争が終わればウクライナは国家破綻が必然と言えます。
トランプ政権が言うように、アメリカの管理下に入り何とか政府らしき組織を維持するしか方法はないと思います。
そうしなければイギリスとヨーロッパの半植民地になるしかないでしょう。
返済不能の借金の大山が残っています。
倒産会社が銀行の管理下に入るのと同じです。
アメリカ銀行がいいか❓
イギリス&ヨーロッパ銀行がいいか❓
いっそのこと、万歳してロシア銀行にするか❓
この三択問題です。
どうも勘違いしている人が多いようですが、敗戦国であるウクライナを待っている運命はそんなに甘いものではありません。
ヨーロッパは、金で支配してウクライナを傭兵代わりにしようとしています。
生かさず殺さず、金(資源エネルギー)を毟られるでしょうね❓


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「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑨
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トランプ氏は、何故ウクライナ紛争について中立の視点を持っているのか❓<ウクライナ紛争2025・03・19

2025-03-20 19:32:39 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

【トランプ氏は、何故ウクライナ紛争について中立の視点を持っているのか❓】

私はウクライナ紛争を「中立の立場」から見ています。
ロシア寄りに見えるかもしれませんが、基本は中立です。
同じ視点をトランプ氏が持っているのが少し不思議でした。
アメリカのブレーンのアドバイスを聞けば、もう少しアメリカ寄りになると思います。
元々、トランプ氏はウクライナ紛争に関して批判的な立場でした。
トランプ氏が、誰の意見を採用しているのか❓

ハンガリーのオルバン首相の意見を重視しているのだろうと思います。
オルバン首相は2024年に2回、トランプ氏のフロリダの私邸を訪問しています。
2回目の時は、まずモスクワを訪問してプーチン氏と面会しています。その後キエフを訪問してゼレンスキーと会談した後にトランプ氏と面会して会談しています。
トランプ氏に独自の見解は無いと思います。感覚的に戦争は悪い・と思っていただけだろうと思います。
色々な人がトランプ氏に意見具申したでしょう。
多くの意見の中でトランプ氏はオルバン首相の意見を信用したのだろうと思います。
トランプ氏はマスコミが言うほど愚かでも独裁的でもありません。そう見せかけているだけです。
国務長官のルビオ氏、副大統領のヴァンス氏、特別出演のイーロン・マスク。
誰を見てもトランプ派のバリバリの若手です。当たり前ですけれど海千山千のビジネスマンのトランプ氏に人を見る目が無い訳がありません。トランプ氏の眼鏡にかなったのが、ルビオ氏、ヴァンス氏、イーロン・マスクです。

大体、信頼して担当閣僚に業務を丸投げしているでしょう❓

ウクライナ問題に関してはオルバン首相の意見を採用したのだろうと思います。
オルバン首相は、中立ややロシア寄りの立場ですからトランプ氏の視点もそこがベースになっているのだろうと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これまで見ていてはっきり言えるのは、バイデン氏のウクライナNATO取り込み政策がウクライナ紛争の原因だと見ている点です。これはアメリカであれ【御用筋でない】国際政治学者の見解と一致するところです。アメリカの学者であろうと、「非はアメリカにある」と見ているのが重要だと思います。それをバイデン政権は、(嘘)プロパガンダと事実捏造で胡麻化してきた経緯があります。トランプ氏は、あっさりそれを否定しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なぜ、トランプ氏はオルバン首相を信用したか❓
考え方が共通しているからです。
以前にも書いたことがありますが、トランプ氏は「イラク戦争は間違いだった」と発言した唯一のアメリカの主要政治家です。これは、第1次トランプ政権時代の発言です。そして泥沼化していたアフガン戦争からの離脱の道筋を付けたのもトランプ氏です。(その後、功績を自分のものにしようとしたバイデン氏は大失敗して醜態を晒しました)

戦争に関しては、トランプ氏とオルバン首相には共通する部分があります。
「無駄な戦争は、さっさと終わらせる」

ウクライナ紛争に入れ上げ過ぎて半ば気が狂っていた、バイデン民主党とヨーロッパ左派には無い視点です。
こうして考えるとウクライナ紛争終結の方向に一番貢献したのはオルバン首相であると言えます。
「虎の威を借りる狐」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
バイデン虎の威を借りたのがゼレンスキー
トランプ虎の威を借りたのがオルバン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

どっちの狐が賢かったのか❓
そして、どっちの狐が正しかったのか❓

皆さんも考えてみて下さい。



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ロシアが部分停戦に合意したのに停戦潰しの越境攻撃を始めたウクライナ、仏(トランプ)の顔は何度まで❓<2025・03・19

2025-03-19 20:42:19 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

航空万能論
2025.03.19
ウクライナ軍はスジャ方向で安定を取り戻し、ベルゴロド西部に侵入
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-forces-restore-stability-in-suzha-direction-enter-western-belgorod/
ロシアとウクライナ、インフラ攻撃と互いに非難 米ロ首脳会談後
ロイター編集
2025年3月19日午後 4:22 GMT+94時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/EVIOKKKX5FOH5LZUZ7C7HKET4A-2025-03-18/

トランプ氏とプーチン氏の電話会談が行われているその日にウクライナは、ロシア領に越境攻撃を開始したようです。
ロシア軍が、クルスクのウクライナ軍の包囲殲滅を止めたのは、トランプ氏の助命要請があったからだろうと思います。
ロシアが部分停戦に合意したその日に、越境攻撃を始めると言う事は、ウクライナは停戦合意する意思が無い事を行動で示したと言えます。

ホワイトハウスでのゼレンスキーの乱心事件と言い、これで二度までゼレンスキーはトランプ氏の顔に泥を塗りました。
前回も激怒していたのは、トランス氏よりヴァンス副大統領やルビオ国務長官などの側近です。
そう言った事をを抑えて、トランプ氏は停戦仲介を優先してきました。
これでトランプ氏も側近も完全にウクライナを見放しただろうと思います。
タイミングを見て、軍事支援と情報共有を止めるでしょう。
仏(トランプ)の顔が三度はないように思います。

結局、ゼレンスキーは米民主党やヨーロッパに従うと言う事でしょう。
そうすればトランプ政権は、ウクライナを見放すと思います。
停戦を進めてきた関係者は、「もう、知らんわ!」という心境だろうと思います。
トランプ政権もゼレンスキーの本質を知ったでしょうね。

ロイター
トランプ政権、ロシアのハイブリッド戦争への対策縮小=関係筋
2025年3月19日午後 5:29 GMT+93時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/2S3P2IYWZVLAHH2Q4P27K2Y3JE-2025-03-19/
米政権、ウクライナ子ども連れ去り追跡プログラムを終了=民主議員
2025年3月19日午前 11:48 GMT+98時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/XPHDDLWXMZOAVFFYBSQQGAWFBE-2025-03-19/
トランプ氏の政府系メディア解体、議員や活動家が反発 中国は歓迎
2025年3月19日午後 7:04 GMT+91時間前更新
https://jp.reuters.com/world/security/5S43XC3DPZOCLITQ4UOEPUSZ7I-2025-03-19/

もう、トランプ政権はバイデン時代のロシア敵視政策を次々と廃止しています。ロシアとの国交正常化は、もう変更できない(する気のない)トランプ政権の政策です。それをウクライナやヨーロッパが、どうこう出来る話しではありません。超大国アメリカが一旦政策を変更したなら、それを覆すことは不可能です。

米ロのウクライナ和平協議、23日にサウジ(ジッダ)で開催=米特使
ロイター編集
2025年3月19日午前 11:57 GMT+98時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/ZAAD4ZT63FJLXMCBA5UTZXGXZA-2025-03-19/

2回目の米ロ高官協議も既に予定されています。
米ロ両国にとって、ウクライナ和平は枝葉の問題に過ぎません。
ウクライナが和平協議に応じなければ、アメリカは支援をストップして放置するでしょう。
それでアメリカもロシアも困ることは、ありません。困るのは戦況が不利なウクライナだけです。
ウクライナ和平が進展しなくても米ロ両国は関係改善の動きを進めていくだろうと思います。

だから、これだけ米ロの話し合いが進展してしまえば、ウクライナとヨーロッパがどうジタバタしようと何も変わりません。ジタバタするほどトランプ政権は、ウクライナへの関与を弱めるでしょう。
と、言うことがゼレンスキーには、どうしても理解できないようです。
所詮はゼレンスキーは、バイデン氏の傀儡にすぎません。雇い主が変わって方針が変われば、従うか見放されるかどちらかです。
ウクライナ国民は、本当に最悪の大統領を選びました。
後は、ウクライナ国民が自分たちの手でゼレンスキー・一派を追放するしか戦争地獄から逃れる道は無いように見えます。



※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑨
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クルスク戦線の現状と東部戦線<ウクライナ紛争2025・03・17

2025-03-18 20:22:35 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

(1)クルスク戦線の現状
航空万能論
2025.03.16
ロシア軍がスジャ一帯をほぼ奪還、ウクライナ軍は国境まで4kmの位置に後退
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/the-russian-army-retreated-to-a-position-4km-away-from-the-country/

ウクライナ軍は、スジャСуджаの西のゴゴレフカGogolevkaとオレシュニャOleshnyaの拠点付近に陣取っているようです。
南にあるウクライナ軍の占領地は、ほとんど森林地帯でロシア軍も直ぐには奪還を急がないと思います。
トランプ氏からウクライナ兵の助命要請が出されました。

ロイター
プーチン氏「クルスク州のウクライナ兵の命を保証」、トランプ氏の要請受け
2025年3月15日午前 6:31 GMT+92日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/A6AXLRRVORO4NGIFHJBVYBQJUA-2025-03-14/

略図上は、西に開口部が開いていて包囲されている訳ではありません。しかし、この状態で撤退すれば両側から迫撃砲やドローンで攻撃されます。どれだけ逃げ切れるかと言った処です。
トランプ氏から助命要請が出たので、プーチン氏も降伏したウクライナ兵の命は保証すると発言しました。
このような経緯があり、ロシア軍はウクライナ軍が降伏するのを待つためにある程度攻撃を控えているようです。
占領地をほとんど失ったウクライナ軍は、補給も困難であり降伏するか大きな犠牲を出して撤退するかどちらかです。
クルスクでの重要な戦闘は、すでに終わってロシア軍はウクライナ軍がどうするのか、しばしの様子見と言った処でしょう。

そして今回のウクライナ軍の崩壊で判明した事があります。それは東部戦線とも関連しますが、今年に入ってからどの時点かでウクライナ参謀本部は、クルスクから兵力を引き抜き東部戦線に移動させていたことが明らかになりました。アメリカの戦争研究所の推計ではクルスクにいるウクライナ軍は、3万人程度だろうと言う話でした。
実際にクルスクにいたウクライナ軍は、ウクライナ側の情報では約9000人とのことです。
つまり、おそらく2月ごろに最大2万人程度の兵力を東部戦線に移動していたことになります。

クルスクの占領地に異常な拘りを持っていたゼレンスキーが、これを許可するとは思えません。


<以下は私の推測です>
ゼレンスキー以外の大統領府の幹部とウクライナ軍幹部が密かに相談して、クルスクから兵力を引き抜くことを決めて実行したのではないかと思います。もうクルスクは守りようがなく、これ以上守っても無駄に兵力を失うのは、誰の目にも明らかだったからです。
ポクロフスク(Pokrovsk)方面は、増援部隊を送らないとロシア軍が進撃するのを止められません。
このまま放置すれば、ポクロフスク(Pokrovsk)の南を西に進撃しているロシア軍は、隣のドニプロペトロウシク州
に進撃していきます。今、阻止しないと止めようがなくなります。

クルスクの猫の額みたいな土地とドニプロペトロウシク州とどっちが大切かは、ゼレンスキー以外には誰にでも分かります。
停戦が近いことを考えてもドニプロペトロウシク州を守るのは当然と言えます。
このような事情があり、大統領府と軍の幹部がゼレンスキー抜きで相談してクルスクから兵力の大部分を引き抜いたのではないかと思います。事実上、クルスクの占領地の放棄です。軍事的には、特段ウクライナ軍にとって痛くも痒くもありません。
クルスクの兵力を東部戦線に投入でき、しかもクルスクに優先配分されていた砲弾やドローンを全部東部戦線に投入できます。

(2)東部戦線の現状
2025.03.15
ウクライナ軍の反撃が続くポクロウシク方面、ロシア軍がシェフチェンコから後退
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-counterattack-continues-in-pokrovsk-region-russian-forces-retreat-from-shevchenko/

ポクロフスク(Pokrovsk)の南では、ウクライナ軍がかなりロシア軍を押し戻しました。これでポクロフスク(Pokrovsk)の補給路を物理的に遮断されるリスクは、かなり小さくなりました。その攻撃が、ドニプロペトロウシク州への進撃の抑えにもなっています。この方面は、かなりウクライナ軍が態勢を挽回しました。

2025.03.15
一方的でなくなった2025年の東部戦線、ウクライナ軍の連続した反撃が登場
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/eastern-front-in-2025-is-no-longer-one-sided-ukrainian-forces-are-facing-continuous-counterattacks/

クピャンスクでも市街地に迫っていたロシア軍を、少し北に押し戻しています。ここも増援部隊が送られたのであろうと思います。このまま放置していれば、ロシア軍は北からクピャンスク市街に肉薄していたと思います・

トレツク方面でもウクライナ軍が反撃して、ややロシア軍を押し戻して再び市街戦に戻りました。とりあえず市街全域の制圧は阻止しました。

このように(おそらく)クルスク放棄を決断したので、数万人程度の兵力を3方面に送ることが出来たのだろうと思います。その結果が、この3方面でのウクライナ軍の反撃につながっていると思います。
ゼレンスキーが、飛んでもないバカな事(クルスク侵攻作戦)を命令したために、ウクライナ軍はドネツク州の相当な面積を失い、多くの兵士を無駄に死なせました。
救国の大統領ではなく、亡国の大統領でした。

あとは、トランプ大統領の和平仲介が成功することを祈るばかりです。



※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑨
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


スプートニクとTASSの記事から<2025・03・16

2025-03-16 15:53:15 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

※これが事実だとも嘘だとも言いません。読んで考えてください。よくあるパターンは、ロシアのTASSやスプートニクの報道を頭から偽情報だと否定する事です。非常に多くみられる傾向です。しかし、ウクライナ紛争に関しては西側の報道の方が圧倒的にプロパガンダやウソが多いです。両方読んで考えるくらいで丁度バランスが取れると思います。私が読んだ限りでは、TASSやスプートニクが特に西側のボロを書く場合は、西側のメデイアなどの情報がソースです。



カールソン氏、プーチン大統領を尊敬するを語る(日本語字幕付き)
2025年3月16日, 14:38 
https://sputniknews.jp/20250316/19647454.html
ジャーナリストで投資家のクレイトン・モリス氏がタッカー・カールソン氏と対談、ソロスによるロシア解体計画、NATOの東方拡大、ウクライナ支援、プーチン大統領
16 3月, 14:24
https://x.com/sputnik_jp/status/1901142527501365477
【米大統領、政府系プロパガンダ機関への資金供与を停止】
午前10:24 · 2025年3月16日
https://x.com/i/web/status/1901082215465070814


Biden Autopen Scandal Revives Scary Questions About Who Really Called the Shots During His Reign
Yesterday (Updated: Yesterday)
バイデンのオートペンスキャンダルは、彼の統治下で誰が実際に指揮を執っていたのかという恐ろしい疑問を再び呼び起こす
https://sputnikglobe.com/20250314/biden-autopen-scandal-revives-scary-questions-about-who-really-called-the-shots-during-his-reign-1121639838.html

3月14日 23:12
3月14日 23:29更新
民族主義者ガヌル殺害容疑者がオデッサで拘束
https://tass.ru/mezhdunarodnaya-panorama/23402597
3月14日 19:02
ウクライナ内務省長官がオデッサでのガヌル殺害事件の捜査を指揮した。
https://tass.ru/proisshestviya/23399113
3月14日 19:51
3月14日 19:52更新
「テレグラフ」:オデッサの労働組合会館放火事件の首謀者の殺人犯が警察に出頭
https://tass.ru/proisshestviya/23399991
3月14日 18:38
RBC-ウクライナ:オデッサで労働組合の家放火の主催者が射殺される
https://tass.ru/proisshestviya/23398561
(2014年5月2日、オデッサ虐殺事件
首謀者及び実行者、デミヤン・ガヌルを何者かが銃撃して殺害・逃走)

ウクライナは主権国家ではない=カールソン氏
2025年3月11日, 11:41 
https://sputniknews.jp/20250311/19633059.html


「ゼレンスキーはバイデン政権下で、赤ん坊からキャンディを奪うようにこの国から資金を奪った」
https://x.com/i/web/status/1898892923397382155
【パリでデモ ウクライナ紛争への仏の関与に抗議】
https://x.com/i/web/status/1898517071786582081

【仏が履行しなかった「ミンスク合意」の項目について露報道官が言及】
https://x.com/i/web/status/1898398095089488112

TASS
2月5日 08:27
Ukrainian sources put number of desertion cases at around 200,000
ウクライナの情報筋によると、脱走事件の数は約20万件
(ウクライナの弁護士ウラジスラフ・ミハイレンコ氏)
2月5日 05:50
Zelensky admits that rare earths he offered to Trump are outside Kiev’s control
ゼレンスキー氏は、トランプ氏に提供したレアアースはキエフの管理外であると認めた
(フォーブス誌ウクライナ版は、2023年4月時点でウクライナの鉱物資源の総価値を15兆ドルと評価
ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国(DPRとLPR)および前線からそれほど遠くないドネプロペトロフスク州は、鉱床の70%以上を占めている)



※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑨
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ウクライナ和平、蚊帳の外のヨーロッパはブチ切れるも和平の邪魔者でしかない<2025・03・12

2025-03-14 20:09:49 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

①米国抜きで軍幹部会合、西側諸国 ウクライナ停戦後の支援巡り
Elizabeth Pineau, John Irish
2025年3月12日午前 10:23 GMT+916分前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/BGTOAUVOB5JJTOJWIHGSDGDNUI-2025-03-12/

米・ウクライナ高官、サウジで協議 米報道官「前向きで生産的」
2025年3月12日午前 3:08 GMT+98時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/CAYIBUPR5FMJPJYGYLEXPQQWQI-2025-03-11/

③トランプ氏、対ウクライナ圧力で譲歩勝ち取る 全面停戦にこだわり 占領固定化の恐れも
2025/3/12 09:58
https://www.sankei.com/article/20250312-IRGD46BHZRLO5FP2ZYYAV6DR6M/
④欧州、30日停戦案を歓迎 仏大統領はウクライナへの「安全の保証」を念押し
2025/3/12 08:32
https://www.sankei.com/article/20250312-SBULGWFDCVNT3HQ44FMTLOB2HA/

ウクライナ、領土奪還方針を事実上放棄 「引き分け」狙い苦渋の決断 サウジでの対米協議
2025/3/12 08:12
https://www.sankei.com/article/20250312-CPRK25X7SFK5PBF3MHPYUPHFN4/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
①から引用
[パリ/ケベック 11日 ロイター] - フランスのパリで11日、ウクライナ停戦後の支援を巡る西側諸国の軍幹部会合が米国抜きで開催された。トランプ米大統領の予測不可能な行動やロシアとの関係改善を踏まえ、ウクライナ戦争で果たす責任拡大を目指す。
非公開で行われた会合には北大西洋条約機構(NATO)加盟国、欧州連合(EU)諸国のほか、日本やオーストラリアなど30カ国以上の軍幹部が参加した。こうした会合が米国抜きで開催されるのはまれで、おそらく前例がない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

トランプ政権は、最初から和平交渉ではヨーロッパを除外しています。
理由は、ゼレンスキー乱心事件後のヨーロッパを見れば分かります。
あの時点ではヨーロッパに和平の意思は全く見られませんでした。
30カ国以上が集まって会議をしたところで、何も話がまとまらないのは、これまでの経緯を見ていれば分かります。
「頑張るぞ~!お~!」「みんな団結しろ!お~!」
これ以外、何もありません。

本当に和平を実現したいなら、条件は後回しにしてまず停戦を実現しなければなりません。
特にキーポイントはロシアです。ロシアが和平交渉に参加しなければ、絶対に停戦も和平も成立しません。
ロシアが交渉に前向きなうちに、即時話を進めなければ、また先送りになるでしょう。
「鉄は熱いうちに打て」の言葉の通りです。

ヨーロッパを混ぜれば「冷え切った鉄をカンカン叩く」事になります。
戦争を進めるときは、数が必要ですが、止めるときは有象無象は邪魔だと言う事です。
バイデン・アメリカにちやほやされてきたヨーロッパには、我慢が出来ないことです。
だから、口(くち)の多さを利用してアレコレ・口出ししようとしてきました。

トランプ政権は、ヨーロッパからウクライナを切り離してウクライナの方を説得したのが、今回のジッダ会談です。

そもそも時間が経過するほどウクライナは、敗勢が濃くなります。
戦争の継続も、残りどれくらいの期間があるか危ぶまれています。
多分、冷静な関係者の通説的見解は、夏を過ぎればどうなるか分からない・と言うものです。
ヨーロッパは、これを認識せずウクライナが3年でも5年でも支援を継続すれば戦えると考えているようです。
「もう少し続ければロシアが経済的に戦争続行が困難になる」という希望的観測にすがっています。

現実には、ウクライナは戦争に負けつつあります。
条件を付けて和平に持っていくか❓
無条件降伏か❓
この二択問題になっています。
最後は、「勝てば官軍・・・」の世界です。
③と④の記事を見れば、ヨーロッパはまだ自分勝手な条件を付けようとしています。
これをやっていると停戦にはなりません。言葉遊びをやっているうちに戦争が長引いて、やがてウクライナの無条件降伏に至ります。戦争に訴えてしまえば、負けている方が付けられる条件が限られるのは当然です。勝っている方には、戦争続行の選択肢もあります。

そうやって戦争を長引かせているうちに、何らかのハプニングが起きて二国間戦争がヨーロッパ紛争に拡大するリスクは常にあります。ルビオ国務長官は、このように発言しました。

【ルビオ国務長官の率直な発言>米露の代理戦争、終わりにしたい<ウクライナ紛争2025・03・07】
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/5f2b8815f164f6235dc3e2fd8882858c

どう「キレイごと」で胡麻化そうとウクライナ紛争は、第二のキューバ危機です。
キューバ危機
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E5%8D%B1%E6%A9%9F

当時のソ連とアメリカの立場は正反対ですが、対立の構図は全く同じです。
「このままウクライナ紛争を継続すれば、ヨーロッパ紛争に拡大して、核戦争に至るリスクがある」と言う認識がウクライナにもヨーロッパにも米民主党にもありません。
ルビオ国務長官の発言は、これを指しています。
それを無視して戦争を始めたバイデンさんは、脳の機能低下が進行して正常な判断力を失っていたのであろうと思います。それに全面的に同調して戦争を煽り立てているヨーロッパも気が狂っていると言えます。
気が狂っているヨーロッパは、邪魔者だから排除してアメリカとロシアと当事者であるウクライナの三者で停戦から和平交渉を進めると言う事です。
それには、ゼレンスキーをヨーロッパから隔離する必要があります。
軍事支援と情報共有の一時停止は、ウクライナに現実を理解させたと思います。
「口先だけのヨーロッパを選択して滅びるのか、現実にウクライナに力を与えてくれるアメリカとともに生き延びるか」の選択を迫りました。

結果としてウクライナは、アメリカとともに生き延びる道を選択しました。
ゼレンスキーの悔しい気持ちは分かります。
バイデン・アメリカの代理戦争の手先として戦争に邁進してきました。
「もう負けだから止めろ!」と言われて素直にやめる気には、なれなかったと思います。
しかし、現実を見るなら停戦から和平に向かうしかありません。
米民主党とヨーロッパの話を聞いていれば、やがて無条件降伏が待っています。

特に日本などは、今回の件を教訓にするべきだと思います。
代理戦争の手先になれば、やがて同じことが日本にも起きます。
例の「台湾危機は、日本の危機!」です。
ここに参加すれば、立場は今のヨーロッパと同じになります。

【ヘンリー・キッシンジャー「アメリカの友人になることは致命的だ」の言葉を、また証明したアメリカ】
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/5ca70f5f3bfe5ef9fdf1c99dff181e1b


※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑨
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


クルスク戦線ウクライナ軍はスジャからほぼ撤退、1か月停戦の行方<ウクライナ紛争2025・03・13

2025-03-14 00:54:47 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

(1)1か月停戦の行方
BBC
米代表団がモスクワへ出発、ウクライナでの停戦を協議へ プーチン氏はクルスク州視察
https://www.bbc.com/japanese/articles/c8rkmgn5nvgo
ロイター
焦点:ウクライナ、停戦合意で達成した「当座の目標」 根本は未解決
Tom Balmforth, Max Hunder
2025年3月13日午後 12:10 GMT+98時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/MGFN6DLOJZNBTA265KLJOE4UYE-2025-03-13/
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米代表団が、モスクワを訪問して交渉する予定です。
ジッダ会談の幹部が行くようです。ルビオ国務長官が参加するかは不明。
まず、ジッダ会談でウクライナが何を約束したかと言うと・・・
「軍事支援と情報共有の再開を条件に、1か月の停戦に応じる」
しかし、これではロシアは自分の条件を主張するだけでモスクワを訪問する米代表団は、何の成果も得られないと思います。

現在、優勢に戦争を進めているロシアが1か月停戦に応じるには、それなりの事前の約束が必要でしょう。もちろん、表には当座出てこないと思います。ロシア側の主張は、以前から明確です。それにどれだけアメリカが折り合うかでしょうね。それは米ロの事前の水面下の合意になります。
しかし、実際にはアメリカの代表団が実際にロシア側の代表団と交渉してロシア側の要望を明確に確認するところから始まると思います。それを大統領府に持ち帰ってトランプ政権側が検討して、どうするか?しないか?の話になるのではないかと思います。外交チャンネルが、やっと復活したばかりで双方にそれほどの信頼感はないと思いますし、突っ込んだ話はこれからでしょう。
これまでは米代表団がモスクワを訪問する理由すらありませんでした。理由が出来たので、やっと訪問の運びになりました。
話は、これからと言う段階のように思います。

そもそも、この戦争の始まりはロシアの安全保障の軍事力を行使しての確保です。
世間では、ウクライナの安全保障ばかりを言いますが、話は正反対です。
ロシアにウクライナ征服の意図などありません。目的は、安全保障の確保です。

これは2021年12月のアメリカに対するプーチン氏の最後通牒でもロシアの要求は明確に示されています。
そこでバイデンさんが非を認めて折り合えば、ロシアの軍事侵攻は回避できたと思います。
ロシアの立場は、その時と全く変化していません。
領土的な部分では交渉可能かもしれませんが、政治的な要求(ロシアの安全保障の確保)抜きでは合意が成立する見込みは、少ないと思います。

そこをトランプ政権がどう判断して、どう折り合うかの問題です。政治的な要求(ロシアの安全保障の確保)をアメリカが受け入れなければ、2021年12月のバイデンさんと同じであり、戦争続行になると思います。トランプ氏の手腕が問われるところです。

(2)クルスク戦線ウクライナ軍はスジャからほぼ撤退
航空万能論

2025.03.13(最新)
クルスク方面の状況は悲惨、ロシア軍はウクライナ軍を前後から挟み撃ち
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/the-situation-in-the-kursk-region-is-dire-with-russian-forces-pincering-ukrainian-forces-from-the-front-and-rear/
2025.03.13
ロシア軍がスジャを奪還、露大統領は安全確保のためスームィ侵攻を示唆
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-troops-recapture-suzha-russian-president-threatens-to-invade-sumy-to-ensure-security/

スジャの市街地は、昨日の段階でロシア軍が奪還しており、その西に隣接するザオレシェンカЗаолешенкаとゴンチャロフカGoncharovkaの市街地については、昨日の段階でほぼ戦闘せずウクライナ軍が撤退しているという情報がありましたが、戦況図はそのままです。逃げ遅れか殿部隊が散発的な戦闘をしているかもしれませんが、主力部隊は昨日のうちに撤退しているのではないか・と思います。

ロシア軍の進撃が余りにも急激でしたのでウクライナ軍に撤退命令が出ているのかと思いましたが、どうやらそうではなかったようです。
その前の話としてウクライナ軍は、クルスクから万単位の部隊を引き抜いて東部戦線の増援に送っていました。そのためクルスクに残っていたウクライナ軍は、1万人程度だったようです(ウクライナ側の情報)。ロシア側が5万人とされていますから大きな兵力差が生じていたようです。
そして、1月の後半だと思いますが、この段階でスームイ市からスジャСуджаへの補給が、かなり苦しくなっていたようです。
スジャСуджаから北のマラヤ・ロクニャMalaya Loknyaへの補給は先月後半から車両での輸送は不可能になり、人力に頼っていたようです。
つまり、ウクライナ軍は兵力差と補給の極端な悪化により戦闘能力を、ほぼ失っていたようです。それを見越してロシア軍が一気に全方向から攻撃をかけたので、防御不能になったウクライナ軍が潰走したというのが実情のようです。

もうウクライナ軍も防御を諦めて相当数(400人以上?)の兵士が捕虜になっているようです。
戦車、装甲車、大砲などの武器や装備を全部捨てての潰走ですから、クルスクのウクライナ軍は崩壊したというべきでしょう。
ロイターが、ロシア国防省の発表を速報していますから、スジャ周辺はロシア軍が奪還したと言う事のようです。
ロイター
『ロシア、クルスク州全域を近く奪還と表明 要衝スジャ奪回』
2025年3月13日午後 8:00 GMT+91時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/HSD22535PJIU5AFODUT6FG65LQ-2025-03-13/

こんな調子ですから、アメリカの停戦話も簡単にはいかないだろうと思います。
そしてウクライナ側の乏しい交渉カードは、なくなりました。


※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑨
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サウジでの米・ウクライナ会談の意味⇒スープの出汁=外交関係の格下げ<2025・03・10

2025-03-12 21:30:16 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

CNN
米、週内にもロシア・ウクライナとサウジで個別会談
2025.03.10 Mon posted at 11:24 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35230271.html

バイデン政権時代の慣習を踏まえてゼレンスキーは、ホワイトハウスに招かれたというより足を踏み入れることをトランプ政権が認めました。結果はご存じの通りで米民主党に入知恵されたゼレンスキーが「乱心者」を演じて、ブチ壊して終わりました。大勢の記者団とテレビカメラの前ですから宣伝効果は、抜群でした。
その分、トランプ政権のブチ切れも一気に頂点に達した感があります。
ゼレンスキー劇場には飛んでもハプニングがあって、見ていて面白いと言えます。

しかし、あっさりとトランプ政権からダメ出しが来て、色々跳ね返りはあります。
辞任要求だとか、軍事支援の一時停止とか・・多分ニュースにならないのもあると思います。
トランプ政権は、ゼレンスキーに和平の枠組みに参加する意思が無い事ははっきり分かったと思います。
普通は反対で、ウクライナの方が一刻も早く和平をしたいと思います。今、ロシアに負けつつありますから、さっさと停戦しないとウクライナの領土は減るばかりです。ゼレンスキーを見ていると領土が減るのは、ほとんど気にしていないみたいです。東部と南部は植民地みたいな感覚なんでしょうね❓少々、植民地が減ってもいいよ!と言う事なのだろうと思います。

12日に米とウクライナの高官会談が予定されていますが、これは外交関係が格下げされたと言う事です。
最初の米ロ会談と開催地も同じ、アメリカから参加するメンバーも同じです。つまり、ロシアと同列と言う事です。
もう、ゼレンスキーがトランプ大統領と直接会談する機会は、ほとんどないでしょうね❓
あるとすれば、トランプ政権の和平の枠組みを全部丸のみする場合だけだろうと思います。
ペロペロと嘘と詭弁を弄する(詐欺師みたいな)ゼレンスキーを相手にしても、物事は前に進みません。

トランプ政権は、ウクライナの政界の有力者と水面下で接触してゼレンスキーの代わりを探しているようです。それが、リーク情報で出てくると言う事は、ゼレンスキーに辞任を促しているのだろうと思います。辞任しなければ、ゼレンスキー・ネガテイブ・キャンペーンが始まるでしょう。これは、本当のことを暴露するだけですから簡単です。

何故、アメリカがそうするのかな?と思っていたらウクライナを出汁に「ついでに」2回目の米ロ会談をするための口実のようです。今のところ米ウクライナ会談で何か進展があるとは思えません。進展させる気ならゼレンスキーが参加するでしょう。

ゼレンスキーの「ご乱心」は、ウクライナにとって痛すぎる結果になったようです。
しかし、アメリカがゼレンスキーを追放してくれるとウクライナとしても困りものの独裁者が、いなくなって助かる部分もあります。
バイデンさんの置き土産を捨てるのには、多分全員賛成ではないか・と思います。
ゼレンスキーの亡命先候補としては、フランスやカタールが挙げられています。


※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
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