「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2月29日アウデイーイウカ郊外の戦い<ウクライナ紛争2024.2.29

2024-02-29 19:32:01 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2024.02.29
アウディーイウカ方面の戦い、ロシア軍がベルディチとトネネキーを占領か
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-army-captures-berdici-and-toneneky-during-the-battle-for-audiiuka/

ウクライナ軍の大本営発表とは違い、ほぼ陣地や防衛ラインは準備していなかったようです。
タブリア作戦軍のリホワ報道官
「我々はベルディチ、オルリフカ、トネネキーで防衛ラインを安定させた」

意味は良く分かりませんが、その付近で戦闘が始まりウクライナ軍はさらに西の・・・
ノボボクロフキーNovopokrovs'keとウマンスキーUmans'ke方面に戦術的撤退をしているようです。

地図を見て考えると「ベルディチ、オルリフカ、トネネキー」で防衛するのは無理だと思います。ロシア軍の勢力圏に近すぎるからです。

ウクライナ軍が本当にちゃんと陣地や防衛ラインを準備しているかどうかは不明ですが、防衛ラインを形成できそうな場所は・・・・
現在の戦闘地域の北西方向にある軍事拠点で防衛ラインを形成するならしていると思います。
◎オケレスタインOcheretyne
◎ノボバフムテイフカNovobakhmutivka
◎ソロヴィオーヴェSoloviove
更に西に
Sokil
Yevhenivka
があり、この付近で防衛ラインを建設しているならばある程度戦えると思います。
川や沼の多い地域で、Vovcha Riverの西側の集落や都市を拠点にすれば南北に防衛ラインを形成できると思います。

今の戦闘地域は集落が少なく拠点を作りにくいですから最初から放棄する予定だと思います。そうは言えないので苦しい言い訳をしているのだろうと思います。

◎の拠点から順番に南方向に・・・
ノボボクロフキーNovopokrovs'ke
◎ノボセレフカ・ペルシャNovoselivka Persha
メジョフMezhove
コミシフカKomyshivka
Zavitne
Ptyche
Kalynove
道路E-50
カルリブカKarlivka

このように拠点になりそうな集落や都市があります。
以前、適当に書いた地点の更に西側です。
この辺りまで行くとロシア軍も簡単には進撃できなくなると思います。

今の戦闘地域は、草刈り場のような地域で守るのは無理だと思います。後方の地域でどれだけ陣地を強化し防衛ラインを建設出来るかどうかですね❓
ウクライナ軍の体質的欠点として、このような後方の陣地の強化や防衛ラインの建設をしない点があります。だから一番前線に近い防衛ラインを突破されると、ずるずると後退をするしかありません。

ロシア軍がどれだけ西に進撃を考えているのかは分かりません。もし北に行かず西を攻められるとかなり西まで削られそうです。この方面が一番脆いので、ここを攻めるのかもしれません。
余りにも脆いので北に行くのか西に行くのか分からなくなりました。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27

 

2月28日アウデイーイウカ郊外の戦闘<ウクライナ紛争2024.2.28

2024.02.27
アウディーイウカ方面の戦い、ロシア軍がステポヴェとシェベルネを占領
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/battle-of-audiivka-russian-troops-occupy-stepove-and-chevernet/

ほぼ見るべきものはなく報告するべきこともありません。
祭りが終わった後の後片付けです。

ルートO-0542沿いにロシア軍が順番にウクライナ軍の拠点を制圧しています。
アウデイーイウカ市街攻防戦の郊外の重要拠点のシエベルネ:Sjeverne(南)と北線路沿いのステポヴェ:Stepovはロシア軍が制圧しました。
26日ベルディチ周辺からステポヴェStepoveのロシア軍を攻撃に行こうとしたアメリカ製戦車のエイブラムスが撃破されたようです。映像を見ると不思議で戦車は単独で行動していて支援するべき歩兵戦闘車も歩兵もいませんでした。ドローンで攻撃されてロシア歩兵の対戦車兵器で留目を刺されていました。何のために出撃したのか意味不明な特攻攻撃でした。

大体、こんな調子で戦闘が行われているようです。ロシア軍はウクライナ軍の残存兵を排除しつつ前進しているようです。

タブリア作戦軍のリホワ報道官は26日
「ベルディチ~オルリフカ~トネネキーに沿って防衛ラインを構築した」と発表しました。
しかしウクライナ軍の広報は評判が悪いです。次の日か当日、嘘がばれるからです。その程度のことなら広報などしない方が良いと思いますが、したいみたいです。

ウクライナ側軍事ブロガーによると・・・
「26日夜ロシア軍はベルディチ、オルリフカ、トネネキーに向けて前進した。」
ロシア側軍事ブロガー
「オルリフカ郊外とトネネキー郊外で戦闘が始まっている」

これが26日の話ですから、もうロシア軍が制圧しているかもしれません。

はっきりウソと言えるのは、アウデイーイウカ市外からのウクライナ軍の撤退(事実上敗走)が、後方に準備された有利な陣地で戦うためではなかったことです。(単にばらばらに逃げただけです。)
「後方に準備された有利な陣地」は、今のところ見当たりません。
ウクライナ軍が建設したという「ベルディチ~オルリフカ~トネネキー防衛ライン」はロシア軍が攻撃中です。
もし、防衛ラインがあれば❓
当分、ウクライナ軍は持ちこたえるはずです。

これまでのロシア軍の進撃速度を見ると、無理なような気もします。

※結局、もっと北の
オケレスタイン:Ocheretyne(補給路の起点1)
ソロヴィオーヴェSoloviove
ノボバフムテイフカNovobakhmutivka
この付近で守るしかないように見えます。

そこから南に下る・・・西郊外やや遠い防衛ライン・・・
ノボボクロフキーNovopokrovs'ke
ボセレフカ・ペルシャNovoselivka Persha
ウマンスキーUmans'ke
◎ネタラブNetailove
(E-50補給路の起点2)
この辺りで防衛戦が出来るかどうか・のようです。

現在、ロシア軍が攻めている地域は市街西側に緩衝地帯を確保する目的だろうと思います。その更に外側(西側)まで攻撃するかどうかは、不明です。
個人的には現時点では不要だと思いますが、決めるのはロシア軍の指揮官です。

ロシア軍の本隊がどっちに行くのかの問題です。
西に占領地を広げるのか❓
北に進撃するのか❓

現在、ロシア軍が攻撃中のバフムト戦線に関連しているのは、北の方角です。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27

 


2024.2.29>世界のニュース拾い読み

2024-02-29 19:26:37 | 世界のニュース拾い読み

インド人、「だまされて」ウクライナ戦地へ ロシアのため戦うはめに 
https://www.bbc.com/japanese/articles/c3g0w6jp4xdo

スウェーデンのNATO加盟、「ロシアは気に入らないだろう」と首相
2024.02.27 Tue posted at 21:31 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35215781.html

ロシア、ガソリン輸出を3月から半年禁止 需要増と「製油所の修理」に対応
2024.02.28 Wed posted at 07:05 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35215783.html

ポーランド、ウクライナ産食品の禁輸拡大検討 農家は抗議デモ実施
Karl Badohal
2024年2月28日午前 9:57 GMT+91時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/CIPUBZLE25LQXG6O6YEO2ZXFII-2024-02-28/

 北朝鮮、ロシアに砲弾「少なくとも数百万発」提供か…韓国国防相「工場はフル稼働している」
2024/02/27 20:03
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240227-OYT1T50138/
北朝鮮、ロシアに兵器提供 コンテナ6700個=韓国国防相
Hyonhee Shin
2024年2月27日午後 6:34 GMT+916時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/UNO4NZABKVP33GQTVSIDCQT62M-2024-02-27/

ウクライナ軍、新たに2集落からの撤退発表 東部ドネツク州で苦戦続く
2024/2/28 09:09
https://www.sankei.com/article/20240228-OUGUVUXPJRMGDCN3FKGZDUDUQI/
ショイグ露国防相過去2年にわたる軍事作戦で「ウクライナ軍に44万人超の損害を与えた」と主張

タイで東南ア最大級の演習、米軍や日韓など30カ国参加 中国はオブザーバーに
2024/2/27 18:34
https://www.sankei.com/article/20240227-DLD2RE75GVI5NIKNZVFFJRU66A/

ザッカーバーグ氏、日本のマクドナルド堪能 「ミシュラン」級と絶賛
2024年2月28日 10:50 発信地:東京 [ 日本 米国 北米 韓国 韓国・北朝鮮 インド アジア・オセアニア ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3507130?cx_part=top_category&cx_position=1

殷墟博物館新館が正式に一般公開 中国
2024年2月27日 19:30 発信地:中国 [ 中国 中国・台湾 ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3507067

伝統のチベットじゅうたんが収入源に 中国西蔵自治区
2024年2月28日 7:15 発信地:中国 [ 中国 中国・台湾 ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3506982


NATOは、ウクライナの危険性を認識するべき時が来たのかも❓<ウクライナ紛争2024.2.28

2024-02-29 14:45:05 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

西側の直接軍事介入、議論は「良いこと」=ウクライナ大統領府
ロイター編集
2024年2月27日午後 7:54 GMT+97時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/VK2F4ZN4S5MBPBOASAR4B7VDOM-2024-02-27/

「西側の民主主義国がウクライナ戦争への直接軍事介入について議論することは良いこと」だと発言しています。
「直接軍事介入を実行すること」は、もっと良いことなのであろうと思います。

仮にフランスが二国間であろうと地上部隊を派遣すれば確実に戦争は拡大します。
ウクライナは、この件に関しては発言をするべきではないと思います。
自分たちがロシアに勝つためなら戦争が拡大しても構わないと言っているのと同じだからです。

NATOにしても現在のウクライナとの関係を続けることは大きなリスクを将来内臓することになります。
どう見ても今のウクライナは軍事政権です。半分独裁政権のように見えます。

軍事独裁政権に大きな軍事力を持たせて戦争が終わったとします。
戦後、ウクライナが必要な税収を確保することはほぼ無理でしょう。大きな軍事力を維持するには巨額の軍事費が必要だからです。ロシア侵略前のウクライナ軍は、14万人程度と貧弱な武器しかありませんでした。
戦後は、維持費のかかる膨大な戦力が残ります。

貧乏な巨大な(ヨーロッパの中では)軍事力を持つ軍事独裁政権が、何を考えるか❓

国内の不満のはけ口を国外に求めない保証は、何もありません。
つまり❓
周辺諸国に対して戦争を仕掛ける可能性があります。

ロシアとベラルーシは、無理です。
ウクライナと国境を接しているのは、ポーランド:スロバキア:ハンガリー:ルーマニア:モルドバです。
このうちそれなりの軍事力を持つのはポーランドだけです。それ以外は、ウクライナに比べると貧弱な軍事力しかありません。
その中でNATOに加盟していないのは、モルドバです。
人口約400万人の小さな国です。
戦争を仕掛けるには、格好の相手です。

敵対しているハンガリーは、人口約966万人。
ここも戦争を仕掛けられます。
しかしNATOに加盟していますから、止めるでしょうね❓
モルドバが、一番危ないです。

ウクライナに大きな軍事力を持たせたまま戦争が終わると次の戦争のリスクが残ります。現在のウクライナ政府の性質を考えるなら、非常に危険だと言えます。

ロシアとの戦争が長引き国内の不満が爆発しそうになれば、ロシアとの戦争中であろうとモルドバとの紛争を引き起こす可能性さえあります。

ウクライナ対外情報庁は、旧ソ連のKGBの流れをくむ危険な情報組織です。結構、色々な謀略や破壊工作を実行しています。暗殺もやります。
モルドバと紛争を引き起こそうと考えたら、簡単に実行すると思います。

ウクライナは今はロシアと戦争していますが、どっちを向いて何をやらかすか分からない不気味さがあります。そんな軍事大国をNATOは今、セッセと育てています。

アメリカが昔育てたイラクの旧フセイン政権は、結果として何をやりましたか❓
同じ危険が、ウクライナにはあると言うことです。
大体、アメリカのやることは毎回同じで似たような結果が生まれます。
※最近感じることは、イラン・イラク戦争とウクライナ紛争の類似性です。
『イラン・イラク戦争に似ているウクライナ紛争(アメリカの代理戦争)<2024.2.20』
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/a7be1356b9c4f2625e73548b81ea0e9f

よく考えるべきでしょうね❓
将来ヨーロッパにとって危険なのは、ロシアよりウクライナだと思います。
そうでなければ、いいですけれど・・・

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


西ウクライナの(過激)民族主義者とは❓<ウクライナ紛争2024.2.28

2024-02-29 09:50:56 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

西ウクライナの(過激)民族主義者を取り上げたかと言うと❓
おそらく今のウクライナ政府の実態を知れば、ウクライナを支持したり支援する人は、少なくなると思います。
それを目的に書くのではありません。
プロパガンダとフェイクニュースのメカニズムを知ってほしいから書きます。
先に結論を書くと、ウクライナの(過激)民族主義者がアメリカの支援を受けて2014年ウクライナ・クーデターで政権を握ったのが、今のウクライナ政府です。その後、急激にウクライナ政府はロシアとの対決姿勢を強め結果としてロシアのウクライナ軍事侵攻を招き寄せて、侵攻直後の2022年3月~4月ごろに停戦協議が行われ停戦は実現寸前まで行きました。これをぶち壊したのが当時イギリス首相のボリス・ジョンソンです。ボリス・ジョンソンに唆されたゼレンスキーは戦争継続を決意し、現在まで戦争は続いています。今のところ停戦のめどは、立っていません。

つまり❓
ロシアのウクライナ軍事侵攻は途中で回避する時間は十分ありましたし、戦争後も停戦するチャンスはありました。その度に誰かが話をぶち壊して、戦争に持ってきた流れがあります。

そのような歴史的な経緯が出てくると「ロシア極悪」スタンプは、押せなくなります。
そのためにウクライナの(過激)民族主義の話は隠されてウクライナは正義の国家で「世界の自由と民主主義を守るために極悪ロシアと戦っている」と言うほぼ「おとぎ話」のようなストーリーを作って、ウクライナとロシアとの戦いを正当化しました。
つまり❓
今流れているウクライナの美談は、戦費と武器をかき集めるために作られたプロパガンダとフェイクニュースです。

そのためには、2022年2月24日以前のことは「無かったこと」にしなくてはなりません。
西ウクライナの(過激)民族主義者の話など有ってはならない事です。

『(危険な)西ウクライナの(過激)民族主義者がクーデターで政府を乗っ取ってロシアと戦争を始めました!皆さん、武器と資金を支援してください!』
話がこうでは武器と資金は、そう沢山は集まらないと思います。だからプロパガンダとフェイクニュースが必要になり、西側世界に短時間で急速に拡散されて今に至っています。

(1)ウクライナ民族主義
これは1900年以降にウクライナ独立を目的として始まったウクライナ独立運動の中の一つです。現在の西ウクライナがその活動場所でした。
これは今でも大体同じでウクライナの(過激)民族主義者は西ウクライナに多く住んでいます。このグループが2014年にクーデターを起こしてウクライナ政府を乗っ取りました。別に今のウクライナ政府が、ウクライナ国民の総意であるわけではありません。
この点、日本人は完全に誤解している人が多いと思います。
現在のウクライナ政府が戦時中の陸軍独裁内閣に酷似しているのは、これが理由です。
ほぼウクライナの(過激)民族主義者独裁政府と言えます。

1900年当時は、西ウクライナはポーランド領でした。ウクライナの(過激)民族主義者の闘争は主にポーランドに対して行われ、目的のために手段を選びませんでした。暗殺や破壊工作その他、非合法活動を手段にします。
ウクライナの歴史
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2
その主流は・・・
ウクライナ軍事組織
ウクライナ民族主義者組織
ウクライナ蜂起軍
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E8%9C%82%E8%B5%B7%E8%BB%8D
と続きます。
現在のウクライナの民族主義者は、「ウクライナ蜂起軍」の後継と言えます。そのため「ウクライナ蜂起軍」の性質を内蔵しています。現在のウクライナ政府は、その後継であることを誇りにしています。

「ウクライナ蜂起軍」はナチスドイツに協力し、相当戦争犯罪に協力しています。目的のためには手段を選ばない性質がよく見えます。

その後、旧ソ連政権下でも生き残り2014年遂に政権奪取に成功したというわけです。
ウクライナ国民(全部の意味)にとって今の大きな不幸を呼び込んだのは、スターリンが第2次大戦後ポーランド領であった西ウクライナをソ連に割譲させソ連領に組み込んだことです。
「ウクライナ蜂起軍」の残党を現在のウクライナ領域に組み込んだ結果、「ウクライナ蜂起軍」の残党が「現在のウクライナ領域」全部を乗っ取ってしまったというわけです。

だから今のウクライナ政府は軍国主義的な色彩が非常に強いです。半分、独裁国家と言えます。軍事独裁国家に共通の病巣も内蔵しています。
「軍部や治安組織に大きな権力がある。社会に発展性がない。腐敗や汚職がはびこる。治安が安定せず犯罪が多い。様々な極右勢力が社会にはびこる。など」
これが、「ホワイトウオッシュ」している現在のウクライナです。「ホワイトウオッシュ」したのは2022年2月24日以降ですから、それ以前を知っている人は誰でも「ホワイトウオッシュ」を理解することが出来ます。

(2)日本人はウクライナの歴史や近い過去のウクライナを取り巻く国際環境など知らないと思います。
だから2022年2月24日以降に大量に一気にばらまかれた「プロパガンダとフェイクニュース」に簡単に騙されて単純に信じ込んでいる人が多いということです。
私も去年の9月まで単純に信じていました。
10月になって、やっと何かがおかしいことに気が付きました。
西側の政府(日本も)とマスコミが総がかりで「ホワイトウオッシュ」するのですから、騙されるのも無理はありません。

しかし❓
調べれば分かるわけですから、どの時点かで騙されていることに気が付くべきです。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


独裁者と過激民族主義者には、共通する眼付と表情がある<ウクライナ紛争2024.2.29

2024-02-29 09:47:40 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

「トランプ氏はプーチン氏側」 ゼレンスキー大統領
2024年2月27日 12:23 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3506953?cx_part=top_topstory&cx_position=3

要するに、「自分だけの世界」にいる人たちです。
記事の写真を見ると分かります。
もう、現実の世界にいません。

写真を見て分からない人は、「観相学」を調べるといいかもしれません。

自分の考えに凝り固まり、他の人の意見や情報を受け付けなくなった人間の眼付と表情は、非常に似ています。そして心が憎しみに満ちています。それが顔や目付きに出るのだろうと思います。

私がここ数年世界のリーダーや政府高官を見て気が付きました。

ゼレンスキー氏は、そうなりました。
他では❓
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相。
イスラエルの政府高官にもそんな人がいます。

アルメニアのニコル・パシニャン首相。

目付きと顔つきに似たような特徴があります。

アメリカでも一人見ました。
誰とは言いませんが、◎◎憎しで凝り固まった人間です。
トランプでは、ないですよ❓

全部、戦争を起こしたか過去に起こしました。

その意味では、バイデンさんもプーチンさんも北朝鮮の金正恩さんも中国の習近平さんも、そんな顔も眼付もしていません。
だから、正常な世界にいると言えます。

正常な世界にいない人が戦争を起こして続行します。

メデイアのニュースを見るより、指導者の写真を見た方が、現実が分かると思います。
最近のゼレンスキー氏は、ネタニヤフ氏とそっくりと言えるほど似ています。

わたし的には、完全ダメの世界にいるように見えます。

あるいは❓
ヒトラーやスターリンにも、似たような眼付と表情が見えるのかもしれません。写真が古すぎて、よくわかりません・・・

※何故こうなったか❓
「プーチン氏は、自分の世界にいる」と言う人が多かったからです。だからプーチン氏の写真を2年近く観察してきました。その結果❓
プーチン氏は、正常な(現実の)世界にいると思います。
そうすると❓
逆に「自分の世界」にいる人が目に付いてきたと言うわけです。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
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全てのNATO関係者が見落としているウクライナ軍の構造的な欠陥<ウクライナ紛争2024.2.29

2024-02-29 09:45:55 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

航空万能論GFの記事を読んでいると繰り返し出てくることがあります。
ウクライナ国内紙の従軍記者のコメントをしばしば引用しています。ほぼ全部の激戦を現地から報告してきた記者の発言ですので、ほぼ間違いないと思います。
どの激戦地でも同じ間違いをして、結局同じようにロシア軍に負けています。
セベロドネツク、ソレダル・バフムト、アウデイーイウカ
それは、何か❓

最前線の後方の陣地や防御網を作らない点です。
だから最前線を突破されると、ずるずると後退して結局大きな戦場で負けているというのです。
そして記者が軍関係者に取材しても、その点が話題になることはないそうです。

ロシア軍は、どうするか❓
スロビキン・ラインを見てもわかる通り突貫工事で陣地や防衛ラインを建設します。それこそ土木建築業者を総動員して、コンクリートなど必要な資材を惜しみなく投入して建設するのだそうです。
それを理解していなかったウクライナ軍は、南部ザポリージャ戦線でロシア軍の分厚い防御網に進撃を阻まれて反撃作戦は失敗に終わりました。

私が、バフムトとアウデイーイウカの戦場を見て気が付いたことがあります。
補給路を簡単に失ってしまいます。
バフムトでは、最後の補助補給路であるO-0506を何とか守りきれたので、バフムト郊外西のチャシブ・ヤールChasiv Yarで食い止めることが出来ました。

アウデイーイウカでは、それまでの主要補給路であったと思われる幹線道路のH-20と北西方向に延びる鉄道線路を失いました。最後に残った細い舗装道路であるO-0542を遮断されて、その後短時間に陥落しました。

補給路を守る感覚が少ないか無いと言えます。
補給路を失えば、その拠点(戦場)では負けます。
誰が考えても分かりますが、ウクライナ軍は無視します。

この2点から浮かび上がってくること❓
ウクライナ軍の士官・将校にはまともな軍事教育が施されていないのであろうと思います。そのための学校には実質的な(または有意義な)中身が無いのであろうと思います。

理由は、ウクライナの独立は1991年8月24日です。
それ以前は、ロシア軍(旧ソ連軍)の教育組織や旧ソ連軍の中で士官・将校は教育され部隊の中で学んでいました。
独立後、それが無くなりました。
ウクライナ国内に士官学校や大学的な学校は作られたと思います。しかし教官がいませんね❓
更に悪いことにウクライナでは、旧ソ連的幹部は評価されず、もう大体は引退したか排斥されていると思います。
現在のシルスキー最高司令官が58歳ですから、この年齢が旧ソ連軍で教育を受けて部隊経験をした最後の世代だと思います。
つまり❓
今、ウクライナ軍の中核と思われる50歳前後の将軍は、幹部として必要な軍事教育を受けていないと思われます。その後NATO式の知識はあるかもしれませんが、付焼刃的なものであろうと思います。
軍事教育や知識は、幅広い膨大なものです。
だから士官将校の育成には、長い時間がかかります。
現在のウクライナ軍の幹部は、この部分が抜け落ちていると思います。

まず、これが1点。
そしてその国の軍隊のサイズがあります。
これまでのウクライナ軍は、せいぜい20万人未満です。
それが一気に100万人の大軍団に膨れ上がりました。
ウクライナ軍の幹部の中に100万人の大軍団を管理運営した経験のある軍人は、いません。経験のないことをやるのは普通、難しいです。
5倍の数の士官将校・部隊指揮官が急に養成できますか❓

今、前線で戦っているのは以前の20万人時代の士官将校や部隊指揮官と兵士だと思います。この部分の数が減ると、後は急増の士官将校や部隊指揮官と兵士になります。

現在より、遥かに弱い部隊が戦場に出ていくことになります。

今後は兵士は弱くなり、更に100万人の大軍団など管理運営する能力のない参謀本部の幹部がウクライナ軍の指揮を変わらず取ります。

戦争が長引き、歴戦の部隊指揮官と兵士が減るほどにウクライナ軍は兵士の補充が仮に上手く行こうと徐々に弱体化すると思います。
そして戦場における構造的な欠陥も改善は難しいと思います。
それらを考え合わせると❓
歴戦の部隊指揮官と兵士が相当減っている現状を考えるなら、今年は各戦場でウクライナ軍の劣勢が強まると思います。年の後半には、ボロボロになるかもしれません。
戦争の終わりは、来年の終わりごろかと推測していましたが早まるかもしれません。

今のウクライナの大統領府を見ていると、救いようがないほど無能力です。ほぼ大日本帝国の負け戦の時の戦時軍事内閣と同じだと思います。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


ウクライナ政府はウクライナ軍の統制が出来ているのか❓<ウクライナ紛争2024.2.28

2024-02-28 19:42:45 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

深刻なウクライナ軍の兵士不足(女性兵士の増加)と戦争の続行の困難さ<ウクライナ紛争2024.2.23
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/f791c3b82cafae15a7b286418430e294
ウクライナ軍の矛盾とウクライナ政府自体の矛盾<ウクライナ紛争2024.2.15
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/329ade58dc45455760d5cb65e72f46a7


前線では去年の後半から兵士不足が強く言われています。最近では悲鳴に近いような状況です。
しかし❓
一向に前線に部隊が移動する気配がありません。
それどころか前任の最高司令官であるザルジニー氏は50万人の追加動員を大統領府に勧告しました。

兵力不足は東部戦線の全域でウクライナ軍の劣勢を招いています。

ポドリャク大統領府顧問は、「100万人のうち前線にいるのは20~30万人で、他は前線とは関係ないところにいる」と発言しています。
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/commander-in-chief-sirshikis-first-task-is-to-find-out-where-700000-soldiers-are-located/

ウクライナの軍管区は、4つに分かれています。
東部作戦管区オレグ・ミカッツ少将
ザポリージャ州、ドニプロペトロウシク州、ハルキウ州、ドネツィク州、ルハーンシク州

西部作戦管区 西部作戦管区司令官セルギー・リトビノフ少将
ヴォルィーニ州、ザカルパッチャ州、イヴァーノ=フランキーウシク州、リヴィウ州、リウネ州、テルノーピリ州、フメリニツキー州、チェルニウツィー州

北部作戦管区ヴィクトル・ニコリウク少将
ジトーミル州、キエフ州、ポルタヴァ州、スームィ州、チェルカースィ州、チェルニーヒウ州、「キエフ」

南部作戦管区アンドリー・コワルチュク少将
ヴィーンヌィツャ州、キロヴォフラード州、ムィコラーイウ州、オデッサ州、ヘルソン州

陸軍司令部直轄部隊
予備軍団

担当エリアを見ても分かる通り、現在戦場になっているのは主に東部軍管区のエリアであり、他は南部軍管区のヘルソン州だけです。

戦闘状態でない軍管区にはかなりの部隊が配置されています。北部・西部・南部からは相当の部隊を引き抜いて現在の戦場に投入できるはずです。

前線がどれほど危機的な状況になろうと、一向に他の軍管区の部隊を東部戦線に投入する気配がありません。

ここで起きる疑問が❓
果たして大統領府またはウクライナ軍参謀本部が、各軍管区に部隊の移動命令を出しているのかどうか❓
出せないとすれば❓

各軍管区の司令官が、参謀本部の統制下にあるのかどうか❓の疑問です。

約70万人のウクライナ軍が、戦場でない地域にいる理由は戦場でない軍管区にそのまま配属部隊がいるからであろうと思います。

それを前線に移動できない理由は、何なのか❓
普通に考えられるのは、各軍管区の司令官が最高司令官の命令に従うかどうか分からないから・命令を出すのを控えている可能性が大きいと思います。

果たしてウクライナ政府のウクライナ軍に対する指揮命令系統が、どうなっているのか❓
大きな疑問があります。
東部戦線は、現在東部軍管区とタブリア作戦軍の部隊だけが戦っているように見えます。

他の軍管区の部隊が全くかほとんど自分たちの軍管区にいるのであれば、確かに東部戦線の兵士の数が全く不足しているのは当然のことです。
武器や砲弾の割り振りもそうです。
現在の戦闘地域に優先的に割り振っているのかどうか❓

まさかと思いますが❓
最高司令官の命令に、北・西・南軍管区の司令官たちが従わない可能性も考えられます。(または、サボタージュしている・)
それ以外に後方にいる70万人の兵士が前線の戦闘に参加しない理由が考えられません。

(※個人的には、戦況はどうにもならない状態ですから国民に人気のあるザルジニー氏を担いで軍がクーデターを起こすのが望ましいと思います。その後、ロシアとの停戦交渉を始めるのが現状ではベターだと思います。どっちにしても過激民族主義者のクーデターで始まった政権ですから、過激民族主義者の「まとも」な組が戦争を終わらせるしかないような気もします❓どこを切ろうと今のウクライナには過激民族主義者しかいません・・過激民族主義者の「金太郎あめ」ですね❓)


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2008年4月の(ルーマニア)ブカレストNATO首脳会議がウクライナ紛争を引き起こした<ウクライナ紛争2024.2.28

2024-02-28 14:39:38 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ジョージアの記事を2本書いているとジョージアとウクライナのロシアとの紛争の類似性に気が付きます。
理由が同じだからです。
ロシアの恐怖が、ジョージアとウクライナに対する軍事力の行使をも辞さない防衛行動を生み出しました。
ロシアの恐怖とは、NATOの東方拡大です。

それ以前は、ロシアとNATOは対立する部分はあったものの話し合いと協調はありました。しかし摩擦は増えつつありました。

その摩擦を決定的なものにしたのが・・・・・
『2008年4月にルーマニアの首都ブカレストで開かれたNATO首脳会議』
ロシアとジョージアの問題
ロシアとウクライナの問題
全部、ここから始まりました。
特にウクライナ紛争に関しては、アメリカとNATOが自分たちを正当化するために(出来るだけ)隠していることです。

この会議では、アルバニアとクロアチアのNATO加盟を承認しました。
もう一つ決定的な事があります。それは❓
当時のアメリカのブッシュJr大統領が『旧ソ連のウクライナとジョージアのNATO加盟を提案』したことです。
そして❓
『ウクライナとジョージアもNATO加盟を明確に表明』しました。

当時のプーチン大統領の反応
会議後緊急記者会見を開いて声明を出しました。
『強力な国際機構が国境を接するということはわが国の安全保障への直接的な脅威とみなされる』

当時、フランスとドイツは地域の不安定化を招くと反対したことを、アメリカのブッシュJr大統領が強行しました。

これが、ロシアのジョージアへの軍事介入を引き起こしました。
『南オセチア紛争2008年8月7日 - 8月16日』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E3%82%AA%E3%82%BB%E3%83%81%E3%82%A2%E7%B4%9B%E4%BA%89_(2008%E5%B9%B4)

この時は、フランスが即時停戦を働きかけて停戦に持ち込みました。
当時のフランス大統領は、「ニコラ・サルコジ」です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%82%B8
ジョージアには、サロメ・ズラビシュヴィリがいました。
2006年1月に「事実上の一党独裁」を批判して、新党「ジョージアの道」を結成し、当時の大統領のサアカシュヴィリに対する抵抗勢力の政党の指導者です。
2005年10月19日まで外相を務めていましたから交渉できる顔がありました。何よりフランス人ですからフランス大統領との強いコネがあります。
「サルコジ&ズラビシュヴィリ」が素早く動いて停戦に持ち込んだと言えます。
ズラビシュヴィリは2019年からジョージア大統領です。

2014年ウクライナ・クーデターが、ロシアのクリミア侵攻とドンバス戦争を引き起こします。
ドンバス戦争
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%83%BB%E3%82%BA%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AA

これが、今に続くウクライナ(VSロシア)紛争の始まりです。
しかも、2014年ウクライナ・クーデターはアメリカ(バイデン)がウクライナの過激民族主義者を利用して引き起こしました。その後出来た政権はアメリカの傀儡政権と言えます。

ドンバス戦争は、ドイツの当時首相のメルケルが戦争拡大の防止に動き、2015年ミンスク2(ミンスク合意)が調印され、一旦は戦争の拡大は防がれました。

その後、2019年突然ゼレンスキーが彗星のごとく登場し大統領になりました。その政党である「国民のしもべ」も国会の過半数の議席を得ました。
(これも随分、不自然でしょう❓その前のポロシェンコがロシアに対して強硬路線を取らないので、もっと便利な道具を作ったと見えなくもありません・・・)

ゼレンスキーは誰かの期待に応えて、2021年ドンバス戦争を激化させてロシアを煽ります。
予定通り、2022年2月24日ロシアがウクライナ侵攻を開始しました。
『ロシア・ウクライナ危機 (2021年-2022年)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E5%8D%B1%E6%A9%9F_(2021%E5%B9%B4-2022%E5%B9%B4)

※関連記事(AFP)
ロシア大統領、NATO首脳と会談 「冷戦回帰」否定でも成果なし
2008年4月5日 4:38
https://www.afpbb.com/articles/-/2374030
NATO首脳会談、グルジアとウクライナの加盟は先送り
2008年4月4日 8:4
https://www.afpbb.com/articles/-/2373606
NATO首脳会議が開幕、アルバニアとクロアチアの加盟を承認
2008年4月3日 10:20articles/-/2373245

※こうして順番に見てくると誰がどうしたからドンバス戦争が起こり、誰がどうしたからそれが拡大したのか分かると思います。
2008年4月からアメリカが仕組んだ予定の路線とも見えなくもありません。

※これだけの念入りな仕掛けをしてロシアを引っかけておいて❓
よくもロシアを「極悪」に出来るものだ❓
と、ウクライナとアメリカとNATOの「ツラの皮の厚さ」に非常に感心します。
真っ黒ウクライナの「真っ白な厚化粧」ぶりにも感心します。よくも❓そこまで、誤魔化せるな❓

※これがウクライナ紛争における、ウクライナ側の面々のやっていることでございますよ❓
おかげで、毎日大勢のロシア人とウクライナ人が死んでいます。

ロシアが正しいとは言いません。良いとも言いません。
しかし、ウクライナとアメリカは悪すぎませんか❓
イラクに戦争を仕掛けて叩き潰した構図と同じでないですか❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2024大谷翔平>オープン戦1号ホームラン<2024.2.28

2024-02-28 14:36:19 | MBL & プロ野球

ロバーツ監督「特別な選手だ。捉えてはいなかったけど、調整するだけの能力を持っている」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fa610b92db4b54b55cec4053cf3c0fe2f6b78a4
大谷がオープン戦初出場でHR ショータイムがドジャースに到来
2024年2月28日 9:39 発信地:ロサンゼルス/米国
https://www.afpbb.com/articles/-/3507116?cx_part=top_topstory&cx_position=5


大谷翔平、ドジャース1号の打球にロバーツ監督も驚き「彼はフライボールを打ったが…」
[2024年2月28日8時59分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202402280000207.html
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202402280000166.html


レフト(逆)方向にポコっと打ち上げたらホームランになったようです。久しぶりの打席でしたが、順調なようです。
翔平君の場合、好調なときはセンターからレフト方向の打球が多いです。ライトにぴっぱってばかりいる時は不調です。レフト方向の一発は好調の証明です。

打順もやはり2番でしたね❓
3番のフリーマン選手にロバーツ監督が配慮して時間をかけて決めました。誰が2番を打つのかはプライドの問題があります。
普通に誰が考えても1番ベッツ、2番翔平、3番フリーマンの並びが一番破壊力があると思います。去年のドジャースの打線は、核になる2番打者がいませんでした。今年は強力だと思います。

後は❓
翔平君が、何本ホームランを打つか❓
60本は、行ってほしいです。
欲を言うなら、ボンズ超えの73+1本
これならメジャー記録です。

※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


ジョージアの独立後の歴史に見るウクライナとの共通点<ウクライナ紛争2024.2.28

2024-02-28 11:12:37 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ジョージア (国)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A2_(%E5%9B%BD)
独立後は、混乱と内戦状態が続きます。1991年11月22日、グルジア国家警備隊がクーデターを起こし、エドゥアルド・シェワルナゼ元ソ連外相を指導者として招聘します。政権は2003年まで続きます。

2003年「ばら革命」が起きシェワルナゼ大統領は、11月23日には大統領を辞任しました。
その後、2004年1月4日に行われた大統領選挙でミヘイル・サアカシュヴィリが当選し、3月28日に議会再選挙が行われ国民運動(党首サアカシュヴィリ)が得票率75%で大多数の議席を獲得し最大与党に躍進した。
この辺りは、ウクライナの2019年大統領選挙によく似ています。
サアカシュヴィリ政権は強権的な政権で・・・・
『強硬な反露と親米・親欧・親イスラエル路線、そして民族主義を高揚させる路線を歩んできている。また対露強硬派で知られるアメリカのネオコンとの協力も深めているとされる。実際、ネオコンに近いとされるアメリカ人ランディ・シェーネマン(Randy Scheunemann)は、サアカシュヴィリの外交顧問を務めていた。またサアカシュヴィリ政権は、ロシア軍に対抗するべく、それまでのロシア製兵器から欧米製兵器への更新による近代化・・・・・』

ほぼ2014年ウクライナ・クーデター後のウクライナと同じと言っていいと思います。
2007年には、反サアカシュヴィリ抗議活動が激化します。

AFP
ブッシュ大統領、ウクライナとグルジアのNATO加盟を支持
2008年4月2日 4:52
https://www.afpbb.com/articles/-/2372790

その強硬な、反露と親米・親欧路線が、ロシアの軍事介入を招きます。

南オセチア紛争 2008年8月7日 - 8月16日
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E3%82%AA%E3%82%BB%E3%83%81%E3%82%A2%E7%B4%9B%E4%BA%89_(2008%E5%B9%B4)

2010年5月に行われた軍事パレードで
「帝国(ロシア)は再び我々の独立を脅かしている。断固戦うのだ」

2011年5月、ニノ・ブルジャナゼによってサアカシュヴィリの辞任を求める大規模な抗議デモが行われた。ブルジャナゼはサアカシュヴィリを専横政治と批判した。警察による鎮圧が行われ、死傷者が出る事態となった。

2012年10月1日、グルジア議会選挙で統一国民運動は野党連合「グルジアの夢=民主グルジア」に過半数を奪われる結果となり、親サアカシュヴィリ派政権は内閣総辞職に追い込まれた。
新首相には「グルジアの夢」のビジナ・イヴァニシヴィリが就任した。この時点でサアカシュヴィリは政治権力を失いました。

その後、2013年11月17日にサアカシュヴィリは大統領を退任します。ウクライナに、亡命しました。
ウクライナでは、事実上のアメリカの傀儡政権と言えるポロシェンコ政権に参加します。

こうして見てくるとミヘイル・サアカシュヴィリの陰には、アメリカが色濃く見えてきます。
そして2014年ウクライナ・クーデターの陰にもアメリカ(と言うよりバイデン氏)が見えます。

つまり、この一連の政治の流れにはアメリカが陰から関与しています。ブッシュJr元大統領の時代からアメリカとジョージア・ウクライナは切っても切れない関係があります。

ウクライナの方は、ゼレンスキーが代わりに利用されて同じです。ゼレンスキーが大統領に当選しその政党である「国民のしもべ」が議会で多数を握る様子は、2003年の「ばら革命」後のジョージアと瓜二つです。

よく似ているのは、アメリカが関与しているからだろうと思います。
ジョージアの方は、「グルジアの夢」の設立者のビジナ・イヴァニシヴィリが、ミヘイル・サアカシュヴィリを追放してアメリカの関与を排除した政権を作り、今も「グルジアの夢」がジョージアの政権党です。
最近は、ロシアとの関係改善に乗り出しました。

今、ゼレンスキーの歩いている道は、ジョージアの独裁者のミヘイル・サアカシュヴィリが過去に歩んだ道とほぼ同じだと言うことです。

ジョージアは、アメリカの関与を排除して自分たちの手に政治を取り戻しました。
ウクライナは、今後どのような道を歩むのか❓
(ジョージアの例を見るなら、独裁者の追放が必要です・・・)

 

※関連日記

ジョージアは比較的上手くいき、ウクライナが上手くいかない理由<ウクライナ紛争2024.2.26
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/1d4d9980e3407c390197b1837cba0a73


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2024.2.28>世界のニュース拾い読み

2024-02-28 11:07:04 | 世界のニュース拾い読み

焼身図った米空軍兵が死亡、「パレスチナ人の擁護者」とハマス
ロイター編集
2024年2月27日午後 12:45 GMT+91時間前更新
https://jp.reuters.com/world/us/LSIVAD5WRBISPJYGQETU7BBYPE-2024-02-27/
米空軍関係者、イスラエル大使館前で自らに火 ガザ侵攻に抗議
2024年2月26日 14:40 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3506782?cx_part=top_topstory&cx_position=2

仏大統領、ウクライナへの部隊派遣「排除せず」 パリで会合
Michel Rose、John Irish
2024年2月27日午前 11:12 GMT+93時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/JFNGMCQXPBONBJIFOT7LXGWGBY-2024-02-26/
一部西側諸国、ウクライナ派兵検討 2国間ベース=スロバキア首相
ロイター編集
2024年2月27日午前 2:28 GMT+95時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/JWNETC7SSVMMRNS4UQDZFK73CU-2024-02-26/
米英独など、ウクライナへの派兵案を否定
Andreas Rinke、Matthias Williams
2024年2月28日午前 2:33 GMT+98時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/UCBQW4XTZBNA3LVFBPOKO4IUMY-2024-02-27/

トランプ氏はプーチン氏を理解していない、「戦ったことないから」 ウクライナ大統領
2024.02.27 Tue posted at 13:48 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35215754.html
「トランプ氏はプーチン氏側」 ゼレンスキー大統領
2024年2月27日 12:23 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ウクライナ ロシア ロシア・CIS ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3506953?cx_part=top_topstory&cx_position=3

ウクライナ大統領、クリミア奪還に向けた「戦い」呼びかけ
ロイター編集
2024年2月27日午前 2:30 GMT+95時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/VC5PZOQ4VRIZPBRCTHNT4M6VB4-2024-02-26/

CIA、ウクライナと10年前から秘密協力 米報道
2024/2/26 19:05
https://www.sankei.com/article/20240226-MI623GI3VBN43CY5EN7TPWZDXQ/

 マクロン仏大統領、農家のデモ隊と2時間議論で「うそつき」と罵声浴びる…欧州各地で抗議行動広がる
2024/02/25 20:40
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240225-OYT1T50095/

ぜんそく薬ゾレア、食物アレルギーリスクを劇的に低減 研究
2024年2月26日 18:34 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3506847?cx_part=top_topstory&cx_position=4

「漢服」ブーム支える中国最大の生産地 山東省曹県
2024年2月26日 9:02 発信地:中国 [ 中国 中国・台湾 ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3506584


2024年2月ヘルソン市の今<ウクライナ紛争2024.2.28

2024-02-28 09:28:55 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

解放から1年余のヘルソン、帰還した住民にロシア軍迫る ウクライナ南部
2024.02.24 Sat posted at 18:00 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35215674.html

2022年ロシア軍に占領されたヘルソン市はウクライナ軍が奪還に成功しました。
その後、どうなっているか❓
ロシア軍が体勢を立て直した後は、ドニプロ川が天然の障壁となりどちらも川の向こうに進撃することが出来ません。川を挟んで持久戦です。

しかし市民が無事であるわけではありません。
毎日、砲弾やドローンが撃ち込まれて街のどこかが破壊され運が悪ければ市民は巻き添えになります。
そんな状況が1年以上続いています。

2023年ウクライナ軍の反撃作戦は、ことごとく失敗しロシア軍をウクライナ領から追い出すのは無理であることが判明しました。
ヘルソン市民の不運は戦争が終わるまで続きます。

これでもヘルソン市は、まだましな方です。
ドニプロ川のない他の地域では、砲撃が接近し街は完全に破壊されロシア軍が進撃してきます。
最近は、アウデイーイウカがそうなりました。

ハルキウ州のクピャンスクも半分市街は破壊されていると思います。今年は、ここでも大きな戦闘が起きると思います。

ドネツク州のチャシブ・ヤールChasiv Yarでは、間もなく激戦が始まります。陥落すれば、次はコンスタンチノフカКостянтинівкаです。

戦争が続くほど、廃墟の村や町、都市が増えていきます。
どちらかが戦争に負けるまでそれが続きます。

軍国主義政府は、村や町や都市がどれほど破壊されようと自国民がどれほど死のうと気にしません。戦争に勝つために戦争を続けます。

そういている今のウクライナ政府は軍国主義政府であることが分かると思います。
「世界の自由と民主主義を守る」ためには、ウクライナ国民が死に絶えようと構わないようです。

「世界の自由と民主主義を守るために戦っています!」と言えば、キレイに聞こえます。
しかし、現実には毎日ウクライナのどこかが破壊されウクライナ人の誰かが死んでいきます。政府は、それを気にもしません。

これが、軍国主義です。
それを支援するNATOはウクライナを犠牲にしてロシアとの戦争(実際に戦うのはウクライナ)を、継続します。
この際、ロシアを弱体化してしまいたいからです。

代理戦争に利用されていることに気が付かないウクライナ国民。軍国主義者の洗脳の成果です。

少なくとも日本政府は、手を引いてほしいと思います。
関与するほどウクライナ国民を殺し、ウクライナの国土破壊に手を貸している事に気が付いてほしいと思います。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


ジョージアは比較的上手くいき、ウクライナが上手くいかない理由<ウクライナ紛争2024.2.26

2024-02-28 01:42:18 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

どちらも旧ソ連から独立した国です。置かれた政治的国際情勢的環境もよく似ています。
何がどう違うのか❓


バラ革命
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%A9%E9%9D%A9%E5%91%BD
2003年11月2日、グルジアでは議会選挙が行われたが、この選挙結果に対して国内外の選挙監視団体からはシェワルナゼ寄りの著しい不正操作があったとして非難された。

これに対してミヘイル・サアカシュヴィリに率いられた人々が抗議活動を展開し議会で議事を妨害します。
その後シェワルナゼは国家非常事態宣言を発し、治安部隊や警察をトビリシの大統領公邸に動員した。ところが軍部高官は政権支持を拒否し、結局シュワルナゼは大統領を辞任しました。
2004年1月4日、大統領選挙が実施されサアカシュヴィリが圧勝し、その後総選挙がやり直されサアカシュヴィリを支持する国民同盟・民主党が大勝しました。

こうして流れを見るとウクライナの2014年クーデターとは中身が全然違います。
その分、民主主義と言うべきなのかその度合いはジョージアの方が、はるかに上であったと言えます。
元々シャワルナゼ自身が、どちらかと言うと親欧米的な人間であり旧ソ連の改革派の政治家あったことが理由であろうと思います。
エドゥアルド・シェワルナゼ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%82%A5%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AF%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%82%BC

そして独立後のジョージアでは、現在のウクライナと似たような政治環境がありました。

『ソ連崩壊後、グルジアのズヴィアド・ガムサフルディア大統領は民族主義と強権政治を強め、これにより民族紛争と大量難民を生み出した。1992年1月の反ガムサフルディア派によるクーデターでガムサフルディアはロシアのチェチェン共和国へ亡命した。混乱を極めるグルジアの国内情勢を立て直すために、かつてソ連外相としてペレストロイカを推進し、国際的に抜群の知名度を誇るシェワルナゼが擁立された。』

現在のウクライナが、ウクライナ過激民族主義者に乗っ取られ強権的な政治が行われているのと、全く同じ政治環境が独立後のジョージアにもありました。
その後起きたクーデター勢力の代表として、シェワルナゼが招かれ大統領としてその後のジョージアの改革と近代化を進めます。

やはり汚職のような矛盾は残ってしまい、それに反対して起きたのが「バラ革命」と言えます。

ジョージアでは、1992年に起きたクーデターがウクライナでは2014年に起きています。しかもジョージアとは正反対に過激民族主義者が政権を握ってしまいました。そして強権政治が始まりました。

そして「バラ革命」後生まれたサアカシュヴィリ政権は汚職の摘発など改革を進めます。
同時に強権的(独裁的)・個人腐敗的な性質も復活してしまいました。しかし、サアカシュヴィリ政権では腐敗・汚職の構造は随分改革されました。
しかし、ロシアとの対決姿勢を鮮明にしたことが、ロシアの軍事介入を招きました。

ジョージアには、ロシアとの戦争を終わらせ関係を修復する政治家がいました。
そして、サアカシュヴィリ政権の強固な反露・親欧米政策は終止符を打ちました。
ジョージアの場合は、ウクライナとは逆にロシアの軍事介入を招いたサアカシュヴィリが批判され支持を失いました。その理由・・
「大統領の権力集中への批判」
「ロシアとの軍事衝突を回避できなかった責任の追及」
(ゼレンスキーが絶対的な支持を持つウクライナとは正反対です。)

新興財閥のオーナーでビジナ・イヴァニシヴィリがいます。
2012年4月政党「グルジアの夢=民主グルジア」を結党し、同年10月1日の総選挙で第一党の地位を獲得。親サアカシュヴィリ派政権を内閣総辞職に追い込み、イヴァニシヴィリは首相が誕生します。
その後❓
2013年の大統領選後、長年の盟友であったイラクリ・ガリバシヴィリを後継者として政府と党における役職を自発的に辞職した。

政権交代と大統領選でサアカシュヴィリ派との勝利を確認した後、政治的役職からは身を引きました。

※つまり❓
ジョージアは、独立後の期間にこれだけの様々な政治的社会的改革がありました。
そこに多くの政治家や実業家が関与しています。しかし国を食い物にするような政治家はいませんでした。政変があるごとに、より良い方向に進んでいると言えます。

ウクライナは❓
ジョージアが1992年にやったことを2014年にやっています。正反対に過激民族主義者が政権を乗っ取ってしまいました。逆にダメになっているのです。
1992年クーデターでジョージアの人々は、過激民族主義者を追放しました。
それと逆のことを2014年にやっているようでは、時代錯誤も甚だしいと言わざるを得ません。
これは、アメリカが関与して起きたことです。
だから❓
尊厳の革命
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8A%E5%8E%B3%E3%81%AE%E9%9D%A9%E5%91%BD

綺麗な言葉でごまかします。
結論、これが現在のウクライナ紛争の原因です。

同じようにロシアの軍事介入を招いてしまったジョージアは、(2008年8月7日 - 8月16日)即座に停戦に動き取り敢えずロシアと妥協しました。
南オセチア紛争 (2008年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E3%82%AA%E3%82%BB%E3%83%81%E3%82%A2%E7%B4%9B%E4%BA%89_(2008%E5%B9%B4)

その後は、ロシアとの不和を招かないような外交を基本としつつ国内では比較的民主的な政治を実現しています。ジョージアは、ロシアとの平和的な関係を重視しながら国内では民主的な政治を実現しています。
そこにジョージアの政治家の知恵があります。

知恵がなく軍国主義と軍事力しかないウクライナとの大きな違いが、そこにあります。

さっさとロシアとの戦争を止めたジョージアは、特需に沸いてムフフ💛の経済成長をしています。

2年も戦争をやって、国内がボロボロのウクライナ。
ウクライナにいるのは軍国主義者でジョージアにいるのは政治家です。
その違いが現在の違いになって現れています。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


アウデイーイウカ郊外の戦闘その後<ウクライナ紛争2024.2.25

2024-02-27 17:10:16 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

※この記事を書いたのが、2月25日です。順番にアップしていますので若干のタイムラグがあります。2日後の現在、それほど大きな変化はありません。

最新の航空万能論GF記事

https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/battle-of-audiivka-russian-troops-occupy-stepove-and-chevernet/

※以下、本文

郊外の戦闘は、ウクライナ軍が市街に近い拠点は放棄していますので戦闘と言うよりは開いた拠点をロシア軍が接収しているというような状況だと思います。
近くにいると追撃されるからです。

2024.02.25
アウディーイウカ方面の戦い、ロシア軍が前進を続けてラストシュネを制圧
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/battle-of-audiiuka-russian-army-continues-to-advance-and-captures-rastshune/

ロイターにもこんな記事がありますから、ほぼウクライナ軍は郊外の近くからは、撤退していると思います。
『ロシア軍、アブデーフカ制圧受け西進 西側供与の兵器破壊=国防省』
ロイター編集
2024年2月24日午前 3:13 GMT+92日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/UP4TH3YZJNO2BFYA7TSPIKXREU-2024-02-23/

散発的な戦闘は、まだ続いているようですが・・・
ラストシュキネ:Lastochkyneはロシア軍が制圧したようです。
その南のトネネキー:Tonen'keとシエベルネ:Sjeverneは補給路がほゞないので放棄すると思います。

ラストシュキネ:Lastochkyneの北の
ベルデイチBerdychi
セメニフカSemenivka
オルフリカ:Orlivka
このあたりの拠点でウクライナ軍が抵抗できるかどうかです。しかしロシア軍の勢力圏が近いので、難しいようにも思えます。

さらに北に行くと
①オケレスタイン
(補給路の起点1)
②ソロヴィオーヴェSoloviove
③ノボバフムテイフカNovobakhmutivka
の拠点があり、この辺りに防衛ラインを作っているのではないか・と思います。

補給路とロシア軍の勢力圏との距離から考えると、①~③まで北に撤退しないと支えきれないかもしれません。

と言ってロシア軍がどこまでも進撃することもないように思います。市街の西側に緩衝地帯を作れば、他の戦場に向かうのではないか・と思います。
ロシア軍が進撃したいのは、ルートM-20を北上してコンスタンチノフカ:Костянтинівкаに向かうことではないか・と思います。

取り敢えずアウデイーイウカの激戦は終了して、郊外で小競り合い程度の戦闘が続いているようです。

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


仏マクロン大統領、ウクライナへの部隊派遣(将来的)排除しない<ウクライナ紛争2024.2.27

2024-02-27 14:18:45 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

※追記

他のNATO首脳の発言からは同様の考えは確認されていません。マクロン大統領のリップ・サービス兼スタンド・プレーの可能性が濃厚です。プーチン氏が喜んだのは確かです。国内向け戦意高揚の格好のネタです。

https://grandfleet.info/european-region/president-macron-was-imprudent-in-promising-1-million-shells-to-ukraine/

米英独など、ウクライナへの派兵案を否定
Andreas Rinke、Matthias Williams
2024年2月28日午前 2:33 GMT+97時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/UCBQW4XTZBNA3LVFBPOKO4IUMY-2024-02-27/
NATO部隊のウクライナ派遣、ロシアと衝突へ=ぺスコフ報道官
ロイター編集
2024年2月27日午後 7:51 GMT+913時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/AO66RMQ3S5LA3MCEN7RW3MT7BU-2024-02-27/
西側の直接軍事介入、議論は「良いこと」=ウクライナ大統領府
ロイター編集
2024年2月27日午後 7:54 GMT+913時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/VK2F4ZN4S5MBPBOASAR4B7VDOM-2024-02-27/

 

ロイター

仏大統領、ウクライナへの部隊派遣「排除せず」 パリで会合
Michel Rose、John Irish
2024年2月27日午前 11:12 GMT+93時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/JFNGMCQXPBONBJIFOT7LXGWGBY-2024-02-26/

 

すぐ派兵すると発言したのではありません。

記事から引用

『 マクロン仏大統領は26日、ウクライナに欧州諸国の地上部隊を派遣することについて、現時点で各国間でコンセンサスが得られていないものの、将来的には排除しないとの考えを示した。』

ホワイトハウス高官

『米国はウクライナへの派兵を計画しておらず、NATO軍をウクライナに派遣する計画もないと述べた。』

 

※関連日記

スロバキア首相のリーク、一部西側諸国がウクライナ派兵検討<ウクライナ紛争2024.2.27
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/200a55d5db04021bafff7a69e899b73c
ウクライナ紛争を丸抱えすることを決めたヨーロッパ<2024.2.27
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/d1a15a4baacebc01e7f25ff940cdd51c

 

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27