★北河内路上通信-the Voice of VoICelESs on roadsides in EastOsaka

 北河内路上通信は大阪北河内において、同地域の野宿者と助け合い、共にあろうとする有志によって始められました。

雑感☆トルコ国家暴力団に射殺された人権派弁護士…など

2015-11-30 16:35:20 | Weblog

フランス国家実効支配地域で起こったI$I$の行ったとされる”敵本国内中枢を寒からしめる戦闘”では、フランス国家暴力団総本部が COP21をも視野に戒厳体制を強いて、同地の住民に対して総ての”テロリストと思われる個々人”への監視の目を日常とさせる結果が生まれている。国家暴 力団は巧みに住民個々人に憎しみを煽り、その憎しみの総和をフランス軍の空爆や”総ての北アフリカ・アラビア半島方面からの移民やその定住者”などに対す る増幅された監視体制などとして現象化している。自らの植民宗主国”一等市民”という意味不明な奴らからの下しものの何の価値もない誇りを持って、ともす れば移民・難民という”二等市民”への意味不明な優越感で自らの日々のフラストレーションや制度的矛盾などへ向けるべき怒りなどをかき消そうとする個々人 は、容易に統治機構の方向付けに飲み込まれていく。 …経験に学ばないJAPは”今度こそは巧くやってやる”などと寝言を標語にして統治者どものそこここ に仕掛けた罠に自らハマって身動きがとれなくなっているのに、未だ”日本国家が何とかしてくれる”、”やっていけるさ”などと真顔で信じきっている。残念 ながら、奴らは奴らを護ることしか興味がない。そのことを常に念頭においておくこと、そしてそのことを念頭に動こうとすることこそが、少なくとも大事であ る。

 

旧シリア国家実効支配地域北部のロヤヴァ地域(クルディスタン西部)でクルド人民兵組織である民衆防衛隊(YPG)が、11月28日夜に Sheikh Maqsoud、Tal Aran、AzazやEfrînといった地を攻撃しようとした”トルコ国家に支援されたアル・ヌスラ戦線、Ahrar Al-Sham、I$I$などのジハーディストども”の攻撃に即応反撃し、その中で4匹のジハーディストどもを捕虜にしたという。捕虜のうち、3匹がトル コ人で1匹はアラブ系であったことが報告されている。

なお、連日に渡り”露土戦争”への危機感が報道されているが、その件の直接的結果となったアサド政権支配地域(シリア国家実効支配地域)地中海沿岸 から旧シリア国家実効支配地域内トルクメン人実効支配地域を爆撃するために出撃した作戦行動中のロシア軍機をトルコ軍機が撃墜し、トルクメン人民兵組織が爆撃への反撃として緊急離脱した爆撃機の戦闘員(パイロット)を射殺、更に撃墜されたロシア軍機戦闘員を救出に向かった軍用ヘリを攻撃して不時着させ搭乗戦闘員の少なくとも1名を射殺した事件では、同組織の司令官的な人物がトルコ国家実効支配地域内の極右政党のメンバーであるとの指摘もある。” 旧シリア国家実効支配地域内のトルコ系民族を支援するために”極右トルコ人らが義勇軍として参加する事やそういった名目でトルコ国家の密命を受けた工作員 が、アサド政権軍や同政権を支援するロシア軍との戦闘を指揮していたとしても何ら不自然なことではない。”正規戦”としての目に見える戦争行為や交戦が現 れる前にはかならずと言ってよいほどの”水鳥の計”や非正規戦があるのは今更言うまでもないからである。トルコ国家は、アサド政権支配地域を除きシリア国 家実効支配地域が機能していない事を念頭に、かつての”オスマン帝国領”であった地のトルコ系民族の権利回復などを支援して権益拡幅を狙っているのだから。

いずれにしても…暴虐なアサド政権だろうと、帝政ロシアと同様の目的で動くロシア国家だろうと、トルコ国家だろうと、トルコ国家が後ろ盾とする NATO加盟国家群や日本国家などだろうと、奴らが争っている間に漁夫の利を狙う可能性のある中華帝国だろうと、ジハーディストどもだろうと、その地で生 きる個々人を利用し、その権益を護るとしながら多大な犠牲を強いている一切のギラついた野望や支配欲をもって集ってきたうるさいハエどもは総て同地から手 を引けというのが当方の言いたい所である。

弁護士射殺に抗議し、その死を悼む人の群れ

 

日本列島でも報道されたようだが、”クルド系”人権弁護士とされたディヤルバクル弁護士会長Tahir Elçi氏が11月28日にAmed地域のSurで警察部隊に頭部を撃たれ搬送先のAmed地区のSelahattin Eyyubi国立病院で死亡が確認されたと、同氏の弁護士であるYunus Murat Akan氏が述べた。

 

弁護士に弁護士がついているという意味不明な話が眉唾だと考える個々人は、トルコ国家の異常事態を甘く見過ぎである。” テロリスト集団”などとして暴力支配を居直るトルコ国家の申告に基づき欧米日帝国主義が”国際テロリスト”指定した、暴力支配に対して自衛するための武装 と権利の主張を行い分離独立も視野にした”PKK”は、もはやクルド国家樹立を路線とはしていない。また、長年にわたり、トルコ国家が”トルコにはトルコ 人がいるのみである”とする日本列島における右翼勢力の単一民族神話の強制と同様のやり口をクルド人に行い、その価値観でクルド人の文化を否定してきたり、蔑視してきた 経緯があり、それへの正当なる訴えも危険視され暴力で踏み潰される状況があり、90年代以降に緩和されたかのように誤魔化されてきたがAKP政権下でのト ルコ民族主義が煽られる中で民族蔑視として極右勢力を勢い付かせている。このことを総合的に見ての”PKKはテロリスト団体ではない”とするTahir Elçi氏のメディア発言はAKP政権や極右勢力によって完全にやり玉にあげられて氏は”警告の意味も兼ねて”トルコ国家によって”テロリズムを擁護する 行為”として同国家の掟を司るという司法部門によって監視を要する要注意人物指定されてしまった…という経緯がある。

 

その後、死亡が確認された氏の搬送された病院の前に集まってきた氏の射殺について知った個々人に対し、病院を警察部隊や武装警察車両、ヘリなどを動員して既に包囲・監視し”警戒”していた警察が、それらの少なくない個々人に発砲して更に火に油を注いだ。
国家暴力団に撃たれる人権派弁護士
氏の死を悼む個々人の群れに包まれた氏の棺を運ぶ個々人は、通りを埋め尽くし、広場は”Em te ji bîr nakin” (我々は、あなたのことを忘れない)の声で埋められた。氏の家族は、氏を”彼が学び、闘い、何年もの間、家族と暮らしたクルディスタンの中枢部である Amedの地”で永遠の眠りにつかせることにした。

クルディスタンを内国植民地として虐げているトルコ国家とその価値観と限りなく自らを同化しようと試みる個々人は、クルド人の権利を護るような弁護 士を生かしておくわけにはいかず命を奪った。しかしながら、そのことが更にクルディスタンにおける奴らの悪辣かつ圧倒的な暴力によって増幅されてきたクル ド民衆の怒りを更に増加させた。彼の死が”テロリスト擁護をした弁護士の末路”などと誤解されるよう、トルコ国家なんぞに気を遣った日本列島のマスメディ アはクルディスタンで現在進行形で起こっていることについては触れもしない。”トルコ料理本”や”トルコの小物”なんぞにだけ興味を示すことにしか興味が ない個々人、カッパドキアやパムッカレ、トロイにだけ興味を示す個々人は、トルコ国家とその価値観に自らを積極的に同化しようとする極右の暴虐性を直視せ よ。そして、”反AKP的なもの”や”クルド”への敵意を剥き出しにしたAKP政権下で止むどころか総選挙後に更に酷くなり激化した対クルド戦争を行う AKPと仲の良い日本列島のアベ一派をも許すな。(☆)


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