木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

木祖村のニュース:全国源流シンポ実行委発足

2008年02月28日 | 木祖村議会と議員
2月28日付報道で、さっそく取り上げてもらえました。
木祖村もどこまでやれるか判りませんが、独自のPRを全国に向けて発信準備中だそうです。
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■全国源流シンポの実行委発足 木祖村
http://www.shinmai.co.jp/news/20080228/m-3.htm(信濃毎日)

■8月に源流シンポジウム 木祖村、実行委が発足
http://www.shimintimes.co.jp/ (市民タイムス)



2月27日 第1回全国源流シンポジウム実行委員会

2008年02月27日 | 活動日誌その他
2月27日 13:00~ 第1回全国源流シンポジウム実行委員会 於村民センター
 第1回実行委員会が開催され、前回の準備委員会と同様に参加しました。


 来る8月30~31日に木祖村で開催する「第9回全国源流シンポジウム」について、実行委員会の規約説明、委員及び役員の決定がおこなわれ、全体計画についての説明がありました。(約2時間30分)
 計画はほとんど役場(産業振興課)によるプレゼンでしたが、計画内容に特に異論は出ず、むしろ参加する人数と会場等についての意見や質問が多く出されました。今後の調整過程で若干の修正はあるかもしれませんが、会場では是非成功させたいとの熱気があふれていました。

 今回は『森は水の源・水は命の源・川は命のつながり』をテーマに、国土保全や環境保全の大切さを木祖村から全国にアピールします。
 皆さん是非ご参加いただき、源流に深く親しむとともに木曽(木祖)で盛り上がりましょう! なお、詳細は木祖村広報にご期待ください。

○シンポジウム計画の全貌
日時 平成20年8月30日(土)~31日(日) 9時~
場所 木祖村村民センター
主催 第9回全国源流シンポジウム実行委員会
共催 木祖村/全国源流の郷協議会/NPO法人全国源流ネットワーク
後援 国土交通省/環境省/林野庁(予定)

内容
☆8月30日(土) 9:00~(19:00)
・木曽川源流エクスカーション1
 水木沢天然林・床並沢・水の始発駅・薮原宿商店街散策・木曽菅古道~野中眼科史料館散策など、村内各所で見学会が行なわれます。
・オープニング
 雅音人コンサート等
・基調講演
 「木の文化と日本人の暮らし」(仮題) 作家:塩野米松氏
・基調提言
 「上下流連携と源流再生」(仮題) 東大名誉教授 高橋裕氏
・特別報告 源流地域の取り組み辞令発表
・パネルディスカッション
 「源流の魅力は流域の宝」
・伝統芸能と郷土料理の集い

☆8月31日(日) 9:00~15:00
・木曽川源流エクスカーション2
 木曽川源流散策(鉢盛山)・水木沢天然林散策・鳥居峠越え・御嶽山麓・野麦峠散策など、周辺地域での見学会
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 一つだけ素朴な疑問が・・・
 2日目のエクスカーション候補地ですが

なぜに「野麦峠散策」????

 野麦峠のある奈川(現松本市)は梓川と合流した後、犀川筑摩川と流れ、新潟県に入って信濃川と名を変え日本海へと注ぎます。いわば千曲川の源流で、木曽川とはかすりもしません。

これが「木曽川源流エクスカーション」? なんで?
 
 実行委員会に国交省中部地方整備局が名を連ねておりましたが、野麦峠・奈川は北陸地方整備局の管轄ですよ~。また同じく、委員会には関西電力さんも関わっているのに、奈川流域のダムは中部電力や東京電力です。問題ないの?

 前回の準備会ではこのコースは無かったように思います。この唐突なコース設定には、妙に違和感というか、首をひねりたくなりました。
 米の道としての歴史があり、権兵衛トンネルの開通、伊那=木曽を結ぶバスの運行開始などを考えるならば、不自然な野麦峠散策より、
ここはやはり「権兵衛峠散策」ではないかと・・・


 皆様のご意見・ご批判をお寄せください。

2月27日 木祖村国民健康保険運営協議会

2008年02月27日 | 木祖村議会と議員
2月27日 国民健康保険運営協議会 村民相談室

 本日の協議事項は、
1:特定検診及び特定保健指導について
2:平成20年度予算の概要
3:その他

1:いわゆるメタボ検診の詳細について説明。
2、19年度の決算と20年度予算の特徴
 ・19年度歳入:木祖村の保険税収納率は97%。国庫負担金は本年度約700万円超過交付となる見込み。一般会計からの繰入は「0」。
 ・歳出:高額医療の減少で療養諸費支払額は減少。

 20年度予算の特徴
 歳入:後期高齢者医療制度の創設により、国保被保険者は減少し国保税収入は減少する見込み。木祖村は後期高齢者医療制度の創設に伴い、交付対象となるため財政の安定化が見込まれる。
 歳出:後期高齢者医療への支援金、前期高齢者納付金が新設される。介護納付金は介護2号被保険者の減少により減少する見込み。

・「前期高齢者医療制度」(65歳以上~75歳未満)の創設により、各保険者間で財政調整が行なわれる。該当加入者の少ない社保・共済などから拠出金は出され、加入者が多い市町村国保等は交付金として受け取る形になる。

3、その他
 ・木祖村の葬祭費の支給額の改正 30000円から50000円に
 ・不当不利益(保険証の不正利用など)の過料の引上げ 50000以下から100000円以下に。

 この他会議では、木祖村国保加入者の健康づくり(メタボ予防)の取り組みに関して自由な意見交換が行なわれ、村独自でやるとすれば、どんな健康づくりができるかなど様々なアイデアが出されました。
 木祖村の国保運営協議会は、各委員や関係者が前向きの姿勢で、意見交換のしやすい雰囲気があると思います。


木祖村行政懇談会3:木祖村ポイ捨て禁止条例

2008年02月26日 | 活動日誌その他
2月26日 行政懇談会(14区) 19:00~ 今回最後の懇談会です。
 木祖村にしては激しい大雪に見舞われました。雪スコが折れるんじゃないかと思うほどの重たいシャーベット状の雪が降り積もり、除雪車出動にもかかわらず、14区では20名ほどの村民が出席されました。

続・木祖村行政懇談会~
■4月から「木祖村ポイ捨て禁止条例」が施行されます。
 近年木祖村のみならず木曽郡全体で、国道19号線沿線・道路周辺の山林や原野などいたるところにゴミのポイ捨て・不法投棄が増え、どの町村もその対応に苦労しています。そのため木曽郡の町村あげてポイ捨て禁止条例を制定することになりました。(木祖・木曽・王滝・上松の4町村:南木曽・大桑はすでに施行済み)
 いままで各人のモラルに任せていたものですが、法により取り締まられる対象となります。
 環境を害し、著しく不法な行為には過料、罰金の規定があります。
 (過料5000円~50000円以下、罰金100万円以下)

 木曽郡各自治体のポイ捨て基本条例施行は、あくまで抑止効果を狙ったものですが、ポイ捨てや不法投棄に対する目は地域住民の厳しくなるでしょう。

村民からの質問
【Q】条例の村外者への徹底方法は?
【A】R19を中心に、のぼり旗や標識を設置して県外車へ周知する。

【Q】境峠、鳥居峠、塩沢林道などでの不法投棄が横行しているが対応を。
  県道26号線沿線は不法投棄が多いので対象にしてほしい。
【A】今回の条例は木曽郡全体で足並みをそろえて施行するもので、主にR19号沿線を対象にしているが、もちろん村としても今後村内の状況について調査・研究をおこなってゆく。ひどい場所については監視カメラ設置なども検討したい。

【Q】過料や罰金は村の収入になるか。ゴミ撤去費用にできるか。
【A】罰金は国庫に、過料は村になる。実際に村長が撤去命令を出す例は少ないと思われる。
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 本当に悪質な場合は大桑村のような事例もありうると思います。木曽郡外の皆様、木曽路の環境美化にご協力をお願いいたします。
■廃棄物処理法違反:公園駐車場に不法投棄、辰野の会社員書類送検--木曽署 /長野
 ◇ゴミ不法投棄
 木曽署は25日、家庭ゴミを不法に投棄したとして辰野町の会社員の男(23)を廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で長野地検松本支部に書類送検した。男は「分別が面倒だった」と容疑を認めている。
 同署の調べでは、男は07年12月7日未明、大桑村須原の同村スポーツ公園の駐車場に、空き缶やペットボトルなど計11キロを投棄した疑い。男は自宅から乗用車で運んでいた。施設の管理人が通報し、捜査を進めていた。
(毎日新聞 2008年2月26日)




木祖村行政懇談会2:いわゆるメタボ検診が義務付けられました

2008年02月25日 | 木祖村議会と議員
続・木祖村行政懇談会~

■4月から特定検診・保健指導が始まります。
○40歳から74歳の方対象の医療制度です。
 2008年4月より、特定検診・保健指導、つまりメタボリック検診の実施を健康診断に入れることが義務付けられます。
 これは、いわゆる生活習慣病(糖尿病・心臓病・脳卒中など)の防止と、それと因果関係の深い肥満を防止することで、医療費削減を図るというものです。かつてのラジオ体操導入と同じ理由といえます。

○主な変更点
・実施について
 医療保険者が実施することになったので、加入している保険からそれぞれ健康診断の案内と受診券が送られてきます。
 国保加入者はこれまでの村の健康診断とほぼ同じです。社保・共済・組合健保などに加入している人は、それぞれ日程や検診機関が違い、検査項目の数が変わったりする場合があります。

・メタボ検診の内容について
 腹囲(おなか回り)を必ず計ります。腹が出た人は要注意です。その他特定検診での血液検査の結果によってメタボ判定が行なわれます。

国の基準腹囲(男性85cm以上・女性90cm以上)

 高血圧/高血糖/中性脂肪


 メタボ判定に引っかかった場合特定保健指導が行なわれます。

 上記2項目以上が引っかかれば、=メタボリックシンドロームです! 
  →「積極的支援」:
  月2回、6か月健康教室に通うなど、生活習慣改善が行なわれます。

 上記1項目:=メタボ予備軍です。
 →「動機付け支援」:
  原則年1回、6ヵ月後に評価。各地区を指導員が回り、対象者に結果説明と
  指導が行なわれます。

 なお、特定保健指導は無料です。

村民からの質問:
【Q】村で受けている検診で、どの検査のことかよくわからないのですが・・・
【A】特定検診はこれまでの基本検診:普段の基本健康診断と同じです。
 身体測定・血液検査・尿検査など。また、基本検診以外の日にやってきたがん検診(胃・大腸健診、前立腺、マンモグラフィー、肺がんらせんCTなど)は今後も村で従来どおり行ないます。
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 この制度では、受診率や改善率が悪い健保組合などの保険者にペナルティーが科せられるそうで、自治体の場合、メタボと診断された村民を、5年間で10%減らさないと、高齢者医療保険への(国保からの)拠出金が増やされるということです。
 メタボの増加は医療費の増大につながり、自治体の財政を圧迫しかねません。いずれにせよ生活習慣病は突然発病するのではなく、健診結果により予兆を知る事ができます。必ず年に1度は健康診断を受けましょう。

木祖村行政懇談会1:こう変わる!医療保険制度

2008年02月24日 | 活動日誌その他
2月15日~21日にかけて、木祖村行政懇談会(小木曽地区)が行なわれ、19区・13区・18区・12区・16区を回ってきました。

 今回の行政懇談会での主な説明を判りやすくまとめると共に、村民との質疑応答内容をあげておきます。

■20年4月から医療保険制度が大きく変わります。
○75歳以上の方(「老人保健の医療受給者証」を持つ65歳以上の人)
 いままで国保や社保などの医療制度に加入しながら「老人保険制度」で医療を受けていたものが、4月からは後期高齢者医療保険制度に移行します。
 これは国の政策により、75才以上の方の医療を国保や社保から切り離して別の保険として県単位で徴収と負担を行なうものです。

・保険者:「長野県後期高齢者医療広域連合」
     保険証の発行は従来どおり村役場で行ないます。
・被保険者:75歳以上の高齢者全員
     (「老人保健の医療受給者証」を持つ65歳以上の人)
     オレンジ色系の新しい保険証1枚になります。
・資格取得日:誕生日当日(障害認定を受けた日)
     すでに75歳(「老人保健の医療受給者証」を持つ65歳)の人は3月に新しい
     保険証が郵送されます。
・加入単位:個人
     世帯主の保険の扶養に入っていた人も75歳になったら加入します。
・保険料:加入者全員
     今まで社保(建設国保・共済など)の扶養になっていた人も、
     保険料を支払わなくてはなりません。
     長野県の場合、全体の医療費が安いので今払っている国保の保険料より
     若干安くなる見込み。
     (保険料見込み額の詳細については役場からの配布資料をご覧ください)
・支払方法:年金からの天引き(原則)
・窓口負担:1割(現役並み所得者は3割)
     病院の窓口で支払うお金は今までとほとんど変わりません。
     8月に保険証の更新があり、現役並み所得者の負担割合が判定されます。

・社会保険に加入している人の特例
 社会保険の被保険者(本人)は、平成20年10月から年金天引きが始まります。
 今まで負担のなかった社会保険の被扶養者は、平成20年度の保険料は最大で年額1700円。加入から2年間は減額があります。 

・こんなケースも起こるのでご注意を
【Q】国保に加入していた世帯主が、75歳を過ぎて後期高齢者医療制度に加入することになりました。それなのに世帯主あてに国民健康保険料の納付書が届いたのですが・・・

【A】国保では、世帯主が他の医療保険に入っていても、その世帯内に国民健康保険の被保険者がいる場合は、世帯主を保険料または保険税の納付義務者とする。という決まりがあります。世帯主以外の(たとえば息子さんなど)世帯員が国保に入っている場合にこういう事例が発生します。
 この場合の保険料は世帯員(息子さん)の分で、後期高齢者医療制度に加入した世帯主の分ではありません。

その他村民からの質問
【Q】以前の保険から抜ける際の代理手続きはできますか?
【A】それはできます。国保の場合は村役場の窓口で対応します。それ以外の社会保険や建設国保などは、各保険者によって扱いが異なるので、保険者からの指示に従ってください。

【Q】75歳以上になったら、それまでの保険証はどうなりますか?
【A】古い保険証は保険者(発行したところ)に返すか破棄することになると思います。それぞれの保険者によって取り扱いが違います。いずれにせよ4月以降後期高齢者は古い保険証は使えません。75歳になった人は、病院にかかる際は必ず新しい保険証を持って行ってください。でないと病院も困るし、保険診療を適用できなくなります。

【Q】個人年金に入っているが、その場合の保険料はどうなる?
【A】・・・(公的)年金以外の収入がある場合は、別紙のようになります・・・
(「個人年金は積立みたいなモンだから、黙っていればイイダ・・・という声有)
 
 本当は・・・年金生活者も、公的年金等に含まれない個人年金はその他の雑所得で確定申告しなければなりません。皆さん正しく申告しましょう(笑



2月23日 空室有!木祖村村営住宅

2008年02月23日 | 活動日誌その他
 木曽川源流の里・木祖村村営住宅(単身者向1世帯)の入居者募集です。


賃貸料::月額22000円(要入居時敷金66000円)

住宅情報:木祖村薮原1191-22(泉町集合住宅A-2。
 木造2階建の1F:33.12㎡・1DK(DK6、和6、バス、水洗トイレ)
 オール電化、CATV・IP電話加入(別途個々契約・支払い)、地元自治会加入、

入居資格:木祖村に住民票を移せる者、
 もしくはすでに木祖村に有する者。木祖村内に持ち家がない者。

申込期間:平成20年3月7日(金)午後5時必着

申込方法:木祖村役場総務課にある申込書類で期間内に提出。
 申込書類は木祖村HPからダウンロード可能です。
 必要書類:現住所地の住民票(入居予定者全員分・写し可)と住民税の納税証明書。

見学会:3月2日(日)12時~13時の間

入居時期:入居者決定後(平成20年3月11日以降)
 応募者多数の場合は、3月10日(月)午後6時から役場2F大会議室で抽選会を行ない、
入居者を決定します。

その他:入居契約には保証人が必要となります。


詳細は木祖村役場総務課まで TEL(0264)36-2001    

木祖村のニュース:建設関連業者と災害協定書

2008年02月22日 | 木祖村NewsClip
 [木祖村NewsClip]の新カテゴリを設けました。
 いわば木祖村関連記事の私的スクラップで、各報道から目に留まった記事を記録します。一年間にどれだけ木祖村関連の記事があるのかも興味深いところです。
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 2月19日、木祖村は、村内の建設業者11社でつくる「木祖村村建設協力会(水本豪会長)」と、災害時の応急対策で協力し合う協定を結びました。

 これは平成18年年7月の梅雨前線豪雨を教訓に、災害時の対応を迅速かつ効率的に行えるよう、緊急時の体制や協力関係を文書で明確化したものです。
 協定では、村が災害時、協力会に対し公共土木施設などの被害情報収集、障害物の除去や危険個所の表示、応急対策などを要請。協力会も特別の理由がない限り協力し、緊急の場合は口頭でも要請を受け付けるとのこと。村の費用負担や双方の連絡責任者も明記されたそうです。

 村の危機管理体制も「共助」のしくみができあがりつつあります。

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■災害時の応急対策など強化 木祖村と建設協力会が協定 (市民タイムス
■建設関連業者と災害協定書に調印(信濃毎日





2月21日 自宅から確定申告:e-Taxにトライ2

2008年02月21日 | 活動日誌その他
2月21日 e-Taxでの確定申告を完了しました。5000円どころか29000円ほど税金が戻って来そうです。
 一度、公的個人認証クライアントソフトをセットアップしてしまうと、後のe-Tax手続きはサクサク進みました。

続きです。

5)初期登録(e-Taxサイトの「登録しよう」)
 オンラインの画面の指示に従って登録作業を行ないます。ここで開始届出の際に取得した利用者識別番号や暗証番号等が必要になります。次にICカードを認識させますが、住基カードを作った際のパスワードが要ります。
 注意:開始届出の暗証番号と住基ネットのパスワードを混乱しないように準備しておきましょう。
 最後にe-Taxにログインし、初期登録の完了を確認します。

6)確定申告書の作成と送信
 「平成19年度分 確定申告書作成コーナー」で申告をします。
 「所得税の確定申告書」→「給与還付申告書」と画面に従っていけば迷うことはありません。
 源泉徴収票の数字や各種控除証明書の数字をポンポンと打ち込みます。税金の還付を受ける口座も用意しておきましょう。
 適用を受ける項目名で必ず「電子証明書等特別控除」をクリックするのを忘れないように。この項目が5000円キャッシュバックの要です。
 
 医療費控除では、領収書添付の変わりに明細書を入力する形になります。治療を受けた人、医療機関や治療内容(病名)ごとにまとめておくと良いようです。なお、領収書の原本は3年間保存しておかなければなりません。

 e-Tax画面では内容もわかりやすく、申告は簡単でした。
 初めてやる確定申告なので、万一間違った点があったら税務署から連絡がくるでしょう。そうなったらなったで、チャンスとばかりに税務署員さんに詳しく教えてもらうつもりです。

 それにしてもICカードリーダライタ。一年に1回しか使いません。売っぱらってしまおうかしらん・・・
 電子申請にトライしたい人にはお貸ししますので、当方までメールにて連絡を (笑

 あとひとつ気がかりな事が・・・
 来年の確定申告までには、手順や様々なパスワードなんてすっかり忘れてしまいそうな気がしています。




2月20日 自宅から確定申告:e-Taxにトライ1

2008年02月20日 | 活動日誌その他
2月20日 1月19日掲載の「5000円還付特典!住基カード2」でも触れましたが、夫婦で(最低でも)10000円の税金還付を受けるためにe-Taxで確定申告を行ないました。
 もともと私は前職の給与所得に加えて議員報酬があるので確定申告が必要、夫の申告分は年末調整済みですが医療控除をすることにしました。なおe-Taxを利用すると医療費控除の領収書を添付する必要がありません。


ICカードリーダライタ(購入価格2680)


 1月17日掲載の「作ってみました:住基カード1」に続き、その後の実際の手順と注意事項についてまとめてみました。

1)開始届出書の提出(オンラインで税務署あて)

 A:ルート証明書のインストールとダウンロード
 e-Taxを使う前に、「財務省認証局、財務省運用支援認証局」の二つの ルート証明書を自分のPCにインストールする必要があります。

 B:開始届出書画面に入力・送信し、「利用者識別番号」を取得します。
 ここで新たに暗証番号を設定することになります。「即時通知(開始届出書)」画面、「電子申告・納税等に係る利用者識別番号の通知」は、必ず印刷・保存を行ないましょう。

2)ICカードリーダライタの準備
 今後も使う(かも知れない)のでVista対応モデル(NTT-ME SCR3310-NTTCom)を購入しました。ドライバはマニュアルに従ってインストールします。
 注意:モデルによっては、先にICカードリーダライタを接続してインストールするとエラーになる場合があります。


 ここからが難関でした。

3)JREと「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」のインストール
 注意:住基カード交付時に木祖村役場窓口一緒に渡されたCD-ROMは旧バージョンなので使えません。PCからアンインストールして最新版をダウンロードすることになりました。

 A:JRE(Javaの実行環境)のインストール
 クライアントソフトのインストール前に、Sun Microsystem社のHPからJREをダウンロードしなければなりません。開くと英語表記のサイトです。日本語表記に切り替えられますが、この時点でかなり気力が萎えます。

 B:利用者クライアントソフトのインストール
 利用者クライアントソフト(最新版:Ver2.2)のダウンロードとインストールを行ないますが、e-Taxのサイトではなく公的個人認証サービスポータルサイトに出向くことになります。(複雑な手順が記載されており、またまた萎え~)
 「ブリッジ認証局」?「JPKI利用者ソフト」?「フィンガープリント」?・・・とりあえず手順に沿って、無視して進みます。

4)ICカードリーダライタの設定
 利用者クライアントソフトのインストールが終わったら、手順に沿って「JPKI利用者ソフト」を起動し、ICカードリーダライタの登録を行います。これをやっておかないとカードが読み込めません。


 これで公的個人認証サービスを受ける準備が整いました。やっと住基カードが使える状態になったわけです。正直言って途中でイヤになってくるかも。PCのセットアップが一人でできる人や、インターネットを充分使いこなせている人じゃないと、かなりハードルが高いと思います。
<続く>


2月18日 木祖村文化財保護審議会

2008年02月18日 | 活動日誌その他
2月18日 13:00~ 木祖村文化財保護審議会


村天然記念物:菅のエドヒガン


新調した村内文化財標柱および説明版の巡視および文化財の確認
 19年度に元気作り支援金で教育委員会が行なった事業の完了確認を行ないました。村内10箇所の文化財および保存伝承すべき史跡に対し、観光客への道しるべとし、村の史跡をアピールするものです。

 このうち薮原宿の「薮原本陣跡」については、何処がその本当の場所かについてかねてより土地所有者や関係者の間で意見の相違があり、設置場所がなかなか決まりませんでしたが、郷土館所蔵の「宿割図」史料によってようやく明確な場所が判明し、設置の運びとなりました。

 視察後役場会議室にて、その他審議された事項

・郷土館入館料の改正について
・郷土館設置条例の見直しについて
お六櫛データベースの活用について

 郷土館入館料改正については、昨年議会で取り上げたこともあり、現行の入館料引き上げ(一般150円→300円)については承認されました。その他、原則として月曜休館でもハッピーマンデー(祝日・振替休日)の場合は、観光客に配慮して開館する事など、今年から試行の取り組みをしてゆくことになりました。

 個人的には上記の議題のほか、村文化財の一部について(国)県指定文化財への申請についての提案を行ないました。
 ところが、一部の委員からの「これまでエライ人が見に来て色々アドバイス下さったが、県が何もしてくれないからできない」といった発言があり、最初に結論ありきの審議になってしまったのが非常に残念でなりません。

 文化財の指定は、村教育委員会のやる気と申請手続きから始まるものなのに・・・
 「お上」が何かしてくれるのを待つだけで不作為を続けていては何もできません。
 「自立の村・木祖村」の課題は山積です。

2月16日 盛況!?やぶはら高原スキー場

2008年02月17日 | 活動日誌その他
2月16日 村外の知人とやぶはら高原スキー場へ。

 友人はスノーボードからテレマークスキーへと転向中。雪山のバックカントリーにより近い状態のパウダーが楽しめるやぶはら高原スキー場は、練習場所にうってつけだそうです。


やぶはらスキー場最上部・立ケ峰遥拝所からの御嶽山

 土曜日でしたが、いつもよりもボーダーが多いと感じました。それもそのはずで、この日は最上部の「こく3A」ゲレンデにてやぶはらテクニカル選手権が開催中。そのためできるだけ空いているゲレンデをと、私達は立ヶ峰寄りのパノラマコースにて楽しみました。
 
 リフト乗り場では、同日行なわれていた村の「すくすく倶楽部・スキー教室」の子供達と一緒になりました。友人も30才頃からボードを始めたとはいえ関西人であり、村の小学生がカラマツコースのコブに果敢に挑む姿を見て、「あんな小さな小学生がコブのコースに! さすが雪国の子供だ」と驚きをかくせません。その他、上下流域交流事業でしょうか。木祖村と友好都市である日進市のロゴを背中につけた子供達の集団も見かけました。

 先月、乗鞍高原や、いがやスキー場に行った際は、土曜日なのに意外にも空いていると感じたものですが、大雪のおかげでしょうか、太平洋側にあって県北に比べ晴れ間にめぐまれたやぶはらは大盛況です。このまま順調にあって欲しいものです。
 

2月10日 大雪直後はスノーシュー

2008年02月11日 | 活動日誌その他
 2月9日~10日 東京から友人が遊びに来たので、長野県、木祖村ならではの冬の遊びをと、スノーシュー・ピクニックへと出かけました。


雪の花

 土曜日は全国的に大雪になりましたが、この大雪こそスノーシューイングには絶好です。日曜日は朝から白銀の世界となり、あたり一面雪の花が咲きました。
 まっさらでふわふわの新雪の上に自分で道をつけてゆく。まさに大人が楽しむ雪遊びです。森に囲まれた静かな景色と動物の足跡など大自然との出会いが、木祖村どこでも楽しめます。

 木祖村のオススメエリアとしては、以下のコースがあります。
 こだまの森周辺:初心者向。平坦地で、お子様から大人までご家族で楽しめます。
 味噌川ダム・柳沢尾根公園:管理事務所テニスコート前から柳沢尾根公園まで登っていけます。頂上の公園からは、正面に木曽駒ケ岳が、眼下に雪の味噌川ダムと小木曽集落が一望できます。

 さらに以下のコースは、雪山登山の覚悟で・・・
 やぶはらスキー場~大笹沢山健脚者向。国設第3ペアリフト利用で、奥峰(1680m)~大笹沢山(2040m) 御嶽山~八ヶ岳連峰が望めます。
 野麦峠スキー場~鉢盛山上級者向。スカイラビット利用で、稜線(2130m)~小鉢盛山(2130m)~鉢盛山(2446m) ラッセルに耐える体力とルートファインディング能力が必要です。山頂には巨大なマイクロウェーブ反射板があり、360度眺望可。特に天気の良い日の乗鞍山~槍ヶ岳は絶景です。


2月7日 木祖村行政懇談会1

2008年02月07日 | 木祖村議会と議員
2月7日 19:00~薮原(5区)行政懇談会 村民センター

 平成19年度行政懇談会が2月6日から各地区で開催されています。毎年この時期に行政懇談会を行なうのは、19年度に施行された国や県の様々な制度を受け、村の政策としてどのように進めるか等、この時期にようやく具体的な内容が明確になってくることによります。主な内容は以下の通り。

■住民福祉課
・後期高齢者医療制度について
・特定検診・保健指導について
・国民健康保険制度の改正について
・ポイ捨て条例の制定について
・災害時ささえあいマップについて
・生ゴミリサイクルについて

■産業振興課
・森林税事業について
・有害鳥獣対策について
・イワナ釣り大会について
・農業委員選挙について

■建設水道課
・下水道の加入促進と正しい使い方について

■教育委員会・公民館
・生活改善の見直しについて

 村の各担当から内容説明が行なわれ、これらに関連して住民からの質疑応答や意見交換が行なわれました。
 行政懇談会では上記内容以外でも、住民からの様々な意見交換が可能です。
 5区からは、やぶ沢の堰堤工事に関連して、災害時によりやぶ沢-木曽川本流合流点に堆積した土砂の処理についての要望が出されました。

 今後も、懇談会の内容については住む地区によって様々な声が出てくるようなので、別にまとめてこのブログでもご紹介してゆく予定です。



2月5日 木祖村・菅古道の炭焼き小屋

2008年02月05日 | 活動日誌その他
2月5日 10:00~ 菅古道沿いにある炭焼小屋で、炭の窯出しが行なわれました。

 きさらぎの里製炭部会(平井英司代表)により、去年から菅地区で炭づくりがはじまりました。昔炭焼きをされていた年配の方の指導の下、炭焼きの窯づくりから始め、初心者が集まって木炭作りを試行錯誤しているものです。
 今日は、昨年焼いた炭で(諸般の事情により)一年間炭窯の中で寝かされていたものを窯出ししました。


まずは炭焼小屋周辺の雪かき

    
窯開き          窯内部          炭の搬出

 今回で3回目になる炭作りですが、1回目は窯の一部に亀裂が入っていたことから空気が入ってしまい、すっかり燃え尽きて灰になってしまったこともあったそうです。窯を開いて、無事に炭の姿を確認した瞬間というのは感動を覚えます。
 今回はナラの木の良い炭ができていました。搬出した炭をダンボールの長さに切りそろえて箱詰めしてみると、約10箱ほどになりました。まだ試行錯誤中なので、今回は使いたい人に配ることになります。


良いナラ炭ができました

 反省会では、屋根が少し下がっていたことから天井部の作り直し、来年は竹炭や花炭づくり(クリや木の実をそのまま炭にする)にチャレンジしたいなどの声が出ました。最終的には「白炭」を作って商品化したいという目標もあります。

 木炭づくりは、里山の維持や冬の暖房費問題をサポートする新たな地域おこしでもあります。今後も積極的に協力してゆきたいと思います。