木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

5月31日 木祖村イメージキャラクター事前審査会

2008年05月31日 | 活動日誌その他
5月31日 13:00~ 木祖村イメージキャラクターの事前審査会が村民センターにて行なわれました。


 源流シンポジウム開催をきっかけに全国に公募した「木祖村イメージキャラクター」ですが、応募総数282名374点の応募がありました。人口3200人余の源流の村のキャラクターに、北海道から九州にいたる全国の方、子供からプロデザイナーなど様々な方が関心を寄せ、ご協力いただいたことを本当にありがたく感じています。

 事前審査では、村民有識者や絵画関係者が木祖村にふさわしいと思う作品を5点投票して候補作品を絞りこんで行きます。
 手書きのものからグラフィックソフトを駆使したものなど様々なものがあり、またコンセプトにも留意すると、5点選ぶだけでも相当迷う状況でした。
 とりあえず自分なりの選考基準を以下のように決めてみました。

 1:類型的にならないよう他自治体や他団体との差別化
 2:木祖村独自のモノを最低1つ含んでいるもの
 3:親しみやすく今後20年ぐらい使えそうなもの
 4:着ぐるみ、ぬいぐるみ、ピンバッチ、携帯ストラップなど
   様々なアメニティに活用できそうなもの
 5:一度見たら忘れられないほど印象に残り、インパクトがあって
   口コミの対象になりそうなもの(キモキャラ含む)

 本審査は、木祖小4年生以上の児童の投票、木祖中生徒の投票、村民投票によって獲得点数の多いものから選ばれることになります。

 さて、選考に残るのはどんなイメージキャラでしょうか。なんだかワクワクしますね。

 

5月30日 木祖村国保運営協議会

2008年05月30日 | 木祖村議会と議員
5月30日 13:30~ 木祖村国民健康保険運営協議会

 本日の協議事項は、
1:会長の選任について
2:国民健康保険税率の改正について
3:その他

1:公益代表から国保運営協議会会長をされていた深澤(た)議員辞職に伴い、新たに会長を選任することになり、微力ながら私(星)が会長を拝命いたしました。
 また、医師から小林氏、公益代表から古畑議員が委員に選任されました。

2、医療制度改正による影響で・・・
 ・長寿医療制度(後期高齢者医療制度)創設により、被保険者は
  昨年度1029名から本年度776名に減少する見込み。
 ・退職者医療制度の見直しにより、65歳以上の退職被保険者が一般保険者に
  退職被保険者数は265名から53名に減少。
 ・課税総所得額および固定資産税額が減少
  
 以上、このたびの医療制度改革によって国保加入者数が変化したことで、算定項目の内訳が変わり、やむなく国保税率が変わることになりました。村では,

 1、後期高齢者支援金分の徴収(新規)
 所得割・資産割・均等割・平等割という4方式によって徴収されますが、賦課限度額は12万円。

 2、医療分賦課限度額の改正
 支援均等課税額の設置のより56万円から47万円に減額。しかし、この医療分と先の支援金分を合わせると59万円となり、実質3万円の増額です。なお、介護分は9万円で据え置きです。

 国保の保険料は自治体が運営しているため、各自治体によって違います。算定基準で案分する割合が決まっているため、加入者の構成比によって徴収額も変わってしまいます。木祖村の場合、介護分納付を行なっている世帯は前年比で減額となりますが、医療分、支援金分(後期高齢者支援金)のみの納付世帯は増額となる見込みです。

 3、激変緩和措置として、
 国保から長寿医療制度へと抜けたことによって、単身世帯となった世帯に対し、世帯別平等割を5年間半額に軽減します。木祖村の場合、80世帯が該当します。

 木祖村の場合、19年度の約2000万円ほどの余剰金を繰り越して、できるだけ激変緩和措置がとれるよう考えていますが、サイフの中身は増えていないのでどうしても少しづつ負担増をお願いする形になります。

 国保運営協議会の役割は、医療保険が的確に運用できているか否か、厳しく意見したり注文をつけて、国保の運営に反映させる事ですが、このたびの国の医療制度改革では現場が振り回され、無駄な作業と時間を割かれた感じがしています。
 ニュースでは連日のように制度の修正や変更が流れていますが、村の国保に影響しそうな変更事項がありえる場合は、こまめな情報公開を要望しました。

5月28日 やられた!渓流の天敵ブヨ

2008年05月28日 | 活動日誌その他
 しまった~油断した・・・野中沢で写真撮影したり、石碑周囲の手入れをしていたら、ブヨ(ブユ)に咬まれたようです。

 このブヨというのは水が綺麗な源流域や川辺にいる虫で、渓流釣り師や沢登り屋の天敵です。蚊や蝿よりもはるかに小さいのですが、咬まれるとトンデモない事になります。

 木曽に来た最初の年、渓流釣りで私もその洗礼を受けました。初めてやられた時は、手の甲全体が熱を持ち、二倍に腫れあがって箸を握るのも苦労するほど。それだけならまだ我慢できますが、とにかくモオーーレツに痒くて痒くてタマラン!というのがブヨの特徴です。

 痒くて熱くて眠れないので最初の頃はアイスノンをタオルで縛り付けて寝たほどです。この痒さは後に痛痒くなって1週間ほど続き、一部に水ぶくれができ、2週間後でもシコリや痣になって残りました。
 ブヨは靴下やワイシャツのような長袖でも服の上から平気で咬みます。
 今回、左右の前腕が写真の通り。夜になって痒くて目が覚めると、このようにボコボコに・・・。
 それでも何回もやられて免疫ができたのでしょうか、最初に比べて腕全体が象の手のようにパンパンに腫れあがることはなくなったようです。

 我流の治療法として、患部にステロイド軟膏を薄く塗り、そのうえをシップ薬で覆って、キネシオテープでぐるぐる巻きにしています。自分の場合、2,3日ほどで痒みがおさまった状態になります。
 シップ薬はヒンヤリして痒みに対する気休めみたいなものですが、軟膏が服につかないようにするのと、患部を掻かないようにする目的もあります。掻くと水ぶくれになったり痣が残りやすいので。

 なお、アレルギー体質の方は症状がひどいそうなので、初めての方は皮膚科直行をお勧めします。

 蚊と違って、虫除けスプレーは効果ありません。噂で「ラベンダーウォーター」(ラベンダー蒸留水)が良いというので試したところ、昨年は一度もやられませんでした。
 山と川、自然に囲まれた生活を満喫していますが、これさえいなければなあ・・・
 

5月27日 木曽菅古道で新たな石造物

2008年05月27日 | 活動日誌その他
5月27日 地元の有志によって復元整備が行われている菅古道で、新たな石造物を確認しました。これで『木祖村の石造文化財』(木祖村教育委員会1985)に未掲載のものは3件目になります。

 場所は、野中沢源流部で菅古道(くまざわ道)保全作業の過程で「親水公園」(仮称)と呼ばれている場所の対岸上部。従来の道からは全く見えない少し高い位置でした。
 墓碑らしきものが3~4基あり、そのうち1基は「法悦禅女 三月二十七日」と彫り込まれています。このほか、真ん中に窪みが掘られた方形の台座も別にありましたが何が乗っていたのかはわかりません。

 「法悦禅女」とあるからには、おそらく女性の墓でしょう。年代は不明。地元の方に聞いても、おそらく村の人の墓ではないだろうし、誰もこんな場所に石碑が立っているとは知らなかったとの事。昔、善光寺参りの尼さんがこの地に来てなくなったらしい云々・・・との言い伝えもあるようです。

 野中沢の右岸、菅橋方面側の村道より少し標高の高い山中に、2年ほど前に確認された「智光禅定尼 寛政六年 十一月五日」銘の墓があります。これも、考えられていた菅古道から少し高い奥まった位置にありました。

 今後も新たな発見がありそうです。

 過去の「菅古道」の話題は以下
http://blog.goo.ne.jp/kisonavi/d/20080502
http://blog.goo.ne.jp/kisonavi/d/20080407
http://blog.goo.ne.jp/kisonavi/d/20071015
http://blog.goo.ne.jp/kisonavi/d/20070925
http://blog.goo.ne.jp/kisonavi/d/20070729

5月25日 信濃山形ロードレース大会

2008年05月25日 | 活動日誌その他
5月25日 第20回信濃山形ロードレース大会(山形村・村教育委員会主催)にいきました。毎度のことながらマラソンを走るのは主人で、私はサポートです。
 種目は3K、5K、10K。元バレーボール(アトランタ五輪)選手で現在スポーツキャスターのヨーコ・ゼッターランドさんも招待選手として出場しました。

 約700人が参加するこのマラソン大会は、山形村の開放感ある田園風景の中を駆け抜けるのが特徴ですが、残念なことに年々出場者が減っているようです。5年前は1000人ぐらい参加していたのに・・・。
 今回は開会式直前にようやくあがったものの、前日から激しい雨が降っていたことや、同じ日に妻籠や塩尻でもマラソン大会が開催されている事も影響したかもしれません。
 参加者減少を受けてでしょうか、2年前から家族で走れるようにとペアのコースが新設され、大会の雰囲気も少し変わってきました。

 今やマラソン大会も全国どこでも行なわれており、いわば参加者の買い手市場になっています。その一方で、地方のマラソン大会は参加者の顔ぶれを見る限り、少子高齢化の影響が如実に現れています。

 大会開催にあたって各主催者が何を目的としているかにもよりますが、マンネリズムや形式的な大会に陥らないためにも、創意と工夫をこらし、時代と地域の特性に応じた差別化が必要に思えてなりません。

5月24日 木祖村で自転車レース

2008年05月24日 | 活動日誌その他
5月24日 「2 Days Race in 木祖村」という自転車レースが味噌川ダムで開催されたので、自転車が好きな主人と一緒に見に行きました。
 あいにく午後から雨が降り出しましたが、水しぶきを上げて先頭集団がトップを競い合う姿は迫力があります。


 このレースは長野県自転車競技連盟主催の自転車レースで、2日間のステージレースと個人タイムトライアルで競います。
 木祖村の奥木曽湖を会場としたこの大会の特徴は、実業団ランキング76位以下の選手、学生個人ロード21位以下の選手に参加資格を限定している事と、ホビーレーサーも1チーム5人以上で参加できる事で、将来性のある若手選手に、本格的なステージレースを体験してもらうのが目的になっています。

 少し物足りなさを感じるのは、マラソンレースのような一般観客が、非常に少ないこと。都会ならば別にレースをするほどの人でなくても、自転車に興味がある人なら自由にレースを観戦しに来て楽しむのが普通ですが・・・。

 まさか、村内や郡内に一人も自転車に興味がある人がいないというわけではないでしょう? 地域の高校生や若者が、こうした自転車レースの世界や楽しみ方も知らずにいると思うと、なんだかもったいない感じがしています。


5月23日 歯の手術

2008年05月23日 | 活動日誌その他
 私事ですが、3月定例会の最中に前歯が折れ、歯科治療に通院するようになりました。ところが色々イジッテもらっているうちに、20代頃に治療した他の歯の古傷が目覚めてしまい、今日切開手術することに・・・
 
 上顎中右側中切歯がどうこうしたで、
 骨を少し削り、歯根を裁ち、何針か縫いました。

 今日は顔全体と頭が痛いです。ヒーーーン・・・
 

異文化コミュニケーション

2008年05月22日 | 活動日誌その他
 議論の方法を説明していると、
『ブレーンストーミング』 (Brainstorming)
 なんて意味の解らん言葉は二度と使うなっ!

 ・・・あのー・・・使うなって・・・、ここは表現の自由がない共産圏ですか?

 「メタボ」よりずっと以前から世間で使われ、最近じゃあNHKの番組でも「ブレスト」なんて省略しているぐらいなので、てっきり社会人に浸透している言葉だと思っていたのですが・・・orz

 ギザカワユス!なんて使おうもんなら(もちろん公に使う言葉じゃありませんがw)張り倒されそうな剣幕でありました。 

 今、村の活性化に一番必要なのは、あらゆるものに対する受容力かもしれません。

 今夜は "Led Zeppelin" (鉛の飛行船)の ファースト・アルバム(初版録音盤) を聞きながら、世代間 ギャップ (格差)についてじっくり考えとうござりまする。



"Communication Breakdown"は以下で視聴できます。
http://www.ongen.net/search_detail_track/track_id/tr0001165080/

5月20日 奥木曽:源流の碑と味噌川ダムの地下

2008年05月20日 | 活動日誌その他
 5月20日 9:30~ 昨日に引き続き、源流シンポジウム・エクスカーションコースの下見です。コースは8月31日に行なわれる奥木曽源流と味噌川ダム探検です。
 下見参加者は、当日引率を担当する花村・志水・田上・西川(敬称略)。台風の影響で雨が残ったため、午前と午後の予定を入れ替えて行ないました。

 このコースの見所は、ダム湖百選になっている奥木曽湖と木曽川最上流部の味噌川ダム、その水源である木曽川源流です。

 「母なる川ここに生まるる」と記された木曽川源流の碑。そこから「ワサビ沢」を遡行し、木曽川の生まれる場所に迫ります。
 奥木曽湖のボート遊覧では、奥木曽湖の水の透明度を見ることで源流の天然水を湛えたダムであることを実感できます。
 味噌川ダム見学では、ロックフィルダムの中を通る地下トンネルや放流バルブ設備(監査廊や操作室)を見学しながら、130メートル下のダムの底まで降りてゆきます。

  

 いずれも関係者以外は自由に入れないコースです。村民スタッフと初めて一緒に歩いたことで、タイムスケジュールを組む上で大いに参考になりました。

 第9回源流シンポジウムのエクスカーションにお越しの際は、普段何気なく使っている水がどのように源流域で保全されているかや、森林や水の大切さを知ってもらうと同時に、源流の自然の魅力に触れていただければと思います。

5月19日 奥木曽湖にカヌーを浮かべて

2008年05月19日 | 活動日誌その他
 5月19日 9:00~ 教育長と一緒に、源流シンポジウム・エクスカーションコースの下見に行きました。

 8月31日の奥木曽湖カヌー体験コースは初心者向けのコースで、奥木曽湖の奥にある奥木曽大橋のたもとから鷹廻り貯砂ダムまで行きます。もちろん私はカヌー初体験。パドルの持ち方から使い方などを教わってカヌーに乗り込みました。

 カヌーに関しては、大学時代の友人が使っていた競技用カヌーしかまじかで見た事がなく、艇が細身で不安定なイメージがありましたが、今回使うアウトドアレジャー用のカヌーは船底が広く非常に安定の良いもの。初めての小学生でも安心して乗れます。

 奥木曽大橋や尾骨沢を過ぎて木曽川源流部に入ると、ダム湖面の風がなくなって静かな渓谷の様相になります。エクスカーションでの目的地、鷹廻り貯砂ダムまで約25分でした。

 

 この一帯は林道からも見えず、水面からでなければ入れない場所です。味噌川ダムが放水した後の8月には今よりもっと水位が下がり、その時期にしか姿を現さない旧林道、ダムに沈んだ「鷹廻りトンネル」が見られるかもしれません。

 鳥の声と自分が漕ぐ水音だけの世界をのんびり進んでいると、本当に自然の懐に身をゆだねている気分になります。木祖村に来る機会がある人には是非一度は味わっていただきたいカヌー体験です。


5月17日 こだまの森で木曽郡植樹祭

2008年05月17日 | 木祖村議会と議員
5月17日 10:00~ 平成20年度木曽郡植樹祭
木祖村のこだまの森で、植林体験を通じて水源林・林業の大切さや森林整備の必要性を普及啓発することを目的に木曽郡植樹祭が行なわれました。
主催は、長野県木曽地方事務所、木祖村、木曽郡緑化推進委員会、木曽山林協会、木曽広域連合、木曽森林組合。

 今年は「長野県森林づくり県民税」(森林税)が導入された初年度であり、木曽郡にとっても上下流域から注目を集める年でもあります。下流域からは愛知県、日進市、名古屋市の関係諸機関やNPO団体が参加された他、木祖中学校、林業大学校など、総勢約400名以上が集まりました。

 1.7haの植樹会場に、今回は9種類の樹木1000本を植樹。内容は以下の通りです。
●ヒノキ: 木曽五木。代表的な建築材で香りが良い。
●サワラ: 木曽五木。湿地に耐え、水に強い用材。
ミネバリ: 薮原宿特産「お六櫛」の材料。
●カエデ: モミジの仲間で紅葉が美しい。
●カツラ: 加工しやすく、家具材に使われる。
●ヤマツツジ: 春は薄紅色の花が美しく寒さに強い。
●シダレザクラ: 枝が垂れ下がり、花が美しい。
●クヌギ :丸みのあるドングリがとれる。炭やシイタケ原木に。
●エノキ :葉がオオムラサキ(国蝶)の幼虫のえさとなる。
 今回の植樹では、建築材となる針葉樹ばかりではなく、地域の産業、景観や自然に配慮した樹種となっています。

 全員が一緒に汗を流した後には昼食のにぎり飯が配られ、木祖村役場職員が作ったトン汁が出されました。

 配られた昼食についていたのは割り箸ではなく、「木曽ひのき」の箸でした。木祖村観光協会のラベルが入れられています。
 袋から出すとひのき独特の良い香りがします。割り箸だったらその場でゴミになってしまいますが、ほとんどの方が使った後も、木祖に来た記念や「マイ・ハシ」にすると、持ち帰ってくれました。
 ちょっとしたものですが、自然や森林と向き合う気持ちが通じ合う良いアメニティですね。



5月15日 e-Tax続編:証票提出

2008年05月16日 | 活動日誌その他
 2月にトライしたe-Tax(国税電子申請)。「税務調査が抽選でやってくる」との噂がありましたが、この度みごと当選?したようです。

 e-Taxを利用した申告では医療費の領収書や源泉徴収票等の添付が省略なので、証票類は3年間保存することになっています。税務調査があるとすれば、医療費控除をした主人の申告分で医療費関係領収書の提出を求められると思っていたので、予想が外れました。

 私の場合、今回提出を求められたのは、
 「源泉徴収票」
 「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書等」
 「生命保険料控除の支払額などの証明書」
 の基本3点セット。
 
 え?これだけ? 確かにこれだけしか手元にないけど・・・
 早速、同封の返信用封筒に入れてポストへ。

 税務署に行かずにすむのはやっぱりラクです。

 前編は以下
http://blog.goo.ne.jp/kisonavi/d/20080221
http://blog.goo.ne.jp/kisonavi/d/20080220

5月13日 源流シンポジウム総合調整部会

2008年05月13日 | 活動日誌その他
5月13日 19:00~源流シンポジウム総合調整部会
 各部会からの報告、調整すべき事項などの検討が行なわれました。
 エクスカーション部会からは決定した基本コースを提示。
 エクスカーションコースが当初チラシとは一部変更になりましたが、概要は以下のとおり(仮称)。

8月30日 午前
 ①:原始の森から流れる水を追って
  (水木沢天然林原始の森から床並沢)
 ②:町並みの光を探そう
  (薮原商店街)
 ③:里山文化を子供達に伝えたい
  (木曽菅古道と民蘇堂野中眼科史料館)
 ④:間伐材を使いましょうA
  (間伐材の木工体験)

8月31日
 ⑤:源流と高原の恵みにふれよう
  (こだまの森・おんたけ白菜畑収穫体験)
 ⑥:木曽川源流トレッキングと味噌川ダムトンネル探検
  (ワサビ沢往復 奥木曽湖ボート遊覧 味噌川ダム見学)
 ⑦:樹齢550年のサワラと森を守ろう
  (水木沢天然林・原始の森歩道整備と太古の森)
 ⑧:旧中山道をしのぶ鳥居峠越え
  (奈良井宿と鳥居峠越えトレッキング)
 ⑨:もうひとつの水源 霊峰と壮大な高原を巡る
  (御嶽山麓バス周遊 御岳ロープウェイ~開田高原)
 ⑩:木曽川の水辺で遊ぼう
  (水の始発駅・イワナつかみどり大会と河原のバーベキュー)
 ⑪:木曽川の源流をカヌーで散策A
  (奥木曽湖カヌー体験・午前の部)
 ⑫:木曽川の源流をカヌーで散策B
  (奥木曽湖カヌー体験・午後の部)
 ⑬:間伐材を使いましょうB

 以上、2日間で13コースの予定。

 なお、募集文面や詳細については今後予告なく変わる場合があります。

 皆様お楽しみに~


5月12日 コシアブラの新メニュー

2008年05月12日 | 活動日誌その他
 山菜のおかげで夕食のおかずに困らない季節ですが、天ぷら・おひたし・あえものといった定番メニューにもちょっと飽き気味です。
 今日は、たんと採ったコシアブラをちょっと工夫してみました。

   
名づけて 「金漆めし」(ゴンゼツめし)~

 コシアブラの葉とみじん切りにしたニンジンを塩炒りして、醤油を少々、炊きたてのご飯に混ぜ込むだけのお手軽レシピ。しかし、食べるとコシアブラの香りが口の中一杯に広がり、新緑を丸ごと食べているような気分になります。

 道の駅の普及と共に全国区となりつつある地方の山菜。タラノメよりも美味いとその名が知れ渡ってしまった「コシアブラ」ですが、地元では「ゴンゼツ」と呼んでいます。ゴンゼツの由来は、ウルシ科の植物であるコシアブラからとれる樹脂・樹液を「金漆(ゴンゼツ)」というからだそうです。

 「季節の山菜ごはん」と言ってしまうとありきたりですが、「金漆めし」と表記すると、なんだか木曽漆器のイメージにも合いそうな郷土食のように聞こえませんか? 
     ・・・あ! 商標登録しようかしらん・・・

5月9日 村有林のクマハギ被害

2008年05月09日 | 木祖村議会と議員
5月9日 木祖村菅地区、ケト沢上流部の村有林でのクマハギ被害状況の視察。
 昨年ごろより「クマハギ」被害が増加しているとの事で、木祖村議会で被害状況の確認を行ないました。

    

 「クマハギ」とは、熊が人の背丈ぐらいまでヒノキや杉の樹皮をむいてしまい、せっかく育てたヒノキを枯らしてしまったり、材木としての価値を損なってしまう被害です。なんでも、樹皮をはがしたところから出てくる樹液は甘いそうで、それをペロペロなめるんだとか。

 樹皮をはがされた木は、はがれた場所から乾燥して亀裂が入り、やがて立ち枯れてしまいます。仮にそのまま育ったとしても、用材として一番高く売れる部分がダメになってしまい、材木としての価値が低くなってしまいます。

 実際に見てみると相当なもので、村有林では10年生~30年生ほどのヒノキが軒並みやられていました。現在のところ、応急的にこれを防止する策としては、スズランテープを根元に巻く方法があるそうですが、大変な手作業です。

 村では、里山でのイノシシや鹿、サルによる農作物食害だけでなく、熊によるこうした被害など、農林業での問題が大きくなっています。