木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

2月18日 木祖村文化財保護審議会

2008年02月18日 | 活動日誌その他
2月18日 13:00~ 木祖村文化財保護審議会


村天然記念物:菅のエドヒガン


新調した村内文化財標柱および説明版の巡視および文化財の確認
 19年度に元気作り支援金で教育委員会が行なった事業の完了確認を行ないました。村内10箇所の文化財および保存伝承すべき史跡に対し、観光客への道しるべとし、村の史跡をアピールするものです。

 このうち薮原宿の「薮原本陣跡」については、何処がその本当の場所かについてかねてより土地所有者や関係者の間で意見の相違があり、設置場所がなかなか決まりませんでしたが、郷土館所蔵の「宿割図」史料によってようやく明確な場所が判明し、設置の運びとなりました。

 視察後役場会議室にて、その他審議された事項

・郷土館入館料の改正について
・郷土館設置条例の見直しについて
お六櫛データベースの活用について

 郷土館入館料改正については、昨年議会で取り上げたこともあり、現行の入館料引き上げ(一般150円→300円)については承認されました。その他、原則として月曜休館でもハッピーマンデー(祝日・振替休日)の場合は、観光客に配慮して開館する事など、今年から試行の取り組みをしてゆくことになりました。

 個人的には上記の議題のほか、村文化財の一部について(国)県指定文化財への申請についての提案を行ないました。
 ところが、一部の委員からの「これまでエライ人が見に来て色々アドバイス下さったが、県が何もしてくれないからできない」といった発言があり、最初に結論ありきの審議になってしまったのが非常に残念でなりません。

 文化財の指定は、村教育委員会のやる気と申請手続きから始まるものなのに・・・
 「お上」が何かしてくれるのを待つだけで不作為を続けていては何もできません。
 「自立の村・木祖村」の課題は山積です。


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