木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

木祖村での「元気づくり支援金」事業内定

2009年04月29日 | 活動日誌その他
4月28日 平成21年度「地域発・元気づくり支援金」の選定事業が公表されました。
 木祖村内で行なわれる事業概要と支援金内定額は以下の通りです。
(金額は支援金分)

■地域循環型処理プロジェクト (菅・吉田地域自治協議会)
 家庭生ゴミを堆肥化して住民の畑や花壇で利用することにより環境負
 荷を軽減するため、地域住民の協働作業により生ゴミ処理機を作成し、
 集落ごとに設置する。 …456千円

■「自分たちの地域の安全を自分たちで守ろう」プロジェクト(木祖村)
 各地区や家庭での防災意識の向上を図るため、非常持出袋を配布し
 て、各家庭で必要部品を検討してもらうとともに、各地区に配布する
 炊き出し用の備品を活用した防災訓練を行う。 …4,574千円

■木曽川源流の里「花咲く村づくり」事業 (花咲く村づくりの会)
 「源流の里」にふさわしい景観づくりを進めるとともにボランティア活動
 の拡大を促進するため、花苗の育成、花壇の整備及び「花づくりマニュ
 アル」の製作を行う。 …1,244千円

■菅古道復元と稜線ルート整備事業 (きさらぎの里を守る会)
 森林・里山・古道を歩く楽しみを観光客と地元住民が共有し、村の新た
 な観光資源として活用するため、「菅古道」を中心としたウォーキング
 コースを整備し、ルートの設定、PR等を行う。 …1,561千円

■平成の名水百選水木沢天然林PR事業 (木祖村自然同好会)
 平成の名水百選に選定された水木沢天然林の魅力を幅広くPRするため、
 写真展の開催及びDVDの作成を行う。 …944千円

■きさらぎブランド創生プロジェクト (きさらぎの里を守る会)
 「きさらぎの里」にふさわしい地元特産品の周知とブランド化を進めるた
 め、地域住民と都会からの援農者の協働により、遊休荒廃地を整備す
 るとともに、農作物の試作等を行う。 …634千円

■「菅古道の炭焼き」復活と地産地消特産品(白炭)開発事業
 (きさらぎの里を守る会)
 鳥獣被害対策の一環として里山を整備するとともに、高齢者と若者の
 交流や地域の結びつきの強化を図るため、住民協働により炭焼窯を製
 作し、間伐材を利用した炭の試験生産を行う。 …564千円

 以上の事業が内定しました。

 菅古道は昨年の源流シンポジウムをきっかけに多くの人が興味を持ってくれるようになりました。今年も菅古道整備には引き続き協力してゆく予定です。

・【木曽地域】21年度,元気づくり支援金選定事業の詳細は以下 
http://www.pref.nagano.jp/xtihou/kiso/info/genki/H21/21ichiran.pdf

トンだ伏兵・豚インフルエンザ

2009年04月28日 | 活動日誌その他
4月28日 午前8時30分、木祖村でも木祖村新型インフルエンザ対策本部(本部長 栗屋村長)が設置されました。
 正直言って、まさか豚からも変異型が流行するとは思ってもみなかったです。

 木祖村では長野県内の町村に先駆けて、2月27日に「木祖村新型インフルエンザ行動計画が策定されたばかり。

 そのころは、3月卒業旅行シーズン後かGWの海外帰国後が一番ヤバイかなあ…、まあ米を備蓄しても腐るもんじゃないし、マスクもちゃんと準備しときましょうか…程度の気持ちでいたんですが。

 みんなが去年から危機管理意識を共有しているので、冷静に即時対応ができているように思えます。
 まさに備えあれば憂いなしです。

13区環境整備

2009年04月26日 | 活動日誌その他
 4月26日 6:00~ 13区:朝から地区の環境整備。

 昨年は、団地の人が協力して、宮の森住宅の裏手の側溝に蓋をかけていただきました。今回は主にゴミ拾いです。
 草がまだ茂る前なので古い空き缶などがすぐ見つかります。中には古タイヤの投棄。最近強い風が吹いたこともあり、飛んできた農業資材の袋なども目につきました。どちらかというと可燃ゴミの方が多かったようです。
 途中から雨が本降りとなってきたので、境峠方面に出た方々は大変だったと思います。

 同日行われる予定だった「水の始発駅フォーラム」の川の環境整備は、雨天中止となりました。

 なお、一時的に冷え込んだこともあって、小木曽の奥や峠の方では雪が降ったそうです。今年の木祖村の春は不安定で波乱含みです。

源流の里のいわな釣り大会:締切せまる

2009年04月25日 | 活動日誌その他
4月25日 毎年木祖村源流で行なわれる「第22回やぶはら高原いわな釣り大会」の申込み期限が迫りました(4月28日締切)。

開催日:5月10(土)
参加費:基本的に予約制で、大人/4000円 小人/2000円
   (当日申込みも可ですが、参加費は5000円になります)

ルアー・フライ、餌釣りでもOK。獲物のサイズを競います。腕におぼえある方は是非ご参加ください。

詳細は以下をクリック
http://kankou.kisomura.com/event/iwanaturi/iwana.pdf

お問い合わせ先
 やぶはら高原イベント実行委員会 0264-36-2766(圃中・水本)
 木祖村観光協会ホームページ http://kankou.kisomura.com からもお申込みいただけます。



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iida.jp って?

2009年04月24日 | weblog
iida.jp

 このCMを見たとき、思わず食いついてしまいました。


だって、こういう水玉のカットが出て「KUSAMA YAYOI」とくれば、当然のことながら松本市美術館を連想するし、「iida」と聞けば“飯田”でしょう。
 てっきり、伊那谷で大手の工場誘致とか、飯田市のどっかのメーカーが携帯機器にデヴューしたかっ? と・・・ auのCMとわかるのに時間がかかりました。

 ちなみに「iida」とは、
    i=Innovation
    i=Imagenation
    d=design
    a=art
 の略だそうです。
木曽にも、もっとたくさん増えて欲しいモノです。
テクノラティプロフィール


野中原:春の木曽菅古道

2009年04月22日 | 活動日誌その他
 4月22日 木祖村菅の野中原では、今年から遊休荒廃地対策の一環で田畑づくりがはじまります。

 今日は、稲をモミから発芽させるため1枚だけ代掻きをした田圃に行ってみました。
 周囲にまだ水を引いていないためか、そこには一気にカエルがあつまったらしく、膨大な数の卵隗が泥の中に産みつけられています。
 おそらくアカガエルでしょうか。直径40~50cmのまとまりが20以上ありました。

 あまりに透明できれいだったので、卵塊に手を突っ込んでみると、太陽の熱を吸収したのか一肌ほどの温度です。手ですくってみると、ゼリーの球がくっつきあって塊が崩れることもありません。ふと見ると孵化したばかりのオタマジャクシもいます。
 その生まれたてのオタマを狙ったものか、アカハライモリも発見しました。イモリやオタマジャクシをいじくるなんて何年ぶりでしょうか。思わず童心に戻ってしまいます。

 まさにビオトープ!
 水を引いたばかりの田圃が生き物の集まる場所であることを実感しました。

 野中沢沿いの荒廃地の陰にニリンソウも咲いていました。
 菅古道もようやく春萌えの季節をむかえつつあります。

4月19日 第11回長野マラソン

2009年04月19日 | 活動日誌その他
4月19日 第11回長野マラソン大会当日。
 大会プログラムをみると、木祖村からの参加選手は郡内では比較的多い方です。

 今回のゲストは高橋尚子さんとE.ワイナイナさん。

 

 スタート地点のアクアウイング:陸上競技場でキューちゃん激写
 あいかわらず走るのが楽しそうで、他の一般ランナーが「ご利益~」とばかりに周囲に一緒に走ります。


 E.ワイナイナ氏はどこ?…逆光ではほかの黒人の方と見分けがつかない…(T_T)

 長野マラソンへの参加は今回が初めてですが、善光寺渋滞と交通規制で、応援者はコース観戦や移動が大変でした。会場移動用の臨時シャトルバスも渋滞に巻きこまれたりして。木曽と違って迂回路があるだけに、チャリンコ持ってくれば良かったと…。


 フィニッシュ会場の長野オリンピックスタジアム。
 「長野マラソンタウン」の横断幕の下、さまざまな出店や小イベントが行われていました。選手や参加者だけでなく、行きずりの一般観戦者や応援者も楽しめる雰囲気があるようです。

 スポーツイベントは地域によって規模や特徴それぞれですが、イベントを盛り上げるヒントや経済効果を上げる仕組み等がその都度見つかるのも、また楽しみでもあります。

4月18日 長野マラソン前日&善光寺御開帳

2009年04月18日 | 活動日誌その他
4月18日 長野マラソンの受付会場:ビックハットへ。

 長野マラソン(フルマラソン)は初参加です。といっても出場するのは主人ですが…f(^^;)

 会場では協賛企業のほか、さまざまな団体が出展していました。メーカーや関連ショップのブースが多い方がイベントが盛り上がりますね。
 こうしたブースでは最新の情報が手に入るほか、掘り出し物もあります。今回、近場のスポーツ店や登山専門店でも、なかなか手に入らない「Bridgedale」の最新のソックスを見つけ、思わず購入してしまいました。(Trailhead;TrailDiva:ウール混のクッション性と耐久性が良く、汗で濡れても肌ざわり抜群です)


 そういえばビッグハット入口に、見たことのあるキャップとベストを着た人が!。

 「やぶはら高原ハーフマラソン大会」の営業に、木祖村から4名。がんばってパンフレットを配りに来ていました。(御苦労さまです)

 なお、やぶはら高原ハーフマラソン大会も日本陸上競技連盟公認コース。ハーフながらも標高差165mのアップダウンがあり、過酷な部類に入るレースです。街中の車道を走るだけでは物足らないランナーの方は、ぜひ高原とダム湖をめぐるクロスカントリー・レースに挑戦ください。

 その後善光寺へ。
 門前にある和紙専門店「柏与紙店」にも寄って、以前から欲しかった拓本用の画仙紙を手に入れてきました。

 回向柱にもしっかりタッチして、世の中の平穏と長野マラソンの安全祈願をしてきましたです。







4月16日 紙面刷新・木祖村議会だより

2009年04月16日 | 木祖村議会と議員
4月16日 木祖村議会だより№124発行。
 かねてより懸案だった議会報改革がようやく一歩を踏み出しました。

 まずは、表紙を大幅に刷新。地味~でお役所的なお堅いイメージから、若者からお年寄りまで親しみやすいデザインに。「元気(源気)が出る」カラーにチェンジ!です。

 内容は、どのような審議が行われたかを積極的に情報公開。一般質問も原稿をそのまま割り付けた形から、アイキャッチを意識した編集を行いました。

 村民の皆さんに「ん?これ何だ?…議会だよりが変わったね。読みやすくなった…」と感じていただければ幸いです。
 ご意見・ご批判等ございましたら、議会報編集委員までドシドシお寄せください。

(傍白:センター(折山)の面付けズレか?
 裁ち落としの表紙なのに…背の余白はありえん!(T_T)…orz… )

 

4月14日 陸郷桜仙郷(北安曇郡池田町)

2009年04月14日 | 活動日誌その他
 4月14日 池田町陸郷の「夢農場」へ。
 菅古道復活にご尽力いただいている方のお誘いで、山桜見物を兼ねて、東山丘陵の稜線コースのトレッキングに行ってきました。
 あいにく昼からは本格的な雨に降られましたが、雨霞の中の 桜仙郷 はひときわ幻想的でした。

 本来、東山丘陵の稜線コースからは「継子落とし」と呼ばれる一風変わった地形を眺めることもできます。トルコのカッパドキアを連想させる奇勝ですが、今年の2月にメインの土柱がついに崩壊してしまったとの事。今回は悪天候でそれらの土柱群を見ることができませんでしたが、またの機会に。

 トレッキング後は「夢農場」で休憩。季節限定の桜味ソフトクリームが好評です。
 池田町クラフトパークの安曇野東山包美術館にも立ち寄りました。こちらのハーブコロッケはお土産にもGOOD!です。
 「花とハーブの里」づくりを推進してきた池田町。さまざまな特産品がありました。

4月13日 鳥居峠の檀香梅

2009年04月13日 | 活動日誌その他
 まだ桜が峠を越えて来ないので、我慢出来ずに鳥居峠にあがってみました。

 そこかしこに、ダンコウバイが黄色い可憐な花を咲かせています。まだコブシや桜が咲く前だけに目立ちます。

 漢字表記では「檀香梅」ですが、梅の仲間ではなくクスノキ科、クロモジの仲間だそうです。枝を折るとシナモンのような芳香がするとのこと、なんとも雅な名前です。別名:ウコンバナ(鬱金花)。
 
 以前、アブラチャンの花とも聞いていましたが、両者の見分け方は花枝の有無だそうです。確かにダンコウバイは、梅のように枝に直接花がついているようにみえますね。

 まだ地面も硬い冬枯れの鳥居峠ですが、着実に春がやってきていました。

伊那の夜桜、木祖の梅

2009年04月12日 | 活動日誌その他
 春の宵からお誘いを受けて、伊那(春日城址)の夜桜を愛でてきました。

  

 ここ数日の陽気で、巷(都市?部)ではソメイヨシノが次々に咲き始めています。権兵衛トンネルの向こうもこのとおり。新酒祭りさえもが、生きとし生ける者のいのちを活気づけています。

 鳥居トンネルのアッチ(平沢~奈良井)も開花が始まった様子です。
 木祖村ではようやく“梅”がほころび始めました。
 桜が峠を越えてやって来るのもあと一歩です。




4月11日 木曽川水の始発駅フォーラム

2009年04月11日 | 活動日誌その他
4月11日 第7回木曽川・水の始発駅フォーラム (13:30~ 村民センター)

 平成14年の「木曽川源流の里ビジョン」策定に伴い、村の活性化について議論する場として結成された「水の始発駅フォーラム」です。今回の総会では、来年度にNPO法人化し、その活動を民主体へとシフトする方向が示されました。

 主な動きとして、
 既存の4プロジェクトチーム(遊牧民PT、四季の彩りPT、源流の里体験学びPT、食の塩梅PT)は、源流の里体験学びPTを遊牧民PTに吸収する形で3つに再編されました。
 また、事務局を選任(産業振興課内:非常勤職員として採用)し、村内各種団体や個人との情報交換や連携を深め、「山村ビジネス」を展開する準備を進めることとなります。
 事務局の本年度活動内容は以下のとおり。
 1、広報活動:村報への活動報告掲載・HPの充実・マスコミ対応
 2、補助金・アドバイザー等の研究申請
 3、外部団体との連携
 4、案内人ライセンス制度の検討
 5、山村ビジネスの検討他
 6、NPO化準備

 なお、報告では、「きさらぎの里を守る会・菅古道復元グループ」からも活動報告を行い、昨年作成した「菅古道ガイドマップ」を配布させていただきました。

 


?はげっちょ??

2009年04月10日 | 活動日誌その他
 
4月10日 職員歓送迎会 18:00~

 木祖村村民センターにて職員歓送迎会がありました。
 私用で遅れて行ったので、新任職員さんのプロフィールを聞き損ねてしまった。…orz

 ちょっとした会話のなかで,「村営住宅の台所に、夜になるとたくさん カマドウマ が出る・・・」と言ったら、いきなり通じませんでした。

 木祖村(もしくは木曽)では「はげっちょ」と言うらしいです。
(…オモロー!)
 すかさず「何故、”はげっちょ”て言うの?」と質問すると、「翅がないから。」という明解な答え。思わず納得しました。

 このカマドウマ:通称「ベンジョコーロギ」ですが、私のイメージでは、神社の便所とか木の鬱蒼と茂った空家(木造廃墟)に出る虫であって、村営住宅のように二重ガラスで、気密性が高い近代的住居に出るというのは初めてでした。
 それが、今年はどこからともなく侵入してきて、小さいのがリビングダイニングにしょっちゅう出てくるのです。結露防止に必ず窓を開ける風呂場に出ないところをみると、おそらく室内温度が一番高いからでしょう。

 人畜無害と聞いていても、ちょっと触れるにはキモチワルイ印象の虫です。バッタの仲間のくせに、飛ばない・鳴かない、不思議な虫。そのくせ大きくなっても翅がないので、セムシで「ノミのバケモン」みたいな形をしています。まだ気温が低いせいでしょうか、あの長い脚で勢いよくジャンプする様子もあまりありません。夜になるといつの間にかのっそり出てきて、じっとコッチを見ているという不気味なやつです。

 色々聞いてみると、一部ではゴキブリと同じ扱いで「不快虫」だという声も。(ちなみに木祖に来て以来、ゴキブリは見たことがありません)
 かといってゴキブリのように走り回るでもなく、食べ物にたかるでもなく。そういえば、何かをエサにしてフンをばらまいている形跡もない…。
 一体おまえは何が目的で人の居るところに出てくるんだ?
 殺虫剤で駆除するには忍びないので、今のところ箒で掃きだしていますが…。

 結局、未だに害虫なのか益虫なのか不明です。

4月8日 締切迫る:2 Days Race in 木祖村2009

2009年04月08日 | 活動日誌その他
 ようやく木祖村も暖かくなってきました。
 
 今年も 2 Days Race in 木祖村2009 が、5月23日(土)~24日(日)に開催されます。

 奥木曽湖周回特設コースで行なわれる全長126kmの自転車ロードレース。
 実業団所属のランキング75位以上の選手が参加できないというルールがありますが、かなり見ごたえのある本格的なサイクルレースです。
 去年の様子はコチラ
 → http://blog.goo.ne.jp/kisonavi/d/20080524

 詳しい情報は、以下をどうそ。
 http://homepage3.nifty.com/equipeazumino/kiso/kiso.htm
 (エキップあづみの)

 http://www.sportsentry.ne.jp/event.php?tid=18118
 (スポーツエントリー)

 ちなみに、私のお隣にお住まいの方が実は“相当な元自転車乗り”。倉庫の中に2台、ロード用のかっちょいい自転車を秘蔵されているのを垣間見てしまいました・・・

 自転車好き~!という皆様。ぜひ木祖村の奥木曽湖・味噌川ダムまで観戦に。