木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

1月17日 作ってみました:住基カード1

2008年01月17日 | 活動日誌その他
1月16日 住基カードを作ってみました。



 住基カードとは、住民票コードなどが記録されたICカードのことで、希望者に対し各自治体が有償(1000円)で交付しているものです。有効期間は10年。住基カードには、氏名のみ印字のタイプと、写真付きで氏名・生年月日・性別・住所が印字されたタイプの2種類があり、後者は運転免許証やパスポートと同様に公的な身分証明書として利用できます。
 私はすでに免許証・パスポートを持っているので、写真なしの方を作りました。個人情報保護に配慮してか、氏名のみの掲載で、連絡先は村役場の電話番号になっています。

 手続きは以下の通り。

1、村役場(住民福祉課)窓口で「住民基本台帳カード交付申請書」を書いて提出。
 印鑑が必要です。顔写真付を作る場合は決められた大きさの顔写真が必要になりますので、事前にお問い合わせください。窓口で本人確認が行なわれます(身分証明書がある人は免許証かパスポートを)。住民票コードはわからなくても大丈夫です。

2、役場から後日「交付通知書」が送られてきます。
 「交付通知書」に住基カードの暗証番号(4ケタ)記入欄があり、署名・捺印します。

3、記入した通知書を持って役場へ。窓口で発行手続きをします。
 住民福祉課で、数回、4ケタの暗証番号を打ち込む作業があり、その後電子証明書の発行に移るのですが、最後に電子証明書用のパスワードを登録する形になります。
 電子証明書用のパスワードは4ケタの暗証番号と同じでもかまわないそうですが、私は申請書に記入したものと違うパスワードを設定しました。ここでの手続きは20~30分ほどかかります。
 住基カードの交付手数料500円と電子証明書の発行手数料500円として、1000円支払います。

4、木祖村役場から住基カードの他、各種資料をもらいます。
 内容:
 1、住基カード(透明ケース入)
 2、電子証明書の写し(1枚)
 3、利用のご案内(1枚)
 4、公的個人認証サービス利用者ガイド(15ページ)
 5、公的個人認証サービス利用者規約(6ページ)
 6、適合性検査済ICカードリーダライタ一覧(11枚)
 7、公的個人認証サービス利用者クライアントソフト(CD-ROM1枚)


公的個人認証サービス利用者クライアントソフト


 公的個人認証サービス利用者クライアントソフトは、住基カードの電子証明を使って、自宅等のパソコンからインターネット経由で24時間いつでも申請や届出できるようにするものですが、このソフトのほかに、ICカードリーダライタが必要になります。


 とりあえず、このカードさえあれば木祖村に居なくても住民票等が取得できるわけですが、残念ながら村内~郡内では今はほとんど使い道がありません。
 例えば住民の4.84%が住基カードを取得している伊那市、駒ヶ根市、高遠町など10市町村が構成する上伊那広域連合では、住基カードを印鑑登録証として使用できるように条例を制定。住民票、印鑑証明といった各種証明書の自動交付機を数箇所に設置し、住民が365日証明書を受け取れるようにしています。

 なお、国は住基カードと公的個人認証サービスを使った、国税電子申告・納税システム「e-Tax」の利用を薦めており、住基カードを使って国税電子申請を行なえば5000円の還付特典があります。
 今回の住基カード取得はそれが狙いと言っても過言ではありませんが、せっかく1000円かけて取得したカードですので、有効な利用方法を模索してゆきたいです。

<続く>