木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

6月30日 議会報編集委員会

2008年06月30日 | 木祖村議会と議員
6月30日 議会報編集委員会:午前

 議会報の編集に関わるようになって1年目になります。編集委員の方は皆慣れてきて、委員同士ではメールでの原稿やり取りも当たり前のようになってきました。
 今回は、専決報告の件を誰が本文をまとめ、どこに入れるかと・・・。
 表紙は、やぶはらハーフマラソンの写真待ちということになりそうです。


 19:00~ 村のイベントについて意見交換。
単純に「やってみたいこと」について気軽に話しあってみました。

6月29日 もうひとつの鳥居峠

2008年06月29日 | 活動日誌その他
 6月29日 長野県(上田市)と群馬県(嬬恋村)の県境にある鳥居峠に行って来ました。

 この鳥居峠の名も、四阿山(あずまやさん)山頂のにある祠の参拝口として、昔ここに鳥居があったことに由来するそうです。ここから2354m山頂まで4時間。国道144号線上にある四阿山登山口で、アクセスが良いので人気がある峠です。付近の看板に「ずらだんべ の国境」と書いてあるのもユニーク!

 実は昨日の夜から土砂降りの中、志賀高原から草津を越えて野反湖で幕営、高度過疎集落といわれる六合村(くにむら)を抜けてきました。
 六合村の人口は2000人を割っています。福祉先進村を目指しているとのことで、色々と参考になりそうな村です。詳しくはまたの機会に・・・

 
 

6月27日 木祖村イメージキャラクター決まる

2008年06月27日 | 活動日誌その他
 木祖村イメージキャラクターの投票結果が出て、下記作品がグランプリに輝きました。

 投票結果は年代によって大きく分かれたようです。審査や投票では選ぶ側のセンスも問われますが、間違いなく言えるのは、このキャラが、オトナよりも流行に敏感で、日常で様々なキャラクターやマスコットを見慣れている小中学生の心を射止めたということです。
 私的には予想内の範囲におさまって、結果的に活き活きとしたキャラが選ばれたので良かったと思います。

 今後は村のキャラクターとして、PRなど様々なものに活用されます。
 今やイメージマスコットは村の広告塔です。大事に育ててゆきたいですね。



6月26日 議会環境整備(草刈)

2008年06月26日 | 木祖村議会と議員
 6月26日 9:00~ 議会の環境整備。
 議員が総出で、草刈機や鋸・カマを手に小学校校門前から弁天岩にかけての木曽川河畔を草刈。
 草刈機を使う人は弁天岩までの高水域を刈払いましたが、校門前のフェンスに絡みついたアレチウリや石垣に密生したツタや雑草は機械が使えないということで、手作業での刈り取りとなりました。

 どこでもその繁殖ぶりが問題となっているアレチウリは、抜根しないと根本的な駆除はできないと聞きます。石垣には結構土や苔が溜まっており、まずはこれらを徹底的に落とさないと、再度密生してキリがないようにも思えてきました。
 木祖村では、まだ他の地域ほど広範囲に密生はしていませんが、温暖化によっていずれは村全体が覆われて・・・という妄想のうちに作業を終了しました。

 13:30~ 議会報委員会(古畑・深澤・星)
 
 16:00~ 源流シンポ・エクスカーションの御嶽山コース打ち合わせ 他


木曽の名物:ほう葉巻き

2008年06月25日 | 活動日誌その他
 近隣のおばちゃんから手作りのほう葉巻き(朴葉巻き)をいただきました。
 木祖村ではご家庭で手作りする方も多いようで、毎年この時期になるとどこかから頂きます。

 木曽では本来、端午の節句に作られる粽(ちまき)だったようで、江戸時代の薮原宿の民俗誌「岨俗一隅」(天保十二年刊)には
「粽ハ米を挽き、こねて、それを笹葉又ハ芳(ホウ:朴)にて包ミ、上を乾葦にて結ひ是を烹る。・・・」
 と、当時からほう葉(朴葉・芳葉)で包んだことが記されています。
 現在の一般的なほう葉巻きといえば、中には米に小麦粉を練った皮に、餡をくるんだ餅が入っています。

 山から朴(芳)の葉を採ってきて、餅をくるみ、イグサで縛ってほう葉巻きを作ります。
 朴葉は一枝に6~8枚の葉がついており、本来は葉をバラさずに房のままの形で蒸し上げるとのこと。こうして蒸した際、朴葉の芳ばしい香りが餅に移って、山の風味になるというわけ。
 朴葉には殺菌力があり、保存がきくとのことで、一週間以上経っても食べられるそうです。

 また、今の時期に綺麗な朴葉を取っておき、天日に乾かします。こうして作った乾燥ホウ葉の上に味噌を乗せて七輪で焼いたり(ホウ葉味噌)、キノコや肉などをみそ焼きにするなど、朴葉の利用方法は様々です。

 ほう葉巻きは、木曽では5月下旬ごろから梅雨明けまでが旬のご当地スイーツです。
 奈良井の漆器祭(6月)や薮原祭り(7月8・9日)にお越しの際は、初夏の木曽路名物を是非ご賞味下さい。


6月24日 源流シンポジウム参加者募集中(木祖村)

2008年06月24日 | 活動日誌その他
6月24日 9:30~ 第9回全国源流シンポ:第3回総合調整部会(於役場2F大会議室)

 4月から着々と準備を進めてきた「第9回全国源流シンポジウム」で、全部会長が集まって関連する部分を協議する総合調整部会も第3回目を迎えました。本日の主な議題は、木祖村イメージキャラクター、各部会からの検討事項、全体的な調整事項等です。

 エクスカーション部会でも各コース案内が完成し、プログラム内容と一緒にリリースできるようになりました。参加者募集中です。
 以下のHPより参加・募集要項をご覧の上、お申し込み下さい。


■第9回全国源流シンポジウム 日程・プログラム
http://www.kisogenryu.jp/04_program.html
 シンポジウムのみのご参加は無料です。

★木曽川源流エクスカーションその1 8月30日コースの紹介
http://www.kisogenryu.jp/04_01ex.html

★木曽川源流エクスカーションその2 8月81日コースの紹介
http://www.kisogenryu.jp/04_02ex.html

●参加申込みは こちら!
http://www.kisogenryu.jp/04_program.html#bosyu


6月23日 議員学習会

2008年06月23日 | 木祖村議会と議員
6月23日 13:30~議員学習会(於役場村民相談室)が行われました。

 この議員学習会では、国の制度改正に伴う行政の手続きの変更や現状などについて、その都度行なわれるものです。今日は住民福祉課関連行政事務についてです。

主な内容
1:戸籍について
 戸籍法の一部を改正する法律により、平成20年度5月1日から、戸籍窓口での「本人確認」が法律上のルールとなりました。他人による不正取得や虚偽記載を防止するのが主な目的です。
具体的には、戸籍証明書の発行や戸籍の届出などでは必ず窓口で本人確認を行ないます。運転免許証、住民基本台帳カード(写真付き)、パスポート等が必要になります。
 高齢者の方や、今後運転免許書などを返上する予定のある方は、住民基本台帳カード(写真付)を作っておいたほうが良いかもしれません。

2:新型インフルエンザについて
 いわゆる鳥インフルエンザウィルスが変異して出現するといわれる新型インフルエンザ。その基本事項と、長野県新型インフルエンザ対策行動計画の概要について。

 新型インフルエンザ(高病原性鳥インフルエンザ)については、WHO発表によれば、すでに平成20年3月18日現在で14カ国373人が発症、236人の死亡者が出ています。通常のインフルエンザよりも重症化が高く、今のところ特効薬がないため、国も大流行(パンデミック)までの対策を強化中。プレパンデミック・ワクチンでさえ足らないとされています。
 極めて危機感を持つべき話ですが、現実に流行が確認されたら一般人は家に閉じこもって自己防衛するしかないようです。法定伝染病のように個人や事業所を隔離するというような完全な封じ込めはは難しいので、いかに被害を少なくするかが課題です。
 こういう問題は、早めに住民向けパンフレット等をつくって、大流行に備える事も大事かもしれません。

3:国保税について
 自治体が国保税(国民健康保険税)を改定する際のシュミレーションについてです。いわば保険料がどのように決められているか。
 国民健康保険制度は、医療機関の窓口で被保険者証を出すと、医療費の一部を負担するだけで医者にかかれる制度です。運営主体は市町村で、その費用は国からの補助金、加入者の納める保険税・保険料によってまかなわれます。従って、自治体の医療費が年々増大してゆけば、必然的に保険税・保険料は値上がりすることになります。

 木祖村の場合、現在6700万円の基金があります。基金があるなら値下げしてという声が一部にあり、保険料は安いにこしたことはありませんが、保険ゆえに入りと出のバランスが求められます。
 国民健康保険といいながら、住んでいる自治体の財政状態によって保険税はずいぶん差があります。やっと村が健全運営をしてつくった基金。いざという時の備え、今はすぐに取り崩さないほうが良いというのが慎重派の考えです。

4、その他
 先日の専決処分に関連して、住民税の特別徴収について等意見交換。
 住民税の天引きについては、先日も書いたとおり、給与所得者や元そうだった人には大して抵抗なく受け入れられると思います。納税は国民の義務だし、皆が公平に納税する、未払いがなくなる、事務的にも効率的で高い収納率が見込まれます。
 天引きでも納付書で払っても税額は一緒なので、本来は負担が変わるわけではないですが、お年寄りの方で実は同居していた家族が税金を支払っていた場合などは、個人的に不利益と感じる場合がありそうです。
 通帳からお金が出て行くのと、振り込まれる金額が減っているのとでは、印象がずいぶん違います。消えた年金問題もまだ解決していない状態で、天引きばかり導入しては感情的に反対の声があがるのは目に見えていますね。

 介護保険料、後期高齢者医療保険料、前期高齢者国民健康保険料、そして住民税と拡大された中で、政府でも一部見直しが始まるなど制度が未だ流動的です。
 必要だと判っていても、時間をかけた説明ときめ細かい運用が求められていると思います。


木祖村平成20年6月定例議会/一般質問1

2008年06月22日 | 木祖村議会と議員
6月18日 木祖村平成20年6月定例議会
 星梓の一般質問および村の答弁の内容は以下のとおりです。

Q1:史跡鳥居峠の県指定・国指定へ向けて

Q(星):
 昨年6月の私の一般質問に対して、村長は「文化財は観光資源の一つでもあり大いに活用すべき。保護だけでなく地域で引き継いでゆく」との方針を示されました。
 村の一番の観光地といえる鳥居峠には、古代の吉蘇路に始まり、中世の古戦場、近世は中山道木曾街道随一の難所としての歴史があり、御嶽遥拝所の宗教民俗、芭蕉句碑といった文学史跡も複合しています。また菊池寛の「恩讐の彼方に」の舞台にもなり、様々な詩歌や紀行文にも紹介されています。この他樹齢数百年のトチノキ群生地をはじめ、分水嶺であることから日本海側・太平洋側両方の植生を併せ持つ自然環境も貴重であります。
 鳥居峠は井出孫六氏の著書「日本百名峠」にも紹介されていますが、このような歴史・文化・自然と、豊富な要素を併せ持った峠は、木曽郡内では他に類をみないと断言できるものであります。

 現在鳥居峠は、1971年に信濃路自然歩道、1980年に自然環境保全地域に指定されております。しかし前者は「長野県信濃路自然歩道設置要綱」に基づいて指定されたもの、後者は自然環境の保全を目的としたもので、保護と同時に利用増進を図ることを目的としたものではございません。また、いずれの場合も、文化遺産としての評価や史跡としての対外的な価値を高めるまでに至っていないのが実情でございます。

 本年、ようやく村ではこの史跡鳥居峠の県指定文化財への申請に着手することになりました。県指定の史跡となれば、対外的にも名実ともに史跡として評価が高まり、地域の活性化や村民の意識への波及効果は大きいと思われます。
 まずは、その具体的スケジュールの説明、早い場合はいつごろの指定を見込んでいるかについてお伺いいたします。

 次に、現在この木曽郡内で、国指定・県指定史跡や有形文化財を持たないのは、この木祖村だけです。
 本年3月政府与党は2011年までに「道州制基本法」を制定し、都道府県に代わる広域自治体は「2018年までに道州制に完全移行」との方針で進んでいるという話がありました。このままですと史跡鳥居峠の位置づけは他町村より低く、将来的には国・県の保護等から切り捨てられるおそれもあります。
 そこで、史跡鳥居峠をどのような形で次世代へ遺してゆくのか、今後国指定文化財への申請へ向けて、村長の意欲と村としての方向性についてお聞かせ下さい。

A:(村長)
 鳥居峠は古来から東山道・中山道の難所であると同時に古戦場としても有名で、様々な史跡が残っており、昭和47年に「木曽の鳥居峠」が木祖村文化財調査報告書として発刊しています。昭和48年には村指定文化財にしているが、旧信濃十名所や信濃路自然歩道中山道ルート、自然環境保全地域や日本の峠100選などにも指定や選定を受けているわけであります。

 鳥居峠については文化財関係者の皆様により長野県の史蹟名勝天然記念物の指定を受けてはどうかとの話があり、現在内部でそれぞれ検討を進めておりますし、県の指定をうけるべく準備を進めています。
 指定となれば県の文化財保護法の適用により、保護・保存には一定の制約をうける反面、修理・保護・保全経費等について補助をうけられる面もあり、県レベルで文化的価値を認め保護していくことになる。村指定でとどめおくより、さらにその上の指定をいただけるのは非常に価値があるので是非とも進めて行きたい。そして、いずれは国の指定にもっていければ良いと考えている。

 県の指定は長野県文化財保護委員会の答申を受けて長野県教育委員会が行なう。その審議会が9月に行なわれるということなので、間に合うように申請ができるかと。まずは前段階として7月15日に県の文化財や生涯学習課担当者が鳥居峠の現地や裏付資料や報告書等を調べてゆくことになっている。順調に進めていけるように努力してゆきたい。
 現在、鳥居峠を含めて薮原宿を歩く人が増えてきている。史跡を県や国指定に断固してゆくことは、訪れる方々により興味をもってもらえることでもあり、薮原宿についても大きな材料になるので、全体的な流れの中で国指定・県指定がいただけるように努力して参りたい。

C:(星)
 薮原宿の活性化も、鳥居峠の地域遺産価値やその活用と切り離して考えることはできないと思うので、将来的には是非とも国指定へともっていけるようお願いします。



6月20日 平成20年6月木祖村議会 動議あり

2008年06月20日 | 木祖村議会と議員
6月20日 定例会再開 9:00~

■日程第一:諸般の報告にて、まずは議長から、先日の専決8号「不承認」を改めて確認する報告がなされました。

■議案第37号~46号 可決
・木祖村消防団条例の一部改正
・木祖村非常勤消防団員に係る退職報奨金の支給に関する条例の一部改正
・木祖村国民健康保険税条例の一部改正
 →これまでの基金6700万円余と、将来の保険税の値下げについて質疑応答あり。
  本年度中の保険税見直しは今のところないが、今後の医療費の推移を見た
  うえで、下方修正についての可能性を示唆

・木祖村福祉医療費給付条例の一部改正

・平成20年度木祖村一般会計補正予算
 →予算総額に58,310千円を追加

・平成20年度木祖村国民健康保険特別会計補正予算
 →予算総額に8,813千円を追加

・平成20年度木祖村老人保健特別会計補正予算
 →予算総額に17,934千円を追加

・平成20年度木祖村営水道特別会計補正予算
 →予算総額に4,032千円を追加

・平成20年度木祖村農業集落排水事業特別会計補正予算
 →予算総額に209千円を追加

・平成20年度木祖村公共下水道事業特別会計補正予算
 →予算総額に789千円を追加

■発議第6号~12号 可決
発議6:森林・林業・木材産業施策の積極的な展開を求める意見書の提出について
発議7:「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める意見書の提出について
発議8:少人数学級の早期実現や複式学級の編成基準の改善、
    教職員定数増を求める意見書の提出について
発議9:30人学級の早期実現、教職員定数増を求める意見書の提出について
発議10:JR不採用問題の早期全面解決を求める意見書の提出について
発議11:新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出について
発議12:木祖村農業委員会の推薦について →議会推薦として女性2名を推薦

■動議 10:44~昼食
 奥原議員より「後期高齢者医療制度の改善を求める意見書」の提出があり、発議13号として日程に追加。7人の新人議員にとって「動議」はまたも初めての事。反対意見は無いものの、扱いについて慎重な意見もあって、会議を一旦休憩し、急遽全員協議会にて文面を詳細に審議のうえ議題に供されることになりました。
*「動議」とは、予定されていた議案以外の議題を提案することで、主に会議の進行又は手続きに関し、議員から議会に対して又は委員から委員会に対してなされる提議のことです。法令に違反しない限り、いかなる種類・内容のものでも提出することができるのが特徴で、議会の議決を得る事件となります。通常の動議は1人以上の賛成者を要するとしています。


13:00~ 本会議再開
■発議13:後期高齢者医療制度の改善を求める意見書の提出について 可決

■議会全員協議会 
協議事項
1.ふるさと納税について
2.名古屋事務所の報告
3.木曽郡議員総会提出議題について
4.環境整備について
5.その他、里山整備モデル団地、源流シンポジウム等


6月19日 奈良・川上村議員が木祖村視察

2008年06月19日 | 木祖村議会と議員
 6月19日に奈良県吉野郡川上村の議員さんが議員研修会ということで木祖村へ視察にお見えになりました。

 主に副村長が視察対応し、木祖村の紹介では、村が木曽川の水を通して下流域住民の交流と善意によって支えられてきたことを熱弁しました。

 木祖村と同じように源流に位置する人口2000人余の川上村には、村立図書館 があります。
 私は、その図書館の蔵書がデータベース化され、インターネットで蔵書検索サービスまで行なっていることを知り、昨年から是非議会で視察に行きたいと希望していました。奇遇にも川上村議員が今回来村することを知り、研修に同席させていただきました。

 短い時間でしたが、「是非川上村にも来てください」との言葉をいただきました。村立図書館やがんばっている川上村の取り組みを見に行き、源流の村同士お互いに良い部分を学び会いたいと思います。

奈良県吉野郡川上村のHPはこちら
http://www.vill.kawakami.nara.jp/

 川上村ホームページは、住民生活に必要な基本情報のINDEXがわかりやすい構成になっており、はっきり言って木祖村よりもよく出来ています。



6月18日 平成20年6月定例議会1

2008年06月18日 | 木祖村議会と議員
 6月18日 木祖村議会が開かれましたので、主なものをご報告します。

■村長行政報告
平成の名水百選に「木曽川源流の里 水木沢」が選定
・県営畑地帯総合整備事業西山圃場整備 竣工
   平成13~19年度 事業費9億2400万円 51.3ha 106戸
・名古屋出張所 4月8日開所
木曽川源流の里緑化事業
   スミ設備他協力29社 205万円を村に寄付
平成20年度元気作り支援金決まる
・長野県森林作り県民税活用事業
   里山整備モデル団地に、大原・花の木団地が選定
・木祖村運動場改修工事 完了
   平成17~19年
木曽郡植樹祭
・源流シンポジウム開催に伴い、木祖村イメージキャラクター募集&選定
   6月24日正式決定
・20年度水源地域活性化モデル事業の実施(国土交通省)
   村内産品販売・薮原宿活性化・資源活用や開発と
   名古屋出張所の有効活用等についての調査研究
・木曽川アダプトプログラムに関する契約調印
   木祖村・木曾建設事務所・水の始発駅フォーラムと契約し
   水の始発駅周辺の環境保全・美化活動を進めるもの    他

  *アダプトプログラムとは
   アダプト(Adopt)とは、英語で「養子縁組する」の意味。
   地元住民を里親に、公共施設などを養子になぞらえたもので、
   地方自治体が、道路や公園、河川などの清掃活動を地元住民に
   任せる制度。住民と行政が協働で進める新しい河川管理の仕方です。


■専決処分の報告 9件
専決処分とは、村長が議会の権限に属する事項を議会に代わって意思決定をする権限を認めたもので、専決処分をした場合、議会に報告承認を求める義務があります。
 通常は事件が急を要し、議会を召集する暇がない場合などに、首長の判断で専決処分を行いますが、専決処分を濫用すると首長の独裁と議会軽視につながりかねません。臨時会の開催も容易であることや、乱用防止する面からも、首長の自由裁量ではなく客観性のあるものに限られています。
 木祖村の場合、ほとんどが、国や県の補助金や交付金額が確定したことによる予算の調整や不用額の整理、または国や県の法改正に伴う語句の変更や中身の改正等で、しかるべく執行されて問題のない内容のものでした。

 ところが今回は、その専決処分が「不承認」という木祖村議会で初めての事が起こってしまいました。

 専決報告第8号 木祖村税条例の一部を改正する条例について
 この中には「個人住民税に公的年金からの特別徴収制度の導入」。いわば住民税を年金から天引きする内容(21年4月施行)が含まれており、2名の反対討論がありました。

 そのやり取りを聞いていると、私個人は、サラリーマンなら住民税の天引きなどはすでに源泉徴収で当たり前という意識はあっても、税源確保の手法として生活弱者や年金受給者への丁寧な説明がないままでは、すんなり承認できないというのが正直な心情です。
 先だっての年金からの保険料天引き問題に非常に批判が高まった事や、事務の効率化の一方でずさんな手続きが判明するなど、国民感情では支持されていない状況を思うと、むしろもう少し慎重な審議が必要だと感じました。

 ここで、議長が「承認or不承認」ではなく「採決」を行なったことから、賛成の挙手は3名となり、結果、5名の「不承認」となったわけです。

 「不承認」になっても、実際は専決処分は取り消されず、法的効力には変わりがありません。現実問題として、国の「地方税法改正」が成立した以上、村は「木祖村だけやりません」とは言えないものです。
 今回の「不承認」は、村長の専決処分を批判するという性格のものではなく、むしろ政府与党の政策に対し、地方議会が何でも簡単にハイ!ハイ!とは賛成できんという一種の意思表示に近いと思います。
(ちなみに、今回の年金からの住民税天引きは、ガソリン暫定税率が復活した4月30日に、しら~っと抱き合わせで成立した地方税法改正分です)

■議長報告 請願書・陳情書付託、議長行動他

■木曽広域連合議会の報告(議長)

■一般質問(6議員10件)・・・昼食はさむ

■議案第37号から議案第46号まで上程、提案説明、付託

 【散会】

15:00~18:00
常任合同委員会(連合審査)
 ■請願・陳情7件の審査
 ■議案第37号から議案第46号の審査





傍聴へ!6月議会が始まります

2008年06月16日 | 木祖村議会と議員
 6月18日(水)から平成20年木祖村議会(6月定例会)が始まります。

 6月定例会では、専決処分9件、提案された議案は補正予算も含め10議案、陳情・請願6件。一般質問は、奥原・星・古畑・深澤・柳沢・田上の6名(全議員数は9名)が登壇します。
 私の一般質問は、「史跡鳥居峠の県指定・国指定へ向けて」他1問です。
 
 是非、一度議会に傍聴に来てください。
 皆様の傍聴が議会と村の雰囲気を変える第一歩になるのです。

6月15日 奥木曽湖で自転車レース(続:男子)

2008年06月15日 | 活動日誌その他

 6月15日 第24回全日本学生選手権個人ロードレースの続報、今日は男子です。
 出場者の数も多ければ、レース展開も女子に比べて波乱含み。ダム堰堤でのチームごとの給水や応援も華やかです。お天気に恵まれたこの日は村民の観戦や応援もあり、お孫さん連れや家族連れの姿も見受けられました。

 途中、第2集団でしょうか、落車に巻き込まれて10台以上が走行不能となり、直後の大会本部前は怪我をした選手で一杯に。消防の方が忙しく動く一幕も。
 男子は181kmという長距離で行われますが、なんといってもこのレースの見所は柳沢尾根公園のゴールまでの最後の急坂1km区間です。
 結果は、直前にトップの法政大学を差した順天堂大学(辻本選手)が今年の学生チャンピオンの座を獲得。順大は初優勝だったようで、ゴール瞬間の「やったー」という選手の声が印象的でした。

 4時間半も走り続ける選手の皆さんお疲れ様でした。今年も十分レースを楽しませてもらいました。



6月14日 全日本学生選手個人ロードレース(女子)

2008年06月14日 | 活動日誌その他
 6月14、15日は、第24回全日本学生選手権個人ロードレース(主催:日本学生自転車競技連盟)が木祖村の奥木曽湖で開催。
 こだまの森での植樹ツアー終了後に、深澤議員とこちらを観戦に行きました。

 女子は、 1周9kmの奥木曽湖(味噌川ダム)周回コースを11周、100キロのコースを3時間弱で駆け抜けます。女子のレースは参加者が少なく、エントリーは9人ほど。私達が観戦し始めた頃にはコース上は5台となっていました。

 レース中、運良く大会役員専用車に乗せていただけることに。親切な大会スタッフの方から「どうぞ車の屋根から頭出して観て下さい」と促され、思わず立ち乗り。選手のスピードと汗を間近で体感させていただきました。

 レースは序盤から鹿屋体育大学の独走状態で、そのまま鹿屋体育大(優勝:萩原選手)のワンツー・フィニッシュ。3位順天堂大。

 明日は男子のレースです。29大学・総勢146人がエントリーしているので迫力のあるレースになりそうです。

6月14日 源流の里緑化事業:木曽川源流の里植樹ツアー

2008年06月14日 | 活動日誌その他
 6月14日、「木曽川源流の里植樹ツアー」ということで、こだまの森で木曽川源流の里緑化事業寄付金贈呈式とカエデの植樹作業がおこなわれました。

 この事業は名古屋市の株式会社スミ設備が発起人となり、取引先企業28社・桜山商店街が集い、木祖村がおいしい水を豊潤につくる緑化事業への協力として、寄付金と植樹作業を行なっているものです。村の緑化事業には合計205万円が寄付されました。

 当日は天候に恵まれ、植樹作業では名古屋からの約130名と、木祖村をはじめ菅生産森林組合関係者が集まり、総勢約150名が参加。関連企業のご家族の方の参加もあり、小さな子供達もがんばって一緒にカエデを植えました。

 スミ設備さんの呼びかけから始まった上下交流ですが、それをきっかけに、本年木祖村は「名古屋事務所」を開設する運びとなりました。「今後は下流域でも『緑の社会資本』である森林、水源地域の保全の推進に協力してゆく事が大切」と何度も木祖村に足を運んでくれるのは、村としてもうれしい限りです。

 このたびの上下交流では、善意がストレートに地域に伝わる「企業の社会貢献」のあり方を目の当たりにした気がしています。