木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

第37回木祖村村民文化祭

2010年10月31日 | 活動日誌その他
10月30~31日 第37回木祖村村民文化祭


 今年も木祖村老人福祉センターの『ハナノキ』が綺麗に色づいてきました。
 一昨年の時は(昨年は新型インフルエンザ対策で中止)ハナノキの落葉が始まっていたのですが、今年の紅葉は1~2週間遅いようです。

 
 
 同じ小木曽地区からは3名が陶芸作品を出品しました。

 手前みそながらMy作品の一部を披露します。
 左は去年から引き続きモチーフテーマを「兎」として作ってきた、八角皿と茶香炉。茶香炉の皿にはアロマオイルを入れても可。
 右も同じく、アロマキャンドルやお香を使うために作ったアロマ系雑器「あんどんねこ&かとりいぬ」です。いずれも二種類の土だけで模様を描いたもの。

 こうして続けて展示会に出品してみると、気分はすっかりプチ陶芸家。来年は何を作るか思案中です。

10月28日 木祖村表彰審査委員会

2010年10月28日 | 木祖村議会と議員
10月28日 09:00~ 平成22年度表彰式審査会(於村民相談室)。

 木祖村では、様々な功績や善行があった方を対象として、2年に一度表彰しています。審査委員は議長以下総務経済委員および三役で構成され、今回は約12件の個人・団体について審査が行われました。

 ちなみに基準はこちら
 村長は2期、議会議員は3期やれば自動的に表彰対象になります(無選挙当選でも:笑)。
 こういうパターン、あくまで公務員の職務として当然のことなのに、社会貢献だー、「功労」「善行」と言い切っちゃうような基準に、相変わらず違和感がありますね。

 ちなみにこのほど、木祖村で初めての女性の表彰者が出る事になりました。

 解釈によっては農家の方でも40年以上従事すれば表彰されるこの制度。主婦歴40年とかはさておき、農家の嫁として40年以上旦那さんと毎日同じように農業に携わっても、女性は表彰対象にならないようです。
 「男女共同参画社会」といえど、歴然として家長制度の強い地域では、道は程遠いように思えます。

 なお今回、一部の一般個人の方からも「(自分も)表彰して欲しい」といった要望が、村長に対してあったようで・・・その件についても意見交換を行いました。


10月24日 第1回軽井沢リゾートマラソン

2010年10月24日 | 活動日誌その他
第一回軽井沢リゾートマラソンに行ってきました。
 軽井沢プリンスホテルスキー場の駐車場をメイン会場としてスタートし、旧軽銀座や、ゴルフ場から別荘地など、行楽地を一周するハーフマラソンです。

 この日、県内では諏訪湖マラソンも開催されていますが、東京方面から家族ランナーの応援に来た人との話では、諏訪湖マラソンは景色が単調ということでこちらにエントリーしたとか。競技はハーフマラソンだけのカテゴリにも関わらず、今大会のエントリー者は5000人だったそうです。ランナーとしての自負のある大人だけの大会といった感じです。
 紅葉が始まった別荘地や木立の中、そして軽井沢の町並み・・・変化のとんだコースが市民ランナーの魅力になりつつあると感じました。

 大会の内容では、いわゆる定番のプログラム冊子は作らず、参加者や来場者にはA3・2ツ折の参加の手引きとサンケイの新聞仕立ての配布物のみ。このあたり、塩尻ぶどうの郷ロードレースの時と同様に、協賛している新聞社の協力によるパターンです。
 会場も軽井沢スキー場駐車場と言う点では、スキー場施設のオフシーズン利用や誘客も意識しているようです。軽井沢プリンススキー場は、なんと10月29日から2コース営業開始(早っ!)。
 もちろんこの他経費的な面など非常に参考になる大会でした。


 オープニングセレモニーでは、ゲストに安田美佐子さん、ダンカンさんとアルクマの揃い踏み。信州DCのPRに県の本気度が現れていました。

10月17日 奥峰稜線ルート整備作業

2010年10月17日 | 活動日誌その他
 10月17日 元気づくり支援金事業の「奥峰稜線ルート」の整備を行いました。

 先月踏査の結果を踏まえ、作業のアプローチに木曽町の中幸沢旧キャンプ場跡地から稜線までの登山ルートを開き、稜線に出ました。このルートを使うと野中沢林道終点から風吹峠へ出るのと同じぐらい早く稜線に出る事が可能となります。

 そこからは、以前パイロットルートとしてクマザサを人ひとり分開いた道を広げてゆく作業です。標高が上がるにつれて密生度が高く、クマザサの茎も太くなっているようで刈り進むのが大変でした。

 栗屋沢へ下りるエスケープルートについても新たな情報を得る事ができました。
 夏に栗屋沢から沢伝いに踏査した際は、途中の左股から稜線に出る道がわからなくなっていましたが、別に稜線づたいに栗屋沢に楽に下りられる道があったとの事。
 安全でわかりやすい道であれば、それを復活させるに越したことはありません。

 今年の稜線ルートの延長目標は標高1514m地点。そこでの景色を確認してから、栗屋沢ルートに取りかかる事になりそうです。


議会報編集と水の始発駅環境整備

2010年10月15日 | 活動日誌その他
 10月15日、議会報編集委員会(午前中)
 「木祖村議会だより」の原稿がほぼ出揃って、レイアウトと一部の表現修正です。

 他市町村議会の議会報編集委員会もしくは議会広報編集委員会では、議会ホームページの管理運営までやっている事例もありますが、木祖村ではまだ。
 本来ならば「議会広報」という視点で積極的に議会TV中継まで関わった方が良いのではないかと考えていますが、現在の議会事務局の体制を考えると何かと課題が多いようです。


 午後は「水の始発駅フォーラム」と一緒に環境整備。
 刈り払い機を使って役場前の木曽川河川敷を大勢で草刈しました。

 自前の中古のビーバーは菅古道&奥峰稜線ルート整備用にクマザサ刈用の刃をつけてパワーアップしたもの。しかし、エンジンに比べて刃が重いのでしょうか、負荷がかかり過ぎているようで最近回転が不安定・・・

 実はこの刈り払い機ってやつ、使い始めるとやみつきになります。
 なんというか、丁度主婦が換気扇の掃除をやり始めると一心不乱に熱中してしまうあの感覚にも似てます。刈り払い機でブンブン刈るとあっと言う間に背丈ほどの草むらがきれいになるのが気持ちイイ!。それになんとなくストレス解消にもなるようです。

 おかげさまで「最近刈り払い機うまく使えるようになったね~」と初めて褒められました(笑


木祖村道の駅げんき屋:木曽牛こつカレー

2010年10月10日 | 活動日誌その他
道の駅"木曽川源流の里きそむら"の「げんき屋」にてお昼ご飯。
 今日は、木曽牛こつカレーを注文してみました。

 カレールーのなかにゴロンととろけるような木曽和牛の肉の塊と、木祖村で獲れた季節のお野菜がトッピングされて彩りも鮮やか。もちろん味もGood!。
 ちなみに、御飯の量は「ちょっと大盛りにして下さい」と厨房に声をかければ増やしてくれるそうです。

 この日、直売所には村で獲れた様々なキノコ、ショウゲジやイグチなどが並んで、お客さんの興味を引いていました。マツタケは完売で棚に残っていたのは札だけ。午前中に売り切れてしまったそうです。残念!


10月6日 菅古道で木祖小学校の遠足

2010年10月06日 | 活動日誌その他
10月6日 木祖小学校の遠足がありました。

 お天気にも恵まれ、小学生にとってはわくわくの遠足です。
 野中原の地蔵様の所で出会ってカメラを向けると、人懐っこい笑顔でポーズをとる子供達。近くのイノシシが荒らした場所を教えてやると興味しんしんの様子です。

 この日木祖小5年生は、小学校を出発し、村の中心にある「中山」をぐるっと一周する形で「菅古道」を通って全行程約15キロを歩くとの事でした。
 先月草刈に出てくれた地域の人たちも、ハチが巣をかけているところなどを事前にチェックして、この区間を一緒に付き添ってくれていました。

 子供たちにも菅に残された里山の自然をしっかり見て、何かを感じ取ってくれればいいなと願いは尽きません。


木祖村道の駅げんき屋:源気くん天丼でーす!

2010年10月05日 | 活動日誌その他

 知人が木祖村まで来てくれたので、お昼はさっそく「げんき屋」へ。

 季節ごとにちょっとずつメニューが変わっています。
 今日注文したのは、 「源気くんの天丼」

 信州サーモンとイワナの天ぷらをメインに、季節のお野菜が彩り鮮やか。
 ボリューム感もあります。天ぷらも揚げたてで満足~。お値段800円でした。

 他にも、前回なかった1500円の定食などまだ食べてないメニューも登場してました。
 そちらの詳細は・・・
来てのお楽しみにー!


今が旬のキノコ

2010年10月03日 | 活動日誌その他

 この週末は木曽郡内できのこ祭り。木祖村の山でもキノコのシーズンを迎えました。
 ある山持ちの人の話では「今年はもう10Kg以上マツタケが採れたよ」
 猛暑が終わって地面の温度が下がったら、急に出始めたようです。

 今回はイグチ科のキノコをゲット。右側はこれまでもたびたび採っていたハナイグチ。左側の全体的に黄色くて傘のヌメリが少なく、足から放射状に広がるタイプのものは「マツイグチ」というらしいです。聞くところによると、ハナイグチよりこっちの方が美味しいと。

 さっそくキノコ鍋にしました。

10月2日 風吹~奥峰稜線~中幸沢踏査

2010年10月02日 | 活動日誌その他
 10月2日 風吹峠-奥峰稜線ルート整備および中幸沢ルートの踏査を行いました。

 元気づくり支援金の「菅古道PRと稜線ハイキングルート整備事業 (きそ源流里守)」の続きです。

 今回は栗屋沢を詰めたあたりの稜線から、木曽町側下山路の確認のため、木曽町側の土地に詳しい方のご助力いただきました。昔山仕事をされていた方で、風吹峠を通って薮原まで40Kg以上ののミョウガを背負って歩いていたというお話です。
 その方の古い記憶をたよりに、中幸沢にあったという古いキャンプ場跡地に出るルートを教えていただきました。

 風吹峠の木曽町側、人家のある場所には古いお墓と馬頭観音がいくつかまとまっています。木祖村側には野中沢づたいに点々と木曽古道に沿って石造物があるのですが、
木曽町側の話によれば、風吹峠から降りる道沿いにあった馬頭観音像は、昔林道をつけた際に集落まで降ろしたそうです。

 今回稜線でのルート開設中に見つけた植物。
 以前も同じ赤い実を見つけて気になっていたのですが、調べてみるとチョウセンゴミシでした。

【チョウセンゴミシ】(朝鮮五味子)
 マツブサ科の植物で、実はいわゆる生薬の「五味子」。これを天日干しで乾燥させたものが、滋養強壮・鎮咳の薬として古くから使われてきました。

 日当たりの良い斜面のあちらこちらに、ツル状に延び、赤い実をつけていました。
 木曽川源流の里山が、昔から多くの薬草の宝庫だった事を実感させてくれます。



10月1日 木祖中おおとり祭

2010年10月01日 | 活動日誌その他
10月1日 9:00~ 木祖中おおとり祭


 今年のテーマは「EVOLUTION ~ 進もう、限界のその先へ」

 このテーマ。興味深いと思ったのは「進化」という日本語ではなく「evolution」という英語を使っている点。

 かつて私の中学時代の英語の先生は「日本語と英語では意味する範囲が全然違う。だから訳す時は、直訳ではなく単語本来の意味を考えて訳す(意訳)が大事・・・」と英英辞典の使い方を丁寧に教えてくれたからです。
 それはさておき、個人的にこの言葉について色々な想いを連ねてみると

 evolution の語源は e-(外へ)volution(回転すること)
 狭義の日本語では「展開」というのが最も近い概念になるでしょうか

 対義語は「involution」(内面への回転:深化)
と思ったら、どうも違うんですねえこれが。英語の考え方ではまず「revolution」があげられるそうです。

 revolution は re-(再)volution。転じて政治的には「変革・革命」

 いずれもvolutionから派生した単語になりますが、まずは、進化(evolution)の過程で自分のポジションを認識、そして外部から得たもので意識を深化(involution)させ、時には変革(revolution)を起こしながら成長してゆく・・・というのが世の中すべての成り立ちだったと言えるんじゃないでしょうか。

 物事の本質を見抜くには、まずは何にでも疑問を持つこと。固定観念にとらわれずに、ゼロから再考してみたり、あるいは初めて試みる柔軟さを持つことが、競争の中で生き抜く知恵を養うことになると思います。