木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

再び"空かずの郷土館"と呼ばれて・・・

2009年06月30日 | 活動日誌その他
 今月あるブログにアップロードされた記事です。

(以下、引用)
立派な建物の村民センターも隣接する「お六櫛」の資料を展示する
木祖村郷土館も無人で、郷土館に至っては
「御用の方は呼び鈴を押してください」と張り紙もむなしく、
誰も応答しないばかりか、誰も来る気配が無い。

旧中山道を歩くと、絢爛豪華な立派な建物や夜間照明を持つ運動場が
山間(やまあい)に場違いのように目に付く。
山村には、こうした設備はなかなか無いので、
欲しいと願う人の気持ちは良く判るが、
どれほど利用されるかを考えて造らなければ、宝の持ち腐れになってしまう。
…(中略)…
木祖村村民センター、木祖村郷土館をみてそう感じた。
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 私は2007年12月定例会での一般質問や、2008年2月の文化財審議会でも、こうした問題点を指摘し、留守中の応対に備えるための携帯用インターホンの導入や、土日祝祭日の人員常駐等も要請するなどの提案をしてきました。
 ハードについては34年ぶりに、一部内装替えが行われましたが、まだまだ努力が足りなかったようです。

 はるばる遠くの地域から木曽路へ旅行し、興味と期待を抱いて木祖村郷土館にまで来たものの、とても淋しい経験をした・・・この客さんのがっかりした様子が手に取るように分かります。
 観光客があえてこうした内容を書いて公開するのは、改善してほしいという思いをなんとか管理者に届けたいからだとも思えます。

 村外からの意見であっても真摯に受けとめ、村の施策や今後のむらづくりに生かなければ…

 「中山道どまんなか」 の 薮原宿。
 いつ誰が訪れても、良い思い出をお土産に持ち帰って欲しいものです。


6月28日 中山峠~三沢山稜線踏査

2009年06月28日 | 活動日誌その他
 6月28日 三沢山(標高1,317m)から中山峠へかけての稜線踏査を行いました、
 木祖村の菅木曽古道周辺トレイル整備の一環です。今回は主に菅森林生産組合の方々と一緒です。

 田屋のバス停から、中山の頂上である三沢山二等三角点までほぼ直登で目指しました。
 この三沢山頂上は、「木曽義仲の一鍬塚」伝説というのがあります。義仲が、平家追討後に将来征夷大将軍に任ぜられたら、この中山に「木曽幕府」を開こうと思い立ち、頂上に鍬入れを行ったという伝承です。

 実際に現地に立ってみると、頂上はある程度平坦です。全体的に樹林帯なので塚らしいものは見当たりませんが、南斜面側に若干テラス状に傾斜が緩くなっている地点があるような、ないような…。伝承の検証にはもっと時間がかかりそうです。

 中山峠はほとんど廃道状態ですが、まだ小木曽側の山戸と菅の十王堂方面に下る分岐は判別できる状態でした。十王堂から沢伝いに登った場合、途中から枯沢へと道を代えていたことも、今回逆に下りてくることではっきりと主要ルートを確認しました。

 なお、十王堂からの登山口の途中には、岩淵方面にシングルトレイルが分岐しています。この道も野中~宮沢間の古道同様に、なかなか雰囲気のよさそうな細道。
 今後も菅古道の広がりが期待できそうです。


木祖村平成21年6月定例議会/一般質問2

2009年06月27日 | 木祖村議会と議員
6月17日の6月定例議会、本会議一般質問(続き)

Q2:木祖村チャンネル(文字放送)について

Q:(星) 2年前から始まった木祖村7チャンネルですが、最近では議会録画や地域の活動も放映されるなど、徐々に番組内容が充実してきており、行政の広報サービスとしての効果が期待されていると感じております。
 さて、この木祖村チャンネルにつきましても先ほどと同様にいくつかのご意見をいただいております。

 村の自主放送サービスの内容については、高齢の視聴者から、文字が小さい。文面が長く、切り替え時間が短いので読み取れない。特に「源流カレンダー」は画面の字が小さすぎて、ほとんど読めないとの事です。
 最近では、村からのチラシや自治会の回覧板も字が小さくて、読まなくなった。
村の(有線音声)放送は何をしゃべっているのか聞き取れないので、もっぱらテレビのお知らせを見ているとのことで、高齢者の方の多くがテレビの文字情報によって村内の情報を得ている事が伺われるわけであります。

 確かに文字放送を見ると、画面よって文字の大きさや様々で、文字数が多い画面もあれば、すっきりと読みやすい画面もあり、統一性がないように思います。
 ついては、一度村民にアンケートを実施して、視聴者の意見を反映させた番組づくりをお願いできないでしょうか。

 2007年9月定例会で、私の村の自主放送サービス関連の一般質問に対するご答弁は、「将来的には村民参加でやることも考えられるので、まずは内部でしっかり検討したい」との回答でした。文字放送のメリットやデメリット、テレビの特性を生かした広報のありかたについて考える時期が来ていると思います。その後の具体的な取り組みについてもお伺いいたします。

A(村長・総務課長) 基本的な体制の整備や将来的な事については充分検討しなければならないと思う。
 テレビの文字放送については、先の定額給付金のお知らせの際にも、住民から切り替え時間が短くて内容が理解できなかったと指摘があり、時間を伸ばした経緯がある。文字の大きさや切り替え時間については、利用者のテレビ環境や年齢によって変わるので把握が難しい。
 アンケートについては、高齢者の方々に対して「木祖村文字放送を見ているか」などといった、設問の意味を分かりやすい内容から始めなければならない。高齢者に対しては、アンケートよりも自治会や民生委員、社協を通じて意見を聴いてゆきたい。
 先の議会の一般質問ですが、村は4つのメディアを手に入れたことになり、各メディアのメリットやデメリット、特性を生かした広報取り組みをということでしたが、その後、CATVやホームページ等については、広域連合の「地域ICT利活用モデル構築事業」等と連携して、各地域の郷土芸能を発信する動画制作、各種団体による情報発信を可能にするようなブログの構築や地域版WIKIなどの取り組みを進めてゆく予定でおります。

C:(星) 「地域ICT利活用モデル構築事業」などで木曽の郷土芸能番組を作るというのと、村内で生活に密着した行政情報をテレビで流すということとは、視点を代えるべきかと思います。
 私達の生活の一部にはテレビ文化があり、日常生活でほとんどの人にとってなくてはならないものであります。放映内容も村民生活の中での大切な情報源となりつつあります。
 40型ワイドTVを離れてみる人もいれば、14型アナログテレビを利用している人もおり、文字の大きさにつきましては一概に何センチと決めることはできないと思いますが、最も標準的であるNHKの見出しやテロップを参考に、一列何文字、1画面あたり何文字程度が適当かという指標をつくり、見やすいものに改善していくことはできると思う。
 またこの他、緊急連絡等の屋外放送は野外では反響や音割れ、屋内でも聞き取りにくいので、同時にテレビでも流してもらえないかとの声もあります。屋外放送との連携をとりながら、村の広報サービスの質を高めていただけるようお願いしたいと思います。


木祖村平成21年6月定例議会/一般質問1

2009年06月26日 | 木祖村議会と議員
6月17日の6月定例議会。
 星梓の一般質問および村の答弁の内容は以下のとおりです。

Q1:老人福祉センターのトイレ改善について

Q(星):老人福祉センターのトイレについて、障害者車いす用トイレはあるが、一般用トイレが使いづらいということで、以下のような要望がありました。
① 男子トイレ小便器の間隔が狭く、仕切りが設置してあることでぶつかりやすい。さらに仕切りがあることで、個室との通路空間も狭く、混んでいる時は、小用を終えた人、入ってくる人、個室から出てきた人がぶつかる場面も多く、杖をついた人や高齢者がとっさにすれ違うのに困難。ひじや腕をぶつけたり、転倒の危険もあるため全体的にスペースを広く取ってほしい。
② 高齢者ともなれば、障害者でない方でも膝の曲げ伸ばしに若干苦労されている方も多く、男女共に洋式トイレをもっと増やしてほしい。
とのことです。
 トイレスペースについては、障害者用トイレを設置したことで、もともと男女2空間のスペースが3分割されたことに起因しており、障害者用トイレ設置にあたっては、別途スペースをとるべきであったと思うのですが、一般用トイレが以前にまして使いづらくなったのは事実と思われます。

 本来、老人福祉センターは、老人福祉法第20条によって定められた施設で、無料又は低額な料金で、老人に関する各種の相談に応ずるとともに、老人に対して、健康の増進、教養の向上及びレクリエーションのための便宜を総合的に供与することを目的とする施設であります。地区の公民館集会所クラスよりも、高齢者用福祉施設という点で特段の配慮がなされるべきと考えますので、是非とも老福センターのトイレについては改善をお願いしたい。

 また、本村の65歳以上の高齢者人口は現在約35%であり、今後もあと10年は元気なお年寄りの数が増加することが予想されます。あわせて、村の高齢化社会へ認識と今後の取り組みについてお聞かせください。

A(住民福祉課長):老福センターのトイレスペースは、ボイラー室と浴室に挟まれているという構造的な特徴があり、スペースの拡大には技術的費用的にも大きな負担を伴う。国の設置基準は満たしており、壁を壊したり変更を加えるには法的な問題もある。
 今回ご指摘を受けて村内公共施設の点検を行った。混雑時に狭いという印象は否めないが、敬老会などの年間数日の利用のための増改築は、費用対効果や用途制約などから現実的ではない。
 今後は、行事主催者などに混雑時の注意喚起をしていただいたり、大規模集会などでは、休憩時間の際にトイレ近くに腰をおろして待てるようなイスの配置などで
対応したいので、いましばらく辛抱していただきたい。
 今後の新たな施設整備等については、村としても高齢者にやさしい配慮は行ってゆく。


C(星):現行の老福センターは今から30年前に建設されたものです。近年の他市町村の老福センターでは、公衆入浴施設や床暖房はあたりまえ、高齢者を主体とした利用のみならず、高齢者の社会教育や多世代交流事業ができ、村民以外も使用料をとってどんどん受け入れることのできる施設となってきています。
 そういう意味では、本村の老福センターは、単に大きな集会施設というだけで、機能的にも事業展開的に見ても、十分活用しづらい部分があると思います。

 たとえば、観光客から村に温泉や入浴施設がないかとの問い合わせがたびたびあると聞きますが、あそこに日帰りの公衆入浴施設があったならどうでしょう。
 高齢者の健康増進やレクリエーションに寄与することはもちろん、イワナ釣り大会などのあとに、有料で参加者に利用してもらうという事業展開も可能かと存じます。

 いずれにせよ、幅広い世代に利用され,地域から親しまれ活用できる施設、さらには観光面などへの活用など、様々な角度から、トイレの改修や、付帯施設の再検討を今後の整備計画の中にお願いし、一問目の質問を終わります。



山形からのたより

2009年06月24日 | 活動日誌その他

 今年も主人の実家から届いたさくらんぼ
 佐藤錦Lサイズ、等級は「」ですぞ!

 主人が会社でお世話になっている人におすそ分けしたら、あっという間に残り希少となりました。
 手間暇かけて作られ丁寧に箱詰めされた本場の「赤い宝石」は、口の中でプリっと弾けて、甘みと酸味のバランスが秀逸です。

 長野県でも佐藤錦やりんご、ラ・フランス等、同じ果物をを生産しているようですが、果物だけは山形県にゃ逆立しても勝てない・・・・

 対抗できる産直品があるとすれば、やっぱり 木曽のおんたけ白菜 なんだな!(キッパリ)

 御義母さん、ごちそうさまでした。

議会報のテープおこし

2009年06月23日 | 木祖村議会と議員
 今日は自分の一般質問のテープ起こし。 自分の質問より、相手の答弁のテープ起こしと言った方が正確でしょうか。

 他の町村議会では、いまだに議員が事務局丸投げで議会報用原稿を作るところもあるようですが、木祖村では原則として各議員が自分で録音を起こし、それを事務局と議会報編集委員会で内容に間違いがないかチェック。紙面スペースに合わせた編集を行い、もちろん答弁者も自分の答えた趣旨に間違いがないかチェックしたうえで、発行となります。

 私の一般質問では、答弁はまず村長のがあって、そのあと詳細説明が住民福祉課長から加わります。福祉課長の答弁は非常に丁寧かつ詳細なので、文字数にすると非常に多くなります。2問目は総務課長の答弁がありました。それらをまとめて規定の文字数内に収めるわけですが…

 最近では各議員1問目の議会録画を放映する予定になったので、1問目を相当省略して、2問目の文字数を確保する傾向になってきています。

 前回の初録画議会より、自分の早口に拍車がかかっていました。
 テープの自分の声を聞くたびに。。。(´Д`|||)

 今議会では12名の傍聴がありました。人前で話すと緊張するクセはなかなか治りません。

  

源気くんプレミアム 完売?

2009年06月21日 | 活動日誌その他
 4月1日に販売開始された木祖村の商品券「源気くんプレミアム」。
 先月の時点ではまだ売れ残っていたので、一人2万円までの購入制限が撤廃され、我が家でもすかさず追加購入しました。が、それでも出足が鈍いとの話もあってちょっと心配…。

 ところがここにきて、もうすぐ完売 ですと!

 薮原祭りを控えた需要も追い風になっているようです。
 薮原祭りに豪勢なお料理をご予定の皆さま、お早めに!

6月20日 間伐材で丸太小屋を作ろう

2009年06月20日 | 活動日誌その他
6月20日 木曽菅古道(熊沢道)沿いの山林で、間伐とヒノキの皮むき作業を行いました。

 これらは元気づくり支援金事業の菅古道の炭焼き復活事業の一環です。
 鳥獣被害対策を兼ねて、古道沿いの密生した山林を間伐。その間伐材を利用して炭焼き窯用の丸太小屋を造る予定なのです。

 当初、ひのきを間伐して運びだしてから丸太の皮むきをする…と考えていたのですが、普通とは異なる手順でやることになりました。

 まずは立木の状態で根元にぐるりと一周ナタを入れます。そこから樹皮を上に向かって剥がしてゆきます。意外にも非力な女性でも面白いように剥けるから面白い!
 ヒノキ丸太を寝かして上や横方向に引きはがすよりも、このほうが体重をかけやすいので力が少なくて済むうえ、何よりも重い丸太をひっくり返す労力が要りません。
 この季節、ヒノキが一番水を吸い上げているため、今が一番剥がしやすいのだそうです。

 実際に、樹皮を剥いだ直後の白木の表面は、樹液がみずみずしく、軍手にどんどんしみ込んで濡れてくるほど。剥がすと同時にヒノキの良い香りが広がります。
 ああ…フィトンチットの中で、森林浴しながら作業しているみたい…

 6人ほどで70本ぐらいは剥いたかな? 
 その後に丸太を切り出すわけですが、全部切り出せなかった場合でも、裸の立木の状態で残しておく場合もあるとの事。(一通り間伐分の皮剥きを終えてしまうと、まるで熊の皮剥ぎ被害の後みたいでもありますが)、その方が切り出して裸で寝かせておくよりもカビが生えにくいそうです。

 今回、私を含めて全くの素人4名が加わって作業したわけですが、木陰の中での作業でもあるので涼しいし、森林浴にもなるし…
 この樹皮も****に使えるのでは? アロマウォーター摂れないかな…こういう作業だって、ああしてこうすれば、いろいろ体験メニューが組めるじゃないか~、と、またもアイデア続出でした。

 やはり自然は学習の宝庫。脳みそも活性化させ、心身ともに豊かにしてくれる場所だと実感します。

 菅古道の炭焼窯復活事業は始まったばかり。
 興味のある方は誰でもご参加ください。

6月19日 続:平成21年6月木祖村議会

2009年06月19日 | 木祖村議会と議員
6月19日 定例会再開 9:00~

■日程第一:諸般の報告

■議案第40号~53号 以下、原案通り可決
・木祖村国民健康保険条例の一部改正
 →出産一時金35万円が39万円に(平成23年3月31日出産まで)

・木祖村国民健康保険税条例の一部改正
 昨年度改正時に示唆のあった下方修正が行われました。
 →医療分:所得割で-5.0% 介護分:均等割・平等割ともに1000円の減額。

・木祖村廃棄物の処理及び清掃に関する条例
 国の廃棄物処理法を補完するもので、南北クリーンセンター統合に伴い足並みをそろえる意味もあります。

・木祖村老人福祉センター設置及び管理等に関する条例の一部改正
 語句の修正

・木祖村手数料徴収条例の一部改正
 →一般廃棄物処理業許可変更手数料 1件につき4000円

・村道の認定について
 →菅公民館前の道路160m

・平成21年度木祖村一般会計補正予算
 →予算総額に57,523千円を追加

・平成21年度木祖村国民健康保険特別会計補正予算
 →予算総額に24,895千円を追加

・平成21年度木祖村老人保健特別会計補正予算
 →予算総額に1,061千円を追加(ほとんど前年度会計の繰越)

・平成21年度木祖村後期高齢者医療制度特別会計補正予算
 →予算総額に14千円を追加

・平成21年度木祖村営水道特別会計補正予算
 →予算総額に458千円を追加

・平成21年度木祖村農業集落排水事業特別会計補正予算
 →予算総額に268千円を追加

・平成21年度木祖村公共下水道事業特別会計補正予算
 →予算総額に5,430千円を追加

■発議第3号~8号 可決
発議3:「ヒブワクチンの早期定期予防接種化等を求める意見書」の提出について
発議4:「高齢者の肺炎球菌予防接種への公費助成を求める意見書」の提出について
発議5:「義務教育国庫負担制度の堅持を求める意見書」の提出について
発議6:「少人数学級の早期実現や複式学級の編成基準の改善、
    教職員定数増を求める意見書」の提出について
発議7:「長野県独自の30人規模学級の中学校全学年への早期拡大と
    複式学級の解消、県独自に教職員定数増を求める意見書」の提出について
発議8:「日本政府に対し日米地位協定・裁判権放棄の日米密約の公表・廃棄
    を求める地方議会意見書の提出」について

11:00~(昼食)~午後
■議会全員協議会 
協議事項
1.直売所について
2.特別職報酬について
3.その他 当面の日程について等

6月17日 平成21年6月定例議会1

2009年06月17日 | 木祖村議会と議員
 6月17日 木祖村議会が開かれましたので、主なものをご報告します。

■村長行政報告
・木祖村新型インフルエンザ対策本部を設置
・国の鳥獣害防止総合対策交付金事業で、木祖村有害鳥獣対策協議会がソフト
 およびハード事業を実施
・木曽川源流の里緑化事業
   スミ設備・協力29社他個人 146万2千円を村に寄付
・平成21年度県の元気作り支援金決まる
・春の叙勲および知事表彰
・水木沢天然林・床並の滝を守る会設立
・権兵衛街道活性化協議会解散
・国保運営協議会開催
・建設協議会との懇談会開催
・やぶはら高原ハーフマラソン大会2194人がエントリー

 最後に、不適切な事務処理についての報告および陳謝 が村長よりありました。
 平成20年10月、木祖村が他団体(公共)の委託を受けて販売していた物品の販売代金について、その団体への月々の納付・報告が適正に行われていなかった案件についてです。
 残念なことに346万円を超えた収納金が、平成18年8月から20年9月末までの2年間にわたり、職員個人の手元に留保されていたことが確認されました。

 庁内調査による事実関係の精査や、本年2月には捜査当局への相談等。その後、代金については即時全額弁済されたことや事実関係を認めている事などから相当の処分を科することになった。と、これまでの経過説明が行われました。
 また今後は、指導監督の強化・団体からの委託事務の明確化・事務委託処理も監査対象とする事・すべての現金事務処理についても方法の明確化や複数人によるチェックなど、再発防止策が立てられたとの事です。

* 個人的な意見ですが、上記のようなずさんな公金の取り扱いが2年以上にわたり、庁内で行われていた事実は、木祖村村政の信頼を大きく失墜させ、対外的にも職員の在り方が問われることで、非常に残念です。
 なお、処分については、本人に対しては1カ月給与の1割を減給、上司4名が訓告となっています。処分に関しては事件の詳細と経過から「甘い!」との指摘もありますが、処分は組織のルールに基づいて行われれるもの。
 むしろ、ミスを犯した職員の再教育や職位に応じて与える仕事の内容などの再考がなされるべきです。村民の目につかない場所で、非常勤職員でもできるような単純作業を与えるのか、それとも、給料に見合うよう、これまで以上にバリバリ働いて、「心を入れ替えてしっかり働いている」姿を見せるのか…
 大事なのは今後、職員の"ミス(?)"に対してどのように村が名誉挽回し村民の信頼回復を図れるかだと思います。


■議長報告 請願書4件・陳情書2件付託、議長行動他

■木曽広域連合議会の報告

■一般質問(8議員13件)・・・昼食はさむ
*今議会では、「不適切な事務処理」に対する質問がありました。
(詳細は、後日放映予定の議会録画をご覧ください)

■報告第1号 平成20年度繰越明許費繰越計算書の報告

■議案第40号から議案第53号まで上程、提案説明、付託

 【散会】

14:40~
常任合同委員会(連合審査)
・請願・陳情6件の審査
・議案第40号から議案第53号の審査

(つづく)


新型インフルエンザ、長野県内確認

2009年06月14日 | 活動日誌その他
6月14日 とうとう長野県内でも新型インフルエンザが到来したようです。
 県内初の新型インフル確認 飯田の27歳女性 (信毎)
 新型インフル県内初感染 飯田市の27歳女性 (長野日報)
 【新型インフル】長野でも初感染 (MSN産経)

 長野の善光寺御開帳では、参拝者数が過去最高の673万人を記録、前回(2003年)より45万人増とのこと。これだけの観光客が日本全国から集まったにも関わらず、県内での感染確認もなく無事に終了しました。
 この1カ月は、もう新型インフルエンザは一旦落ち着いたかの雰囲気で、普通の流感と大差ないとか「旧型インフルエンザ」という社会認識になりつつあったように思います。
 
 しかし先日(6/12)には、世界保健機関(WHO)が新型インフルエンザの警戒レベルを最も高い「フェーズ6」に引き上げたうえ、13日には名古屋でも2例目を確認。長野県内での感染確認はもはや時間の問題かなあ…とは感じてたのですが。
 名古屋で2例目 比から帰国の20代男性 (中日)

 現時点で国内の感染者数は593人。北は北海道から南は鹿児島と、じわじわ感染者数は増えているようです。
 新型インフル感染、23都道府県で593人 (読売)

 過剰反応の必要はありませんが、季節が冬にあたる南半球では大流行しています。
 今後心配するとすれば、木曽での医療体制は万全か?…
 今冬の新型インフルエンザのワクチン接種がどうなるか?…
 特に、感染確認者が多い若年世代や重症化しやすいといわれる疾患保有者に対するワクチン接種が一番気になるところかもしれません。



菅地区で大豆づくり

2009年06月13日 | 活動日誌その他
 6月12日 今日は大豆の種まきです。

 この畑も耕す人がいなくなり耕作放棄された農地です。
 耕作放棄地を放っておくと、ススキが生えて雑草の根がはびこった遊休荒廃地となります。一旦遊休荒廃地にしてしまうと、雑草や根の除去に非常に大きな労苦が必要となり、再度農地として使うには地力の回復など人手や経費がかえって必要となるので、そうさせないためにも継続して利用してゆくことが望まれます。

 「石ころもなくて、いい土なんだけどなあ…
  オレひとりじゃとても耕せないよ・・・自由に使ってもらっていいから。」
 との声を聞いて、さっそく有志が集まってコンバインを入れ、大豆の種まきを行いました。

 もともとは老夫婦二人で耕作していた畑ですが、近年おじいちゃんが亡くなってしまい、とうとうおばあちゃんだけの「1ちゃん農業」になってしまいました。この土地の向こうには、隣接して他に3枚ほど遊休荒廃地になってしまった畑があります。
 とにかく今は耕作放棄地や遊休荒廃地をこれ以上増やさないようにするのも重要課題で、先の長い活動になりそうですが、まだまだ村には利用できる資源があるじゃないか・・・と改めて感じているところです。

6月10日 またもトリプルブッキング・・・

2009年06月11日 | 活動日誌その他
6月10日 今日は17日から予定される6月定例会に関連した報告会(13:00~)。
 これとは別に、木曽町で行われる木曽郡文化財保護連絡協議会研修総会(13:30~)がダブルブッキングしてしまった。夕方には松本方面に私用が入っていたため、結果的にキャンセル。

 ここのところ、予定が重なるケースが多い。

 先日、2週間以上前に紛失した携帯電話が戻ってきた。
 群馬県の高崎管内で行方不明となって、渋川管内で発見された。最近は警察署もサービスが良くなったもので、木曽からじゃとても取りにいけないと告げると、ゆうぱっく着払いで送ってくれた。充電してみると、多少傷や埃があったものの悪用された形跡もなく、ほっと胸をなでおろした。

 最近では、自分の行動予定を手帳にメモる習慣がなくなって、ほとんど携帯電話に入力していた。自分いかに携帯のスケジュール管理に依存していたかに、失ってはじめて気が付いた。7月までのスケジュールが記憶からふっとんで、しばらくは落ち着かない日々が続いた。

 旧モデルの携帯電話なぞ二度と出て来ないとほとんど諦めていただけに、届けてくれた人にお礼をしなくては・・・と思って警察に問い合わせると、拾った人は通勤途上で交番に届け、名前も告げずに立ち去った。謝礼の権利を放棄したとの事。

 良心ある人に拾われた事に感謝。アリガトウ! m(_ _)m

6月8日 木祖村国保運営協議会

2009年06月09日 | 木祖村議会と議員
6月8日 13:30~ 木祖村国民健康保険運営協議会
 出席者:奥原・原、小林・奥原(医師)、古畑・星(公益)、他役場関係者

 本日の協議事項は、
1:会長の選任について
2:国民健康保険税率の改正について
3:その他

1:会長は引き続き星が。このほか委員(被保険者代表)1名の退任に伴い、原さんが委嘱されました。

2: 平成21年度国保税率改正について
 1、介護納付課税限度額の改正
 地方税法施行令等の一部改正に伴い、国民健康保険税のうち介護納付金課税額に係る課税限度額を現行の9万円から10万円に引き上げるものです。
 木祖村では、昨今の景気の影響か、課税総所得額が約6千50万円も減少。税率の算定にあたって、前年度の決算状況などからやや下方修正することになりそうです。
 医療分:所得割で-5.0%
 介護分:均等割・平等割ともに1000円の減額。

 2、木祖村国民健康保険条例の改正について
 平成21年1月1日からスタートした産科医療保障制度。出産育児一時金は35万円となっていましたが、平成21年1月から、産科医療補償制度に加入する医療機関等で出産した場合は、産科医療補償制度に係る費用が上乗せされ、38万円となります。
 さらに緊急の少子化対策として、2009年10月から2011年3月末までの間、現行の35万円に全国一律で4万円引き上げられる予定。
 詳しくはこちら→ http://www.mhlw.go.jp/topics/2009/03/tp0327-1.html

 これらは6月定例会に上程される予定です。

・その他:
 木祖村の一般医療費の状況を概観すると、審査件数が年々増加傾向にあります。医者にかかる件数が単純に増えている?・・・というよりも、多重受診(一つの病気で複数の病院で診てもらう)ケースがあるようです。このほか、ジェネリック医薬品についての意見交換なども行いました。

6月6日~7日 TAICOCLUB '09 :7000人の夜

2009年06月07日 | 活動日誌その他
6月7日 木祖村のこだまの森にて、TAICOCLUB'09が開催されました。

 今年もTAICO CLUBにキャンプインしました。木祖村の夏がやってきたという感じです。

  

 明るいうちから会場入りしたのに、すでに下部のテントサイトは満員御礼。あとで聞いた話では、6時以降は上部の樹林帯に設営するように誘導されたそうです。去年より人も多くて7000人だとか。もはや木祖村総人口の倍を超えています。

    

 今回は、TAICOCLUB会場で環境対策ボランティアをやっている「A SEED JAPAN」のブースにお邪魔して、エコアクションキャンペーンのクイズに参加してきました。日常生活の中でふと見過ごされがちなエコ問題が出題されます。クイズは全問正解しなくても、丁寧に答えを説明してくれます。
 参加して赤い大判の風呂敷をもらっちゃいました。こういう景品(粗品)って旅先じゃなくても便利ですね。
* A SEED JAPAN : 地球サミット(1992年)に青年の声を届けよう!という想いで始まった国際環境NGO。詳細はこちら→ http://www.aseed.org/

 こういうのもやっています↓ 木祖村も参加できれば面白いのに・・・
 いのち×ローカルな農業プロジェクト
 環境を保全する食と農を一緒に考えよう!


 野外音楽堂の近くでは、木祖村商工会青年部の皆さんも出店しており、会長さんも一晩中販売している若者の激励に来ていました。さて、フライドポテトの売れ行きは?・・・

 通りすがりや出店で同席した若者と話をしてみると、東京、埼玉、浜松、豊田、京都と様々な地域からの若者達で、リピーターが多いようです。
 考えてみると、来場者はTAICOCLUBが目的とはいえ、キャンプ用設備一式の大荷物を背負って、関東圏や中京・関西圏から車や電車を使い、時間をかけて山あいの木祖村までやって来ているわけです。その若者7000人分のエネルギーたるや相当なもの。

 受け入れる側としても、もっとずくを出さなければという気になってきます。村の人にとっても、村外や異世代の人が何を求め、何を感じているのかを知る良い機会です。

 今年も良いミュージック・フェスでした。
 いろんな人と何度もめぐりあうために・・・ SEE YOU !!!!