木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

木祖村のあやめ池がため池百選に!

2010年03月27日 | 活動日誌その他
 木祖村のあやめ公園池(菅大平温水ため池)が、
このたびめでたく農水省の「ため池百選」に選定されましたー!!

 長野県では5か所。村は木祖村だけです。
 インターネット投票でご協力していただいた皆様に深く感謝申し上げます!

農林水産省 ため池百選
 http://www.maff.go.jp/j/nousin/bousai/tameike/index.html
ため池百選一覧
 http://www.maff.go.jp/j/nousin/bousai/tameike/hyakusen.html

3月25日 首長による情報発信を考える

2010年03月25日 | 活動日誌その他
3月25日、10時より須坂市の市長会見がインターネット(Ustream)で生中継され、全世界に配信されました。

 全国的にも市町村では例を見ない画期的な取り組みです。関係者が市長に定例記者会見をUstreamでライブ中継しませんか?提案したところ、あっさり許可がおりたとの事。とにかくすぐに実行したことがスゴイ!首長だけでなく実行した職員にも拍手喝さいです。


 須坂市は、市のPRにつなげるべく、今年1月からTwitterも導入していいます。
 余談ですが、3月9日には須坂市に県内外の市町村役場からTwitterの問い合わせが複数あったようで、3月議会で議員から質問されている自治体も少なくないようです(私も一般質問したぐらいですから)。

 Twitter自治体が増えるのも時間の問題ですね。
 ねっ!村長お ( ̄ー ̄)ニヤリッ

3月24日 地域づくり講演会

2010年03月24日 | 活動日誌その他
3月24日 株式会社源(みなもと)による地域づくり講演会(於老人福祉センター)


演題「わたしはこうやって道の駅を育てた」
講師 唐澤光章氏(有)雷電くるみの里代表取締役

 東御市の道の駅「雷電くるみの里」は木祖村議会でも視察に行った道の駅です。
 唐澤氏の体験談によるとオープン当初は「もって一年」と言われ、協力者も少なかったようですが、今や年間約130万人、レジ通過客でも43万人が訪れる直売施設になりました。

 管理運営において、余計な経費はかけないというのは誰しも考える事ですが、実際にはかけるべきところにはかける。例えば、委託すれば1人分で済むトイレ清掃は社員3人がかりで。節水ではなくトイレの水も2割増しで流して清潔感を保つ・・・など、具体的ノウハウには学ぶべきところが多かったです。
 「我々はお金をもらって働くのではなく、働いてお金をもらっているのだ」と断言し、常日頃からまた来てもらうための工夫を考えるなど、道の駅の社員の意識も高いそうです。

 この日は霙交じりの雨が降る夜にもかかわらず、70名近い村民が話を聞きに集まりました。道の駅を成功させたいという思いは皆さん一緒のようです。


木祖村平成22年3月議会/一般質問3 プラマーク分別

2010年03月23日 | 活動日誌その他
星梓の一般質問3問目。

Q3:プラスチック容器包装の分別回収について

Q(星):このたびの行政懇談会では、広域連合担当者が実物やプラマークを説明され、非常にわかりやすかった、資源分別回収は良いとりくみだと思う。
 しかし、一部の会場では不十分な説明もあり、一度聞いただけでは全部理解できるものでもなく、住民の間には困惑と負担感がある。分別の冊子も全世帯に配られたが、文字が多く読んだだけでは分らない。
 広域の職員が一つ一つ実例を示したように、視覚的にわかりやすい番組を作り、広域CATV網で一定期間放映してもらうよう、村の方から提言できないか。

A(住民福祉課長):スタート時には大きな混乱が予想されたので、かねてより要望を広域連合に伝えている。村内での周知については地区により男女の出席比率が異なったりと若干の不安を感じている。
 広域CATVによる告知は考えており、クリーンセンター側でもすでに収録ができているという事だった。内容は説明会でやったようにお年寄りや女性に解りやすいよう対話形式で準備しているとの事。今後は問題点が洗い出された時点で個別な告知を順次進める。広域連合と村との連携を取り合って推めていきたい。



自治体のツイッター利用を考える(木祖村平成22年3月議会/一般質問2)

2010年03月22日 | 木祖村議会と議員
星梓の一般質問2問目。

Q2:木祖村の情報発信、PRのあり方について

Q(星):①木祖村ホームページ(HP)は、全体の構成に代わり映えがせず、県内同規模町村に比してデザインも古く情報量も少ない。その後、どう庁内で検討されどういう方針で改善が図られたのか。

②インターネットを介した情報発信は、村内より村外に対しての効果が大きい。最近ではTwitterというミニブログによる情報発信があり、木曽地方事務所や長野県庁からも情報発信が始まっている。現実に須坂市長は自らがツイッターで積極的にトップセールスを行っている。
 オープン予定の道の駅では、集客と観光消費が成功のカギをにぎる。中京圏での木祖村村人会の結成やアンテナショップの運営では、都会から村を応援してくれる人の協力が欠かせない。上下流交流や山村ビジネスの発展にも下流域への情報提供が効果的だ。今後は村も行政コストをかけずに、既存の無料メディアを上手に使うことが求められている。村長が村外に呼び掛けることでUターンIターン、若者定住化促進への一助にもなろう。そこで提案だが、村長自らがツイッターで村の情報発信をする考えは。

A(村長):①HPはその後、庁内で会議を多く持ったりHP投稿の講習を行い、少しずつ更新されるようになった。現在木曽広域連合の地域ICT活用モデル事業、HPの再構築を進めている。4月1日には新しいHPがアップされるのでご覧いただきたい。

②ツイッターは村としても研究に取り組み情報部門の中で検討していきたい。私自身は苦手な分野ではあるが、勉強し研究しながらそういう事ができればと思っている。

Q(星): ツイッターは特段のスキルを必要とするものではない。140字の業務報告と思えば誰でもできるものです。是非とも村長自らの情報発信をお願いしたい。

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ツイッターは単なるマイクロブログではなく、双方向の意見収集も可能なWEBサービス。「人手も要らない」「行政コストもかからない」「明日からでも始められる」のが強み。以下のような取り組みも可能です。

自治体でも使い方はアイデア次第だと思います。


木祖村平成22年3月議会/一般質問1 葛飾北斎紛失問題

2010年03月21日 | 木祖村議会と議員
星梓の一般質問1問目。(3月16日分)

Q1:郷土館収蔵資料:葛飾北斎「今様櫛■雛形」(いまようせつきんひながた)の紛失について

Q(星):この葛飾北斎史料は、文政六年刊、柳亭種彦序文、葛飾北斎画図、江戸当時流行した櫛の図案集である。国内でもこの櫛の部を所蔵公開している施設は少なく、原本をガラス越しに実見できるのは、長野県内でも木祖村郷土館だけであったと思われる。
この史料の所在不明を私が知ったのは2003年。2007年には着任された教育長にも回収するよう直接ご相談申し上げた経緯がある。にも関わらず、依然行方不明というのはどういうことか。

①この問題について村長が教育委員会から報告を受け、紛失を知ったのはいつか。教育委員会にどう対応するよう指示したか。その後2年間に史料の所在を調査したのか。調査にあたった人数と期間は。

②当史料は180年かけて村民が伝えた遺産。村に寄贈したら30年でなくなるとは貴重な村民の財産に対する意識が欠けている。村長は史料の歴史的価値をどう考えているか。条例にある相当の評価額とはいかほどか。紛失の原因はどこにあると考えるか。
 2007年12月議会で、館内資料の閲覧・撮影・館外への貸し出し等についての具体的な規則を追加するように求めた。運営と例規の両面から見直すとの答弁だったが、運営規則や保管管理規則の見直しはしたのか。

③史料の回収だけでなく、現行の郷土館収蔵資料の点検を行い、かつ管理ルールや台帳の整備等を早急に行う必要がある。この問題の解決方法、原状回復等、具体的にどうするのか。いつまでに実行するのか。

A(村長):①本件は平成19年12月定例議会での星議員の一般質問通告書要旨に「郷土館所蔵資料の適正管理」があり、この段階で役場としても事情を知った。私としてもその時が初めてであり、教育委員会でしっかり調査をするよう話をした。

②史料の歴史的・金銭的価値は、江戸時代より薮原の名物とされているお六櫛の文献で、全3冊のうち1冊といえども相当な価値があると考えている。
損害保険の相当の評価については、昭和50年開館から全出品物への保険の手続きが取られていない実態があり、大変遺憾に思っている。

③史料の所在を明確にするには、関係者の意見を聞き、きちんと整理したいと思っている。

A(教育長):19年12月定例議会後に、前教育長・元教育長との計3名で話をしたが、紛失の認識がなかった。解決の糸口がないので、20年5月20日文化財審議会に諮った。その際、所蔵はもともと一冊で櫛の部のみ。村民センターの二階にコピー(印画紙・縮小版)がある。貸し出しはしていない。村誌編纂事業当時は原本が存在し写真を撮っている。との事だった。
 源流シンポジウムの際の郷土館クロスの張り替えやお六櫛の日の時に探そうとしたが、日程的にできなかった。それから進んでいない。内部で書類も探したが、この本の受付に関する記録がない。盗難とは考えにくいので情報が出てくるのを待っている状態である。

Q(星):郷土館収蔵品は村民の歴史的遺産の一部が寄贈されたもので、その管理をおろそかにすることは村独自の歴史や村有財産をおろそかにしていることになる。昭和50年の開館から今日まで、収蔵品の定期点検をしたことがあるのか。
 資料の散逸を防ぎ、貴重な村民の遺産を次世代に確実に残すぐために、徹底した点検と台帳等の整備を提案する。この際「木祖村郷土館が保有する収蔵品の管理状況に関する監査」を行って欲しいが。

A(村長):村内の歴史文化を守るという配慮が欠けていた。あらゆる調査や適正な管理ができるよう対策を考えたい。

C(星):今回行方不明の資料も、管理のルールがしっかりしていればなくなることもなかった。役所の仕事において、あらゆる物品の管理は基本中の基本。今後は史料に限らず物品管理を厳密に行うという視点で木祖村郷土館の適正な運営を図り、もっと多くの方が見学に訪れる施設にしていただきたい。



木祖村小中学校の卒業式

2010年03月19日 | 木祖村議会と議員
3月17日木祖村中学校卒業式、18日木祖村小学校卒業式

 


 ご卒業おめでとうございます!

 今回中学校・小学校の卒業式が連チャンで行われたわけですが、ちょっと面白い点に気がつきました。
 私個人の感覚だと、最後に卒業生が講堂から退場する際には、在校生が拍手で送り出したり、(中学校の時は)出口で華吹雪をまいてみたりと門出を祝う形式だったのですが、こちらではそれはありません。また、中学校でも小学校でも卒業生は普段よりもかなりゆっくり目の歩調で、一歩一歩スローモーションのように歩いていきます。なんとなく手足の出し方も硬く、ギクシャクした動きで、ちょっと無理をさせているようにも見え・・・・。まあ、これも地域に昔から伝わる村独特の式次第なんでしょうね。



3月18日 議会全員協議会&他人事じゃない木曽郡内のスキー場

2010年03月18日 | 木祖村議会と議員
3月18日 木祖村議会全員協議会 13:30~
■議会協議事項
・味噌川ダム管理署の報告
・やぶはらスキー場について
 奥木曽グリーンリゾート社長より今シーズンの実績および収支見込み等の報告
・木祖村教育委員会評価報告書について
・実施計画(22年度分)について
・長野県林業公社との変更契約について

・その他
 一般質問の葛飾北斎史料所在不明問題。史料は寄託ではなく寄贈されたもの。つまり村が所有する財産であることが庁内資料により確認されました。これにより損害賠償の心配はなくなったと言えます。

 やぶはら高原スキー場および村民の出資による(株)奥木曽グリーンリゾートについては、県の経営支援会議により診断をうけています。村当局も含め今後のビジョンを決めかねている状態。

 おりしも18日、下記の報道がありました。
 木祖村にとっても決して他人事ではない状況なので、OGRだけでなく、スキー場によって利益を受けている各種団体もあわせて本気の取り組みが求められていると思います。


 

3月12日 木祖村議会 合同常任委員会

2010年03月12日 | 木祖村議会と議員
3月12日 合同常任委員会
 付託議案の審査
・請願陳情案件2件
・議案5~13号、28~34号(22年度予算)に関する審議

 この日役場より正式に、奥木曽湖(味噌川ダム)周回道路の一部崩落と、自転車レース(全日本学生選手権は別場所で開催、2Days Race in 木祖村は中止)の開催中止が伝えられました。崩落場所は以下。



3月9日 平成22年3月木祖村議会定例会1

2010年03月09日 | 木祖村議会と議員
 9:00~ 平成22年度木祖村3月議会 会期3月9日から29日まで。
 
 これまで議会初日に開催されていた本会議一般質問。
 今定例会より、村長施政方針演説を聞いた後でも、議案や一般質問の変更を可能とするやり方に変更されました。そのため一般質問は16日に変更。
 どうして急にやり方を変えたの?と聞いてみると、「近隣市町村並みにした」との事。これも議会改革の一環でしょうか。


■平成22年度重点施策(抜粋)
 1:組織の機構改革について
  現行の産業振興課を農林課と商工観光課とし、一層の産業振興を目指す。
  議会事務局も総務課主幹から独立
   (↑! 議会事務局長には出向の辞令が出ていたそうです。もともと独立では?・・・ 法と慣例が不一致だったのか?)

 2:過疎対策事業について
  過疎法延長に対応した木祖村過疎計画の策定準備に

 3:住宅対策の推進
  人口減抑制のため保育園跡地に村営住宅を建設。転入者受け入れを進める。
  在来工法による木造住宅の普及促進。住宅建設補助・リフォーム補助制度
  他、住宅耐震化改修工事補助など。

 4:公共施設の耐震化工事・診断・修繕・改修等
  木祖中、村民センター(耐震化工事)、老人福祉センター(診断)、
  橋梁長寿命化計画の策定

 5:道の駅計画の着実な進行
 6:地域の経済力の向上
  緊急雇用創出事業
   (「NPOの実施する山村型ビジネスの実施・・・」って、結局村が実施するの?)

 7:健康で生きがいを持って暮らせる地域
  子育て支援策の充実:子供医療費無料化を18歳まで拡大、
  妊婦検診の超音波補助回数の増、子供手当への対応
  他、各種検診事業の実施と受診率の向上、健康づくり教室の充実など

 8:町並みのにぎわい再生について
  旧庁舎用地(JA)の活用に向け22年度内に構想をまとめ、協議を進める。
   (地域住民は地域力の低下でグランドデザインを描けないのが実情。
  商工会の低迷はH15~、薮原の活性化問題はH18~すでに指摘されていたが、
  今年度も未だ協議?・・・ トップダウンでプランを示す時期に来ていると思う)


 9:生活基盤の整備
  村道・上下水道・簡易水道・住民の足確保

 10:協働によるむらづくり
  
 11:上下流交流のさらなる発展
  中京圏木祖村村人会の組織立ち上げ、小学生ホームステイの実施準備

 12:森林整備、鳥獣被害対策

 13:農業振興と鳥獣害対策

 14:災害に強いむらづくり

 15:教育への取り組み
  小中学校の維持修繕・村民センターの耐震工事 (ハードぢゃん!ヽ(;´Д`)ノ 
  社会教育・社会体育について (具体的なソフトについての計画はないです:ヽ(´o`; オイオイ
  学校給食について

 16:高度情報化への対応
  ネットワークセキュリティの向上、「ながの電子サービス」対応
  木祖村ホームページの活用/リニューアル …φ( ̄ー ̄)
  地上デジタル放送への対応

 17:平成22年度の特徴的な案件
 ①参議院選挙・県知事選挙・村長選挙・村議会補欠選挙 
 ②国勢調査
 ③プラスチック容器包装リサイクル開始
 ④木曽病院独立法人化
 ⑤新ごみ処理施設建設基金の造成
 ⑥公会計制度への対応
 ⑦電源立地地域対策交付金制度

 18:国・県関係工事(省略)

-------------------------------(以上、青字筆者傍白)

■議案4号から34号まで上程、提案説明、付託
 このうち、人事案件の議案4、事件案件、議案14~19(波田町合併に伴う条例改正)
及び 議案20(村道廃止)、21号~27号(補正予算)は即日議決を行いました。

(散会)


 う――ン…
 22年度の村政はやることがいつになく一杯だ! 村長の任期はあと数カ月。
 これ全部やりきるのか村長! すごいぞ村長! ガンバレわれらが木祖村村長オ!


3月3日 木祖村吉田の福寿草が開花

2010年03月03日 | 活動日誌その他
 ここ数日の春の陽気で、木祖村でも福寿草が開花を迎えました。
 国道19号沿い、吉田地区の群生地です。


 現在木祖村吉田橋の橋梁補修工事で、付近では方交になっております。
 塩尻方面からの場合、吉田橋と山吹トンネルの間にちょっとした駐車スペースがありますので、お立ち寄りの際は周囲の交通に気をつけて、そこから歩いてご覧ください。
http://www.cgr.mlit.go.jp/kisei/pdf/1706.pdf