木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

7月25日 長野県町村議会議員研修会

2011年07月25日 | 木祖村議会と議員
7月25日 長野県町村議会議員研修会が松本文化会館にて開催されました。

 昨年までは「早飯」を食べてから研修場に向かったのですが、それでは講演中に空腹の音が鳴るというので、今回は現地周辺で昼食をとることになりました。文化会館付近の「ガレージ」という店でランチ:みぞれトンカツ¥800。

■講演内容(第一部)
1、「災害・危機管理対策と地方自治体及び議会・議員の役割」
  防災・危機管理アドバイザー 山村武彦氏

 講演内容は東日本大震災と阪神淡路大震災の事例をあげての内容で、説得力のあるものでした。
 特に印象に残ったのは「自主防」の考え方。まず自分が助かる→他人を助ける人になる。
 中学生が教師の指示をまたずに高台へと一時避難をはじめた釜石東中学校と、校庭に集合して指示を待つ間に津波にのまれてしまった大川小学校との比較を通して、「津波てんでんこ」の本当に意味を理解したところです。
 東日本大震災では、日ごろの防災訓練による「安全な場所」の刷り込みによって命を失った不幸な例がいくつもありました。地域の防災訓練が形骸化していないか、避難する住民も「指示待ち」や「マニュアル人間」になっていないか、「防災民度」を高めるにはどうするか、などなど検討すべき課題が山ほどあるように思えます。
 自治体の災害対策がこのままで良いのか...議会による客観的な再検証が求められています。
 

2、「長野県の観光政策について」(第二部)
  長野県観光部観光企画課長 長谷川浩氏

 観光立県長野再興への取り組み他。残念ながら県の分析(?)は、表現こそ違えど数年前から民間エージェントが指摘してきた内容。ちょっとネタ元が遅れている感があったので割愛。


7月17日 やぶはら高原ハーフマラソン

2011年07月17日 | 活動日誌その他

本日は木祖村こだまの森でやぶはらハーフマラソンが開催されました。私もスタッフとして朝から参加です。8:15~開会式

おはようございます。私はゴール地点でチップ回収係です。今日も暑くなりそうですね。選手の皆さん頑張ってください(^O^)/

開会式ちう http://twitpic.com/5ra9mk

ゲストランナーの島原さん。スタートは9:00です。 http://twitpic.com/5raede

現在の気温28度。次は5キロスタート。地元の小中学生も出ています。http://twitpic.com/5raoi4

やぶはら高原ハーフマラソン、救急車の出動もなく無事終了しました。
スタッフはこだまの森でカレーライスを食べて解散です。皆様お疲れ様でした。


7月11日 木曽町にて

2011年07月11日 | 活動日誌その他
 今週は、県から委嘱をうけている文化財パトロール(郡内)と議会報編集などが重なり、スケジュールがいっぱいです。本日の巡回先は木曽町。

 文化財パトロールにて柳又遺跡に向かう途中の開田高原。夏そばが満開でした。ちなみにこの遺跡は考古学関係者なら必ず知っている旧石器時代の指標遺跡。旧石器時代~縄文時代から人がここに住み、集落を築いていたのです。


解決していない被爆症

2011年07月09日 | 活動日誌その他
 今日のNHK報道特集は原発作業員の被爆症労災認定の件。
 画面に現れたモノクロ写真をどこかで見た記憶があると思ったら、ウチにある本でした。学生時代にふと手にとり、ずっと書棚と共にある一冊の本。

 樋口健​二著
「売れない写真家になるには 四日市 毒ガス島 原発」
 1983年 八月書館。

 原発労働者の安全性は30年近くたっても、いまだに何も変わっていないと思う。

平成23年6月議会 一般質問3

2011年07月03日 | 活動日誌その他
一般質問3問目
Q3:葛飾北斎史料所在不明問題の顛末を問う

Q(星):昨年3月、新聞にも取り上げられた郷土館の葛飾北斎資料の所在不明問題についてです。
1.資料「今様櫛きんひな形」の所在調査について、その後の調査経緯と調査結果についてご説明を。
A教育長:現在いまだこの史料はみつかっていない。
調査は手詰まり状態だが、やめているわけではない。現在文化財保護審議委員で当時村誌編纂にかかわった方からも情報はない。村民センターの倉庫・物置・小学校南の役場資料倉庫・旧村誌編纂室の保存室も点検したが見つかっていない。23年度からは未展示の点検・確認を予定している。この過程で私自身は今様櫛きん雛形を収録している書籍を見つけ、どのようなものかも勉強するよい機会になった。

Q(星):北斎原本は2001年の村誌編纂時には確かに存在した。では撮影後確かにもとの展示ケース内に戻した事は確認できたか。つまり何年まで所在の確認ができているか。
A教育長:それは現状では明らかにできないということである。これはどうしようもない。

Q(星):それは、関わった人たちの記憶がないということか。
A教育長:記憶がないというよりも、関係者が分からないとも言わず、まったく無言である。

Q(星):これは、盗難か横領か紛失か。現時点でどう考えているか。
A教育長:現段階で結論付けはできない。事実経過がわからなければいろんな可能性を考えて調査していくしかない。

Q(星):2.村長のご答弁にあった「適正管理についての対策」について。
前回の質問後具体的にどのような対策を講じたのか。
A村長:まずは引き続き調査を進める。徹底管理については職員とも話をした。
文化財保護審議委員会の話を聞いて対策を進めていきたい。

Q(星):問題の認識から4年近くたっても解決に至らないでは、村の教育委員会の姿勢が問われる。
3.この状態について教育長は、その責任をどう考えているか。また、任命権者である村長にも責任の所在をどう考えるか。
処分等については、このまま調査結果がでないから結論も出せない、結論が出せないから処分もしない。そのようにお考えか。
問題の認識から4年もたっているのだから、一定のけじめをつけるべきではないか。
A村長:結果として所在は判明していないが、決してこの問題を放置する考えはない。
教育長がこの事案に対応する責任があることは認識している。
処分については、調査中でもあるので、もっと調査をするよう、関係者の話を聞くように進めていきたい。