木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

2月27日 第1回全国源流シンポジウム実行委員会

2008年02月27日 | 活動日誌その他
2月27日 13:00~ 第1回全国源流シンポジウム実行委員会 於村民センター
 第1回実行委員会が開催され、前回の準備委員会と同様に参加しました。


 来る8月30~31日に木祖村で開催する「第9回全国源流シンポジウム」について、実行委員会の規約説明、委員及び役員の決定がおこなわれ、全体計画についての説明がありました。(約2時間30分)
 計画はほとんど役場(産業振興課)によるプレゼンでしたが、計画内容に特に異論は出ず、むしろ参加する人数と会場等についての意見や質問が多く出されました。今後の調整過程で若干の修正はあるかもしれませんが、会場では是非成功させたいとの熱気があふれていました。

 今回は『森は水の源・水は命の源・川は命のつながり』をテーマに、国土保全や環境保全の大切さを木祖村から全国にアピールします。
 皆さん是非ご参加いただき、源流に深く親しむとともに木曽(木祖)で盛り上がりましょう! なお、詳細は木祖村広報にご期待ください。

○シンポジウム計画の全貌
日時 平成20年8月30日(土)~31日(日) 9時~
場所 木祖村村民センター
主催 第9回全国源流シンポジウム実行委員会
共催 木祖村/全国源流の郷協議会/NPO法人全国源流ネットワーク
後援 国土交通省/環境省/林野庁(予定)

内容
☆8月30日(土) 9:00~(19:00)
・木曽川源流エクスカーション1
 水木沢天然林・床並沢・水の始発駅・薮原宿商店街散策・木曽菅古道~野中眼科史料館散策など、村内各所で見学会が行なわれます。
・オープニング
 雅音人コンサート等
・基調講演
 「木の文化と日本人の暮らし」(仮題) 作家:塩野米松氏
・基調提言
 「上下流連携と源流再生」(仮題) 東大名誉教授 高橋裕氏
・特別報告 源流地域の取り組み辞令発表
・パネルディスカッション
 「源流の魅力は流域の宝」
・伝統芸能と郷土料理の集い

☆8月31日(日) 9:00~15:00
・木曽川源流エクスカーション2
 木曽川源流散策(鉢盛山)・水木沢天然林散策・鳥居峠越え・御嶽山麓・野麦峠散策など、周辺地域での見学会
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 一つだけ素朴な疑問が・・・
 2日目のエクスカーション候補地ですが

なぜに「野麦峠散策」????

 野麦峠のある奈川(現松本市)は梓川と合流した後、犀川筑摩川と流れ、新潟県に入って信濃川と名を変え日本海へと注ぎます。いわば千曲川の源流で、木曽川とはかすりもしません。

これが「木曽川源流エクスカーション」? なんで?
 
 実行委員会に国交省中部地方整備局が名を連ねておりましたが、野麦峠・奈川は北陸地方整備局の管轄ですよ~。また同じく、委員会には関西電力さんも関わっているのに、奈川流域のダムは中部電力や東京電力です。問題ないの?

 前回の準備会ではこのコースは無かったように思います。この唐突なコース設定には、妙に違和感というか、首をひねりたくなりました。
 米の道としての歴史があり、権兵衛トンネルの開通、伊那=木曽を結ぶバスの運行開始などを考えるならば、不自然な野麦峠散策より、
ここはやはり「権兵衛峠散策」ではないかと・・・


 皆様のご意見・ご批判をお寄せください。

2月27日 木祖村国民健康保険運営協議会

2008年02月27日 | 木祖村議会と議員
2月27日 国民健康保険運営協議会 村民相談室

 本日の協議事項は、
1:特定検診及び特定保健指導について
2:平成20年度予算の概要
3:その他

1:いわゆるメタボ検診の詳細について説明。
2、19年度の決算と20年度予算の特徴
 ・19年度歳入:木祖村の保険税収納率は97%。国庫負担金は本年度約700万円超過交付となる見込み。一般会計からの繰入は「0」。
 ・歳出:高額医療の減少で療養諸費支払額は減少。

 20年度予算の特徴
 歳入:後期高齢者医療制度の創設により、国保被保険者は減少し国保税収入は減少する見込み。木祖村は後期高齢者医療制度の創設に伴い、交付対象となるため財政の安定化が見込まれる。
 歳出:後期高齢者医療への支援金、前期高齢者納付金が新設される。介護納付金は介護2号被保険者の減少により減少する見込み。

・「前期高齢者医療制度」(65歳以上~75歳未満)の創設により、各保険者間で財政調整が行なわれる。該当加入者の少ない社保・共済などから拠出金は出され、加入者が多い市町村国保等は交付金として受け取る形になる。

3、その他
 ・木祖村の葬祭費の支給額の改正 30000円から50000円に
 ・不当不利益(保険証の不正利用など)の過料の引上げ 50000以下から100000円以下に。

 この他会議では、木祖村国保加入者の健康づくり(メタボ予防)の取り組みに関して自由な意見交換が行なわれ、村独自でやるとすれば、どんな健康づくりができるかなど様々なアイデアが出されました。
 木祖村の国保運営協議会は、各委員や関係者が前向きの姿勢で、意見交換のしやすい雰囲気があると思います。