木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

2月4日 議員勉強会

2008年02月04日 | 木祖村議会と議員
2月4日 14:00~ 今年から議員勉強会を行なうことになりました。今日はその2回目で、対象は住民福祉課関連分野です。主な内容は以下の通り。

後期高齢者医療制度について
 現在、75歳以上の方は国民健康保険に加入し、老人保健制度(医療給付事業)により、医療費負担の軽減を受けていますが、平成20年4月1日からは「後期高齢者医療制度」という新しい制度に変わります。従来の老人保健制度との違いについて等。
 
国民健康保険の変更:年金からの天引き等について
 国保特別会計・国保税に関する現状、資格証明書・短期保険証とは。

介護保険制度:保険料率、木曽広域の状況など

 個人的な立場からいうと、私自身は保険料を負担しても、実際にこれらを使う年齢ではないので、具体的な運営や手続き、給付については今ひとつリアリティがありません。40歳から負担増になった介護保険に関しても、導入時に比べるとその内容が今ではかなり変更されており、窓口のパンフレットや資料を読むだけでは、すぐに理解できない事も多いです。
 国保の「資格証明書」(木祖村では発行されていない)や「短期保険証」等に至っては、世間一般、常識的に生活している人なら知らなくても当然というものですが、議員である以上知識として知っておく必要もあります。

 各制度の細かい点や新たな改正部分、派生する問題点などを住民福祉課長から丁寧に説明してもらいます。「例えば75歳になったおばあちゃんが・・・」と具体的な事例をあげてもらって、ようやく「なるほど~」と理解を深める事ができました。
 解らない部分はやはり現場の担当者に説明していただくのが一番ですね。


 
 

2月2日 木祖村薮原宿の「町並み雪明り」

2008年02月02日 | 活動日誌その他
2月2日 薮原宿「町並み雪明り」。18:00~
 木祖村の薮原宿では雪灯篭やアイスキャンドルを作り、薮原の夜の町並みをほのかに灯し出すミニイベントが行なわれました。
 この企画は、「にぎわい研究会」のほか、商工会・薮原地域自治協議会・連合自治会薮原支部等による主催で、薮原町並み、駅前地区を中心に平成19年から始められているものです。


 聞きつけた近隣の人や親子連れ、カメラをもった人などが、ゆっくりと冬の宵を散歩しています。薮原宿の酒蔵・湯川酒造前では、振る舞い酒が行なわれるということで人だかりもできていました。

 この日、贄川宿から宿場街道筋を通ってみました。
 木曽平沢(重伝建地区)アイスキャンドル祭り(塩尻市観光協会)が同日行なわれると聞いていましたが、全体的に数は少なく、まだ氷だけが準備されている状態の家が多いようです。奈良井宿においては人影もなく、点灯されていたのは、わずか3~4軒ほど。翌日(2月3日)が本番の奈良井宿アイスキャンドル祭りを静かに待っている状態でしょうか。


薮原宿の雪灯篭は
ぼんやりとした柔かさがあります

 結論から言うと、薮原宿が小さい区間で一番まとまっており、それなりの賑わいも創出できていたので大成功だと思います。来年後も引き続き、新たな冬の風物として期待したいところです。

 薮原宿の「町並み雪明り」は以下でも紹介されています。

「町並みの雪明り」
「すてきな雪の利用法」
 

2月1日 長野県文化財保護指導委員会

2008年02月01日 | 活動日誌その他
2月1日 長野県文化財保護指導委員会 於議会棟501 10:00~

・会議事項
 第1回文化財パトロールの実施結果について
 国・県文化財の修理・防災事業について
 国・県指定文化財の状況について
   その他意見交換

 木曽郡内での主な修復事業としては、現在大桑村の「池口寺薬師堂」の半解体修理が行なわれています。また、同地域にある室町時代の様式を残す「白山神社」について、懸案であった防虫処理について相談し、アドバイスしていただきました。

 本国会では、文化庁と国交省がタイアップした「歴史まちづくり新法」(地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律案)が提出されました。これは市町村主体の文化財保全に関する事務範囲が広がり、歴史遺産を生かした地域のまちづくりを推進する法案といえます。様々な地域振興に文化財を活用できる一方で、市町村の文化財に対する取り組みが従来よりも問われることにもなりそうです。