2月16日から3月2日まで木祖村では「行政懇談会」が行われています。
毎年この時期に行政懇談会を行なうのは、今年度から施行された国や県の制度に関連して、今後の村の政策がようやく具体的になってくることによります。
行政懇談会では村からの説明を受けるだけでなく、住民からの様々な意見交換や要望も可能です。主な内容は以下の通り。
■総務課
・住宅用火災報知機の設置について
住宅火災による犠牲者のうち、約7割の人が「逃げ遅れ」で亡くなっています。そのため消防法の一部改正が行われ、住宅(共同住宅を含む)に住宅用火災警報器等の設置が義務づけられました。既存住宅では平成21年5月31日までに設置が必要となります。(但し罰則はありません)
・定額給付金の支給について
いま一つ手放しで喜べない定額給付金事業の概要説明です。3月15日(第2次補正予算関連法案の国会成立後)、木祖村では順調に行って書類手続きは4月以降、給付開始は5月中頃からになる見込みです。
村全体で給付金総額は
5300万円。誰もが1万2千円から世帯によっては10万円近くもらえる現金を「要らない」とは言わないものの、これについては「給付金をバラまくより、ポンとまとめて村に入れてくれたほうが、まだ効果的な対策ができる」という声は根強いようです。
村ではこの給付事業のために、臨時職員(3月中旬~6月末)を募集するとの事ですが、国が補助してくれる経費(給付費総額と事務費)は人件費本給と備品購入費は対象外だそうです。村の出費や負担は少なくありません。
村内で経済効果を高めるために、木祖村商工会では「プレミア(20%)商品券」を計画中とのことですが・・・
・地域支えあいマップの活用について
■住民福祉課
・新型インフルエンザについて
■産業振興課
・山菜採り等の村外者入山禁止について
・間伐・緩衝帯整備事業実施後の地域での維持管理について
・イワナ釣り大会について
■建設水道課
・上下水道料金の改定について
下水道料金改定です。基本料金105円の値上げで、6月1日検針分から適用されます。当初4月1日からの値上げ予定でしたが、昨今の経済状況に配慮して2か月先送りにしたものです。なにとぞご理解のほどを。
■教育委員会・公民館
・生活改善の見直しについて
・読書活動普及に向けて
■その他