サラリーマン活力再生

対米追従の政治家・官邸・マスコミ等と闘う「民族派」「国益派」を応援し、「安心して暮らせる社会」を目指すブログ

226078 「小沢問題についての検察会見を“リーク”する」~特捜OB郷原信郎氏のインタビュー記事

2010年02月09日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
226078 「小沢問題についての検察会見を“リーク”する」~特捜OB郷原信郎氏のインタビュー記事
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 10/02/08 AM09


『【インタビュー記事UP】4日、小沢問題についての検察会見を“リーク”する~特捜OB郷原信郎(1) 』(内憂外患)リンクより転載します。
----------------------------------------------------------------
 ~前略~

■検察はメディアへのリークで世論誘導した?

――今回、検察は報道各社に取り調べ情報などをリークして、世論をある程度ムリ筋捜査にならざるを得ない、ということを納得させながら進めたと言われているが?

郷原:いや、僕はいわゆるリークというのは、捜査を進めている側が世の中に風を吹かせて、煽って捜査を進めていこうという気持ちで行われているとは思えないんですよ。

そんな単純なものじゃなくて、むしろ、検察内部で一体となって、何とか捜査を進めて欲しいという気持ちでいるのと、司法クラブ系のメディアとが一体となっている。そういう関係だと思うんです。

一体となって同じ方向に進もうとしているから、司法メディアは検察と方向性が一致している。メディアはメディアなりに、いろんな調査はしていると思うけど、その方向が一緒だからほとんど検察の言っていることと内容が変わらないんだということです。

たとえるなら、検察内部の人間はJリーガーで、司法クラブはスタンドで応援してるサポーター。顔に丸特(特捜)ってペインティングしているようなね(笑)。一方であなたたちのような非司法クラブの人間はスタジアムの外からしか中のことが聞こえない。

実況はサポーターがやっているから、本当にだれかがキラーパスをやったか? とか、だれかが得点を決めたか? とか、どうなっているのか分からないわけです。

サポーター報道だから、熱狂だけが伝わってしまう。検察とメディアが一体になっていることが問題なんです。個別具体的に情報がどうやって漏洩されたか、にこだわればこの問題の本質は分からなくなってしまう。

 ~中略~

■検察の監視機関を

――今回のような「ムリ筋」が増えると、検察を常に監視する機関を作ろう、という発想になりますね。

郷原:まずは、社会的だったり政治的に影響が大きい重要な事件については、しっかり法務大臣のチェックがきかないと。法務大臣を支えるような体制がきちんと機能しないといけません。

指揮権が聖域のように封印されていたけど、検察だって人でできた組織だから、間違うことだってありうる。それでも、組織全体が間違った方向にいかないようにチェックをやっていかないといけない。

現行法から考えると、法務大臣が単なる政治的などうのこうの、ではなく、証拠や事実関係など、客観的に見て捜査に問題がないのかきちっとチェックするべきです。そのためには法務大臣の元に、そういう組織を作って、指揮権発動をサポートするようにしなければならないと思います。

最終的に指揮権を発動するというハッキリした形の権限行使に至らなくてもいいが、その前に、「問題だと思うことは、問題としてきちっと指摘できる」ような体制を作らないといけない。

 ~後略~
----------------------------------------------------------------

 

コメントを投稿