サラリーマン活力再生

対米追従の政治家・官邸・マスコミ等と闘う「民族派」「国益派」を応援し、「安心して暮らせる社会」を目指すブログ

267359 抗議デモは権力側に乗っ取られつつある

2012年08月11日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
267359 抗議デモは権力側に乗っ取られつつある
 
猛獣王S HP ( 42 営業 ) 12/08/07 PM00 【印刷用へ
『抗議デモは権力側に乗っ取られつつある』(陽光堂主人の読書日記)リンクより転載します。
----------------------------------------------------------------
脱(反)原発デモが、変な方向へ向き始めています。野田総理が、周囲に勧められて「デモの代表者」と面会するそうです。今回のデモは、自然発生的に行われたとされており(警察にもデモとして届出されていませんでした)、「代表者」など存在しないはずですから、この展開は可笑しいと言わざるを得ません。

昨年9月に立ち上げられた「首都圏反原発連合」というネットワークが、「デモの代表者」として面会するそうですが、会ったところで野田総理から原発の必要性を説かれるだけです。「安全には充分配慮しますから」と言われて帰ってくるだけでしょう。民主的な対応をしたという政権側のアリバイ作りに使われるだけですから、これでは原発推進方針にお墨付きを与える結果になりかねません。

「首都圏反原発連合」なるネットワークは、米国の反核連合と連帯していますから、原発版「アルカイダ」に過ぎないのではないでしょうか? デモ自体は、自然発生的だったかも知れませんが、その後エセ左翼に乗っ取られてしまったと見るべきでしょう。(首都圏反原発連合の参加者の大半は真面目な人だと思われますが、幹部は非常に怪しいのです)

最近行われているデモの中には、左翼が紛れ込んでいます。この点は、デモを取材した東京新聞論説副主幹・長谷川幸洋氏が確認し、ツイッターの中で呟いています。(リンク

車道に人があふれたとき、私も思わず、車道に出てみた。いったん後ろに下がった後、また最前列に戻ってみると、目に入ったのは「再稼働反対」という横一列に並んだプラカードの列。それになんと「全学連」と書かれた赤い旗。全学連っていまでもあったのか、と思った。(hasegawa24 2012/07/31 00:37:57)

「群衆の勢い」というのはある。だが、車道に人があふれたと思うと、あっという間に赤い旗が林立したのは、実に手際が良かった。私はかつて学生運動の経験があるから、分かる。あのタイミングは事前に周到に図っていたのではないか。(hasegawa24 2012/07/31 00:47:53)

車道に人があふれたのが、実は組織的な行動だったとすると、次はどうなるか。そこが心配だ。今度の金曜日はさらに「過激な」行動になる可能性があると思う。私の嫌な予感はそこだ。(hasegawa24 2012/07/31 00:49:46)

左翼が暴徒化を画策していることが判ります。デモが暴徒化すれば、取り締まる側の思う壺ですから、この連中は政府側と通じています。要するにエセ左翼です。真面目にデモに参加している皆さんは、気をつけなければなりません。

7月16日に代々木公園で行われた「さようなら原発10万人集会」では、大江健三郎や坂本龍一らがマイクを握っていましたが、彼らは人寄せパンダの役割を果たしています。こうした著名人が反原発を煽れば、デモも盛り上がります。

坂本龍一は、「たかが電気のために、何で命を危険にさらさなければいけないのか」と発言して批判を浴びましたが、彼らは既得権益層であり、状況がどうなろうと我が身は安全ですから、その言動には信頼を置けません。

坂本龍一は米国に住んでいて、安い電気の恩恵をふんだんに受けており、コンサートでも大量の電気を消費しています。恵まれた坂本にとっては、「たかが電気」に過ぎないわけです。大江健三郎らの動きも、売名行為としか思えません。

要するに、一般国民は利用されているだけなのです。野田総理が「デモの代表者」に会うのも、党内対策だそうですから、バカバカしくて話になりません。産経ニュースは、2日付でこう報じています。(リンク )

野田首相、原発デモ代表者と面会へ 鳩菅対策の側面も

野田佳彦首相は2日、原発再稼働に反対し首相官邸前で抗議デモを続ける「首都圏反原発連合」の代表者と近く面会する方針を固めた。ただ、関西電力大飯原発3、4号機(福井県)再稼働の政府方針は変えず、理解を求める。

首相は2日、官邸で民主党の女性議員らと昼食。この席で、デモ代表者との面会を求められ「具体的にいろいろ調整、検討している」と述べた。首相は当初、面会に消極的だったが、脱原発を目指す鳩山由紀夫元首相と菅直人前首相がデモ参加者と同調。2人は原発再稼働を決断した首相に反発する姿勢を強めており、党内融和を図るため首相が面会を決断した。

毎週金曜日に行われている抗議デモは縮小傾向にある。政府関係者は首相と代表者との面会について、「鳩山、菅両氏の留飲を下げるため面会する」と話している。 (下線は引用者による)

自然発生的とされた抗議デモも、単なるガス抜きで終わりそうです。デモは縮小傾向にあるそうですが、オリンピックで日本人選手が活躍しているから、そちらに気を取られているのでしょうか? 官邸では、「デモはそのうち下火になる」と読んでいましたが、まさにその通りの展開になっています。「3S政策」が奏効したわけです。

権力者側は大衆コントロールに長けていますから、容易く手の平の上で踊らされてしまいます。体制を変革するには、その上を行かなければなりませんから、中々大変です。
----------------------------------------------------------------
 

コメントを投稿