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254401 裁判所も認めた!世紀の謀略「小沢事件」全内幕⑤~無罪になっても不安。今度は私が狙い撃ちされる

2011年07月16日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
254401 裁判所も認めた!世紀の謀略「小沢事件」全内幕⑤~無罪になっても不安。今度は私が狙い撃ちされるんじゃないか
 
猛獣王S HP ( バカボンのパパと同い年 ) 11/07/15 AM09 【印刷用へ
254332の続きです。
『裁判所も認めた!世紀の謀略「小沢事件」全内幕(5)無罪になっても不安。今度は私が狙い撃ちされるんじゃないか』(日刊ゲンダイ2011年7月8日 掲載)リンクより転載します。
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「任意性が疑わしい」と、供述調書の大半が却下されたことは、素直にうれしく思っています。裁判で主張してきたことを認めていただいた。裁判官は常に冷静で、公判中は表情から心証をうかがうこともできませんでしたが、ちゃんと見るところは見ているのだなぁと感謝しています。

小沢一郎元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反罪に問われた石川知裕衆院議員ら元秘書3人の裁判は、検察の調書がことごとく却下される異例の展開になった。渦中の石川議員は今どんな思いなのか聞いた。

小沢先生は、検察審査会の「起訴相当」議決を受けて強制起訴されることになりましたが、その理由付けになった調書が却下された。今回の一件が、検察審のあり方を見直す契機になればいいと思います。私を取り調べた吉田検事は、当初から「このままでは小沢一郎を起訴できないかもしれないが、検察審では間違いなく起訴になる。だったら今、認めちゃえよ」というようなことを言っていました。今となっては、検察も事件が無理筋と分かっていて、最初から検察審でやるつもりで調書を取ったんじゃないかと思うことがあります。検察が起訴できなかった事件も「市民感情」で強制起訴できるシステムには、やはり問題がある。この危うさは、覚えのない罪をかぶせられて起訴された私だから、身にしみて感じています。

調書が却下されたことについて小沢先生がどう思っているかは分かりません。ほとんど会う機会がないし、裁判について話し合ったこともない。

一度だけ、昨年10月に用事があって深沢の小沢邸を訪問した時のことです。私はすでに起訴されていて、小沢先生も東京第5検察審査会による2度目の「起訴相当」議決が公表され、強制起訴が決まったばかり。帰り際に、「お互い、裁判頑張るしかないな」と声を掛けられました。小沢先生は何度倒されても立ち上がり、戦うつもりだ。不屈の精神を感じて、胸が熱くなりましたね。

私自身も、事件を経ていろいろと考えさせられました。なぜ私が起訴されなくてはならないのか。一連の事件は小沢排除の謀略なのか。もはや日本の政治に小沢一郎は不要か。なぜマスコミは小沢を嫌うのか――。事件が起きてからずっと考えてきたこと、20年近く仕えてきた小沢先生とのエピソードなどを一冊の本にまとめました。私にとって、ひとつの区切りです。小沢先生に内容など相談しなかったので、「悪党 小沢一郎に仕えて」(朝日新聞出版)というタイトルを見て激怒するんじゃないかとヒヤヒヤしていますが、長く身近で見てきた人間しか知らない素顔の小沢一郎を書いたつもりです。

陸山会事件の裁判は、調書が却下されたことで、無罪の主張が認められる可能性が出てきました。でも、不安は消えません。検察は、西松事件がダメとなったら、ありもしない水谷建設からの裏ガネを持ち出してきた。「なんとしても小沢一郎を排除する」という執念には凄まじいものがある。

今回は、私が身を守るために忍ばせていったICレコーダーの録音が、裁判所が調書を却下する決定的理由になりました。仮に今回の裁判で有罪にならなくても、検察は私のことを許さないでしょう。今度は私が狙い撃ちにされるんじゃないか。陸山会事件の「次」があるんじゃないか。考え出すと、不安に押しつぶされそうになります。

「特捜は恐ろしいところだ。何でもできる」

そう言った検事の言葉が、どうしても頭から離れないのです。
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