Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

KNIPEX クニペックス プライヤーレンチ 使い方

2022-02-09 20:01:01 | 色々な道具
作業用工具の老舗メーカー KNIPEX クニペックスが製造販売する プライヤーレンチの使い方を
ご紹介させて頂きます 品番 8603-250 です





創業140年を誇るドイツの工具メーカー KNIPEX クニペックス この口先に独特な構造を持つ
プライヤーレンチは 1994年の発売です 今回はこの工具を模擬的に使ってみます




全景はこの様な工具で形状はプライヤーですが
モンキーレンチに近い使い途でしょう




これらは設備配管の一部に使うバルブ類とその継手です






これはボールバルブと呼ばれる物で赤いハンドルで
通水の開閉を行います






バルブの両端はメスネジが切ってあります




バルブにはこれだけでは有りませんが この様なオスネジの
部材を使います これの名称はインサートバルソケ
塩化ビニールの本体に金属のオスネジが使われた
バルブソケットと理解して下さい






バルソケはこの様にバルブにネジ込みます 実際に施工する
場合はネジ部にはシール剤を使います




バルソケのオスネジはテーパーネジで 締め込むにしたがい
抵抗が大きくなり ここには工具が必要です






工具は バルブ本体とバルソケに使う 2つが必要です
今回はバルブ側にモンキーレンチを使います




バルソケにはクニペックスの工具を使ってみましょう




使う部材に合せ口の開き寸法を調整する必要が有ります






口の調整はこの PUSH ボタンを押しながら ギザギザ形状の
スリットの中を移動させます






口の開き寸法が決まればネジの6角部分を銜えます
一度で握りやすい寸法に合わないかも分りません
そんな時は調整をやり直します




モンキーレンチを固定しプライヤーレンチのハンドルを
握りながらネジを締め込みます ※ 正ねじです
クランプ力はテコの応用でハンドルを握る力の 4~10倍の
力が掛かる様です






この工具はウォーターポンププライヤーと呼ばれる物ですが
六角部の辺で銜えるのでは無く、角を加えています
これが特に悪い訳では有りませんがクランプした部分に
どうしても傷が付きます






それに対してプライヤーレンチは六角部の辺を捕らえています
部材に対して優しい工具とも言えます







この工具の用途は従来のモンキーレンチに似ていますが、連続使用の場合 モンキーレンチの様に
工具を差し替える必要が無く ハンドルを握る力加減でクランプ部分の移動が出来ます
仕様環境に依ってはモンキーレンチの方が良い場合も当然有ります その時の状況に
応じて使い分ければ良いですね

過去の関連記事 【 KNIPEX クニペックス プライヤーレンチ 8603-250 】


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