前回スプートニクに用意したチェーンとスプロケットの洗浄をしましたが
今回はこの部品達に Microlon マイクロロンで処理をし摩擦抵抗の少ない
テフロン樹脂を定着させます


自転車部品の中でその走行性能に関係の深い
駆動系の部品 ここは回転部分に併せ重要な
所です この洗浄後のチェーンとスプロケットに
マイクロロン処理を行います
この作業で使う商品は 左のトリートメントスプレーか
右のエンジントリートメント 使い比べるとその違いは
有りますが 最終的な目的は両方同じと捕えて良いでしょう


処置を行う部品達はガソリンを用い綺麗に洗浄
して有ります マイクロロンの本来の使用環境を
考えると洗浄はしなくても大丈夫だと思えますが
汚れていて良い事は無いのでやはり綺麗にする
方が良いですよね
Microlon これを語り出すと、あれは効果なんて無いよ
と言う事も良く語られますが 私は今迄使い他の物とも
比較しその効果を実感しての作業です


ただその様に書きましたが この商品、結構気難しく
使い方を間違えれば効果を期待出来ない事も有るでしょう・・
今回はこちらのエンジントリートメントを使います
まず大切な事 これを使用する時には底に沈殿している
テフロン樹脂と内部の液体を良く撹拌する事 その為に
容器を良く振ります


その後、必要量をパレットに入れれば良いでしょう
これでこの液体の中に摩擦係数を著しく低くする
テフロン樹脂が混ざっています

マイクロロンを定着させるのは 加熱と冷却 これは
マイクロロンの H.Pにも書かれていませんが これを
使うにあたり色々と調べた結果私が辿り着いた事で
マイクロロンから講習を受けている人から 暗に正解
だと言われているので まず間違っていないと思います


ドライヤーで加熱した物をエンジントリートメントに
浸けます この液体は凄く浸透性が良いので部品
の隅々まで行き渡りますが テフロン樹脂は直ぐ
沈殿するので 容器を揺らすなどし液体を撹拌しながら
処理すると良いですね

そして引き上げたチェーンを再度加熱し その後
冷却してやります この工程を何度か繰り返した
方が確実ですが目に見えない事なので 自分の
気が済めば、良しとしないと仕方が無いですね
この加熱の方法ですが たまにフライパンに乗せ
ガス火で炙ったり ヒートガンでかなりの温度まで
加熱している人を見聞しますが マイクロロンの
耐熱性は 260℃まで
またこの様な金属部品は厳しい温度管理の基 焼き入れ
焼き戻しの処理がされています 何も考えずに熱してしまうと
焼きが鈍(なま)ったりするので良くないでしょうね 加熱は
100℃迄で良ろしいかと思います

スプロケットも同じ様に加熱 ドライヤーで暖め
指で触れ 熱っ! と感じる程度で良いでしょう


そして気持ち良く 贅沢なマイクロロン風呂に浸けて
やります

お風呂から上がればお肌の手入れ
このトリートメントの液体はテフロン樹脂を隅々まで
運ぶ為の物 ドライヤーで乾くまで暖めてやれば良いですね


マイクロロン処理が終わった部品達 お肌はすべすべで
気持ちの良い仕上がりです
この様に自分の環境で出来るだけの事をしていますが
マイクロロンを車の E/Gオイルに入れ それが定着する
までに 1600kmの走行距離が必要だと案内されて
います
それを考えると車のエンジン内部と同じ強固な保護
フイルムが出来ているかは、不安が残りますが
他のフッ素スプレーと比べるとマイクロロンの方が
良いとは感じています



パレットに残ったエンジントリートメントは 洗浄で
使ったガソリンと違い随分高価な物です 容器で
保管し又使います
そのパレットなどにも白いフッ素樹脂が残って
いるのが見えます これらも埃が被らな様にして
保管しておきましょう

自転車整備 少しでも良い状態にしたい 自分が使う自転車もそうですし
メカニックの立場で有れば最高の状態で選手に乗って欲しいと思います
さてお肌を綺麗にした部品達 この次はオイルを使い保湿と潤滑を与えてやりましょう
前回の記事 【 チェーンとスプロケットを 洗浄する 】
次回の記事 【 フレームの塗装 2色目 】
今回はこの部品達に Microlon マイクロロンで処理をし摩擦抵抗の少ない
テフロン樹脂を定着させます


自転車部品の中でその走行性能に関係の深い
駆動系の部品 ここは回転部分に併せ重要な
所です この洗浄後のチェーンとスプロケットに
マイクロロン処理を行います
この作業で使う商品は 左のトリートメントスプレーか
右のエンジントリートメント 使い比べるとその違いは
有りますが 最終的な目的は両方同じと捕えて良いでしょう


処置を行う部品達はガソリンを用い綺麗に洗浄
して有ります マイクロロンの本来の使用環境を
考えると洗浄はしなくても大丈夫だと思えますが
汚れていて良い事は無いのでやはり綺麗にする
方が良いですよね
Microlon これを語り出すと、あれは効果なんて無いよ
と言う事も良く語られますが 私は今迄使い他の物とも
比較しその効果を実感しての作業です


ただその様に書きましたが この商品、結構気難しく
使い方を間違えれば効果を期待出来ない事も有るでしょう・・
今回はこちらのエンジントリートメントを使います
まず大切な事 これを使用する時には底に沈殿している
テフロン樹脂と内部の液体を良く撹拌する事 その為に
容器を良く振ります


その後、必要量をパレットに入れれば良いでしょう
これでこの液体の中に摩擦係数を著しく低くする
テフロン樹脂が混ざっています

マイクロロンを定着させるのは 加熱と冷却 これは
マイクロロンの H.Pにも書かれていませんが これを
使うにあたり色々と調べた結果私が辿り着いた事で
マイクロロンから講習を受けている人から 暗に正解
だと言われているので まず間違っていないと思います


ドライヤーで加熱した物をエンジントリートメントに
浸けます この液体は凄く浸透性が良いので部品
の隅々まで行き渡りますが テフロン樹脂は直ぐ
沈殿するので 容器を揺らすなどし液体を撹拌しながら
処理すると良いですね

そして引き上げたチェーンを再度加熱し その後
冷却してやります この工程を何度か繰り返した
方が確実ですが目に見えない事なので 自分の
気が済めば、良しとしないと仕方が無いですね
この加熱の方法ですが たまにフライパンに乗せ
ガス火で炙ったり ヒートガンでかなりの温度まで
加熱している人を見聞しますが マイクロロンの
耐熱性は 260℃まで
またこの様な金属部品は厳しい温度管理の基 焼き入れ
焼き戻しの処理がされています 何も考えずに熱してしまうと
焼きが鈍(なま)ったりするので良くないでしょうね 加熱は
100℃迄で良ろしいかと思います

スプロケットも同じ様に加熱 ドライヤーで暖め
指で触れ 熱っ! と感じる程度で良いでしょう


そして気持ち良く 贅沢なマイクロロン風呂に浸けて
やります

お風呂から上がればお肌の手入れ
このトリートメントの液体はテフロン樹脂を隅々まで
運ぶ為の物 ドライヤーで乾くまで暖めてやれば良いですね


マイクロロン処理が終わった部品達 お肌はすべすべで
気持ちの良い仕上がりです
この様に自分の環境で出来るだけの事をしていますが
マイクロロンを車の E/Gオイルに入れ それが定着する
までに 1600kmの走行距離が必要だと案内されて
います
それを考えると車のエンジン内部と同じ強固な保護
フイルムが出来ているかは、不安が残りますが
他のフッ素スプレーと比べるとマイクロロンの方が
良いとは感じています



パレットに残ったエンジントリートメントは 洗浄で
使ったガソリンと違い随分高価な物です 容器で
保管し又使います
そのパレットなどにも白いフッ素樹脂が残って
いるのが見えます これらも埃が被らな様にして
保管しておきましょう

自転車整備 少しでも良い状態にしたい 自分が使う自転車もそうですし
メカニックの立場で有れば最高の状態で選手に乗って欲しいと思います
さてお肌を綺麗にした部品達 この次はオイルを使い保湿と潤滑を与えてやりましょう
前回の記事 【 チェーンとスプロケットを 洗浄する 】
次回の記事 【 フレームの塗装 2色目 】