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炊飯器でふかし芋とライスクッカー・クッキング

2011年02月08日 | 田舎生活の衣食住
 「焼き芋が食べたい」。しかし、自宅でどうやって作るのか? 調べていたら、なんと炊飯器で焼き芋の食感のホカホカになるって。で、さっそく、レシピ通りに(水入れるだけの簡単クッキング)で、水100ccに大きめのサツマイモを入れてスイッチオン。
 できました。水を少なめにすればより焼き芋に似た食感になるだろう、ホカホカのふかし芋。
 これはいい。サツマイモはこれで(1本)50円。

 思い出したのが、香港に初めて住んだ時の事。香港のワンルーム単身用アパート(主に古い唐楼)にキッチンはないのです。これは大家さんが家を汚されるのを嫌うためと香港は外食文化のため特にキッチンがなくても困らないという説があります。
 私の住んだ唐楼も、小さな気持ちばかりの流しとその横にほんのわずかなステンレスのスペースがあるだけ。もちろん、IHヒーターも一つ口のガスコンロもありゃしない。電子レンジなんか夢のまた夢。
 そこで購入したのが、オーソドックスな(保温能無し)三号炊きの炊飯器。
 これ一つで2年間自炊したものです。
 炊飯器の内釜と同じ大きさのステンレスのボールを一つ買って、ご飯を焚いた後、ボールをセットして、汁物作ったり、野菜を炒めたり、煮物や煮魚と実に多用しました。
 時間はかかりますが、結構炊飯器だけでも何とかなるものです。特に鍋料理の時は重宝でした。テーブルの真ん中に置いて、ぐつぐつ煮込みながら食べる。
 炊飯器なので、ある程度熱が加わるとスイッチが自動で切れてしまうので、スイッチに重しを乗せて。
 
 香港では足の長いステンレスの鍋敷きがあちこちで売られていますが、「何に使うのだ」思っていたら、なんと、ローカルは、ご飯を炊きながらその中に鍋敷きを入れてその上に皿を乗せ、おかずを一緒に作るのだそうです。一度の加熱で蒸し料理ができるという合理性。



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