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さごちの紫蘇巻き弁当/不味かった物の話。

2019年09月10日 | 田舎生活の衣食住
 さごちの紫蘇巻き(さごち、青紫蘇)
 サツマイモの天ぷら
 焼きニラ(ニラ、ライスペーパー)
 焼き茗荷
 卵豆腐焼き(卵、絹ごし豆腐)
 グリーンサラダ(セロリ、キャベツ)









 「卵豆腐焼き」が想定外にドデカくなってしまったので、ほかのお菜は、その上に置くと言った通称・重ね盛り。油物が多いのだが、全て、かなり少な目の油しか使っていないので、見た目よりはヘルシーな仕上がり…の筈。
 何より、「サツマイモの天ぷら」が食べたかったのだ。時々妙に食べたくなり、スーパーの惣菜売り場で食指が動くのだが、こってりとした衣に二の足を踏んでしまうのだった。それが「天ぷら」なのだがね。
 まっ、健康上の問題とか、年齢とかを考慮し、我が家の「天ぷら」は、衣も油も最低限。が基本(時々は、ちゃんとした「天ぷら」も揚げる)なのだ。材料の表面を片栗粉で覆って、フライパンに馴染ませるくらいの量の油で焼く感じの「天ぷら」。ポイントは、食材の片側を素早く油に擦って、その逆側を下にしてフライパンに並べる。こうすれば、最低限の油でも両面に片栗粉が浮き上がらない。
 こんな「なんちゃって、バッタもん」でも、カリッとして美味しい「天ぷら」になるのだ。

 大昔に書いたので、リピート。「バッタもん」の話。我が人生において最低かつ食べることが不可能だった「ラーメン」は、香港中環のファリー乗り場にあった「日式拉麺(日本のラーメン=直訳)」。どう考えても我が舌は、「永谷園のお茶漬けの素」をお湯で溶いて、茹ですぎた麺を入れたに過ぎない代物だった。
 次に、店は忘れたが、上海の「日式レストラン=チャイニーズ・ジャパニーズ」での「鯖の塩焼き定食」。無理して食べたが、これまた。酢で締めた鯖を焼きやがった。かなり不味いよ。
 同じく上海の「バッタ屋」と呼んでいた「日式レストラン=チャイニーズ・ジャパニーズ」の「モツ鍋」。底が焦げて全体に焦げの味が絡みついた、「モツ鍋」。喰えたもんじゃなかった。別の店だが、日本人経営の九州の「モツ鍋屋」でもねえ、鍋自体は、流石に美味しく、「柚子胡椒」もあって満足だったのだが、仲居がねえ。中国の和食屋って、鍋は中居が仕切ってくれるのだが、これは大抵そこいら辺にいる中国人の小娘なのさ。なんと「モツ鍋」に材料を入れて、豆腐をグチャグチャに潰し始めたので、「おいおいおい。やめろ〜」。と、全員が声を出していた。
 「もう、良いから。自分でやるから下がってくれ」。ここまではっきり言っても、謝らんよ、中国人。そんな訳で、グチャグチャになった「モツ鍋」を食べた。という話。
 日本でもね、東京で勤め人だった頃、近所の元ボクサーのラーメン屋で出前を取った、「タンメン」。スープを忘れたらしく、お湯の中に浮かんだ麺と野菜炒め。味無し麺って、どう頑張っても食べられなかった。会社にあった醤油なんかを足してみても、また違った不味さになっただけ。
 だが、昔は自分も少しは大人し目だったので、文句や払い戻しや取り替えを希望する訳でもなく、そのままそっと捨てたのだった。





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