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大根餅

2010年04月18日 | 田舎生活の衣食住
 大好きな点心の一つ。中国本土や香港ではポピュラーで、300円もあれば食べられるのだが、日本ではそうもいかない。何せ田舎では飲茶なんてしゃれたもんはない。唯一見付けた東京の支店の高級中華屋さんにはあるにはあるが、1皿800円。高っ!
 しかし、すでに2年食べていない訳で、禁断症状。
 で、チャレンジしてみた。香港、中国、東南アジアでも安価ですぐに食べられるから作った事が無かったのだ。色々な作り方があるが初回は一番簡単な方法で。

材料
材料 大根1/2本、上新粉1カップ、桜海老、ベーコン(金華ハムの代わり)片栗粉、塩胡椒各適宜
作り方
1 大根を鬼下しで擦りおろす。鬼下しとは、下し金の目の粗い物で、我が家にはたまたまあった。無ければ千切り。
2 1の大根に上新粉を加えよく混ぜる。大根の水分があるので、粉の寮調節。水分が足り餡蹴ればぬるま湯を加える。
3 2に桜海老(干し海老)、5ミリ角に切ったベーコンを加え、塩胡椒、片栗粉を加えよく混ぜる。
4 3をラップにくるんで電子レンジで10分。弁当箱の中にラップを敷き、そこにタネを流し込んで四角にした。
5 電子レンジから出し粗熱がとれたら、食べやすい大きさに切って、熱したフライパンで胡麻油で表面を焼く。

 そのまま食べてもいいが、醤油や唐辛子、豆板醤などにつけても美味しい。
 感想は、美味しくできたが、本場の独特の臭みがなく、シンプルな感じ。嫌な臭いでは無いが、金華ハムと干し海老の独特の香りが特徴的なのだ。
 最後に焼かなくても OK。そういうタイプの店もある。その場合は茶碗蒸しの器で作って、そのままスプーンで食べる。
 だが、10年くらい前に恵比寿ガーデンヒルズの中の店で食べた大根餅は、形こそ似ていたものの、全く味気ないもので、それよりも自作の方が、何倍も美味しくできた。桜海老ってこんなに美味しい事を知らなかった。多分、ベーコンは入れなくても問題ないと思うが、桜海老の味と香りは重要。