何年か前に同僚にオススメされて以来、見なきゃ見なきゃと思っていた一本。
ベトナム駐留米軍内に存在するラジオ放送局のDJが主人公、という珍しい設定。
DJのクロンナウアがラジオでの笑いを通して兵士たちの士気を高め、一方でベトナム人に対しても笑いを通して交流を深めていく。
戦地に向かう兵士たちをいつものトークで見送るシーンなんてとてもいいシーンだった。
その裏で、兵士たちに知られないよう重要な情報を検閲により話せなかったり、米兵がベトナム人に対し、差別偏見の目があることも表現している。
この映画はアメリカで製作された映画だが、ベトナム戦争における米軍の負の面を表現しており、興味深い内容だった。
クロンナウアはそんな米軍の負の部分を明らかにし正そうとするため奮闘する。
しかし、そんなクロンナウアもやはりアメリカ人であり、「アメリカがベトナムを助けてやっている」という上から目線の意識があったように見えた。
後半のツアンとクロンナウアのやりとりで、ベトナム人がアメリカの軍事介入により多く殺された、と言うシーンがある。
そこでクロンナウアは「アメリカが援助してやっているのに!」と吠えた。
この意識について、最後までクロンナウアが思い返すシーンはなく、アメリカ人がベトナムをどう見ていたのか、をあらわすワンシーンだったように思う。
ベトナム駐留米軍内に存在するラジオ放送局のDJが主人公、という珍しい設定。
DJのクロンナウアがラジオでの笑いを通して兵士たちの士気を高め、一方でベトナム人に対しても笑いを通して交流を深めていく。
戦地に向かう兵士たちをいつものトークで見送るシーンなんてとてもいいシーンだった。
その裏で、兵士たちに知られないよう重要な情報を検閲により話せなかったり、米兵がベトナム人に対し、差別偏見の目があることも表現している。
この映画はアメリカで製作された映画だが、ベトナム戦争における米軍の負の面を表現しており、興味深い内容だった。
クロンナウアはそんな米軍の負の部分を明らかにし正そうとするため奮闘する。
しかし、そんなクロンナウアもやはりアメリカ人であり、「アメリカがベトナムを助けてやっている」という上から目線の意識があったように見えた。
後半のツアンとクロンナウアのやりとりで、ベトナム人がアメリカの軍事介入により多く殺された、と言うシーンがある。
そこでクロンナウアは「アメリカが援助してやっているのに!」と吠えた。
この意識について、最後までクロンナウアが思い返すシーンはなく、アメリカ人がベトナムをどう見ていたのか、をあらわすワンシーンだったように思う。