下畑海神社
(しもはたかいじんじゃ)
神戸市垂水区下畑町城ヶ原1963
車が通れるかどうかの幅の坂道を登っていくと現れる立派な鳥居。
〔御祭神〕
上津綿津見神
(うえつわたつみのかみ)
中津綿津見神
(なかつわたつみのかみ)
底津綿津見神
(そこつわたつみのかみ)
大日霊貴神
(おおひるめきしん)
阪神高速3号神戸線とほぼ平行に西へと伸びる旧神明道路の下畑交差点から北へ曲がり、昔ながらの街並みが残る住宅地の細い道を登っていくと、立派な鳥居を持つ神社にたどり着きます。ここが下畑海神社です。「城ヶ原」という地名に見られるように、かつてここには砦が築かれていたようで、「大ばしり」と呼ばれる伝令が通った道も残っているそうです。「下畑」という地名も歴史が古く、平安時代には既に「下端庄」という名前の荘園が存在していたようです。
急な石段を上った先に社殿が建っています。
摂津国と播磨国の国境に位置する下畑村の中心に鎮座している下畑海神社は、JR垂水駅の南にある海神社から18世紀の半ば頃に御祭神を勧請して建てられたといわれています。海神社の本宮だという説もありますが、海神社が927(延長5)年にまとめられた延喜式神名帳に名を連ねる古社であることを考えると、やはり海神社の分神社と考える方がしっくりします。江戸時代には「日向大明神」と呼ばれていましたが、明治時代に入って官幣中社に列せられ、呼び名も「下畑海神社」と定められました。社殿の前にある土俵では、秋祭りの時に「神相撲」といわれる子ども相撲が行われます。下畑の青年会のメンバーの長男で、満5歳から満7歳までの子どもだけが参加して行われますが、人数が揃わない場合は長男でなくても参加が認められるそうです。
社殿の前には土俵が設けられています。
アクセス
・神戸市営地下鉄「名谷駅」下車、神戸市バス74系統に乗車、「下畑」バス停より徒歩5分
・JR「須磨駅」下車、神戸市バス72系統に乗車、「下畑」バス停より徒歩5分
下畑海神社地図 Copyright (C) 2000-2006 ZENRIN DataCom CO.,LTD. All Rights Reserved.
拝観料
・無料
拝観時間
・常時開放
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残念ながら祭りのシーズンに参拝したことがないので画像は持ってないんです。すみません!
今年参拝するチャンスがあればUPしたいです