kimitsuku独り言

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kimitsuku版 いい男図鑑

2010年10月15日 | 日記
           
 この美少年の名はダヴィデ。イタリアはフィレンツェの生まれ。
旧約聖書によると羊飼いをしていた時、敵兵のゴリアテを倒し
一躍英雄となった。後にユダの王になったと伝えられている。
勇者ダヴィデの彫像は数々あれど、何といっても超有名なのは
かのミケランジェロの作。1504年に完成し、現在イタリア中部の
都市フィレンツェのアカデミア美術館に展示されている。
ルネッサンス芸術の傑作と称され、若さと力強さに溢れる表情と
肢体は、理想的な美の極地。
私が初めて彼を観たのは昔々の中学生の頃、美術教科書で…。
端正な顔と額に掛かる巻き毛、キリリと引き締まった唇、遠く彼方を
凝視する瞳、血管が浮き出た手足、バランスの取れた若々しい体駆。
同じ少年でも…当時の私の周囲にはニキビ顔の少年ばかり
いっそう美しいダヴィデに憧れた。今風に言うと美少年アイドル
        
 彼の名はビョルン・アンデレセン。スエーデンの生まれです。
トーマス・マンの小説を映画化した『ヴェニスに死す』で、主人公が
魅入られる美少年タジオを演じた。撮影当時は15歳だったそう。
映画監督ヴィスコンティが、タジオ求めてヨーロッパ中を旅したと聞く。
北欧風の凛々しい顔立ちと、すらりとした肢体。只そこに居るだけで
絵画になる美しい少年です。素顔のビョルンは極く普通の健康的な
15歳だったらしいが、スクリーンではヴィスコンティの魔術で耽美的な
雰囲気に満ち満ちていましたねぇ
        
 彼の名はウルス・T・ブーラー。言わずと知れた『イル・ディーボ』の
メンバーでスイス生まれ。正面から見ても横から見ても見事な美形です。
あまり整い過ぎて時に冷たく見える美貌だが、そこがまた彼の魅力なの。 
顔良し姿良し声良し。ピュアなテノールで甘く切なく聴かせます
この夏は『イル・ディーボ』DVD収録現場のクロアチア・プーラを旅しました。
来年はウルスの故郷、スイス・ルツェルン方面はどうでしょう…
          
kimitsuku版いい男図鑑に最後までお付き合い頂き、有難うございました
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2 コメント

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ハンサムな街です… (k.kana)
2010-10-16 16:24:11
IL DIVOのウルスさんはルッツエルン生まれでしたか。10数年前のスイスの旅の初日がかの地でした。スイスの古都美しい街、ハンサムな街でした。ただ旅の少し前にヨーロッパ一古い木造橋…屋根付きのカぺル橋の屋根が火災にあい素晴らしい天井画などみれなかったのですが。フレスコ画、湖岸からのリギ山などの山並み、ひん死のライオン記念碑、散歩中に出会ったカウベルつけた牛さん…etc、情景がいろいろにじみでてきました。kimitsukuさん是非花の季節にルツェルンの旅おすすめしま~す別なハンサムさんに出会えるかもしれませんよ
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別なハンサムに…ドキッ! (kimitsuku)
2010-10-16 21:00:40
kanaさん、ルツェルンをご存知だったのねぇ。
スイスツアー、いろいろ調べていますが、kanaさんの話で益々行きたくなってきましたぁ。
美しい季節に美しいモノを求めて…、いいですねぇ
そう、ルツェルンはハンサムな街でしたか。
風光明媚な場所だと人間もハンサムに育つのかしらねぇ
そうそう、先日のTVでヴァチカンを守る衛兵はスイス人、
長身でハンサムなことが条件だって言ってましたよぉ。
最近の楽しみは、美味しいものを頂くこと&キレイなモノを鑑賞すること。
スイス旅行を目指して貯蓄に励みましょう
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