NHK大河『光る君へ』第3回には、『源氏物語』の「帚木」に出てくる
≪雨夜の品定め≫を思い出させる場面がありました。
17歳の道長が宮中で宿直をしていた雨の夜
貴族の友人たちと女性の品定めをする話です。
原作『源氏物語』では、女たちを上・中・下にランク付けし
どのよう女が「上の女」で、「中の女」とはどのような女なのか‥
自分の経験談を踏まえながら論議するという場面設定です。
ドラマでは、そのシーンを想起させる3人の男性間で交わされる
女性に関する会話があり
「和歌は上手いが顔がマズイ」なんて台詞もあって
如何にもモテ男によるオンナ品評会‥みたいな雰囲気を醸していましたね。
恐らく此の様な形で、原作の一部分が随所に散りばめられていくのでしょう。
平安才女・紫式部の長編小説が
どんなふうに料理されて目の前に並ぶのか、愉しみです。
人間の業・欲・・はたまた恋愛感情・・などなどはいつの世も変わりないものだなあ〜思いながら観ております。
今までの大河ドラマにはなかったような逆に新鮮さを感じながら観ております
当時の一般の人々の生活ぶりや農家の暮らし方や農作物の収穫ってどのように・・などと調べてみるのもおもしろいかもと興味がでてきました。
これからがお楽しみですね
『光る君へ』面白くなりそうですね。今も昔も人々の喜怒哀楽の感情は、あまり変わっていないのでしょうね。
時代によって物事の価値観は違っても、人間の基本的な希求は殆ど変わらないのでは‥。
感情を露わにしないのが美徳と、されてはいたでしょうが‥。
光源氏は道長や伊周などをモデルにしたと言われていますから、これからもソレらしいエピソードが出て来るかも‥楽しみですネ。