NHK『光る君へ』は従来の大河ドラマと違って、殆ど ≪イマドキTVメロドラマ≫ですね。
テンポが速く言動も率直、とても平安時代の話と思えない展開で進行中。
特に清少納言らしき “ききょう” の描き方は
期待以上の明快さが快く、拍手を送りたい気分で観ています。
第14回 “まほろ” との会話で、はっきり自己主張する “ききょう” は小気味よく
如何にも『枕草子』の作者を彷彿させました。
何しろ1000年前の人物ですから、二人の実像は不明な点が多いけれど
書き残した小説・日記・随筆などから垣間見える二人は
かなり生き方も性格も違っているように思われます。
どちらに人間的魅力を感じるかと言うと‥
Kimitsukuは “ききょう” 清少納言、ですね。
大体が、しんねり長々しい『源氏物語』よりも
すっきり断定的な物言いの『枕草子』が好ましいのは
これは単なる嗜好・趣味の問題ですが‥そういうこと
これからも此のドラマは紫式部を中心に進むでしょうが
二人の平安女性がどのように≪自分自身≫を貫き通したのか
興味を持って視聴したいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます