世界中がコロナウイルスで大騒動の真っ最中ですが、古い諺にあるように
≪禍福は糾える縄の如し≫とか。
人生は撚り合わせた縄のように、幸福と不幸が変転するものという意味ですよね。
言い換えると≪ピンチはチャンス≫とも…
ウイルスに感染した人々の治療に当たっている医療職の方たちへの
感謝と激励に、どんなに力づけられることでしょう。
但し…高齢者介護の仕事をしていた立場から言わせて頂くと
此の高齢化社会を支えている介護職にも、ちょっと注目して欲しいなと…。
現在、656万人を数える要介護者と183万人の介護職の割合は4:1で
コロナ以前から厳しい現実があり、介護職は常に人手不足で疲れ切っています。
過去20年以上も介護職に就き、現在は研修会講師として後輩育成に関わっていますが
せっかく講習を終えても実際に就業する人は多くないのが実状です。
理由は、厳しい仕事の割に給料が安い&身体労働がキツイ…とのこと。
確かに…否定はしませんが、でもね、多くの人と関わって、様々な経験が出来て
いろいろな学びがあって、面白いことも多いのよ~
今よりもう少し収入と人員が増えて、気持ちに余裕が持てる職場になったら
此の仕事に魅力を感じる人々が増えるのじゃないかしらねぇ。
今後の高齢社会に目を向けて、必要な介護の担い手を確保しなくちゃ
困るのは要介護適齢期のユー&アイ 何とかしなくては…でしょ。
高齢社会を支える介護従事者にも 理解と支援を