ベルばか日誌

ベルばら好き主婦、Kimeの妄想満載「ベルばか日誌」
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ベルばらごっこ

2007-05-23 15:54:34 | ベルばか日誌
ベルばらに夢中になった小学4年生の私達4人。

当然、ベルばらごっこもいたします。

主に宝塚公演の録音テープやLPレコードにあわせ、Tさんちや私の家の庭を舞台にしてそれぞれの役を演じました。

配役
Tさん・・・アントワネット様
Pちゃん・・オスカル様
Rちゃん・・アンドレ
私・・・・・ロザリー

・・・ええ、私はみそっかすでした。

仲良しだったけどベルばらに興味のなかったMちゃんは、時たまごっこに参加しましたが、その際にはルイ16世陛下になっていました。
私、Tさん、Pちゃんには妹がいて、妹達も時折、その他大勢の貴婦人役で参加しました。

で、最近気付いたのですが

――ハンス君がいない

フェルゼン伯爵って、実は主役3人のうちの一人だったんですよね。
(私がこの事実を知ったのも、実はここ1年です)

影、うすっ。

小学4年生のベルばらごっこにアンドレやルイ16世は必要だったのに、フェルゼンは必要と思わなかった、っていうことですよね。

朝日のベルKidsで「女性ファンに絶大な人気のフェルゼン」と書かれていたことがありますが、少なくとも当時の私の周りでは、フェルゼンのことをどうこう言う子は皆無でした。


・・・で、話は「ごっこ」ですが。

私の家には、父が2階のベランダから隠し撮りした、ベルばらごっこの写真が残っています。
それもヅカの2回目公演で安奈淳さんが演じたオスカル、白いドレスを着てくるっと1回転してすっころび、アンドレに大笑いされるシーン。
・・・尻餅をつくPちゃん、大笑いしているRちゃん、周りで笑っている私、Tさん、妹達。

逆に、写真で残っているから記憶も鮮明になったのかな。
無邪気で幸せだった子供時代の1ショットです。


TさんもPちゃんも、今は年賀状だけの付き合いになってしまいました。
実家がご近所なので、親同士は今でも親しくしておりますが。

私達も妹達も、いろんな経験をして、それぞれ大人の女性になっています。

いつか、写真を見ながら思い出話でもできたらいいな。
この文章を書きながら、そんなことを考えたのですが。

一番現実的な、みんなが集まりそうな機会・・・うちの親の葬式か?

・・・みんな、来てくれるかな


(次回の更新は5月29日の予定です)