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関西うつ自助会。京都、兵庫、家族会

活動報告やうつについてのお話を提供するblog
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うつ病と大阪担当その1。

2008年02月11日 | うつについて
そういえば自分の紹介のことなどすっかり忘れていたちょっと自己反省。
とはいえそうですね~、うつ病の苦しみばかりつらつらと書くことになりそうなんで極力こう、そうですね、うつ病と対するための努力というかなんというか、その辺をちょっと書いてみようかと。

今さらながら私うつコミュニティ大阪担当は現在うつ病患者です。薬は朝と晩にかならず飲んでます。
うつ病歴はどれくらい?とか聞かれるとなんか一つのものさしで計られかねないのでその辺は割愛しときますですよ(笑)
私もうつ病は最初に診断されてからぱっと印象づいたのが「ゆっくり休めば良くなるんだな」「読みかけの本もあるしちょうどいいや」といった感じでうつ病をスタートしました。まずは大阪の本屋まで出かけてうつ病を知ろうと思い色々本を読んでたらだんだんこの病気の恐ろしさがわかってきて。「俺ってやばいのかな」とか思いながら家に帰ってきたとところ家人に「帰りが遅かったんでもう帰ってこないのかと思った」といわれ早速家人にご迷惑をかけることに。
とりあえずそんなこんなでうつ病生活をスタートしたのでした。
さて本の知識を頼りにすると「お薬を飲むこと」「何もせず休むこと」「規則正しい生活をすること」
ということを実践していこうと思ったのですが、不思議なことに「休むこと」「生活すること」がまったくできないのです。気力がわかないというか体力がないというか、心臓がどきどきしたり不安なイメージに取り込まれたり、なんか無力感に苛まれてしまいました。結局できることといえば「薬を飲む」ということだけでした。
その「薬を飲む」ということもお医者さんの言う通りに飲むわけですが最初は1錠の薬を2週間飲むだけでした、それと本に書いてあった「日記をつける」それだけしかできませんでした。そんなこんなで2週間たち、また心療内科に行き、日記を見てもらうと、薬の種類が増えました。そんなこんなで1ヶ月ほどそんな状態が続き、「休む」こともできないし「規則正しい」生活もできないのならいっそのこと仕事に復帰しようと、なかば強引にお医者さんの許可をもらい仕事に復帰しようと出勤するのですが。
と、こんな感じで続けていこうと思います。大阪担当の自己紹介はその4くらいまでには終わる、かな(汗)
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うつ病と体重計。

2008年02月08日 | うつについて
大阪担当です。
はじめからこういうタイトルのスタイルにすればよかったと少し自己嫌悪。
まあそれはそれとしてうつ病になると何かと気にかかるのが体重ですね。私はうつ病になってかなり太りました。うつコミュニティ代表者である上野玲さんも著書にある通り多分にもれずお太りになっておるようです。

「何故うつ病になると体重が変るの?」と聞かれると、一般的にうつ病で出されるお薬は多少なりとも食欲増進の副作用があります。あとは運動をするのがおっくうになったり、何もしたくないので寝る時間が増えるから。ともいえます。けしてなまけているわけではないのですが周りの目からするとぐうたら感が体重を増やすように見えてしまうこともまあしばしば。

逆に体重が減ってくる人もいます、お薬も必ずしも食欲増進を促すものばかりではないし、その人その人にあったお薬の相性というのもありますが、痩せる人はけっこうおられます。痩せる。女性には少し羨ましいかもしれませんがその人にとってはとても辛い状況の中体重が減ってきているのです、これはかなりの恐怖につながるのではないかと思います。
うつ病になると周りの環境ばかりではなく自分の環境も大きく変ってきます。心境の変化や体重の変化、運動能力の低下、けだるさ。どれも自分を苛んでいるものですが、本来の、元気な姿の自分というものは必ず脳内にあり心中にあります。見も心も
うつ病に毒されないで、色々な方法を模索していくことがうつ病に支配されない心得のひとつかも知れません。
いわゆる実行力ですが。コレってうつ病にはとても辛くなるものなんですよね。そこがまたうつ病の狡猾さというかいやらしさというか。うつ病とはなんとも気難しい病気です。
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大阪担当です。

2008年02月05日 | うつについて
うつ病とお薬

今回はうつ病とお薬についてのお話を少し。
一般的にうつ病のシステムとはシナプスと呼ばれる神経細胞を伝達している物質が不足して起こるのではないかといわれています、「セロトニン」や「ノルアルドレナリン」などがその神経細胞を伝達している物質であり、これをお薬で補うと治るのではあるまいか。という話になります。
神経科、神経内科、心療内科のお医者さんは抗うつ薬というかなりたくさんの種類のあるお薬の中から患者さんに合わせたお薬を出しています。代表的に分類すると抗うつ薬には三環系、四環系、SSRI、SNRIの4種類のお薬カテゴリの中から、これが患者さんにベストと言えるという判断でお薬を出しています。
うつ病には人の数だけうつ病があるといわれています、当然ですが人の数だけあるのだからお薬も人の数だけ相性があるともいえると思います。
なのでお医者さんとはよく相談して、お薬を変えてみたり量を変えてみたり、二人三脚で進めていきます。
某東京の有名なお医者さんの言葉で「うつ病には最適な医者と最適な医薬、そして最適な環境が必要である」という言葉があります。
なんかコレだとどんな病気にも言えるとか思っちゃうんですが(笑)
まあ想いのこもったお言葉だと思っています。

そんなわけで、途中からお医者さんのお話になりましたが今日はこの辺で。
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大阪担当です。

2008年02月02日 | うつについて
内観療法ってなに?うつ病に効くの?

今回は、というかいつも話題に困窮しているので今日は内観について少し書いてみようと思います。
内観療法とは吉本伊信というお坊様が提唱した療法で「自己観察、気付き」にスポットを当てたトランスパーソナル的な療法で、1週間静かな部屋にこもり、
家族や友人など深いつながりを持っている人に
1. してもらったこと
2. して返したこと
3. 迷惑かけたこと
を一時間から二時間かけて探し出し、思い出したことを他者に告白することでみずからの「気付き」を得るという療法です。一般的にはこのような内容になっております。
どこでできるの?と聞かれればだいたいの都道府県に研修所等がありますし、他者の協力があればお家でもできる、ともいえます。

うつに効くのか、といわれれば実に個人差があるのでなんとも言えませんが少し心が軽くなったり、自己を見つめることでうつと向かい合う勇気が出てきた、という方もおられます。

私は家にこもって、2、3日ほどやりました。
食事のとき以外はすべて自分の部屋で行い、他者はネットの友人に電話で聞いてもらいました。極論から言えばうつは治りませんでしたが、心の中に占めていた鬱々とした感情は少し収まり、自分から動かなければうつも動かない、だから薬を飲んで、できるだけ規則正しい生活を送ろうという気分にはなりました。しばらくしたらそんな心もしだいに薄れてはきましたが(笑)
他者は本当に聞くだけなのですが、聞くだけというのも中々つらいものがあると言っていましたのでご興味のある方は研修所などでの内観をオススメします。

ちなみに大阪ではコチラが有名らしいです。
http://www.nona.dti.ne.jp/~omcc/
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