馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

娘 誕生記念樹。

2022-08-16 06:58:16 | 日記

続きです。
8月15日 (月) 弟からラインで庭の植木写真が送信された。





13日 実家でのお袋の向かえ盆の会話で
娘が生まれ、市役所に出生届を出した。
その時、担当者が 役所裏に案内され
小鉢に山茶花の苗木が並べてあった。
担当者が説明する。
山茶花は市の花です。

誕生日記念にお持ち帰りください。
集合住宅に住み始めた頃で
小さなベランダしかなかった。
戸惑いながら持ち帰り
横浜の実家に植えた。
父は、丹精込めて育てて、38年の歳月が過ぎた。
3歳の息子と1歳の娘を連れて実家に戻った。
苦闘の生活が始まった。

息子は幼稚園に通ったが
娘は近所に遊び相手もなく
妻、母、父が遊び相手であった。
父は片手で娘を抱き、無口な父が顔が崩れんばかりの笑顔
酒を飲んだ。
那須の豆腐屋の3男として貧しく育ち

7歳の時母親が亡くなり継母に育てられ
15歳で上京
武漢の戦地から帰還
苦難な青年時代を経て72歳で客死。



人生をたゆまぬ我慢で生き抜いた父母


令和4年8月13日 大きくなった山茶花は丈夫に花開き
娘も遅いながらも花開いた。
私と妻は、輪廻である、息子、娘が平凡生活という
安寧を願う。
人生の片隅で見守る。

25年前の山茶花




日本で最も美しい校歌【明治学院】
13年前の山茶花

炎天下の家路。
2011-08-20 01:00:49 | 日記