馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

御盆想い出 お袋は嫁いびりをしなかった。

2022-08-15 08:07:15 | 日記

15日(月)昨日来の台風も通り過ぎて
夜来の風雨もやみ、窓辺には鳥の囀りが閉じられたカーテンの
隙間から聞こえる。
昨夜 チョコレートを齧った。

効果の程は判らないが、霊感商法の高額な壺ではないので
鰯の頭も信心からという。
夜間頻尿も一回のみで眠れた。




お盆の観天望気。

続きです。
寺を後にして実家に戻った。
実家に住む弟夫婦、鶴巻温泉からやって来た兄
青梅から車で来た娘夫婦
私と妻。
昼食宴会が始まる。
仕切るのは、弟の嫁さん。
あんちゃんは 酒談義が大好きである。
自ら用意した酒と肴をテーブルに並べた。
会話に夢中になり写真を撮り忘れた。
娘の旦那は車なのでノンアルコール。
あんちゃんは献杯の後
娘を見て、言った。
段々 美人のお母さんに似てきた。
スタイルもお母さんと同じ。
娘は大いに照れる。
傍らの旦那は無言、
妻は表情変えず下を向く。
実は、兄は予備校講師であった頃
娘は高校3年生。
古文と現代文を受講していた、
娘が少女のふっくらしたニキビ跡の残る姿の面影しか知らない。
現在も無償で大学受験古文をネットで教えている。

饒舌な77歳兄、75歳ガサツな僕、72歳寡黙な弟。
親父の寿命を越えた。
晩婚であった弟夫婦 子供はいない。
ふたりとも呑み助だ。
実家を無理やり継いでもらった。
弟の嫁さんが会話の流れで言った。
「お母さんは 私のこと、嫁に来たと思っていないの」
息子3人を育てたが、末娘が出来たと
大喜びであった。
全く嫁いびりなどなく、土日以外は
料理、掃除洗濯全てしてくれた。
休日は 私達夫婦を気遣いゆっくり起床した。
お袋が言った言葉を思い出す。
「内は馬鹿息子3人だが、嫁さんは皆優しく賢い」
兄の奥さんは大学同級生で
穏やかな女性。
現在は、病床にあり外出困難
次女も介護を必要とする。
苦闘するあんちゃん。
弟の嫁さんは結婚する時
大学病院の科別婦長であった。
偶然であるが
その3月 息子は医学薬学、理学学部がある
その大学の付属中高入学。
弟の嫁さんは信州生まれ
上京して付属の看護短大を出て
婦長、総婦長、看護副部長
副院長兼看護部長
定年後、同窓会会長
看護の階段を登り詰めた女傑。
私達、親族の身体危機を幾度なく救った。
私と妻も、子供が生まれたので
実家で2年間同居した。
その後、起業したが生活困難となり
実家に2年間、身を寄せた。
嫁いびりはなく、
孫が二人一緒の暮らしに大喜びであった。


強い母 おっかさんは、私と喧嘩衝突
あげくに、親子の縁を切る絶縁状まで出した。
家族を守る防波堤であった

那須の寒村の8人兄弟の次女
横浜の辺境地であったが
緑豊かな100坪余りの敷地で暮らし
97歳でこの世を去った。
最敬礼で雨降る実家に、子供達は
元気に迎えるのだ。

娘は我が家の女の子から
違う場所に暮らしたのだ。
私は子離れした
ラインメールを読んだ。





「赤いランプの終列車」東京大衆歌謡楽団(歌詞つき) 2018/6/17浅草神社・奉納演奏【4K】