馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

青春無頼19歳の焦燥11 身代わり受験。

2021-08-15 08:02:32 | 日記


青春無頼19歳の焦燥10 将来の自分と今の自分の置かれた状況への 軋轢への解決が迫っていた

続きです。
平凡に社会の底辺で働くか、進学するか
迫るのだ。
厄介者として追い出す1年遅れの卒業。
自己存在を社会に証明する紙切れはない。
かなり上のOBに留年したのがいた。
作家として若くしてデビュー
後に国会議員となり
更に傲岸不遜な知事になった。
そ御仁は、高校時代周囲と交わることなく
鬱状態であったと聞いた。
元々地頭が良かったから
後に大変身を遂げる。
私のよぅな精神遅滞者とは違うのだ。

中途半端なバイトでは職業としての売り込みは門前払い。
大学進学しかないか?
これでは、まともな職業には就けない。
基礎的な受験勉強などしていない。
予備校に通うことにした。
予備校に試験があることを知らなかった。
試験は習熟度テストであり、A1A2 B1 B2
成績振り分け試験であり
合否を決めるのではなく、金さえ払えば受講は可能。
しかし、大学受験していない浪人生であり
基礎的受験勉強もしていない。
今からでは試験に間に合わない。
兄が言った。
「俺がペーパーテスト受ける」
替え玉受験である。
結果はA1ランク
ヤバイ、下位のランクでよかったのだ。
そうして小さな予備校に通うことになった。
卒業も入学も出鱈目。
後に兄は公立高校の国語教師となり転じて大手予備校の古文講師となる

皮肉なもんだ。
40年以上前にも生徒間の虐め、教師の不祥事が多発
メディア報道された。
そんな中で、兄は生徒に信頼される教師としてテレビに登場した。
しかし、教育委員会からは不興をかった。
教師を辞め講師になった。
一コマ90分講座が3万円で有った。


入塾してからは、結構集中的に没頭した。
そうしなければ、追いつかない。


小さな教室には、波乱の運命の出会があった。
疑惑の銃弾事件三浦和義事件

と不遇な少年期を伴にした同級生と学んだ。
こうして、半年間の受講料を払った。
当時は、おおらかなのか、コンプライアンスなどの用語もなかった。
偽大学生で授業に潜り込んだ作家もいた。
後に仲の良かった他大学山岳部員をキャンパス訊ねた。
登山の打ち合わせがあったのだが
ついでに、授業も受けた。
馬鹿は真面目。
小利口な奴は狡い。


続く。