最近読んだ本。
「死にぞこないの青」…乙一、幻冬舎。学校が舞台。
教職員評価制度のもと、小5のマサオは情熱あふれる若き担任と出会うが、初めからうまくいくはずもなく担任は焦り、マサオはいつしか学級の不満の受け皿とされ…。
競い合いが当たり前の地域では、不気味に有りそうな気がしてくる。
ただのホラーには思えない乙一らしいストーリー。
「この人はなぜ自分の話ばかりするのか」…ジョーエレン・ディミトリアス、ビィレッジブックス。
作者はアメリカの陪審コンサルタント。
ミテクレと見せかけと本質。どれがホントのその人かって、どれもそうでしょ。
傾向とパターンを整理して論じてる。会話からその人の日常や性格を知るヒント。
書いたもの勝ち。あっぱれ。
「美術手帖 創刊60年記念特大号」…BTの歴史やアートの流れがよくわかる。
読み応え満点。リビドー的なものから様々。
子どもと美術Vol.43 リベットくんにはやられたー。
明日を信じるエネルギー。
過去に学び、人と生きる。
無力感は希望を断つ。
でもエネルギーのある絶望は破壊を生む。って言うことかいな。
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