uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

ニヒリズムとエゴイズムとテロ

2008-11-25 23:45:32 | 本と雑誌

最近読んだ本。

死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)

「死にぞこないの青」…乙一、幻冬舎。学校が舞台。

教職員評価制度のもと、小5のマサオは情熱あふれる若き担任と出会うが、初めからうまくいくはずもなく担任は焦り、マサオはいつしか学級の不満の受け皿とされ…。

競い合いが当たり前の地域では、不気味に有りそうな気がしてくる。

ただのホラーには思えない乙一らしいストーリー。

この人はなぜ自分の話ばかりするのか (ヴィレッジブックス―こっそり他人の正体を読む法則 (N-テ1-1))

「この人はなぜ自分の話ばかりするのか」…ジョーエレン・ディミトリアス、ビィレッジブックス。

作者はアメリカの陪審コンサルタント。

ミテクレと見せかけと本質。どれがホントのその人かって、どれもそうでしょ。

傾向とパターンを整理して論じてる。会話からその人の日常や性格を知るヒント。

書いたもの勝ち。あっぱれ。

美術手帖 2008年 12月号 [雑誌]

「美術手帖 創刊60年記念特大号」…BTの歴史やアートの流れがよくわかる。

読み応え満点。リビドー的なものから様々。

子どもと美術Vol.43 リベットくんにはやられたー。

明日を信じるエネルギー。

過去に学び、人と生きる。

無力感は希望を断つ。

でもエネルギーのある絶望は破壊を生む。って言うことかいな。


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